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euon16のレビュー・評価・感想 (2/2)

関ジャニ∞ / Kanjani Eight
8

キャラが立ちすぎてて二次元かと思う

関ジャニといえば、あまり詳しくない人からすると、ドラマの錦戸亮とバラエティの村上信五、という、この2人のイメージが強いだろう。私もつい1ヶ月前まではそうだった。嵐ファンの友人のSNSがきっかけで関ジャニとの共演映像を見て、なんやこの面白集団はと思ったのが出会いだったが、関ジャニはただの顔の良い面白集団ではなかった。どうやら様々な企画ものの主導を取ってきたという横山くんの手腕のせいかもしれないが、どうにもオタク心をくすぐるトピックが多い。幼馴染、同期、ユニット、メンバーの関係性に一人一人のキャラ立ち…私が一番衝撃を受けて、だからファンはハマるのかと思ったのはおそらく関ジャニで一番有名であろう錦戸くん村上くんのキャラがよくテレビで見るあのキャラとは180度異なることである。錦戸くんはそこまでクールで男前キャラではないし、ヒナちゃん(村上くんは年が近いジャニーズのメンバーにはヒナと呼ばれている!)は話がうまいのは変わらないがかなりおっとりだしぬけてる。彼らはメンバーでわちゃわちゃさせた時に一番すばらしさを発揮する。今年はすばるくんの脱退があり、今まさにメンバー6人は心機一転頑張ろうというところ。何も言わずにとにかく土曜お昼の関ジャニクロニクルを見てほしい。話はそれからだ。

16ブロック
9

人は変われる

しょぼくれた刑事が、ある事件の証人を裁判所に護送するまでの「16ブロック」という短い距離で物語が進みます。
主人公のジャックはアル中で、仕事にやる気のないダメ刑事でしたが、証人となったエディとの出会いで変わっていきます。
刑事としての誇りを取り戻し、襲撃からエディを助けて命の恩人となります。後にジャックは「エディに救われた」というセリフが出てきますが、助けているように見えていたのが、実は自分も救われていた、という所がこの映画の面白いところだと感じました。又、ハッピーエンドで終わるのが意外でしたが、とても良い終わり方でした。
「人はいつでも変われる」というメッセージが込められていて、前向きな気持ちになれました。
前半は退屈に感じていましたが、だんだん面白くなってきました。さわやかで後味のいいラストで、この映画が大好きになりました。アクション映画のようで、人間ドラマが組み込まれたハートウォーミングな映画です。二度、三度と観たくなる、何度観てもほっこりさせられるラストシーンが大好きです。
ブルーレイでは別バージョンのエンディングも収録されているようです。私は地上波を録画した物で観ましたが、是非レンタルして観てみたいと思います。

ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり
10

バトルが爽快!

フィールドへ出るとまず驚くのがモンスターの群れである。
通常のドラクエシリーズでは突然戦闘に入るか、単体で行動するモンスターに接触して(しかし戦闘に入ればモンスターは複数のグループでいる)だが、今作は違う。本当にモンスターが群れを成しているところに攻撃をしかけるのだ。
はじめはスライムやももんじゃなど小型モンスターが多いが、ある程度進むとギガンテス、おにこんぼう、やつざきアニマルなど大型のモンスターにも遭遇する。キャラクターと大型モンスターが並ぶと、その迫力には圧倒される。
私はアリーナがとても好きなキャラクターだが、「ひしょうけん」で空高く上昇してギガンテスの頭に連続攻撃をするのが気分爽快だ。ギガンテスの足元で攻撃していると蹴飛ばされてしまうが、その足の大きいこと。遠くまで飛ばされてしまうのだ。
固定された画面では味わうことのできないリアルなドラクエのバトルを味わえるゲームで、操作も「かんたん操作」「がっつり操作」の2つから選べるので、無理に難しいコマンドを覚える必要もなく、アクションゲーム初心者でも気軽に遊べるのではないだろうか。
私個人としてキャラクターボイスが搭載されたことは非常にうれしい。配役に賛否両論あるようだが私は気に入っている。
鳥山明先生がデザインしたキャラクターが激しく動いてバトルをする光景も圧巻でおすすめしたいポイントだ。
またマルチプレイも可能であり、ストーリー進行のお手伝いから、玄人向けには強敵との協力バトルも用意されている。
初心者から玄人まで幅広いユーザーが楽しめるドラクエのアクションゲームだ。

