ランファン(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ランファンとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、リン・ヤオの護衛を務める少女である。シン国第十二皇子のリンを主とし、祖父であるフーとの3人で不老不死の法を求めアメストリスへやって来た。黒装束に面という隠密のような出で立ちで、髪型はお団子ヘアー。ヤオ家に代々仕える家系であり、リンに強い忠誠心を持つ。普段は冷静沈着な性格だが、素顔を見られると赤面したり、主が侮辱されると我を忘れるほど激高したりするギャップも併せ持つ。戦闘での特長はシン式の特殊な体術とホムンクルスの気を読む能力である。

ランファンの概要

ランファンとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、リン・ヤオの護衛を務める少女である。シン国の次期皇帝を目指す第十二皇子のリンに仕える。
不老不死の象徴「賢者の石」を求め、主であるリン、護衛役としての師であり実の祖父のフーとの3人でアメストリスまでやって来た。フーとランファンは代々ヤオ家に仕える家系であるため、主であるリンに絶対的な忠義を尽くしている。
エドワードとの戦闘中に主であるリンを貶された場面では、それまで冷静沈着に振舞っていたもかかわらず、我を忘れるほど激高してしまった。このことからも、リンへの忠誠心の強さがうかがえる。

ロイ・マスタング大佐が部下を率いているマスタング組が中心となり、エルリック兄弟とリン・ランファンも人造人間を捕獲するよう協力した。
その戦いの中でランファンは左腕を失ったため一時は中央を離れることとなったが、新たな腕・機械鎧を得て主リンの危機に馳せ参じ、再び戦闘に加わることなった。

2003年版のアニメシリーズ1作目では、原作7巻以降のストーリーはアニメオリジナルとなっているため、8巻以降に登場するランファンたちを含めたシン国のキャラクター達は登場しない。ほぼ原作準拠となっている2009年版アニメ2作目『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』では水樹奈々が声優を務める。
黒装束に身をまといストイックに任務をこなす姿と裏腹に、素顔を晒しただけで赤面するギャップに読者人気も高いキャラクターである。公式ガイドブック『鋼の錬金術師キャラクターガイド』上で発表されている2008年2月~2009年2月に月間少年ガンガン本誌で実施された第3回キャラクター人気コンテストでは、9位のリン・ヤオに次いで10位にランクインしている。

ランファンのプロフィール・人物像

出身国:シン
年齢:不明
使用武器:クナイ、手榴弾、機械鎧
CV:水樹奈々(アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』)(ゲームアプリ『鋼の錬金術師 MOBILE』)
演:黒島結菜(実写映画版)

黒装束を身にまとい、普段は素顔が分からないよう仮面をつけている細身の少女。髪型は黒髪のお団子に結っている。生真面目で厳格な態度でリンの護衛にあたっており、武道の達人級の戦闘力だ。戦闘時はシン式の体術で武器はクナイや手榴弾を使用する。左腕を失ってから機械鎧を身に着けて参戦した際には機械鎧の内蔵武器で戦っていた。

任務にストイックなため、口数が少なく大人びた印象の性格で冷静沈着な振る舞いに努めている。だが、初対面でエドワードとの戦闘時に面を取られたとき「め……面を返セ」と急にどもり始め赤面するなど、素顔を見られるのに抵抗を感じていた。こういった年齢相応の内気で恥ずかしがり屋な少女らしい一面も見せることがある。

主であるリンに強い忠誠心を持っており、リン・ヤオに対しては敬語を用いて会話しているが、多くの人物に対しては敬語は用いず淡々とした話し方で話している。他のシン国キャラクター同様、シン訛りのためセリフの最後の文字がカタカナ表記となっている。
また、ランファンが腕を失い、ノックス医師の小屋で療養している際にヤオ家の政敵であるチャン家のメイに容赦なく刃を向け殺そうとする場面がある。
「ヤオ家に仕えるものとして禍根は、どんな小さなものでも断っておかねばなるまい」という言葉や、普段の行動の節々にヤオ家への厚い忠誠心が垣間見える。

ランファンの能力

シン独自の「気を読む」能力

リンやフーと同様に大地の気の流れである「龍脈」を読み取る力を持っている。これは「シンの王は龍脈を支配し天下を動かす者」として、シンの王族と王を守る者のみが会得する能力である。人体にも循環して流れている「龍脈」を読み取ることが可能であるため、通常の人間とは異なる気を放つホムンクルスの気配に気づくことができる。姿形に惑わされる事なく追跡し、エンヴィーやグラトニーたちホムンクルスに対して有利に戦いを進めていた。

