Dr.STONE(ドクターストーン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『Dr.STONE』とは、稲垣理一郎が原作、Boichiが作画を担当する、科学を題材とした冒険少年漫画である。地球上の人類すべてを標的にした謎の石化現象により文明が崩壊してから約3700年後の世界を舞台に、ずば抜けた科学の知識と探求心を持つ主人公が仲間と共に人類の復興を目指す物語。
「第64回小学館漫画賞少年向け部門」を受賞し、累計発行部数が1400万部を突破しているなど、高い評価を得ている。
作中では様々な立場、性格、信条のキャラクターが、読者の心を動かす名言・名シーンを演出する。

『Dr.STONE』の概要

『Dr.STONE』とは、稲垣理一郎が原作、Boichiが作画を担当する、科学を題材とした冒険少年漫画である。地球上の人類すべてを標的にした謎の石化現象により文明が崩壊してから約3700年後の世界を舞台に、ずば抜けた科学の知識と探求心を持つ主人公・石神千空(いしがみ せんくう)が仲間と共に人類の復興を目指す物語。『週刊少年ジャンプ』での連載期間は2017年14号から2022年14号まで。
「次にくるマンガ大賞2018 コミックス部門」2位入賞、「第64回小学館漫画賞少年向け部門」を受賞し、累計発行部数が1400万部を突破しているなど、高い評価を得ている。
2019年にはトムス・エンタテインメント制作のテレビアニメが放送されており、主人公の千空を小林裕介が演じている。番組の最後に毎回「この物語はフィクションですが、登場する動植物や物質、製造方法などは実在するものに基づいています。個人の判断による採取や製造は大変危険であり、また法律に触れる恐れがありますので、決して安易にマネをしないでください。」という注意書きが入るのが特徴。
作中では様々な立場、性格、信条のキャラクターが、読者の心を動かす名言・名シーンを演出する。

石神千空(いしがみ せんくう)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ファンタジーに 科学で勝ってやんぞ 唆るぜこれは…!」

全人類が石化してから約3700年後、千空と大樹はジャングルと化した日本で目を覚ます。千空は自分たちだけが目を覚ました理由を推理しながら、人間の石化を解く方法を探っていった。そして1年後、百数十回にもおよぶ実験の末、千空は石像にかけるだけで石化を解除する石化復活液を作り出すことに成功する。石化から蘇って飛んでいく燕を見上げながら、千空は「ファンタジーに 科学で勝ってやんぞ 唆るぜこれは…!」と万感の思いを込めて呟く。文明を再興し、人類を救って石化の謎を解くという、千空の途方もない挑戦はこのセリフから始まっている。

大木大樹(おおき たいじゅ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「大好きでした 何百年も 何千年も……!」

ずっと恋していた杠に想いを打ち明けると決意した直後に石化してしまった大樹は、杠への気持ちを支えに3700年意識を保ち続けた。ようやく目覚めた大樹は、千空の残したメッセージを頼りに移動を開始する。その道中、大樹は大木に抱かれるようにして石化している杠を発見した。杠の石像が破損せず無事だったことを喜びながら、大樹は「大好きでした 何百年も 何千年も……!」と届かない思いを噛み締める。

小川杠(おがわ ゆずりは)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「はいそして!ここにもう一人 その考えなしの恥ずかしい子がいます ワオ!」

大樹が回想する杠との思い出のシーン。石化した燕を拾った大樹は、何かの病気かと思って動物病院へ向かった。しかし登校時間に病院が開いているはずがなく、無駄足に終わる。そこに杠が現れ、「こんな時間に病院がやっているわけない」「そもそも燕が石になるわけない」「考えなしすぎる」と辛辣に言う。好きな女の子に格好悪いところを見られてしまった大樹は恥ずかしさにうつむくが、そこで杠は大樹が拾ったものと同じような燕の石像を取り出し、「はいそして!ここにもう一人 その考えなしの恥ずかしい子がいます ワオ!」と微笑む。ふたりは笑いあい、仲良く遅刻したのだった。大樹が惹かれた杠の明るさと優しさが象徴されるシーンだ。

コハクの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「私は科学を、そして千空を信じている…!!」

千空と出会ったコハクは生まれて初めて「科学」という概念に触れ、目的のために決して諦めず地道に努力し続ける千空に協力することを決める。千空は味方を増やすため、コハクの姉で村の巫女のルリの病気を治そうと考えた。途方もない材料集めの末に千空はサルファ剤という薬を完成させ、ルリに飲ませる。するとルリは激しく咳き込み始めた。これはルリの病気がサルファ剤で治せる「肺炎」だという証拠だった。しかしルリの父は「いかがわしい妖術使いが娘に余計なことをしている」と誤解し、殴りかかろうとする。コハクは体を張って父を止め、「これは妖術などというまやかしではない。科学という人間の叡智の結晶なのだ」「私は科学を、そして千空を信じている…!!」と涙ながらに千空への信頼を示した。

