ブラッククローバー(ブラクロ)の魔法騎士団まとめ

『ブラッククローバー』とは田畠裕基によるファンタジー漫画で、『週刊少年ジャンプ』で連載される。世界累計発行部数は1700万部を突破しており、2017年からアニメ化、2023年には映画化を果たしている。
主人公のアスタは魔力を持たずに生まれるが、魔法を無効化する力を手に入れる。アスタは魔法帝になるために魔法騎士団に所属することになる。
本作では物語の舞台となるクローバー王国を守るため、魔法騎士団と呼ばれる組織がいくつか存在する。

ヘンリー・レゴランド

CV:斎賀さつき

「黒の暴牛」のアジトに住んでいる男性であり、ゆっくり話すのが特徴。
他人の魔力を吸わないと生きていけいない体であり、アジトを探しに現れたヤミにより住んでいた家をアジトとして提供する代わりに団員の魔力を吸っていた。団員は存在を知らなかったが、魔力を持たないアスタとは親交を深めていた。
自分を生かしてくれた団員には恩義を感じており、団員を大切な仲間だと思っている。
物体や特定の場所を操る組み換え魔法の使い手であり、アジトを操って「白夜の魔眼」の魔導士と戦闘していた。

ネロ/セクレ・スワロテイル

CV:佐倉綾音

魔力の少ない者にまとわりつく「アンチドリ」であり、いつの間にかアスタ側にいた。アスタによってネロと名付けられていた。
正体は500年前、初代魔法帝ルミエルに仕えていた少女。悪魔ザグレドを封印するために禁術を使用し、さらに悪魔との戦いで傷ついたルミエルを封印したため、「アンチドリ」の姿になってしまった。ザグレドとの戦いが終わった後はヤミの計らいで「黒の暴牛」に所属することになった。
封緘(ふうかん)魔法の使い手であり、物開け閉めや傷を閉じることなどができる。この魔法を使用してザグレドとルミエルを封印していた。

金色の夜明け(こんじきのよあけ)

9つの魔法騎士団の中で最強と言われている。シンボルは太陽、シンボルカラーは金色である。団員は貴族の実力者で構成されているが、入団試験で見せた実力から下民の生まれであるユノは入団を果たした。
ユリウスの提案により、ウィリアムもヤミと同時期に団を設立したことが明らかになる。
最強と言われる魔法騎士団だが、スペード王国の悪魔憑きの魔導士により壊滅状態になる危機を迎えてしまった。

団長

ウィリアム・ヴァンジャンス

CV:小野大輔

「金色の夜明け」の団長であり、次期魔法帝候補にも挙がるほどの魔法騎士。常に仮面をかぶっており、仮面の下は傷のような跡が生まれつきある。そのため、両親や周りの人間からも疎まれていた。
実は「白夜の魔眼」の頭首であるリヒト(パトリ)と体を共有しており、自身の過去から彼の憎しみを理解していた。全ての騒動の元凶であるザグレドが敗れた後は、彼の罪を共に背負うと宣言した。
魔力を吸収して樹を出現させる世界樹魔法の使い手である。

副団長

ランギルス・ヴォード

CV:石川界人

「金色の夜明け」の副団長であり、フィンラルの異母弟。幼い頃から兄以上の才能があり、両親に可愛がられたことから傲慢な性格。兄のことを下に見ており、兄弟仲は悪かった。王撰騎士団選抜試験の際に兄を瀕死の重傷に追い込み、怒ったアスタに敗北する。その後リヒトによりエルフに体を乗っ取られてしまうが、フィンラルによって助けられる。フィンラルに助けられ以降素直ではないが、兄のことを認める言動をするようになる。

ユノ・グリンベリオール

CV:島﨑信長

アスタの幼馴染であり、ライバル。アスタと同じ孤児院で過ごしており、幼い頃にアスタに助けられて以降は彼と魔法帝を目指すようになる。
強大な魔力を持ち、潜在能力が高い。魔法騎士団の入団試験の際も才能を発揮し、全ての魔法騎士団から入団候補に挙がる。風魔法を使用し、後にダンジョンで風の精霊シルフ(ベルと名付ける)に選ばれたことにより、精霊魔法を使用することができるようになる。半年後には「金色の夜明け」の副団長になっている。
実はスペード王国の王子であり、悪魔憑きの魔導士によるクーデターから逃れた経緯を持つ。

団員

ミモザ・ヴァーミリオン

CV:西明日香

ユノと同期の魔法騎士であり、ノエルの従姉妹でもある。おっとりとしており、天然な発言が目立つ。努力を続けるノエルのことは尊敬しており、仲は悪くはない。
ダンジョンを共に攻略した際にアスタに好意を抱くようになるが、アスタ自身は気づいていない。
植物魔法を使用し、仲間たちの傷を癒したりすることができる。

クラウス・リュネット

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