イギリスっぽさが滲み出るカッコいい映画を紹介！英国フリーク必見！

『さらば青春の光』

フランク・ロダム監督、フィル・ダニエルス主演の1979年公開映画。ザ・フーのアルバム「四重人格」が元ネタ。派手なデコレーションをしたスクーターに乗り、細身のストライプのスーツにネクタイを締め、米軍放出品のM-51コート（いわゆるモッズ・パーカー）をはおるという、所謂モッズ・スタイルを定着させた作品。モッズと敵対する皮ジャンでキメた"ロッカーズ"との抗争、ブライトンでの街ぐるみの派手な決闘を描く。

『トレインスポッティング』

監督のダニー・ボイル、主演のユアン・マクレガー、ロバート・カーライルの名を一躍知らしめた、アーヴィング・ウェルシュ原作の映画化作品。麻薬の常習、クラブでのクレイジーな夜、破天荒で破滅的な青春を過ごし、そして普通の生活に戻っていく...。イギリスに生きる若者の姿を投影した内容で、彼らにとって新たなバイブルとなった。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』

監督、脚本をガイ・リッチーが手掛け、若き日のジェイソン・ステイサム、ニック・モラン、ジェイソン・フレミングなどが出演した1999年公開の作品。イギリスの日常を映したスタイリッシュな映像と、オーシャン・カラー・シーンのOP曲などの音楽も相まってカッコ良すぎ。テレビドラマ『ロック、ストック＆フォー・ストールン・フーヴズ』『ロック、ストック&スパゲッティ・ソース』がキャストを一新して制作され、こちらもカッコ良すぎ！

幼馴染みの自堕落な日常を送る悪党4人組が、仲間が負った膨大な借金を何とかしようと、麻薬取引の金を横取りする計画を立てるが、逆に麻薬組織から追われる事となっていまう...。

『アバウト・ア・ボーイ』

なんだか凄く日常のイギリス人っぽい作風で愛される作家、ニック・ホーンビィの原作の映画化作品。ヒュー・グラントが主演、バッドリー・ドローン・ボーイことデーモン・ゴフが手掛けたオリジナル音楽を全編に配している。気ままに生きる独身男と、シングルマザーの母親と暮らす少年との奇妙でハートフルな友情物語です。

父親の遺した印税収入により、気ままに暮らす36歳独身のダメ男が、精神的に不安定なシングルマザーの女性フィオナと出会い、息子のマーカスとも。当初は反発していたが、そのうちに奇妙な友情で結ばれ、お互いに成長していく...。