ドールズフロントライン(ドルフロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドールズフロントライン』とは、中国のサンボーンが開発しているスマートフォン用のゲームアプリである。民間軍事会社の指揮官であるプレイヤーは、第三次世界大戦により荒廃した近未来を舞台に、人工知能の反乱により襲い来る機械の兵士たちを撃退するため、銃の名前を冠する戦術人形と呼ばれる機械の少女を率いて戦うことになる。

声:田中あいみ
ウエスタン風ファッションが特徴のちびっ子戦術人形。台詞の大半がコーラの話という無類のコーラ好き。容姿通りに陽気で子供っぽい言動だが、スティグマを結んだ銃が1873年開発のコルトシングルアクションアーミーと作中実装内では最古の銃(帝政ロシアの銃であるナガンM1895や清王朝の銃である漢陽88式より更に古い)であるためか、年齢の話になると真顔で止めに入る。
イベント「キューブ作戦PLUS」に登場。M4の指揮によりアーキテクトの指揮拠点を地下から爆破して建物ごとアーキテクトを倒すことに成功したが、躯体を完成させ復活したウロボロスによりM4への見せしめとして破壊された。しかし、この戦いは昏睡状態に陥ったM4を目覚めさせるためペルシカがウロボロスのAIコアを使用して作り出した仮想現実であった。
コルトSAAのMODストーリーでも、電子空間の演習場でマカロフと戦っている時に空間のひずみに落ちたコルトSAAが16Labのサーバーに棲んでいるウロボロスに見つかり追い回される羽目になっており、ウロボロスとは何かと縁がある模様。

コラボキャラクター

ノエル=ヴァーミリオン

声:近藤佳奈子
「BLAZBLUE」からのコラボ参戦。
警察組織「世界統制機構」の所属で二挺拳銃型の武器「ベルヴェルグ」を用いて戦う。真面目で直情的だが融通が利かず空回りしやすい。戦闘能力は高いが、それ以外はからきしで、特に料理に関しては「デスディナー(死の晩餐)」と称されるほど致命的なレベルで下手。
その正体は次元境界探査用の人造人間「μ-12」であり、「BLAZBLUE」の主人公であるラグナ=ザ=ブラッドエッジの妹であるサヤ(故人)のクローン体である。
本コラボでは、時間移動中にエルフェルトと遭遇したことで、共に「ドールズフロントライン」の世界に転移してしまう。2062年は「BLAZBLUE」の世界より100年ほど前であり、ノエルたちの時代では既に西暦は使われていないという。
転移時に気絶していたところをグリフィンのFN小隊に救助され、その後は元の世界に戻るためにFN小隊に協力する。
「μ-12」形態は課金スキンとしてコラボイベント期間中販売されている。

ゲーム中ではHGタイプの戦術人形として実装。レアリティは☆EX(☆5相当)。

エルフェルト=ヴァレンタイン

声:洲崎綾
「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」からのコラボ参戦。
「GUILTY GEAR」シリーズの主人公格の一人であるカイ=キスクにより人類防衛のため招聘された人造人間。本来は人類に対する敵性存在である「ヴァレンタイン」シリーズの1体なのだが、彼女は例外的に人類に対しては友好的で、恋と結婚を夢見る愛情深い性格。そのためか「婚活」「女子力」といったワードを多用、何かと婚姻届をちらつかせる。元々の製造目的が目的だけに戦闘能力は高く、ライフルやショットガンを武器にして格闘と射撃を織り交ぜたスタイルで戦う。シリーズ前作「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」において初登場。その際は終盤でヴァレンタインシリーズとしての使命に目覚め主人公たちと敵対するが、説得により自意識を取り戻している。
本コラボでは登場時点で鉄血部隊に捕らえられており、模造品である「アナイアレイター」(捩れ・反転の意)が敵キャラクターとして登場した。イベントストーリーの最後でFN小隊に救出され、同じく別世界から来たノエルと共に元の世界へと帰還する。
「~Xrd -SIGN-」時のコスチュームと「アナイアレイター」形態のコスチュームは課金スキンとしてイベント期間中販売されている。

