山と食欲と私(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『山と食欲と私』とは2015年9月からWEB漫画サイト『くらげバンチ』で連載開始された信濃川日出雄によるアウトドア漫画。『くらげバンチ』では最速で100万アクセスに到達した。
主人公・日々野鮎美(ひびの あゆみ)は単独登山が趣味の27歳会社員。そして絶景の中で食べる「山ごはん」も欠かせない。登山途中に出会う人々や鮎美の日常のエピソードを、登山と料理を通して綴る。
毎回再現性の高い「山ごはん」を鮎美が頬張るシーンや、実在する山からの絶景が見所である。また随所に登山のノウハウも紹介されている。

35話に登場する、ITコンサルタントをしている39歳、同性愛者の登山初心者男子。パートナー・のぞむとのんびり登山を楽しんでいる。捻挫をした鮎美が回復のため、のんびりとしていたところにトランプの誘いをかけた。ババ抜きをすると性格が変わる鮎美に勝てず、山小屋でお菓子やお酒を買う罰ゲームをする羽目になる。

黒蓮 七実(こくれん ななみ)

38話に登場する、職業不詳で千葉県出身の32歳、自称・変態アウトドア女子。車中泊ができるように自分で愛車ジムニーを改造し、日本全国を旅している。以前は人間不信に陥っていたこともあったが、旅を通して改善している。自由奔放な性格。
70話で再登場した際には服装も車も変わっているが、山小屋を建てて住もうとしており、鮎美を手伝わせる。髪型の特徴(顔の両側に垂らしている髪)から鮎美のことを「姫毛ちゃん」と呼ぶ。

薮蚊 繁(やぶか しげる)

39話に登場する、「倉毛平小屋」という山小屋でアルバイトとして長年働いている57歳の独身男性。汚い字の解読が得意で、忘れ物の手帳やノートの解読をし持ち主に返している。
98話に登場した際には山小屋支配人代理となっており、年配女性客ばかりの山小屋に若い女性を呼びたいと試行錯誤するが、結局年配女性客が増える一方であった。しかし最終的にアルバイトの募集にサヨリがやってくる。
130話では自身の過去をサヨリに語る。10代の頃に山小屋で働き始め、すぐに金を盗んで逃げ出したが、山で遭難しかけて当時の支配人・羆(ひぐま)に助けられその恩から働き続けている。

鷹桑 秀平(たかくわ しゅうへい)

41話から度々登場する、35歳の家電メーカーで営業をしている登山初心者。形から入るタイプで、登山グッズや山ごはんも機能性より見た目重視である。初めて鮎美が山で会った時、鮎美は鷹桑の黒いウェアにスズメバチが引き寄せられているのが気になっていたが、鷹桑は鮎美が視線を送ってくるのは自分がイケているからだと思い込んでいた。
59話に登場した際には黒いウェアはやめている。だが焚き火をするのにライターを忘れたり、シュラフを過信しテントを持ってこないなど初心者であることには変わりがない。
90話では自作のスモーカーを使ってベーコンを作っているが、燻製の知識を持った子供に翻弄される。

甲 ヒロム(かぶと ひろむ)

51話に登場する、ARソフトのエンジニアをしている38歳の単独登山男子。常にARゴーグルをかけて、ゴーグルの画面に登場するAIの少女と会話をしている。

虻沢 登志郎(あぶさわ としろう)

53話に登場する、埼玉県在住で自営業をしている56歳の単独登山男子。趣味は登山と競馬。1人で登りたい鮎美に「女の子の1人歩きは危ない」と言って、無理矢理ついてくる。

香山 栄螺(かやま さざえ)

58話に登場する、フリーのシステムエンジニアをしている30歳の単独登山女子。自分と同じく単独登山女子である鮎美に興味を持ち「ビールはいかがですか」と一緒に飲むつもりで声を掛けるが、口下手と鮎美の人見知りが災いし上手く伝わらなかった。しかしビールだけもらうのはおかしいと気付いた鮎美が、お詫びにローストビーフを持って栄螺の元を訪れ、その後意気投合。
94話では南アルプスのテント場で鮎美と再会。鮎美と行動を共にする。時々あくどい顔になったり初回登場時とはイメージが変わっている。山では仕事の人間関係からは解放されたいタイプである。
161話では知人である都影から依頼された商品PR記事のレポートに鮎美を誘う。

平目 あおい(ひらめ あおい)

67話に登場する、小学1年の女の子。父・秋人(あきひと)と立山に登山に来ていたが、はぐれてしまい鮎美親子に助けられる。

平目 秋人(ひらめ あきひと)

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