東京アンダーグラウンド（漫画・アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2023.02.06

『東京アンダーグラウンド』は、1998年から2005年にかけて『月刊少年ガンガン』（スクウェア・エニックス）にて連載された有楽彰展による日本の漫画作品。略称は「TUG」。2002年にはテレビ東京系にて、テレビアニメ版が放送された。バラ色の学園生活を夢見る無敵のケンカ王と呼ばれた男子高校生、浅葱留美奈は家の裏庭で「アンダーグラウンド」と呼ばれる地下世界から逃げてきた少女ルリと、その護衛役のチェルシーと出会う。この出会いがきっかけとなり、浅葱留美奈の運命が大きく変わることになる。

公司（カンパニー）

公司のA級師兵。電気を操る能力者でかつて箱庭の実験によって視力を失っており、電気を使って相手の位置を把握している。白龍の特殊部隊とも面識があり、物語終盤に彼等と手を組んでチェルシー達を翻弄した。

キーラ

公司のA級師兵。操の能力で他者を操ることができる。しかし完全に操ることはできず、能力の使用中は自由に身動きが取れなくなる。

ダイオン

公司のA級師兵。「腐」の属性を操る能力者であらゆる物を分解し土に還すことができる。かつてシャルマが姉と慕っていた人物を殺害しており、シャルマは彼に復讐するために公司に入った。物語終盤にシャルマと戦い圧倒するも、最期は頭部に一撃を食らい死亡する。

熱（ねつ）

CV：楠大典
白龍直属の特殊部隊の1人。熱を操る能力者で、体内に熱エネルギーを発生させ、筋肉の潜在能力を高める「轟腕掌」の使い手。公司から脱走したルリの追手として現れるが、チェルシーと戦闘し敗北する。

影（かげ）

CV：日野由利加
白龍直属の特殊部隊の1人。微量の神経ガスを利用して相手の視覚を惑わせ「影の能力」という幻術を使う能力者。公司から脱走したルリの追手として現れるが、銀之助の練氣銃の前に敗れる。

煙（けむり）

CV：堀内賢雄
白龍直属の特殊部隊の1人。煙を操る能力と巨大な剣を武器とする能力者。大量の煙で敵の視界を奪う「縛煙陣」を得意とする。公司から脱走したルリの追手として現れ、留美奈と戦う。密閉空間で留美奈を追い詰めるも、最終的に敗北する。

音（おと）

CV：杉山佳寿子
白龍直属の特殊部隊の1人。圧縮された空気の振動を利用する能力者。手にした笛から音波を発することで人の脳を混乱させて操ることができる。公司から脱走したルリの追手として現れ、チェルシーと戦う。チェルシーを操ろうとするが完全に操ることができないことを見抜かれ失敗。そこで傍にいたジルハを操ろうとするも、能力を完全に見抜かれていたため返り討ちに合い敗北する。「音」というのは通称で「幻音（ウツネ）」という本名を持っている。

ランス・カッディール

ロウワータウン公司保安支局局長。かつて公司で行われた獣化プロジェクトの責任者であり、04を含む10人の子供を集め人体実験を行っていた。ロウワータウンにて偶然04と出会い脱走した被験者であることを知り、彼女を治療すると同時に翼が生えた姿に変える。そして彼女の脳構造をスキャンしてコントロールしようとするも、シエルの妨害により失敗。04に追い詰められるが自ら獣化し04を抹殺しようとする。獣化プロジェクトの真の目的は自らを超生命体化することであり、その力で地下世界の王になることを企むが、04に敗北し、失敗する。

その他の登場人物

『東京アンダーグラウンド』の用語