俳優・池松壮亮の経歴が多彩すぎる!出演ドラマ・映画まとめ

俳優の池松壮亮は作品によってまったく異なるタイプの人物を演じることで知られており、TBSの刑事ドラマ『MOZU』では狂気的な殺し屋を熱演して話題となった。ここでは池松壮亮の出演したドラマや映画をまとめて紹介する。

映画『男たちの大和/YAMATO』(2005年)

出典: prcm.jp

2005年4月。鹿児島県の漁師・神尾(仲代達矢)はかつて戦艦大和の沈んだ地点まで一人の女性・内田真貴子(鈴木京香)を連れて行くことに。かつて大和の乗組員であった神尾は、およそ60年前の、あの戦争の日々を思い起こしていく……

菊水作戦における戦艦大和の乗組員の生き様を描いた大作映画。池松は現代パートの出演。かつて大和の乗組員として乗艦していた一人の漁師・神尾克己(演:仲代達矢)の船の乗組員の少年・前園敦役で出演。

出典: ja.wikipedia.org

映画『夜のピクニック』(2006年)

夜を徹して80キロを歩き通す高校生活最大のイベント「歩行祭」。最後の歩行祭を迎える高校3年生の甲田貴子(多部未華子)は、人知れず一つの賭けを胸に秘めていた。

恩田陸の小説を原作とした青春映画。主演は多部未華子。著者の母校である茨城県立水戸第一高等学校の名物行事「歩く会」をモデルにしている。池松は、主人公のアメリカに居る親友の弟で物語の鍵を握る榊順弥を演じている。

出典: ja.wikipedia.org

蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜(2007年)

部族間の激しい闘争が繰り返されていた12世紀末のモンゴル。モンゴル部族の長の息子として生まれ、彼らの始祖“蒼き狼”の生まれ変わりと言われたテムジン(チンギス・ハーン)は、部族の将来を担う存在として大切に育てられた。しかしテムジンが14歳の時、父親を敵対する部族に殺されると、彼は父の部下たちの非情な裏切りに遭い部族から見捨てられてしまうのだった。その後、過酷な境遇を生き抜ぬき立派な青年へと成長したテムジンは、7年前に約束を交わした娘ポルテとついに結ばれるのだったが…。

モンゴル建国の英雄チンギス・ハーンの生涯を壮大なスケールで映画化した歴史大河ロマン。、“史上最大の帝国”を築いた男チンギス・ハーンの少年期(テムジン)を演じた。

出典: www.allcinema.net

映画『砂時計』(2008年)

両親の離婚で東京から母の実家がある島根県に移住してきた14歳の水瀬杏(夏帆)は、田舎特有の雰囲気と祖母になじめずにいたが、同い年の北村大悟(池松壮亮)らと出会い自分の居場所を見付けていく。それから12年後、東京で暮らす26歳になった杏(松下奈緒)は同窓会に出席するため再び島根を訪れる。

島根を舞台に十数年に渡る初恋の行方を描いた大ヒットコミックス『砂時計』の映画化。松下奈緒、夏帆のW主演。池松は母親を失った主人公・杏(夏帆)を励ます初恋の相手・大悟を演じた。

出典: www.kankou-shimane.com

映画『DIVE!!』(2008年)

出典: ameblo.jp

天性の柔軟性と動体視力を秘めた平凡な中学生、坂井知季。元オリンピック選手の両親を持つ孤高のエリートダイバー、富士谷要一。彼らの通う弱小ダイビングクラブ存続の条件は、なんとオリンピック出場だった。アメリカから帰国した女コーチ、麻木夏陽子の指導方法に戸惑いと反発を抱きつつも、自分だけのダイブをものにしていく知季と要一。そんな二人の前に現れたのは、津軽の海で鍛えた野性ダイバー、沖津飛沫であった。一瞬の快感に魅了された少年たちの熱い戦いがいま始まる。

森絵都による小説が原作。弱小ダイビングクラブ存続をかけた飛び込みに打ち込む少年たちを描いた青春映画。林遣都、池松壮亮、水端淳平が主演。元オリンピック選手の両親を持つエリート富士谷要一を演じた。

出典: www.kadokawa.co.jp

映画『半分の月がのぼる空』(2010年)

出典: www.cinemacafe.net

普通の高校生・裕一(池松壮亮)は、入院した病院で心臓病を患った美しい少女・里香(忽那汐里)と出会う。長期入院のため人との距離感が掴めない里香のワガママに振り回されながらも裕一は次第に心魅かれていく。そんな中、2人が入院する病院の医師・夏目は医者でありながら、里香と同じ病気であった最愛の妻を救えず失意の中から脱け出せずにいた。

池松壮亮主演の純愛ストーリー。入院先の病院で出会った純粋な少年と難病を患った少女、心に傷を負った医師が、それぞれの思いを抱え、ひたむきに生きる姿を描く。

出典: www.cinematoday.jp

映画『横道世之介』(2013年)

長崎県の港町で生まれ育った横道世之介(高良健吾)は、大学に進むために東京へと向かう。周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は、祥子(吉高由里子)から一方的に好かれてしまう。しかし彼は、年上で魅力的な千春(伊藤歩)にぞっこんで……。

1980年代を舞台に、長崎の港町から大学進学のため上京したお人好しの青年・横道世之介(高良健吾)と周囲の人々の青春時代を描いた物語。池松は主人公の大学の同級生・倉持をコミカルに演じている。

出典: crea.bunshun.jp

映画『ぼくたちの家族』(2014年)

出典: www.amazon.co.jp

ごく平凡な一家の母・玲子は物忘れがひどくなり、病院で検査を受けると、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。玲子は家族がバラバラになることを恐れながらも認知症のようになり、家族にひた隠しにしてきた本音を吐露。突然訪れた事態に父は取り乱し、社会人の長男は言葉をなくし、大学生の次男は平静を装おうとする。残された男3人はさまざまな問題と向き合いながら、最後の「悪あがき」を決意する。

石井裕也監督が、母親の病気をきっかけに、さまざまな問題に直面した家族が、再びひとつになっていく姿を描いたヒューマンストーリー。長男の浩介に妻夫木聡、その弟・俊平に池松壮亮。両親を原田美枝子、長塚京三が演じた。

出典: eiga.com

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