害虫
8

私にとっての治療薬

この映画作品を観た当時、私自身、高校生活や進路のことで嫌悪感を抱いていました。その為、中学校生活をドロップアウトした主人公・北サチ子に共感出来る部分がありました。
父親がいなかったり、母が自殺未遂をしたりするサチ子ほど悪い境遇ではありませんでしたが、その時は無性にこの映画に惹かれて涙を流しました。ほとんど一種の治療薬の様な映画でした。
サチ子を演じる、当時まだ学生時代の宮崎あおいさんがとても美しく、透明感があるのに何処か危うい感じがして、まるで風が吹くと何処へでも飛んでいってしまう綿毛の様でした。
内容自体も、サチ子は居場所が無くて色々なところへ彷徨うためにそう思ったのかもしれません。サチ子を付き纏う中年男性から救ってくれたタカオとの出会いによって、少しずつサチ子が変わっていくのかと思っていましたが、そういった白黒付けた最後ではありませんでした。ですが、逆に私もそれを望んではいなかったので良かったです。何かと無防備で、考えているようで考えていないサチ子の結末は、何となく想像がつきました。サチ子によって周囲が壊れていく様は、タイトル通りサチ子が害虫なのだと思わされました。自分に居場所が無かったり、何かに疲れてしまった人は一度観てみるといいです。

Go!プリンセスプリキュア / ゴープリ / Goプリ / Go! Princess PreCure
10

夢に向かって…Go!プリンセスプリキュア

プリキュアシリーズ12作目の作品です。
「プリンセス」を夢見る主人公が全寮制の学園に入学するところから物語が始まります。
これまでのシリーズと違い、コミカルな描写はやや控えめ、簡略化されたギャグ顔もほぼ主人公のみ、言葉遣いも自然で丁寧と全体を通して上品な仕上がりです。
モチーフがお姫様なので、画面はとても華やかです。
ストーリー自体は少しお姉さん向けかなと思います。
全体を通してのキーワードは「夢」で、敵は漠然とした「悪いヤツ」ではなく夢という光に必ず立ちはだかる不安や恐れ、夢への扉が閉じてしまう「絶望」を体現しています。

周りがいい感じに協力してくれてそうこうしてるうちにいい感じに解決した、よかったよかった、ではなく、彼女たち自身も自分のやりたいこと、周囲の期待、努力と才能…と、まっすぐ夢に向かうことの難しさを知り、絶望し、それを乗り越えて「強く、やさしく、美しく」成長していく姿を小さな子供にもわかりやすいように描かれているので、大人が見てもはっとするようなストーリが多いです。

もちろん毎度こだわりの詰まった変身シーン、キャラクターごとにデザインされたレースの縁取り、OPにどんどん追加されるカット、EDのCGも今作から大幅にレベルアップし、子供向けとは思えないくらいの美しさも必見です。

