海堂薫(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

海堂薫(かいどう かおる)とは、『テニスの王子様』および『新テニスの王子様』の登場人物で、青春学園中等部男子テニス部に所属する、中学2年生である。2年生でありながらレギュラーに抜擢される実力者。長いリーチを活かした「スネイク」が必殺技。また持久戦を得意としている。スネイクで相手の体力をじわじわ削っていくプレイスタイルから、「マムシ」の異名がつく。
短気な性格と鋭い目つきで誤解されがちだが、礼儀正しく努力家である。主人公の越前リョーマを迎え、新たなレギュラーメンバーで全国大会優勝を目指す。

青春学園 vs 比嘉中 3-2で勝利
D1 海堂薫・乾貞治 vs 不知火知弥・新垣浩一 ○6-3●

詳細な試合描写は無いが相当な持久戦だったようで、比嘉中部長の木手永四郎(きて えいしろう)に比嘉中のなかでも「ダントツな肺活量と忍耐力を持つ不知火が…」と驚かれている。

3回戦

青春学園 vs 氷帝学園 3-2で勝利
D2 海堂薫・乾貞治 vs 向日岳人・日吉若 ○7-5●

乾の超高速サーブ、ウォーターフォールでいきなり1ゲーム先取する。しかし序盤から向日岳人(むかひ がくと)はムーンサルト殺法、日吉若(ひよし わかし)は演舞テニスで無茶なほどのハイペースな攻撃を仕掛けてくる。向日・日吉ペアは海堂の得意な持久戦に持ち込ませず、さらに乾にデータを取らせる前に決勝をつける短期決戦を狙っていたのだ。一気にゲームカウント2-5まで追い詰められてしまう。そのまま一気に攻め込まれてしまうが、マッチポイントになる頃には向日も日吉も相当な汗をかいて疲弊していた。すんなりマッチポイントまで来たように見せかけて、海堂が左右に走らせる事でいつの間にか持久戦へとすり替えていたのだ。これによって乾のデータテニスも息を吹き返し、海堂の新技のトルネードスネイクも決めることが出来る。短期決戦を狙っていた向日と日吉にもはや持久戦をやる為の体力は残っておらず、7-5で勝利した。

準決勝

青春学園 vs 四天宝寺中 3-1で勝利
D2 海堂薫・桃城武 vs 金色小春・一氏ユウジ ○7-6●

対戦相手の金色小春(こんじき こはる)・一氏ユウジ(ひとうじ ゆうじ)は、相手を笑わせて自分たちのペースに持ち込むお笑いテニスを得意とする選手である。海堂・桃城も序盤から斬新な技に翻弄され、ペースを乱されてしまう。流れを取り戻そうと海堂が放ったトルネードスネイクを、金色は一瞬でジャイロ回転だと見抜き返球する。さらに一氏は海堂と桃城の声色を真似てデタラメな指示を出したり、プレイスタイルまでコピーして惑わせてくる。この金色の分析と一氏のモノマネによる攻撃と、お笑いに苦しむ。お笑いに対してポーカーフェイスでいる事を求められた海堂と桃城は、覆面を被り表情を隠して試合に挑む。覆面を被る事で普段の2倍以上の体力負荷がかかるが、海堂も桃城もライバルより先にバテるわけにはいかないと、底力を見せる。さらに桃城と海堂は対戦相手を逆に翻弄しようと考える。実はライバルを意識し日頃から観察し合っていた事で、海堂も桃城も互いの必殺技をコツを教え合う程度で使えてしまえたのだ。覆面をしており中身がどちらかわからない状況で、海堂だと思っていた人間が、桃城と海堂のどちらの技も使用する、という型破りの方法で見事に相手を騙すことに成功。この奇襲によって勝利した。

決勝

青春学園 vs 立海大附属中 3-2で勝利
D1 海堂薫・乾貞治 vs 柳蓮二・切原赤也 ●1-5○
(棄権負け)

序盤は立海ペアが圧倒的に優勢だった。乾同様、柳蓮二(やなぎ れんじ)もデータテニスを得意とする選手であるが、そのデータは乾の上をいっていた。乾の超高速サーブのウォーターフォールも、海堂のトルネードスネイクもあっさりと柳・切原には返球されてしまう。さらに乾は「赤目モード(危険モード)」の切原にボールをぶつけられ、吹き飛ばされてしまう。データを狂わされた乾に対して海堂は「乾先輩っしっかりして下さい!!」と訴え、乾の分まで奮起する。その時に海堂が放ったのがジャイロレーザーという新技である。トルネードスネイクと同じモーションから繰り出すため、打つ瞬間まで直球か曲球か分からず柳と切原をも翻弄した。しかし海堂を止められないことに焦っていた切原に対して、ジャイロレーザーが顔面に直撃してしまう。そして立海の仁王に「ワカメ野郎」と言われたことで悪魔(デビル)化した。しかし切原が狙うのは乾。何度もボールをぶつけられボロボロになる乾を見て、海堂は「俺を狙え!!」と叫ぶほどであった。切原の卑劣な攻撃に耐えきれず、海堂は怒りで自分を見失い悪魔化してしまう。しかし倒れていた乾が海堂の腕を掴み、悪魔化を阻止する。「データは取れたぞ」「さあ…反撃…だ」と言いながら、乾は意識を失い倒れてしまう。試合続行不可能になり、途中棄権した。

