セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』とは、1995年から1997年にかけ、『週刊少年ジャンプ』にて連載されたギャグ漫画及びそれを原作としたアニメ作品。作者は「うすた京介」であり、同氏の連載デビュー作である。奇妙な格闘技「セクシーコマンドー」の使い手である主人公・花中島マサルと、彼を中心としたセクシーコマンドー部員たちとの日常が描かれる。突拍子もない展開の続くナンセンスギャグが主だが、随所で当時のテレビ番組などの固有名詞や、様々なパロディも挟まれるなど、緩急ついた笑いが人気を博した。

マスコットの加入

部員たちは突如マサルに呼び出され、校長と共にハイキングにいくこととなった。一同は辿り着いた河原で、昼食のカレーを作ることとなった。だが、出来上がったカレー鍋を持ったまま、マサルが空に浮かび上がり、そのままどこかへ飛んでいってしまう。部員たちが後を追うと、マサルは洞窟の中へと入っていった。洞窟の中でマサルと出くわすが、マサルは空を飛んでいた時の記憶を失っていた。そして、洞窟の奥で空になったカレー鍋を発見する。
カレーを食べた犯人を探すべく、洞窟の奥に進む一行。そして、最奥部で遭遇したのは、ぬいぐるみのような愛らしい容姿をした小動物であった。マサルはどうやらその小動物を知っていたらしく、「めそ」と呼んだ。メソには背中にファスナーがついていたりと、見るからに怪しかったが、それでも部員たちはその可愛さには逆らえず、連れ帰ることとなった。

野球部との試合

出典: sumally.com

人数合わせにマサルが連れてきた「ボナンザ」。しかし、馬鹿にされたと感じた野球部エースにより、直後破壊されてしまう。

ある日、部費の金額を巡り、松田と野球部顧問との間に諍いが起きる。そして、決着の方法として松田が受けてきたのは野球の試合であった。本業相手に勝てるわけがないと松田を責める一同であったが、強が名門中学で1年生エースを務めていたことを知り、俄然勝利に向けて沸き立つ。
そして迎えた試合当日。セクシーコマンドー部側は8人であったため、マサルはシンバルを持ったサルのおもちゃ「ボナンザ」を連れてきたが、野球部から提案された8:8の特殊ルールで試合は開始する。期待されていた強は、投球練習で「キン肉ボール」という凄まじいスピードの投球を披露するが、1球で力尽きてしまった。仕方なく真茶彦がピッチャーを務めることとなったが、可もなく不可もないボールは野球部にボコボコに打たれてしまう。だが、マサルの2m38cmの人間離れしたジャンプによる守備や、打つ瞬間に身体が大きく膨らむメソのホームランなどにより、試合は一進一退のまま進行する。そしてセクシーコマンドー部のリードで迎えた最終回、体力の限界を迎えていた真茶彦に代わりピッチャーへと交替したマサルの魔球「とし子 宇宙へー!!!」により、セクシーコマンドー部は勝利をおさめる。部費の獲得に歓喜する松田であったが、「金より大切なものを手に入れられた」と礼を言う野球部顧問を前に、何も言えなかった。

新入部員の加入

ともえは、県立わかめ高校1年3組の男子生徒・佐藤吾次郎に突然告白された。当然振られた吾次郎は、自分に魅力が無いのは個性が無いからだと考えていた。そこへ現れたマサルの個性的な外見、言動を目の当たりにし、個性的な男になるべくセクシーコマンドー部の部室へと訪れる。あだ名が「めがね君」であるほど、メガネくらいしか個性がない吾次郎に対し、マサルは「個性なんてまず見た目からだ!」と、吾次郎の頭をアフロヘアーへと変えてしまう。憤る吾次郎であったが、「個性は見た目ではなく中身だ」と先ほどと真逆のことを言うマサルに圧倒され、一度は納得する。
だが、クラスの女子に影で「何か勘違いしてるよねー」と言われていたことを知り、再びセクシーコマンドー部を訪れ、不満をぶつける。だが、マサルに諭され練習を見学しているうちに、セクシーコマンドーの素晴らしさに魅せられ、入部することとなった。