ペルソナ5 / Persona 5 / P5 / ペルソナ5 ザ・ロイヤル
10

ペルソナ史上最高の傑作

ペルソナシリーズは毎回魅力的なキャラクターが多いですが、今回のキャラクターもビジュアル、性格設定共に魅力的に仕上がっており、どのキャラクターをバトルに参加させるか悩みました。また、主要メンバー以外のコミュが発生するキャラクターもそれぞれ個性があって魅力的なのでどのキャラクターのコミュを上げるかワクワクしながら楽しめました。さらに、実際の東京が舞台というのも面白いところで、新宿や渋谷など実在の街が出てきて、見た目も本物そっくりなところも見所です。
個人的に過去のペルソナシリーズの欠点として、ダンジョンが単調な為レベル上げが退屈というのがありましたが、今回は各ダンジョンにそれぞれ個性があり、謎解き的な部分もある為飽きずにプレイすることができました。また、過去のダンジョンのような単調な別ダンジョンもあるのですが、きちんとミッションが存在しているし、そのミッションをクリアすることがコミュをあげることに繋がったりもするのでやり込み要素があり楽しみながらレベルを上げる事ができました。
強いて欠点を挙げるとすると、これは他のペルソナシリーズにも言える事ですが、バトルに関してキャラクター毎の特性がそこまで強くないので、どのキャラクターを使ってもあまり変わらず、結局主人公のペルソナ次第的な感じになるためバトルが単調になりがちなところが残念かなと思いました。もっと各々の特性が強ければ、この敵にはこのメンバーで、とかダンジョンの特性でパーティーの入れ替えなどを考えられて面白いのではないかと思います。

人形草紙あやつり左近
8

打ち切られても根強い人気

デスノートやバクマンで有名な小畑健さんの作画による90年代ジャンプのサスペンス漫画で、人形遣いの気弱な青年「橘左近」と、明治生まれの童人形「右近」のコンビが殺人事件を推理し解決していくストーリーです。
左近は普段はおとなしいのに一度、右近を操ると別人のような行動力を発揮し、頭脳明晰でクールな青年に早変わり。一方、右近は人形とは思えないほど表情豊かで、左近とは正反対の明るくにぎやかな性格です。漫画内で右近は他キャラクターなどとギャグ的やり取りがあり、左近はクールにすましてやりすごす描写がありますが、よくよく考えると全て左近の一人芝居なんだよな~と考えるとそのギャップが愛おしく感じられたり、本編がシリアス展開なだけにふとした時にのぞかせるキャラクター同士のやりとりがこの漫画の魅力にもつながっています。
また、推理モノとしてもとてもよくできていて、「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」にも匹敵する出来栄えです。
絵柄も初期の小畑健さんのタッチで90年代のおどろおどろしさが残っていて古臭さを感じさせないサスペンスにはピッタリな絵柄です。
残念ながらジャンプでは打ち切りとなってしまいましたが、コミックは全4巻と集めやすく、連載終了後にもアニメ化されたりと根強い人気のある作品ですので是非一度読んで頂きたい作品です。

エル ELLE
8

フランス映画でありながらアカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たした異色の作品

この映画はまず、万人受けはしません。誰もが見て楽しめるものではなく、好みが分かれるタイプの作品です。わたしは好きです。かなり。
主人公はミシェルというゲーム会社の社長として成功している女性なのですが、彼女がとんでもなくビッチです。親友の夫と寝る、隣人の夫を覗き見して自慰に耽る、部下に股間を見せるよう命令する。さらに元夫の車をぶっ壊し、彼の今の彼女に爪楊枝入りの料理を食わすなどなど、とにかく、こんな女が身近にいたら絶対いやだ!と思うようなイヤな女なのです。
でも、勿論単にイヤな女ではないのです。彼女は自信に満ちていて、一見、非道で非常識なことでも大胆にやってのけるインパクトの強いキャラクター。
ストーリーの中で、彼女自身がひどい目に遭わされても「それがどうしたの?」とでも言うように颯爽と、髪をなびかせ、ヒールの音を響かせながら歩き去る。そんなカッコよさも感じさせるのです。それは、このミシェルという厄介な女を見事演じきった主演のイザベル・ユペールの技と魅力があってこそだと感じました。

フランスの至宝の異名を持つイザベル・ユペールさん、なんと1953年生まれ。この映画が公開されたころは64歳。64歳でこの美貌、この色気、そしてこのヤバさ!脱帽します。わたしもこんな64歳になれたらいいなあとちょっと憧れます。

夕闇通り探検隊
8

大人でも昔を思い出しながらプレイできる。

『ダンガンロンパ』等で有名な、スパイクチュンソフトの前身であるスパイクが1999年に発売したプレイステーション用のソフト。プレイヤーは中学の同級生のナオ・サンゴ・クルミの中から随時誰かを選択しながら、街に流れる噂を検証していきます。

