花ざかりの君たちへ(花君)のネタバレ解説まとめ

『花ざかりの君たちへ』とは、中条比紗也により1996年から2004年まで花とゆめにて連載された漫画。女の子が男子校に転校して、性別を隠しながら学園生活を送るという王道少女漫画である。主人公の瑞稀は憧れのハイジャンパー佐野泉に会いたい一心でアメリカから帰国したが、佐野はハイジャンプをやめてしまっていた。瑞稀が佐野に陸上をまた始めるよう説得する一方、佐野は瑞紀が女の子であることに気づいてしまう。

概要

中条比紗也により花とゆめ(白泉社発行)において、1996年から2004年にかけて連載された漫画作品。憧れの男の子を追いかけて性別を隠して男子校に入学するという王道の少女漫画ストーリーである。漫画本編終了後の後日談が”花ざかりの君たちへ After School”として刊行されており、主人公の瑞稀やほかのレギュラーメンバーたちの桜坂学園卒業後などが描かれている。アニメ化はされていないが、台湾(2006年)、日本(2007年、2011年)、韓国(2012年)にて実写ドラマ化されており大人気を博した。

あらすじ・ストーリー

主人公の芦屋瑞稀はアメリカ育ちの元気な女の子。憧れのハイジャンパーである佐野泉に会うために、日本の全寮制男子高校である私立桜咲学園に通うことを決意する。しかし佐野に会ってみると、なんと佐野は事故にあったことをきっかけにハイジャンプをやめてしまっていた。まだ佐野がハイジャンプが好きであることを感じ取った瑞稀は佐野を励まし、なんとかハイジャンプを再開するよう説得した結果、佐野は陸上界に返り咲くことに。同時にひょんなことから瑞稀を女の子だと知ってしまった佐野は、彼女のひたむきさに段々惹かれていくこととなる。学園祭、修学旅行、幽霊騒動、ダンスパーティーなど様々な出来事を気の合う仲間たちと共に過ごしてきた瑞稀だったが、極少数の人々に性別がバレてしまったりアメリカに連れ戻されそうになったりとハプニングもしばしば。瑞稀は無事に学園を卒業することができるのか、そして二人の恋の行方はどうなるのかが気になって読むのが止まらなくなる作品である。

主な登場人物・キャラクター

メインの2人以外にも、個性的な学生たちが続々登場する。

芦屋瑞稀

主人公の女の子。佐野に憧れて単身アメリカから帰国し、男子校に入学した。顔はかわいいが好意に鈍くかつ楽天家なので、実は女の子ということをを知っている佐野や保険医の梅田先生を度々ひやひやさせていた。元々陸上部に所属していたため足が速く、男子にも引けを取らないため体育祭や寮対抗の宝探しゲームでは大活躍していた。けっこう大食いで、甘いものも大好き。アメリカカルフォルニア州バークレー出身。元々の性格やガサツさもあり、性別がバレてしまっても「まさかあいつだなんて」という扱いを受けた。第二寮寮生。卒業後はドッグトレーナーの道に進むことを決めた模様である。

佐野泉

瑞稀の憧れのハイジャンパー。事故がきっかけでハイジャンプをやめていたが、瑞稀に説得され再開を決意した。だいぶ早い時期に瑞稀が女の子だと気づくが、本人には秘密のまま友人として学園生活をサポートしていた。瑞稀とはルームメイトであったため、自分の気持ちを自覚してからは瑞稀の無警戒さに呆れていた。桜咲学園に入学してすぐに裕次郎という犬を保護し、学園の敷地内で飼育させてもらっている。中学生のときに祖母の家で毎日ぼたもちを食べさせられたことから、甘いものが大の苦手である。ハイジャンプのコーチである父親に長年反抗していたが、瑞稀のおかげもあり徐々に関係が和やかになってきている。北海道出身。第二寮寮生。

中津秀一

サッカー大好きの金髪少年。金髪なのは、サッカーにおいて憧れのチームのチームカラーだかららしい。瑞稀が女の子とは知らなかったが、野生の勘なのか瑞稀のことを好きになり色々悩んだ末に告白するが玉砕した。楽天的だが自分の夢に対する信念は本物。卒業後は夢をかなえてサッカー選手になり、海外で活躍している模様である。大阪府出身で、もちろんお好み焼き大好き。第二寮寮生。英語でしゃべっている相手にも関西弁で通し、なぜか意味が通じてしまう能力を持っている。

難波南

桜咲学園第二寮寮長。梅田校医の甥でイケメンの遊び人であるが、学生が学校側に虐げられる事態になったりすると花桜会として学園側と交渉したりと頼れるリーダーである。瑞稀の友達のジュリアに一目ぼれしたが、結局ジュリアには袖にされてしまった。今は学園卒業後モデルとして活躍しており、メイクの海老さんにアプローチしている。隣にある女子高の聖ブロッサム女学院に叔母である梅田里緒が通っている。

梅田北斗

桜咲学園の第二保健室の保健医。瑞稀が女の子であることに一番初めに気づいたが、彼女の熱意に押され性別がバレないように度々協力してくれたメガネのイケメン。ゲイであり、高校の同級生だった鬼島綾市(同作者の”夢見る葉っぱ”にも登場した占い館の店主)に片思い中。大学の後輩である原秋葉に好かれているが、梅田は逃げ回っている。第二寮寮長の難波南の叔父であり、作中には他の梅田一族もちょくちょく登場する。

萱島大樹

中津のルームメイト。霊感体質で、普通の人には見えないはずのものが見える。本人によると瑞稀の性別はオーラの色で会ってすぐに気づいていたとのことで、後に中津が自らが同性愛なのか悩んでいた時に何も言わなかったことを謝罪していた。写真を撮ると心霊写真になったりポチとタマという守護霊?式神?を従えていたりと不思議少年である。霊感能力と積極的ではない性格のせいで中学校時代は周りから避けられていたが、高校では中津のおかげでみんなの和に入ることができた。卒業後は特技を生かして、ワインのオーラを見るソムリエとしてバイトしている。

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