特殊な体術と機械鎧による戦闘能力

ヤオ家に代々仕える家系の者として幼い頃からシン古来の武術を教え込まれて育ったランファンは、エンヴィーやグラトニーなどの人造人間と互角以上で渡り合える戦闘能力を備えている。
ヤオ家の守護としての使命感が強く、ブラッドレイとの戦いでは自ら左腕を斬り落とし犠牲となった。
腕を失った後、機械鎧の手術・リハビリのため一旦戦線から離脱するが、半年という期間を経て再び戦線に復帰する。このリハビリは通常は3年かかるような激しい苦痛を伴うものである。1年という短期間で復帰をしたエドワードから見ても、驚きを隠せない早さであった。この事実からランファンの強い精神力がうかがえる。
機械鎧の腕となってからは機械鎧自体を武器として肉弾戦の戦闘を展開している。

ランファンの来歴・活躍

主と共にアメストリスへ

シンの皇帝は各部族から妾をとっており、それぞれの部族に後継者がいる。シン国内で皇帝の体調不良がささやかれるようになると、国内に50ある部族間で争いが始まった。
その中で優位に立つべく、リン・ヤオは臣下のランファン、フーと共にアメストリス国を目指す。船を使ったルートもあるが、シン国とアメストリス国の間にある砂漠の中の遺跡・クセルクセスを訪れるべく砂漠の中を突っ切るルートを選んでいる。
クセルクセスはシン国内における錬金術である「錬丹術」を伝えた偉人・西の賢者の出身地とされており、何かヒントがないか見るために訪れていた。
無事アメストリス国に到着し、南部の都市・ラッシュバレーにたどり着いた。
ラッシュバレーに到着後、リン・ヤオは行き倒れた。行き倒れたリンを主人公であるエルリック兄弟の弟で、空の鎧に魂を定着させた存在であるアルフォンス・エルリックが拾ったことがきっかけで彼らと会話を交わすこととなった。会話の中でエルリック兄弟が錬金術師であることを知り、不老不死の法、そして賢者の石について知らないか鎌をかけた。
顔色を変えたことに気づき、ランファンとフーを呼び寄せエルリック兄弟を脅す。しかし、エルリック兄弟が脅しに屈することなく、逆にランファン、フーと戦闘に入ってしまった。出会いから戦闘に至る一連の流れで、アルフォンスの中に本来あるべき「気」の流れがないことに気づき、また兄のエドワード・エルリックが何かを知っていることを察する。
この経験から、エルリック兄弟についていけば不老不死に関する何かを探れると判断したリンは、兄弟について行くことを決めた。

ホムンクルスとの遭遇

ラッシュバレーでエルリック兄弟と出会った一行は、一時対立したものの、”賢者の石”を得るという共通の目的のため、兄弟と共闘。
中央で、人造人間を捕獲する作戦を敢行する。
セントラルまで一緒に行くが、行き倒れてそのまま捕まり別れてしまう。
その後、バリーに連れられて脱獄したリンはファルマンのもとで集合を果たす。バリーから不老不死について聞き出そうとするものの、研究者が死んでしまっていて自身の身体については何もわからないようだった。
アルフォンスが同じような身体だと聞いたリンはその場を離れてアルフォンスのもとへ向かう。

マスタング一派とバリー、ホムンクルスが戦闘をしている場所で、ホムンクルスのエンヴィーとグラトニーの2体に初めて会う。賢者の石を用いて複数の命を持つ彼らの中身に違和感を抱きつつ、不老不死のヒントになると判断して彼らと戦闘を続ける。

リンたちの巧みな立ち回りによって自分の思った通りに戦闘ができず、埒が明かないことにいら立ったエンヴィーが本来の姿を見せようとした瞬間、同じくホムンクルスのプライドから注意されたことによりエンヴィーとグラトニーは彼らの前から姿を消す。ただ、不老不死のヒントを得たリンは引き続き彼らを追うこととする。