噂の内容が霊に関するものも多いことから、ホラーっぽい演出が多々ありましたが、(パノラマビューにいきなり突入した時はかなり驚きました)それよりも全体に漂う、どこか懐かしい空気感が良かったです。東京都日野市をモデルとして街並みが作られたという話なので、いつか一度、完全に現代の街並みに変わる前に行ってみたいと思っています。
また、それぞれのキャラクターも立っていて(ナオ→普通すぎるくらい普通の男の子、サンゴ→目に見えるものしか信じないリアリストかと思いきや年相応の女の子らしい繊細な面もある、クルミ→意思の疎通が難しい時もあるが天真爛漫)サブキャラも含め、自分が中学生の時にもこういう子いたな〜とその面でも懐かしくなりました。一番最高のエンドでも若干の寂しさを残す結末を含めて、ノスタルジックな雰囲気が漂う作品でした。

プレミア価格がついているのが難点ですが、もし出会う機会があれば他の人にもオススメしたい作品です。

TWICE / トゥワイス
10

ブレイク間違いなしです

韓国人5人、日本人3人、台湾人1人からなる9人のアイドルグループです。普段は韓国で活動していますが、東南アジアを中心に人気が高騰しているようです。去年くらいから日本での活動も始め、昨年末のNHK紅白歌合戦にも出演しました。最近はY-mobileのCMにも起用されています。AKBのコンセプトが「クラスで5番目くらいに可愛い子を集めた」と聞きましたが、TWICEの場合は、学園の伝説の美少女を集めた、といったところでしょうか。よくまあこれだけ綺麗な女の子を集めた、と関心させられます。可愛いだけで無く、歌もうまいし、ダンスもすごくキレキレです。世界のエンターテインメントを席巻しているK-POPですが、その中でも間違いなくトップを走る存在、と言っても過言ではないでしょうか。韓国人だけのグループより日本人も入っている、というだけで結構親しみも湧きます。しかし日本人3人のメンバー、ハングル語がペラペラなんですよね。日々のタイトなスケジュールとダンスのレッスンだけでもすごくしんどいと思うのに、ハングル語の勉強も頑張ったんだなあ、と関心させられます。韓国と日本は近いので今後はもう少し日本での活動も増やして欲しいですね。

ONE PIECE / ワンピース
6

テーマ的には少女漫画的でもある

『ONE PIECE』がどこか少年漫画的でないのは、「スーパーヒーロー」が登場しない点だろう。
ルフィは料理も作れないし、嘘もつけないし、人も治せない。どちらかと言うと「何もできない」人間である。ルフィの仲間たちはみな、できないなりに協力し合って強くなって生きている。それは、ちょっと「有り得ない」ことでもある。なぜなら現実では、このように上手いこと「仲間」を見つけることはできない。人は相手の「できる面」ばかりに気を取られて、「できない面」があるとただ「落胆」し、できる面のことを忘れてしまったりする。人は人を一面的な評価でしか考えることができないのだ。だから、このように、できるところを任せて、できないところは「自分が能動的に助ける」という仲間を得るには、できるところ、できないところを同時にPRし、なおかつそれを受け入れてもらえるだけの「優しさ」と「頭の柔軟さ」が相手にもないといけないのだ。僕が思うにそのような人間は100人中5%くらいでしかなく、まぁそれだけルフィが「仲間になろう」とオファーをしているのかもしれないが、ここまで1年足らずで仲間ができるというのは「有り得ない」ところでもある。そのような運頼りなところが、少女漫画的ではあるだろう。要するに『ONE PIECE』は、少女漫画と少年漫画の中間にある作品である。

ラ・ラ・ランド / La La Land
8

エマ・ストーンが抜群にかわいい!

