魔都精兵のスレイブ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『魔都精兵のスレイブ』とは、集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で2019年から配信されているバトルファンタジー漫画である。原作をタカヒロ、作画を竹村洋平が担当。日本各地に醜鬼と呼ばれる怪物が住む異空間「魔都」が出現。そこに存在する桃は女性にのみ特異な能力をもたらし、「魔防隊」と呼ばれる女性兵が組織された。 ある日、男子高校生の和倉優希は、突発的に発生した魔都の入り口へ迷い込んでしまう。そこで出会った「魔防隊」七番組組長の羽前京香に指名された優希は、醜鬼と戦う日々を送ることになる。

下村 夢路(しもむら ゆめじ)

前七番組組長。京香が魔防隊七番組に加入した時の組長で、野心が高く、部下に無茶な命令を出す人物。それが気に入らなかった京香に決闘を挑まれて敗北。組長の座を奪われた。以後の詳細は不明。

『魔都精兵のスレイブ』の用語

魔都(まと)

数十年前に日本各地に現れた「クナド」と呼ばれる門の先に繋がっている、謎の異世界。岩山が連なる荒野と、雷雲が常に立ち込める場所。

魔都に存在する謎の果実のこと。食べた者に能力を与えるが、それを授かることができるのは女性だけである。一人一つの桃が原則で、過剰摂取は暴走を招くとして禁じられている。桃を食べる際は国に申請し、立ち合いのもとに食べる。基本的に身体全般の能力が強化されることが多いが、まれに異能と呼ばれる特殊な能力を開花する。

魔都災害

一般人が魔都に迷い込んでしまったり、醜鬼が現世に出てしまう被害のこと。魔都災害は人類全員が知っており、優希も魔都災害の被害にあった時、スマホ端末にある魔都災害マニュアルを読んで落ち着こうとした。

醜鬼(しゅうき)

正式名称は黄泉醜鬼(よもつしゅうき)。魔都に現れる鬼のような姿をした、体長1m〜3m程度の怪物。ある程度の知能を持ち、魔防隊が現れて劣勢になると互いに融合して巨大化する。普通の武器は効かず、桃の恩恵で手に入れた能力でしか原則倒せない。例外として魔防隊七番組組長の羽前京香だけが、独自の戦闘術と刀を使用して醜鬼を倒すことができる。戦闘力は高く、醜鬼一体が現実世界に出現すると、数十人の犠牲者が出るほど。

人型醜鬼

人語を喋る知性を持った醜鬼で、魔防隊ですらその存在を把握していなかった。その正体は魔都で桃を食べた人間。魔都災害で魔都に迷い込んでしまった人間が桃を食したことで、桃の力が暴走して醜鬼化した。見た目は人間そのものだが、体に文様のようなものが浮かぶ。人間の時よりも身体能力や回復力が増す恩恵を得たが、凶暴性が増すなどの短所もある。優希の姉・青羽のように、長い年月をかけて人間としての理性を保つことに成功した人型醜鬼もいる。

八雷神

突如現れた神を名乗る醜鬼。人間の形をしているものから、鬼のような異形の醜鬼もいるが、全員が人語を話し、知能も高く個性がある。他の醜鬼と違い、魔防隊の組長クラスが苦戦するほど強大な力を持つ。八雷神の目的は「人類を滅ぼす」ことである。

魔防隊(まぼうたい)

正式名称は魔都防衛隊(まとぼうえいたい)。人類を魔都の脅威から守るために作られた組織。隊員は全員桃の力を得た女性で構成されている。男は隊員に原則なれないが、主人公の和倉優希は管理人として魔防隊に雇われている。

陰陽寮

魔都の研究をしている組織。国の利益のために様々な研究を行なっているが、その裏では魔都で桃を食べて暴走した人間を捕まえ、人体実験を行なっている。

『魔都精兵のスレイブ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

羽前京香「屈服の時間だ」

魔都に迷い込み、醜鬼に襲われた優希の前に現れた京香。圧倒的な強さで次々と醜鬼を倒していくが、数が多すぎて追い詰められてしまう。その時、優希を救うために自分の能力を使う決意をした京香が言ったのが、「屈服の時間だ」である。彼女の美しさや凛とした佇まいに対して発言内容のギャップが印象的であり、物語が動き出すきっかけとなった言葉である。パニック状態の優希だったが、京香が手を差し出して服従を求めてくると、自然と彼女の指を舐め、スレイブへと変化した。

初めてのご褒美

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