全国大会編

出典: www.nomados.co.jp

全国大会の会場は、何故か白布を被っていた。

さかきばら校長と顧問の松田は、部員たちに何の断りもなく、「全日本セクシーコマンドーフェスティバル’96」こと、セクシーコマンドーの全国大会へ申し込んでしまった。最初はマサル以外の部員たちは参加に後ろ向きであったが、優勝賞品が温泉旅行と知り、出場を決意する。
特徴的なライバル校がひしめく中、吾次郎が闇討ちにあったりしながらも、決勝進出を決めることとなる。だが、決勝を前に、メソが行方不明になってしまった。一同総出で探していると、程なくしてメソが帰ってきたが、その手には優勝賞品の温泉旅行券が握られていたため、決勝戦に出場する意味が無くなってしまう。
一方マサルは、「マサルガリレイ」と名付けた、空き缶を紐でくくりつけた玩具で会場内で遊んでいた。それを見た校長は、どうしてもマサルガリレイで遊んでみたくなり、本日が最終日のヒーローイベントのチケットと交換でマサルガリレイを貸してほしいと持ちかける。マサルは交換を快諾し、イベントに向かうべく会場を後にしてしまい、県立わかめ高校セクシーコマンドー部は、決勝戦を棄権してしまった。

温泉旅行編

出典: blog.livedoor.jp

吾次郎はピータンのせいで身動きが取れなくなり、べっとりシートの餌食となってしまう。

先の全国大会で賞品としてもらった(パクった)温泉旅行に出かけることとなったセクシーコマンドー部。だが、マサルが選んできた旅館は「気絶温泉 男宿」と、明らかに嫌な予感しかしない。
それでも一か八か行ってみると、そこには数々の関門が用意されていた。まずは「べっとり地獄」こと、落ちたらべっとりシートの餌食となる棒渡りであった。棒にしがみついて進むだけなので簡単かと思われたところで、門番である謎の中国人「K」が、ピータンをばらまいた。その行為の意味が全くわからなかった部員たちであったが、ただ一人、吾次郎だけが目に見えて震えだした。昔、父から毎朝毎晩ピータンまぜごはんを食べさせられたことでトラウマになっているらしい。必死の抵抗も虚しく、吾次郎はべっとりシートへと墜落してしまった。他のメンバーは、必ず迎えにくることを誓い、先へと進む。
続いて一行の前に現れたのは、いたって普通の温泉旅館であった。中居に進められるまま露天風呂へと向かうと、そこにはナゾのアメリカ人「J」に捉えられた松田がいた。Jに課せられた試練は、73℃の熱湯風呂にひとり2分ずつ浸かるというものであった。あまりの高温に躊躇する部員たちであったが、手足を縛られホイッスルが吹けない代わりに口笛で部員たちを鼓舞する松田たちに呼応し、皆で口笛を吹いていた。そうしているうちに、いつしかお湯の温度はほどよく下がり、無事に松田を救出できた。
風呂から上がると、夕食のごちそうが用意されていた。早速料理を口にした部員たちであったが、料理はニセモノであり、噴き出してしまう。しかもニセ料理にはしびれ薬が盛られており、部員は皆動けなくなってしまった。だがマサルだけは、血液中に含まれる「ノッホソ」という特殊な物質により毒が効かなかった。そこへ男宿宿長である鼻頭油とり三郎が現れる。鼻頭は、山手線ゲームと卓球をミックスした「電車卓球地獄変」というゲームでマサルに勝負をしかける。勝負は一進一退の攻防が続き、結局引き分けとなる。宿長とマサルは互いの健闘を称え合い、しびれ薬の効果も切れた部員たちと共に、爽やかな面持ちで宿を後にするのであった。