クロムの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ルリの病気が治んなら何だって集めてやるぜ 俺はその為に 妖術使いになったんだ」

妖術使いを名乗って村の外れに住んでいるクロムは、多くの鉱物とは別に植物も収集していた。人類文明では「漢方」と呼ばれるものだ。クロムは少しでも体にいい効能を持つ植物を求めて、自分の体で実験して問題なさそうなものを集めているのだという。それは村の巫女でクロムの幼馴染、ルリの病気を治す方法を探すためだった。クロムは「ルリの病気が治んなら何だって集めてやるぜ 俺はその為に 妖術使いになったんだ」と呟く。クロムの一途な想いが詰まったセリフだ。

獅子王司(ししおう つかさ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「君たちに二度と危険ってやつは訪れない」

shuichi
shuichi
@shuichi

Related Articles関連記事

Dr.STONE(ドクターストーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Dr.STONE(ドクターストーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Dr.STONE』とは、原作・稲垣理一郎、作画・BoichiによるSF・サバイバル漫画である。2017年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始した。2019年に第1期が全24話でアニメ化し、2021年に第2期が放送。ある日、謎の光によって地球上の全人類が石化してしまう。長い長い時が流れ、最初に石化から目覚めたのは主人公「石神千空」で、人類が石化してから約3700年が経っていた。人類はこれまで築いてきた全文明を失うが、千空は幼馴染「大木大樹」などの仲間と共に科学によってその文明を取り戻していく。

Read Article

Dr.STONE(ドクターストーン)のアイテム・発明品まとめ

Dr.STONE(ドクターストーン)のアイテム・発明品まとめ

『Dr.STONE』とは、原作:稲垣理一郎、作画:Boichiによる漫画作品である。 ある日、地球を怪光線が包んだ。その光線は人類全てを石化させてしまう。それから3700年後、石神千空という少年が石化から解ける。千空は卓越した科学力を持っており、石化した人類、崩壊した文明を取り戻そうとする。 千空は試行錯誤しながら、様々なアイテムを開発していく。

Read Article

Dr.STONE(ドクターストーン)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

Dr.STONE(ドクターストーン)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『Dr.STONE』とは『週刊少年ジャンプ』で連載された稲垣理一郎原作、Boichi作画によるSF・サバイバル漫画である。全人類が一斉に石化した世界を舞台に、石神千空たちが科学で文明を再建する姿が描かれる。 本作では主人公の石化が解けるまでに長い年月が経過しているため、文明が崩壊している。当然、食材もいちから用意しなければならず、物語序盤は原始的な食事しかできなかった。しかし千空たちは科学を駆使し、ラーメンやわたあめといった料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を再現していく。

Read Article

アイシールド21(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アイシールド21(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アイシールド21』とは、原作稲垣理一郎、作画村田雄介によって『週刊少年ジャンプ』に掲載されていた少年漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ作品。パシリにより鍛えられた俊足を見込まれ、強制的に泥門高校のアメフト選手にされた小早川瀬名。選手登録名「アイシールド21」として日本のアメフト界の最高峰である全国大会決勝(クリスマスボウル)を目指し、仲間たちと共に様々な強敵を相手に奮闘する。

Read Article

トリリオンゲーム(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トリリオンゲーム(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トリリオンゲーム』とは稲垣理一郎の原作、池上遼一の作画によって2021年より『ビッグコミックスペリオール』に連載されている、スタートアップを題材とした青年漫画及び、それらを原作としたドラマ作品である。物語は主人公のハルとその相棒のガクの2人が1兆(トリリオン)ドルを稼ぐために起業し、ライバルとなる世界的IT企業ドラゴンバンクの黒龍キリカと競いながら、大富豪を目指す姿が描かれる。ハッタリが得意なハルと堅実なガクの友情とコンビネーションが見どころの一つである。

Read Article

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article

アイシールド21の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

アイシールド21の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『アイシールド21』とは原作・稲垣理一郎、作画・村田雄介によるアメリカンフットボールを題材とした漫画作品である。 主人公の小早川瀬那(セナ)は気弱な高校生だが、俊足の持ち主であった。彼の走りを見たアメフト部の主将、蛭魔に強制的にアメフト部に入部させられ、セナは最強ランナーである「アイシールド21」を名乗ることになる。 本作では、勝利のためにひたむきに努力する姿や、苦悩する姿が描かれ、胸を熱くさせる名言・名シーンが存在する。

Read Article

【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!

【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!

週刊少年ジャンプ連載作品で、2007年1号以降に終了した作品をすべて順に紹介します。『週刊少年ジャンプ』は、集英社が発行する日本の週刊少年漫画雑誌。略称は『ジャンプ』『WJ』 。1968年に『少年ジャンプ』として月2回刊誌として創刊し、翌1969年より週刊となり『週刊少年ジャンプ』に改名した。

Read Article

目次 - Contents