ホムンクルスとの戦闘

アルフォンスが滞在するホテルに戻り、身の上話と同時にアルフォンスの身体の秘密について聞き出そうとする。しかしうまく情報は引き出せなかった。その時に、マリア・ロスの件で別行動をとっていたエドワードが故郷のリゼンブールからセントラルに戻ってきた。故郷で知った人体錬成の真実をより詳しく調べるべくホムンクルスの捕獲作戦について話しているところに便乗。彼らの気配を察知できることを利用して手を組もうともちかけた。

エルリック兄弟の作戦によりおびき出されたホムンクルスのラースことキング・ブラッドレイとグラトニーの気配を察知し、彼らと戦闘。この戦闘でランファンは片腕が使えなくなるほどの重傷を負い、リンは彼女を庇いながら「王の在り方」についてブラッドレイと激論を交わす。勝ち目がないと判断し、捕獲を諦めて逃走するも、ブラッドレイの「最強の目」とグラトニーの「犬並みの嗅覚」というそれぞれのホムンクルスとしての能力の前に振り切ることができずにいた。

彼らから完全に逃げ切るためにランファンは自分の腕を切り落とした。それによってブラッドレイをおびき寄せ、エルリック兄弟と国家錬金術師ばかりを狙う傷の男(スカー)との戦闘現場に現れたグラトニーを捕獲。その場に駆け付けたマスタング一派のリザ・ホークアイ中尉の車でセントラル郊外の廃屋に向かう。

グリードとの関係

キング・ブラッドレイに追い詰められた際、自ら左腕を犠牲にしたランファン。
だがやはり片腕がない状態にショックを受けており、左腕に武器内蔵型の機械鎧(義手)を装着する。普通で3年、エドですら1年かかったリハビリを、わずが半年足らずで戦闘可能な状態にまで仕上げていた。

物語の途中、リンがホムンクルス・グリードと一体化する。当初、グリードに対しては当初は主の体を乗っ取った憎き相手程度にしか思っていなかったが、グリードが味方側に回ると「リンの体を守るため」という目的も兼ねてグリード自身にも協力的になった。

祖父の仇であるラースがスカーとの決戦で倒れた際、機を見計らって仇討ちをするために現れる。問答の末にラースは直ぐに力尽きてしまったため仇は討ちそびれたが、ラースが持っていた賢者の石の回収には成功する。その後、重傷のスカーを逆転の錬成陣まで運んでいる。

お父様との最終決戦では手榴弾を投げるなどの攻撃で援護を行い、最後はお父様に決定的なダメージを与えるためにリンと別れて分離したグリードの呼びかけでお父様の腕を切り落として勝利に貢献する。
その代償としてグリードは犠牲になってしまうが、アニメ版ではエド達と共にグリードの死にランファンも悲しげな表情を見せていた。
全てが終わった後はリン、和解したメイ・チャンと共にシンの国へと帰還。その後、新たな皇帝へと即位したリンの護衛を続けている。

ランファンの関連人物・キャラクター

リン・ヤオ

50万人からなるヤオ族出身のシン国第十二皇子であり、フーの仕える主。

明るくて飄々とした性格だが、糸目の風貌のため真顔だと目つきが悪いことを気にしているため、常に笑顔を心がけている。背丈は高いものの年齢は15歳の少年で、フーやランファンからは「若」と呼ばれている。
一族代々ヤオ家に仕えているフーは、次期皇帝候補としてリンの護衛とお目付役の任を担っている。しかし、リンは空腹で行き倒れたり自由気ままに行動したりすることが多いため、護衛であるフーやランファンが少し目を離しただけで見失ってしまうことも多々あるようだ。無賃乗車をしているフーたちを車掌につきだそうとするエドワードに対して「そう簡単には捕まらない」と口にしており、リンはフーやランファンの実力に信頼を置いている。

お父様の策略により途中グリードに人格を乗っ取られてしまう。その後フーやランファンとは別れて行動をするようになるが、グリードとなったリンの異様な気配を辿りフーがリンのもとへ合流した「約束の日」では、共に協力してブラッドレイとの肉弾戦を展開した。フーがブラッドレイにとどめを刺されそうになった瞬間、グリードの人格からリン本人の人格に戻り虫の息の状態のフーを助ける。フーはブラッドレイへ決死の攻撃を仕掛ける。この攻撃によりフーは命を落とす。
「約束の日」の後は、「賢者の石」を手にしたことにより、念願の皇帝となる。皇帝に即位したリンは、それまでほぼ国交の無かったアメストリスとの条約を結んでいる。

renote.net

フー

kuriko agawa
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@go-116664695156594099254

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