ストーリーは単純というか、先が読める展開ですが、何故か引き込まれる作品です。夢みる男女の恋は下積み時代うまくいっても、どちらかが成功するとうまくいかないところに現実味があり、共感できるのかもしれません。
ミュージカル調なだけあり、歌やダンスが素敵です。エマ・ストーンとライアン・ゴズリングが丘の上で一緒に踊るシーンには胸がキュンとし、最後の再会のシーンには胸が熱くなります。エマが女優志望の友達と「パーティーに出かけよう!」と歌って踊るシーンもコミカルで、見ているだけで楽しい気持ちになります。
話題になっているカメラワークもすごいです。CGではないと知るとびっくりします。冒頭のハイウェイで皆が車から降りてダンスするシーンは圧巻です(内容はよく理解できないのですが、カメラワークはすごいの一言です)。衣装や背景がとても鮮やかで豪華なのも、この映画の魅力の一つです。
そして何より、エマ・ストーンが抜群にかわいいです!あの綺麗な顔立ちで、コミカルな顔や動きを見事にやってのけています。女優の卵という役柄なので、不自然で大げさな演技をしてオーディションに挑むエマはなんともキュートです。髪型、メイクも真似したくなる、観るとエマのことが好きになる作品だと思います。

HEAVY RAIN 心の軋むとき
9

プレイする映画というジャンル

このヘビーレインというゲームは人気作となった「Detroit: Become Human」と同じフランスの会社、クアンティック・ドリームのゲームである。
このゲームの特徴は、選択肢の自由さ、重厚なストーリー、そしてなんといってもとにかく綺麗なグラフィックだ。
主人公が4人おり、それぞれの選択肢や行動によってエンディングも大きく変わってくる多くの人間が救われるエンディングもあれば、主人公全員が死ぬこともある。バラバラだった主人公たちの話がだんだんと1つの結末に集まってくる感覚と、その驚きの結末にはきっと溜息するだろう。
グラフィックが綺麗だと最初に述べたが人の表情、そしてタイトルにもある重要な要素「雨」が本当に細かに出されていて、そこに声が付き映像が完成している。
操作方法も独特で、複数のボタンを同時押しで踏ん張ったり、コントローラーを上下に振ることで歯を磨けたり、決して難しい操作ではないのだが、指定されたボタンの通りに操作をしていると、いつの間にか主人公の行動とこちらの行動が一体化しているのだ。
オススメなのはこのゲーム、Moveに対応しており、扉を開けたり物を調べたりという細かい主人公の動作の指示がうまく映像の中の主人公とこちらを結びつける操作になっている。
一体感がありすぎて非常に疲れるのだがmoveでのプレイもぜひやってみてほしい。

体験版もあるので一度この「プレイする映画」というジャンルを体験をしてもらいたい。

プーと大人になった僕
7

大人が見た方が良い映画

ずっと予告を見た時から不思議な魅力を感じて気になっていた映画です。
字幕、吹き替えどちらかすごい悩みました。吹き替えのプーさんの声が好きだったので吹き替えにしようと思ったのですが、堺雅人さんのクリストファーロビンの声が微妙で気になってしまい、映画に集中できなくなりそうだったので結局字幕で見ました。

もちろんクリストファーロビンの声は主演のユアンマクレガーの声なので全く問題なし。英語のプーさんの声はちょっとしゃがれ声で日本語の聞き慣れた声と違いすぎて少し戸惑いました。ですが、物語が進むにつれて、そこまで気にならなくなり、感情移入もできました。

ストーリーは、最近の映画に多い難解なものではなくて、王道のディズニーらしいまっすぐなお話でした。好感が持てたのは、最後悪い人が成敗されるシーンがあるのですが、悪い人も死んだり、解雇になったりする描写がなく、結局は誰も大きくは傷つかないっていうのがディズニーらしくて好きでした。
また、プーさんというと子供向けというイメージですが、「それは風船より大切なの?」とか「何もしないは最高の何かにつながる」など心に響く言葉が沢山でてきました。もう一度その言葉を確かめにいくだけでも2回目見に行きたいと思える感じです。

僕は「この映画の味方」をすることができると思える物は人に勧めます。
完璧な映画というのはなかなか存在しないですが、「自分はこの映画の味方になれるか?」と聞かれるとYES NOで答えやすいからです。
このプーさんの映画は、多少の微妙に感じるところはあっても、自分はこの映画の味方でいたいと思えるものでした。
なので人にもオススメします。

