ALIA's CARNIVAL!(アリアズ カーニバル)のネタバレ解説・考察まとめ

『ALIA's CARNIVAL!』(アリアズ カーニバル)とは、NanaWindから2014年3月28日に発売された美少女ゲームのことである。アーケンという特殊能力が使える不思議な街、桜雲区を舞台に、桜雲台学院に転入した主人公才城蓮が、ひょんなことから逢坂明日葉という少女を助けるところから物語は始まり、「アス研」という研究会でALIAという称号を目指していく。

本作のヒロインの一人。
アス研の部員で、明日葉の親友。
性格は明るく快活。ノリがよくうわさ好きで、出所不明の怪しい情報を持ち出すことも。
また、世話焼きな一面もあり、話をよく聞いて相談に乗ってくれる。
実はオタクであり、コスプレなどが好き。そのためALIA戦の衣装は彼女が担当し、全てお手製で作っている。
アーケンカードは「チェスナット オブ ペンタクルス」。風、空気を操り、高速移動を可能にする「エアロ・ウォーク」、放ったものの軌道を変える「妖精の風(スプライト・ストーム)」など、中、遠距離を中心とした汎用性の高いアーケン。

『ALIA's CARNIVAL!』の用語解説

AP

桜雲区で使える仮想通貨のこと。
正式名称は「Advanced Area Point」であり、地域貢献活動などで入手可能。
また、この学院では毎週週末にALIA's CARNIVAL(スプレッドALIA戦)と呼ばれる大規模な部活動同士でのアーケンを使ったバトルが行われ、このバトルに勝利すれば相手チームから奪い取ることも可能である。
これを最も多く持っている部活動、研究会がALIAの称号を手に入れる。

ALIA

学園内で最も名誉とされる称号。
APが学園内で最も多かった部活の部長がALIAとなり、ALIAになると、学院の校則を一つ自由に追加できる。
追加された校則は様々で、学院内にコンビニを設置するという便利なものから、食堂にとんこつラーメンを追加しただけというものまである。

アーケン

桜雲台学院の生徒などが使える特殊能力。
各々で能力は異なり、明日葉は炎を操る能力、月詠は氷を操ったりなど様々である。
この能力はアーケンカードと呼ばれるカードで管理されている。このカードは生徒手帳が内蔵されたIDカードで、APが内蔵されているためICカードとしての側面もある。

アス研

明日葉が設立した研究会。正式名称は「明日は未来の風が吹く研究会」。
名前こそふざけた感じではあるものの、活動内容は学内の環境をよくするために様々な依頼をこなす何でも屋。
部員こそ少ないものの、全員がかなりの実力者であるため戦力は高く、学内のAPランキングは高め。
騒動があれば場合によっては風紀監査委員会と協力したりもするなど、そこそこの信頼もある。

物語の真相

ALIA’s CARNIVALでは、各ルートに未来科学というものに関わる様々な伏線が張られている。
しかし、そのルートの中では真相については語られず、そのまま伏線は回収されないまま各キャラクターの物語は終了する。
メインヒロインの明日葉のルートでも同様で、何か学院の裏に組織があり、未来科学における可能性について実験を行っていることが分かってくる。だが、裏の組織のことについてはほとんど触られず、物語は月詠と明日葉の過去の因縁、二人の和解へと動いていく。

明日葉のアーケンの大技「灼熱覇(ロードオブヴァーミリオン)」が蓮の手助け無しでは制御できないのもあり、蓮は何かと明日葉とペアを組んでいくことが多くなった。
そのなかで明日葉がモデルをやっていたこと、一人暮らしで実は家庭的なことも分かり、明日葉の意外な一面を見ていくうちに蓮は明日葉に惹かれ、やがて二人は相思相愛となり結ばれる。
幸せ絶好調の2人だが、そんな中、スプレッドALIA戦でアーケンを無効化する謎の鎧を身に着けた「甲冑研究会」に大敗を喫してしまい、今後誰に勝とうともAPが足りず、ALIAになることができなくなってしまう。
ヤケになった明日葉は月詠に勝負を挑むも、月詠は灼熱覇を徹底的に研究、対策をしていて、雪月花をもって完封した。また、ここで元々明日葉は風紀監査委員会の人間であり、月詠とも仲が良かったこと、二人は「神無月祥子」という先輩に憧れ、彼女が卒業していなくなった今、彼女の理想を追い求めていく中で対立し、風紀監査から抜け出したことが明らかになる。
もうALIAにはなれず、風紀監査にも完敗。絶望へと落とされたアス研だが、そんな中ある事件に巻き込まれる。
とある研究所で火災が発生し、中にいる研究員を助けてほしいというのだ。
ALIAにはなれずとも人助けは当然するべきと、アス研は苦戦しつつも、これを無事解決する。ここで学院の裏に何か組織があり、未来科学における可能性について実験を行っていることが明らかになる。
これを解決した翌日、アス研は自分のAPを見て驚愕する。
昨日の事件解決のおかげで大量のAPがアス研に入り、首位を倒せればALIAになる可能性が見えてきたのだ。
そして首位を走るチームとは、月詠の所属する、「風紀監査委員会」だった。

