ジンベエ（ONE PIECE）の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ
『ONE PIECE』の主人公・ルフィ率いる「麦わらの一味」の総舵手であるジンベエは、「元王下七武海」という高い実力に加え、サウザンド・サニー号を手足のように操る確かな技術を持った魅力的なキャラクターである。仁義に熱い性格であり、「海峡のジンベエ」という異名を持つ。魚人島で巻き起こった事件解決後ルフィから一味の仲間に誘われるが、魚人島を縄張りにしていたビッグ・マムトのけじめをつけた後正式に仲間に加わった。本記事ではジンベエの名言・名セリフ／名シーン・名場面をまとめて紹介する。
ルフィの仲間ナミは魚人海賊アーロンにより、育ての母を殺され、故郷を支配され、それ故に自身も悲惨な人生を送ってきた。
そのアーロンを解き放った張本人がジンベエである。
その経緯と謝罪の意をナミ本人に告白した際に、ナミから返ってきた言葉を受けてのジンベエのセリフだ。
「確かにアーロン一味にはひどい目に遭わされたけど、そんな酷い渦の中、出会った仲間もいるの！全部繋がって私ができてんの！！捨てたもんじゃないのよ？今 楽しいもん」とジンベエを許すナミ。寛大なナミの言葉に「かたじけない…!!!」と涙を流しながら感謝するジンベエ。
ナミはジンベエの行為によりで不遇な人生だったからこそ、かけがえのない仲間に出会い、今を楽しく生きることができていると考えている。
「共に闘った仲だと油断したわい… そういやお前さん… あの男の弟じゃった 止まる気がないんなら…仕方ないのう……!!!」
ホーディによるネプチューン王処刑が大々的に発表され、ルフィは捕われているゾロたちを助け出そうと今にも殴り込みをかけようとしていた。それをジンベエは必死に止め、「魚人島は人間を信じようとするたびに人間に裏切られてきた。今人間であるルフィが飛び込めば人間に対する不信感はぬぐえなくなる。今ホーディと戦うことは避けてくれ」と訴えた。
しかしルフィは聞く耳を持たず、「力づくで止めてみろ」とジンベエを挑発する。それを聞いたジンベエは表情を一変させ「共に闘った仲だと油断したわい… そういやお前さん… あの男の弟じゃった 止まる気がないんなら…仕方ないのう……!!!」と戦闘態勢に入るのだった。
結局何処からともなく表れたロビンによって戦いは中断され、救出作戦が展開される。ジンベエの好戦的な部分や、「元王下七武海」という実力者であることをうかがえる名セリフである。
亡くなる寸前のオトヒメとの約束を守り続けていたしらほしに驚愕するジンベエ
しらほしは母・オトヒメ王妃を殺した犯人がホーディ・ジョーンズであることを知っており、そのことを10年間に渡って一人抱え続けてきていた。理由を問われたしらほしは「言えば、誰かがホーディ様をお恨みになると思いましたので…それではお母様が悲しまれます!!お母様と交わした最期のお約束なのです…!!犯人様がどちらのどなたでも…決して憎んではいけないと…!!!」と涙ながらに答えたのである。
ジンベエは彼女の言葉を聞き「親を殺した者を憎まんじゃと!!?例え死にゆく母の願いだとて…それを実際に聞き受けるのは不可能に等しい…なんと素直で健気な娘じゃ…!!!一体誰にマネができようか!!!!」と、10年間耐え忍んだしらほしの気持ちを慮るとともに、大きな衝撃を受けたのだった。
その後ホーディはしらほしの事をあざ笑い、ネプチューンを殺すべく攻撃を仕掛ける。その刹那助けに入るルフィをきっかけにして、大きな戦いの火ぶたが切って落とされたのだった。
その後のアツい展開も併せて是非チェックしたい名シーンである。
「恨んで向かってくる「海賊」なら叩き潰す―じゃが今奴らは「人間」ですらない ホーディ達の”天竜人のマネごと”など見てはおれん!!!」
魚人島を乗っ取ろうとしているホーディ・ジョーンズ一派は、奴隷としてとらえていた人間の海賊達に非道な扱いをしていた。敵の幹部の一人であるハモンドや大砲を数人が担いで運んでいたが、倒れた一人の人間を「役立たず」と蔑む。その光景を見ていたロビンは思わず「ひどいことするわ」と呟く。
ジンベエはそんなロビンに対し、「人間の奴隷たちを解放できるか？」と尋ねた。ロビンは「彼らはすでに魚人島を恨んでいるが良いのか？」と問い返すと、ジンベエは「恨んで向かってくる「海賊」なら叩き潰す―じゃが今奴らは「人間」ですらない ホーディ達の”天竜人のマネごと”など見てはおれん!!!」と怒りをにじませながら答えたのだった。
尊敬するフィッシャー・タイガーが天竜人の奴隷として非道な扱いを受けていたという事もあり、ジンベエは人間を助け出したのである。タイガーの存在が今でもジンベエの中に深く息づいていることをうかがわせるセリフだ。
「わしの血を使え…!!「F」じゃ!!いくらでもやるわい!!」