アイデン&ティティ
9

最高

この映画の麻生久美子さんが、最高のパフォーマンスを見せてくれます。麻生さんなしでは語れません。
主役はバンドマンとして活躍する峯田和伸です。
主人公のアイデンは、一人寂しく、孤独を埋められないままロッカーをやっていました。仲間はいますが、心は満たされないまま、師匠のボブディランを崇拝し、苦しいときは彼に神頼み、支えてもらうというよわっちいメンタルの持ち主。その彼女がライブで出会った彼女。ちょーかわいいのに、スタイル抜群で、淑女。
マザーでもない、彼女でもない。僕の片割れ。という意味で、登場します。
彼女の存在は、主役をも凌駕し、彼女の存在が主人公をいい風にも悪い風にもさせるので、重い。非常に二人の愛は崇高で、誰にも邪魔されません。それらが相まって、アイデン&ティティを作っているのです。この映画の本質を理解するのは、時間がかかるかもしれませんが、何度も見ることによって、元気づけられ、自分の存在意義を見出すきっかけとなることでしょう。

ヒカルの碁 / ヒカ碁 / Hikaru no Go
9

遠い過去と遠い未来をつなげるために…

私がお勧めする作品は、大場つぐみ先生の作品「ヒカルの碁」です。この作品をお勧めしたい理由は、三つあります。
まず、23巻で完結していることです。
最近は超長編の傑作マンガが多いですよね?普通に60冊ぐらい超えてしまうような。
正直、私のように「面白そうだけど、最後まで読み続ける時間や体力がない」人間には手を出しにくいです。
しかし、「ヒカルの碁」は全23巻で完結します。このぐらいの長さであれば、私でも集中が切れてしまう前に読むきることができます。
また、対局シーンではそこまで文字数も多くなく、スピード感ある描き方なのも助かります。
次に、作画がとても綺麗なことです。
「デスノート」など、大場つぐみ作品を代表する特徴ですね。「ヒカルの碁」ではまだ作画が現在ほど出来上がっていなかったので、初期あたりは初々しさが感じられます。
しかし物語が進行するにつれて、作画はクオリティをどんどんと上げ、読破するころには美しいとさえ思えるレベルになっています。
最後に、作品自体が分かりやすいことです。
「囲碁」という馴染みの薄い世界を描きながら、囲碁を全く知らない中学生時代の私でも、引っかかることなく、面白く読めました。
細かいことを挙げればまだまだありますが、大味に紹介するとこのような感じです。

もしも興味を持っていただけたなら、一度「ヒカルの碁」、お手に取ってみてください。

ラブリラン
9

おすすめ漫画「ラブリラン」

天沢アキさん作品「ラブリラン」は、漫画全2巻完結の作品です。
ドラマ化もされましたが内容が大幅に変更しているので、原作をご存知の方には正直おすすめしないです。
仕事一筋の独身、かつ処女であるヒロインさやかは、大学の友人鷺沢君に片思いしつづけるも、これといった進展もない。そんな時、さやか奇跡的に彼からデートのお誘いが。緊張でなかなか寝付けない中、目を閉じて次目覚めた時には、なぜか会社の後輩町田君から名前で呼ばれ、そしてなぜか彼の部屋にいた。なんと記憶喪失になり、デート前からの記憶がなく、その期間はなんと町田君と付き合っていた!?というところから物語が始まります。
絵がシンプルで見やすく、素朴な可愛らしさもあって、すんなりと読みやすい印象をまず受けます。記憶を失くす前の自分では考えられないような、自分の姿に戸惑いながらも、町田君との関わりの中で、自分が変わりたいと思った事、行動に起こしてきた事、背中を押してくれた町田君への思いを徐々に思い出していき、ありえないと思っていたのに、再び惹かれていく。
逃げずに向き合おうと奮闘するさやかを、同じ女性として応援したくなります。町田君も最初そっけなく、記憶喪失直後ちょうど別れたかったとあっさり発言するので、遊びで付き合ったのかと思いきや、変わろうと努力していくさやかを気になるけど、そっけない態度にやきもきしますが可愛らしい一面も見えてキュンとします。
片思いの鷺沢君との三角関係では切ない部分もありますが、記憶を取り戻しながら改めて3者お互いに向き合っていく姿が読了後は爽快かつ幸せなラストです。