ゲーム中ではSGタイプの戦術人形として実装。レアリティは☆EX(☆5相当)。

VA-11Hall-A(ヴァルハラ)

「VA-11Hall-A」は、ベネズエラのインディーズゲームレーベル「Sukeban Games」が開発したアドベンチャーゲームである。PC-9801時代の日本製アドベンチャーゲームや、アニメ「攻殻機動隊」から強い影響を受けている。PC版では20万本を売り上げた人気作品であり、日本でも家庭用ゲーム機向けに移植されている。ストーリーに性的な内容が多く含まれるため、レーティングは17歳以上となっている。

舞台は2070年代の北米某所にある大都市グリッチシティ。腐敗した大企業とその傀儡となった政府によって支配されたこの街は、貧富の格差により犯罪が多発し、それを企業が監視用ナノマシンで抑えつけるディストピアと化していた。そのグリッチシティで合成酒のカクテルを提供するバー「VA-11Hall-A」には色々な人物が客として訪れる、というのがこの物語である。プレイヤーはバーテンダーのジルとなって客の好みに合ったカクテルを出しながら彼らの話を聞いていくこととなる。

ジル・スティングレイ

グリッチシティの「BTC認定バー番号VA-11 Hall-A」、通称「ヴァルハラ」で雇われ店長兼バーテンダーとして働いている女性。27歳。黒猫の「フォア」を飼っており、その去勢費用で貯金を使い果たした。レズビアン寄りのバイセクシャルであり、現在は勤務先のオーナーであるデイナに恋心を抱いている。前の彼女とは喧嘩別れしてしまったが、謝る機会もなく死別してしまったことが未だに心の傷として残っている。魔法少女アニメ「モデル戦士ジュリアン」の大ファンであったが、自身の本名(ジュリアン)と作品の主人公の名前が同じということに嫌な思い出がある。
ゲーム内では★EXTRAのHGとして実装されている。

デイナ・ゼイン

「ヴァルハラ」のオーナー。自称永遠の17歳。かつては"赤い彗星"の異名を持つ女子プロレスラーであり、それ以外にも多くの職業を転々とし数多くの武勇伝を残している。そのため街のならず者にも一目置かれている。左腕は機械式の義手。事務作業を一手に引き受けているため、店には滅多に出てこない。好奇心旺盛で奇妙な客を招いたパーティーが大好きなため、よく珍騒動を引き起こす。今コラボのストーリーでジルを激怒させた一件として語られた「犬だけを集めたパーティーで店を尿まみれにしてしまった」件はデイナによるものである。オーナーとして店長のジルには深い信頼を寄せている。普通の人なら匂いを嗅いだだけで咳き込むほど辛いレッドホットチキンが大好物。
ゲーム内では★EXTRAのSGとして実装されている。

「Sukeban Games」の看板キャラクターであり、同社の開発した多くのゲームに登場している。数多くの職業経験と武勇伝はそれに由来している。

アルマ・アルマス

「ヴァルハラ」の客。29歳。凄腕のハッカーであったが現在はセキュリティコンサルタントとして活動している。あだ名は「おっぱいハッカー」。業務上の必要にかられて両腕を機械式の義手へと改造している。恋愛には奔放だが結婚に関しては慎重であり、このことで交際相手と別れてしまったことも。大家族育ちだが姉とは不仲。
ゲーム内では★EXTRAのMGとして実装されている。

ドロシー・ヘイズ

「ヴァルハラ」の客でリリム(人造人間)の少女。職業はいわゆるセックスワーカーである。外見年齢は10代前半だが、精神年齢は24歳に設定されている。仕事では男女問わず相手にすることもあり店では際どい下ネタをあっけらかんと話すが、内心は思いやり深いところがある。実子をナノマシンアレルギーで失った女性教師を保護者としている(グリッチシティではリリムには人間の保護者が必要となる)。原作ゲーム内では進行によってはジルとも肉体関係を持つ。
ゲーム内では★EXTRAのSMGとして実装されている。

セイ・P・アサギリ

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@yukusa_kana

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