クリア・ノート(金色のガッシュ!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリア・ノートとは雷句誠による漫画『金色のガッシュ!!』の登場人物で、アニメ版には登場していないラスボスである。
魔界の王を決める戦いに選ばれた100人の魔物の子の1人であり、他の魔物とは桁違いの圧倒的な力を持つ。
見た目は細身の青年だがその力の大きさは出会った瞬間に分かるほどに凄まじく、自身を「滅亡の子」と称している。
呪文の力は「消滅」で、生まれた時から魔物を滅ぼすという意思を持ち、それを実行するため王を目指す。
まさに最強・最悪の魔物である。

ガッシュがクリアに、「なぜ全ての魔物を滅ぼそうとするのか?」と聞いた際、クリアは自身を「人類が進化の果てに核兵器という人類を滅ぼす力を作ったのと同じで、魔物の進化が生み出した魔物を滅ぼす力だから」だと自分のことを語った。
魔物の進むべき道の一つ。滅びという道の為に存在しているというクリアにガッシュは「そんなことを言うでない!」と止めた。
しかし生まれた時からその思考があったクリアは、王を決める戦いの意味を考えた際、出した結論は「こうやって争いで王を決めなければ、いずれ魔物は滅んでしまうからさ」であった。
それは戦争と繰り返す人類と同じ答えだったのだった。

クリア・ノートの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

クリアは「愛」を知らない

デュフォーに指摘されたクリア

ディフォー曰く、クリアには「愛」が入っておらず、産まれた時から「愛」という概念自体存在しない。
あまりにも強すぎる規格外の存在の為、読者の間では魔本が作り出した王様試験最後の難関なのでは、という噂もあるほどだった。
しかし、本編では明かされなかった両親の存在が「金色のガッシュ完全版」の描き下ろし番外編漫画「ガッシュカフェ」にて明かされた為、その説は否定的となった。
父親の名はセブン・ノート、母親はレミー・ヴィムで、クリアを恐れて逃げたのかクリアが消してしまったのかは分からないが、気づいた時にはいなかったらしい。

Jimmy
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