はたらく細胞 / Cells at Work!
6

知識も身につけられて面白いアニメです。

タイトルだけをみると、あまり面白そうな感じがしなかったけど、見てみると面白かったです。
人の体の細胞を擬人化して、体の中の出来事を物語にしているアニメです。注釈で体の中の細胞にどんな役割があるのか説明があるため知識も身につきますし、ストーリーも面白く、一石二鳥なアニメです。
登場するキャラクターはかわいいし、絵もきれいなのでとても見やすいと思いました。基
本的なストーリーは、擦り傷やインフルエンザといった身近な体の出来事から、体を守るために細胞や抗体が働くというものです。
ほのぼのしたアニメですけど、白血球が細菌を殺す場面では、バトルシーンとなっていて、白血球がとてもかっこいいです。ナイフを片手に細菌をばったばったと倒していく様はとても爽快で、ナイフを扱う様子や、敵を倒すときのキメポーズもかっこいいです。
おっとり系のキャラクターがめちゃくちゃでかい武器を持って、敵を簡単に倒していくギャップも面白いと思いました。
血が噴き出して敵が死ぬシーンもありますが、それほどグロくもないので安心してみることができます。

魔法使いの嫁 / The Ancient Magus' Bride / まほよめ
8

人生再生の物語。

こちらは、ダークファンタジーという部類にはいると思います。明るく、魔法をダダーンという感じてはなく、静かにゆっくりと、戦闘シーンもなく進んでいきます。魔法系ですが、ヒューマンドラマのような感じです。
内容としましては、まず一人の不幸な生い立ちの少女が自身をオークションにかけ、自ら人身売買をしようとしているところから始まります。自暴自棄になっている少女は、オークションのオーナーに本当にいいのか?と最後の意思確認をされますが、もうどうにでもなれという感じで契約書にサインしてしまいます。そこで、自身を高値で買い取ったのが、異型の魔法使い・エリアスでした。少女は、その魔法使いに奴隷のように扱われるのだろうと、うつろな目で彼を見つめていました。ですが、彼が少女を連れ帰った家は、花が咲き乱れる美しい英国の家でした。
エリアスはここで家族として一緒にくらそうと提案してきました。驚く少女に、暖かい食事や、寝床を用意し、魔法使いと少女の暮らしが始まりました。お互いに色々なものが欠けるなか、それを補い合い、二人は人生を再生していきます。そこに、家族愛や、恋愛、親子愛のようなものがでてきます。この二人が歩む先には、とてつもない大きな問題が待ち受けます。どのように二人で歩んでいくのでしょうか。

スタークラフト
10

E-Sportsの原点

皆さんはStarcraftというゲームを御存じだろうか。知らないという人がほとんどであろう。
Starcraftというゲームは1998年3月31日にブリザード社によって開発されたゲームである。このゲームの登場は当時のゲーム業界を揺るがせるものとなった。
ゲームの内容というものは3つの種族に分かれた未来で、それぞれの特異な戦法で勢力を争い、他種族を絶滅させることである。
このゲームは主に韓国においてとても大きな人気を誇った。そして、大会なども盛大にやるようになり、大手銀行などがスポンサーなどにつき大変な賑わいを見せていた。しかし、Starcraft2の登場によってプロリーグなどがなくなり幕を降ろした。
だがしかし、Starcraftの人気は衰えつつあったがファンはたくさん残っていた。そんなファンたちをもう1度熱狂させようとブリザード者はゲームのデザインや能力を変える大きなリマスターを加えた。
これにより韓国では再び大会が大きく開かれ、非常に期待を寄せられている。このゲームは正直なところ非常に難易度が高いものになっているが、挑戦してみてほしい。作品としては非常におもしろいものだと私は考える。