宇宙人との対決

ある日、強が突然頭に二本の角を生やしてやってきた。最初は普通の様子であったが、マサルの肩のリングを見るなり急に襲いかかる。マサルの反撃で気絶した強をマサルの家に連れ帰り、マサルの父の協力の下、催眠状態にかけ、何があったかを聞き出すと、何者かがマサルのリングを奪うよう強に命じたことが明らかになった。マサルは犯人のもとへ乗り込もうと考えるが、肝心の犯人の居場所がわからなかったため、あえて強にリングを持たせ、犯人のもとへ向かわせる作戦に。
フラフラと寄り道ばかりする強を追跡し続け、ようやくたどり着いた公園で、強が唱えた呪文により犯人たちの秘密基地が現れる。中から出てきた犯人は、マサルがリングを拾った際に現場にいた宇宙人(?)たちであった。彼らは元は自分たちのものであったリングを取り返しにきたはずであったが、マサルの強引な説得により、リングはマサルのものであったと思い込まされ、何もすることなく地球を後にした。
しかし、強の角は残されたまま。部員たちはカツラを被せるなどして本人が気づかないようにと仕向けるが、努力もむなしく、カツラが外れ本人に角の存在がバレてしまう。しかし本人は角を気に入ったため、そのまま残されるとなった。

顧問対決

メッキが剥がれた無し元と、それを励ますマサル。

県立わかめ高校に無し元小銀という教師が着任する。実はこの男、セクシーコマンドー部の指導のために校長から呼ばれた新顧問であった。そのため、松田は顧問から外されてしまう。それ自体はさほど気にしていなかった松田だが、想いを寄せるマリコ先生に近づく無し元を見て、怒り心頭、ついには勝負をすることとなる。
勝負は、バスケのシュート練習をしている男子生徒のシュートが入るかどうかを当てるという、完全なバクチであった。男子生徒がシュートを決めたのを見届け、次のシュートの結果を賭けることとなった。無し元の「二回連続でシュートが入るか?」という問いに対し、二回連続で入る可能性が低いと考えた松田は「外す」と予想するが、それは無し元の作戦であった。「『二回連続』の言葉にまんまとダマされおって!!」と松田を嘲る無し元であったが、男子生徒はまたもシュートを決めたため、松田の勝利となった。納得がいかず、松田を「イカサマ野郎」呼ばわりし始めた無し元を見て、マサルはセクシーコマンドーでの勝負を提案する。これに応じた二人、先に動いた無し元は、取り出した貝殻を耳に当て「携帯電話」と言う、一発ギャグを繰り出すが、それを意に介さずメガネを拭いている松田を見て、盛大にずっこける。無し元にセクシーコマンドーの実力が無いことが露呈し、本人も落ち込んでしまうが、マサルに励まされ、夕日を背にわかめ高校を去るのであった。

第二部:地獄校長編

出典: altoria.jp

ある日、暗黒先生ジゴックと名乗る男と、彼の操るメソにそっくりだが微妙に違う生命体により、県立わかめ高校は突如占拠されてしまう。学校中がメソに似た生命体で埋め尽くされ、校長もジゴックにより倒されてしまう。
絶体絶命のピンチに立ち上がったのはセクシーコマンドー部の面々。学校中が彼らに声援を送り、戦いの火蓋が切って落とされようとする。

しかし、力を出そうとしたジゴックはあっけなく突然死。生徒たちは歓喜の声を上げるのであった。

尚、第2部と銘打ちながらも、実態は「コマンドー79」こと第79話の1話分のみであり、この回が最終回となる。

第三部:はじめまして宇宙人スリーです編

マサルの肩のリングの奪還のため、「極悪宇宙三人衆」こと「宇宙人スリー」が地球を目指していた。だが、宇宙ゴミに衝突し、そのままマサルたちに一切気づかれること無く星になってしまった。

尚、このエピソードはウ元ハ王版の巻末にのみ収録された、全1ページのものである。

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の登場人物・キャラクター

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