物語は終盤、風紀監視委員会とアス研はALIAの座をかけた最終決戦を行うことになる。
お互いのプライドをかけた決戦は、ついに月詠と明日葉・蓮ペアとの闘いになる。
明日葉と蓮の灼熱覇は月詠の徹底した研究により完封されたものの、二人の力でこれを倒すことに成功する。
そして月詠を倒した後、二人はお互いの心情を包み隠さず吐露し、和解することができた。
こうして風紀監査委員会に打ち勝ったアス研はAPランキングでトップとなり、明日葉はALIAとなった。

そしてALIA宣言式で明日葉は壇上に立ち、エンディングを迎える。その後、物語の真相が明らかとなる。

APの正体と蓮の真の能力

晴れて明日葉はALIAとなった。しかし蓮はALIA宣言式には参加せず、図書館へと足を向けていた。
未来科学について謎の実験をしていた裏の組織と戦うためである。
仕掛けられていた罠を超え待ち受けていたのは、なんと蓮の父の友人で、転入の際にお世話になった行方静造だった。
行方は拳銃と格闘術、そして拳銃を使ったアーケン「Bullet-type.Eagle CLAW(バレットタイプ・イーグルクロウ)」を使い、容易く蓮を窮地へと追い詰める。
そこで行方は、自身の計画と衝撃の事実を語りだす。
APの正体は、学園内の仮想通貨ではなく、人の持つ可能性をエネルギーに変換したものであるという。
さらに、莫大なAPを持つ明日葉を生贄としてタイムゲートを開き、過去の改竄を行おうというのだ。
行方は過去にアーケンの研究により妻を失っていた。それを回避するため、妻の死なない世界、つまりアーケンのない世界に書き換えようとしたのだ。
そして行方の思惑通り、明日葉のAPを使うことにより、タイムゲートは開かれてしまった。
タイムゲートを呼び出すことにより、明日葉のAPは0になった。APは人の持つ可能性。それが無くなるということは死を意味する。
タイムゲートと同時に呼び出され、死亡した明日葉を見て、蓮は激昂し、行方へと立ち向かう。
だが、行方のアーケンの圧倒的な力の前に為す術はなく、行方の銃弾は蓮の心臓をめがけて発射された。
その瞬間、蓮は何度も見てきた「本棚の夢」を見る。しかし本棚は現れず、代わりに蓮の父親が夢の中で現れる。
そして夢の中の蓮の父は、この夢の正体を語っていく。
この夢は、蓮が母から受け継いだ「完璧な未来予測を行う」という特殊能力であり、その能力はあまりにも強大すぎるため、本という形でこの夢の世界に封じていたという。
そして、胸元にあったシェルにより九死に一生を得て、この力を解放した蓮は、アーケンLv.3「全てを見通す悪魔の目」として覚醒させる。それと同時に蓮の黒のアーケンカードが変わり、「WHEEL OF FORTUNE」として覚醒した。
その力を使い、蓮は行方を倒すことに成功する。そして蓮は明日葉の死亡した未来を変えるために、明日葉の死亡が確定する特異点を改竄しようとする。
しかし、改竄すべき特異点は、蓮が物語の最初に明日葉を助けた所だった。つまり、蓮が存在し、明日葉を助けた時点で明日葉はALIAとなり、行方の野望により死亡することは確定してしまっていた。そのため明日葉が生存する未来は、蓮自身が世界から消える以外なかったのだ。
蓮は明日葉のために自分が消えることを決意し、「WHEEL OF FORTUNE」の力を使い、「自身の抹消」という過去の改竄を行った。

過去の改竄は成功し、蓮のいない世界で無事に明日葉は死亡することなく平和な日々を過ごしていた。
しかし、誰も蓮の存在を覚えていない世界で、明日葉だけは蓮の存在を覚えていた。
皆が蓮の存在を覚えておらず、明日葉自身も蓮を忘れそうになる恐怖で、明日葉は蓮に会いたいとアス研の部室で一人泣いていた。
そんな時、奇跡が起こる。
なんと、蓮はこの世界に帰ってこれたのだ。
明日葉は蓮に会えたことで、蓮に泣きながら抱き着いたのだった。

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