ホーディ・ジョーンズとの一騎打ちに勝利し魚人島を救ったルフィだったが、戦いの傷により意識不明の状態に陥っていた。チョッパーは「輸血しないと危ない」と焦るも、ルフィの血液型である「F」に該当する「麦わらの一味」のクルーはいなかったのである。必死に献血を募るチョッパーたちに対し、魚人島の人々は「F型だけど…」と心中で思いながらも、法律を理由に手をあげられないでいた。
そんな中で、ジンベエが「わしの血を使え…!!「F」じゃ!!いくらでもやるわい!!」と名乗りを上げる。法律を気にするチョッパーに対し、ジンベエは「わしは海賊じゃ…」と穏やかに答えた。その光景を見て動揺する魚人島の人々に対し、ネプチューン王は「ええんじゃ!!何が悪い!?古い法律もまた…”呪い”じゃもん……」と彼らを鎮める。
「魚人島の英雄」フィッシャー・タイガーの悲劇から生まれた法律が、ジンベエの行動によって打ち砕かれた瞬間の名言である。
万国（トットランド）
「おおルフィ！ナミ！捕まったと聞いてな……無事でよかった 話は後じゃ まず―そこ出るか？」
ビッグ・マム海賊団によって捕らえられてしまったルフィとナミは、どうにかして脱出しようと苦心していた。ルフィは腕をちぎってでも脱出しようと大量出血も厭わない状況だったが、突如敵が倒れてジンベエが姿を現す。ジンベエはビッグ・マム海賊団の傘下として活動していたが、ルフィたちが捕まったと聞いて救出しに来てくれたのだった。
「おおルフィ！ナミ！捕まったと聞いてな……無事でよかった 話は後じゃ まず―そこ出るか？」という頼もしいジンベエの言葉に、ナミは涙を流しながら、ルフィは笑顔を見せながら「出るーっ!!!」と応じる。ジンベエの頼もしさが溢れた名言だ。
「麦わらの一味」に入ることをなかなか口に出せないジンベエ
魚人島での戦いの後「麦わらの一味」に誘われていたジンベエだったが、白ひげ亡き後ビッグ・マムに魚人島を護ってもらった恩があり、ビッグ・マムの傘下を抜けられないでいた。
しかしジンベエは本心では「麦わらの一味」に入ることを願っており、「タイヨウの海賊団」時代からジンベエと付き合いがあるアラディンに、「例えばわしが”麦わらの一味”にいずれ入ったとしよう わしは船長”麦わらのルフィ”の為この命を盾に戦う所存!!」「それをやるのが”今”か”後”かの話じゃ!!!」と伝える。
それを聞いたアラディンは「この二年間でさんざんルフィ君のことは聞かされた。そんなに惚れ込んだ男ならむしろそうしろと思っていた」と言葉を返す。ルフィの事をそんなに話していたとは自覚していなかったジンベエだが、アラディンの言葉に驚いた表情を浮かべていた。
長い付き合いのアラディンに気を遣っているジンベエと、そんな彼の考えなどお見通しであるアラディンとのやり取りがグッとくる名シーンである。
「これにてビッグ・マム海賊団をやめさせて貰う!!!」
ビッグ・マム海賊団に対して謀反を起こしたジンベエは、怒り狂うビッグ・マムの前でも全く揺らぐことなく相対する。ジンベエの寿命を奪おうと「魂への言葉（ソウル・ポーカス）」を仕掛けるも、彼女に対して一切の怯えを抱いていないジンベエの寿命をとることはできなかったのである。
その後ジンベエは「寿命を取らんのなら杯は返上する!!」「これにてビッグ・マム海賊団をやめさせて貰う!!!」と高らかに宣言したのだった。
「未来の海賊王」ルフィに対する忠義信と、仁義を通して無傷でビッグ・マムの参加を抜けたジンベエの男らしさが良くあらわされた名セリフである。
ワノ国
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目次 - Contents
- 『ONE PIECE』の概要
- ジンベエの概要
- ジンベエの名言・名セリフ／名シーン・名場面
- インペルダウン
- 「体など痛うない………!!! エースさん…痛ェのは…………!!!仁義を通せぬ…わしの心じゃァ!!!」
- 頂上戦争
- 「………そりゃあできん相談じゃ ―わしはこの男を命に代えても守ると決めとる」
- 頂上戦争後・女ヶ島
- 「失った物ばかり数えるな!!!無いものは無い!!!確認せい!!お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」
- 魚人島
- 「やあーしらほし姫もご一緒とは...ご無沙汰しており......しらほし姫ェ~~~~~~~っ!!!!?」
- 「かたじけない…!!!」
- 「共に闘った仲だと油断したわい… そういやお前さん… あの男の弟じゃった 止まる気がないんなら…仕方ないのう……!!!」
- 亡くなる寸前のオトヒメとの約束を守り続けていたしらほしに驚愕するジンベエ
- 「恨んで向かってくる「海賊」なら叩き潰す―じゃが今奴らは「人間」ですらない ホーディ達の”天竜人のマネごと”など見てはおれん!!!」
- 「わしの血を使え…!!「F」じゃ!!いくらでもやるわい!!」
- 万国（トットランド）
- 「おおルフィ！ナミ！捕まったと聞いてな……無事でよかった 話は後じゃ まず―そこ出るか？」
- 「麦わらの一味」に入ることをなかなか口に出せないジンベエ
- 「これにてビッグ・マム海賊団をやめさせて貰う!!!」
- ワノ国
- フーズ・フーとの一騎打ち