セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』とは、1995年から1997年にかけ、『週刊少年ジャンプ』にて連載されたギャグ漫画及びそれを原作としたアニメ作品。作者は「うすた京介」であり、同氏の連載デビュー作である。奇妙な格闘技「セクシーコマンドー」の使い手である主人公・花中島マサルと、彼を中心としたセクシーコマンドー部員たちとの日常が描かれる。突拍子もない展開の続くナンセンスギャグが主だが、随所で当時のテレビ番組などの固有名詞や、様々なパロディも挟まれるなど、緩急ついた笑いが人気を博した。

第二部「地獄校長編」に登場した、さかきばら校長と校長とそっくりな見た目をした超能力者。メソにそっくりな生命体を操りわかめ高校を乗っ取ろうとしたが、力みの余り突然力尽きてしまった。

宇宙人スリー

第三部「はじめまして宇宙人スリーです編」に登場した、3人組の宇宙人。

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

renote.net

「ラブ・ミー・ドゥー!!」

コマンドー1にて、マサルが初めて披露した強烈な一撃。起目粒は最初、このパンチの威力に驚愕したが、マサルいわく、セクシーコマンドーの本体はその前フリのフェイントにあったとのことであり、二重に驚くこととなった。

「モ…モンテスキュー!!?」

出典: chansoku.com

コマンドー2にて、教室での居眠りから醒めたマサルが突然放った一言。マサルはこのあと「夢か…」と落胆するが、周囲は「何の夢だーっ!!?」と疑問に思う。物語序盤で、マサルの変わり者ぶりが伺えるシーン。

ボスケテ

「毛生え薬研究会」のメンバー・キースが、「ボスたすけて」とメッセージを打ち上げようとして失敗したもの。打ち上げに使った、セガのロボピッチャを改造して作ったマシーンは4文字までしか出なかったのである。
しかし、このメッセージを発見したボスは「ボス決して走らず急いで歩いてきてそして早く僕らを助けて」と読み解き、新兵器を背負い部下の窮地へと向かった。徒歩で。

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の用語

セクシーコマンドー

本作のメインテーマともなっている格闘技。競技人口はかなり少ないようで、「セ協」ことセクシーコマンドー協会の会員は全国でも200人程と見られている。一般的な格闘技のように、打撃や関節技そのものではなく、そこに至るまでに相手に強制的に隙を作り出すポージングのことを指しているのが特徴である。
その発祥は室町時代の日本にまで遡る。当時、「ききん」や重税にあえぐ農民たちのうさ晴らしとして、田楽などと共に自然発生したと言われている。だが、校長室にあった「セクシーヒストリー」によると、せくしー斎と名乗る人物が生み出した「せくしー小窓」という技が起源であることが記されている。

セクシーメイト

セクシーコマンドーを嗜む者のことを指す。

「ラジャー」「ウォンチュウ」「クリンナップクリンミセス」「ラバーメン(ゴム人間)」

セクシーコマンドーに取り組む際の返事である言葉である。「はい」「イエス」などと同義。

全国セクシーコマンドーフェスティバル

セクシーコマンドー協会が主催する、セクシーコマンドーの全国大会であり、試合は制限時間ありのポイント制で行われる勝ち抜き戦である。
判定について、先制攻撃を仕掛けた選手は、ファーストセクシーとして3万ポイント与えられる。これは、基本的に先制攻撃が不利であるセクシーコマンドーにおいて、お互いに相手の動向を伺う膠着状態を防ぐためのものである。
また、攻撃が浅く相手へのダメージが少ないと1億ポイント程度の判定となるが、確実に技が決まれば「セクシー一本」となり、12億から15億ほどのポイントが与えられる。
尚、全国セクシーコマンドーフェスティバル'96に出場した高校として、作中では下記の6校を含めた8校の参加が確認できる。
県立わかめ高校・カブキ高校・サンバ高校・ガクラン高校・綾茂高校・聖★またずれ高校

ノッホソ

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