試合後すぐに乾は病院に運ばれ、海堂は付き添った。意識の戻った乾が試合に負けた事を「スマンな…海堂」というと「いえ…ありがとうございました」と、悪魔化を止めてくれた事に感謝した。
その後乾と病院を抜け出し、記憶喪失の越前の記憶を取り戻そうと奮起する桃城と合流。海堂も越前と試合をした。今まで越前と試合をした選手たちと力を合わせて、越前の記憶を取り戻す事に成功した。
記憶を取り戻した越前が立海の幸村精市に勝利し、青春学園は全国大会優勝を果たした。

U-17合宿

『新テニスの王子様』ではU-17合宿に参加。

脱落タイブレークマッチ

海堂薫 vs 手塚国光 ●0-7○

海堂は手塚国光(てづか くにみつ)の百錬自得の極みの前に、思うように試合が出来ず大差をつけられてしまう。手塚の圧倒的な攻撃で海堂は体力がおち、打ち返したボールは明らかなアウトコースだった。しかしこれを手塚は手塚ゾーンで引き寄せ、無理やりにラリーを続ける。自分からラリーをやめることもできず、手塚にコケにされていると感じた海堂は「手塚てめぇーーっ!!ちくしょぉぉぉーーっ!!」と叫ぶ。体力切れにより止まってしまっていた足を踏み出し、もう一度スネイクを放つ。そして手塚の零式ドロップショットにより0-7で敗れた。手塚は海堂に、部長としての心構えを教えたいと思い、海堂を追い込んだが、海堂は見事に窮地から這い上がる力を見せた。最後には手塚から「おまえとの試合の中で一番良い勝負が出来たな」と声をかけられた。

負け組として

脱落タイブレークで負けた選手たちとともに、合宿から去る事になる。帰る途中、U-17nのコーチの齋藤 至(さいとう いたる)が現れ、強くなりたいなら「この崖を登ってみてはいかがでしょうか」と言われたことで、負け組全員で崖を登る事になる。合宿中に手を負傷していた桃城は、崖を登ることが困難であったが、海堂は桃城を見捨てずおぶって頂上まで登った。その後崖の上の特訓を経て、黒ジャージを羽織り「革命軍」として2番コートに所属する。

部長就任

「テニスの王子様」の最終話では3年生に進級してからの様子が描かれている。先輩たちの引退後、海堂はテニス部の部長に就任していた。コート内で雑談をしていた部員に対し「グラウンド10周行け」と、手塚を思わせる発言をしている。部長として厳しくもしっかりと部を仕切っている。

海堂薫の関連人物・キャラクター

乾貞治(いぬい さだはる)

乾貞治(いぬい さだはる)は青春学園テニス部所属の3年生。対戦相手や部員のことを徹底的に調べ上げて、データに基づいてプレイするデータテニスをする。さらに長身を活かした高速サーブも得意としている。地区予選前の校内ランキング戦で越前リョーマに負け、レギュラー落ちしてからは、マネージャーの様にチームを支えていた。しかしレギュラーの座は諦めず密かに特訓しており、関東大会前の校内ランキング戦でレギュラーに復帰した。海堂に対してはレギュラー争いをするライバルでありながら、ブーメランスネイクを完成させるためのアドバイスをする。また、青学に大石・菊丸以外のダブルスプレイヤーがおらずチームの穴になっている事、シングルスに手塚・不二・越前がおり試合に出場する枠がない事から、海堂にダブルスを組もうと誘う。以来海堂とはダブルスペアを組み活躍する。データテニスを得意とする乾がデータを収集する間、海堂が粘りのラリーで持久戦をするのが基本的なプレイスタイルである。海堂同様、自身のテニススタイルに拘る努力家である。

桃城武(ももしろ たけし)

桃城武(ももしろ たけし)は青春学園テニス部所属の2年生。ダンクスマッシュやジャックナイフ等の必殺技を扱うパワー系プレイヤー。パワーもかなり強いが、実際には天候や相手の心理を読みゲームメイクする事も得意とする曲者である。2年生でありながら、レギュラーとして活躍する実力者である。海堂とはしょっちゅう喧嘩をするライバル関係。しかし口には出さないが、互いに実力を認め合っている。聖ルドルフ戦と四天宝寺戦では海堂とダブルスで出場している。対戦相手よりも、まずはライバルに負けたくないという思いが相乗効果になって、2人ともいつも以上の力を発揮できる。
『新テニスの王子様』ではU-17合宿に参加。5番コートの鬼十次郎(おに じゅうじろう)と試合した際に負傷してしまう。その後の脱落タイブレークマッチでは、ラケットをまともに握ることすらできず敗退し、合宿から脱落して帰路につく途中、脱落者全員で崖を登る事になる。負傷した手では不可能と思われたが、海堂におぶられて崖を登りきる。その後特訓の末、「革命軍」として合宿に合流した。ライバルでありながら、時には助け合う良きチームメイトである。

手塚国光(てづか くにみつ)

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入江奏多(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

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入江奏多(いりえかなた)とは、『新テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、U-17日本代表3番コートの高校3年生。薄茶色のくせ毛と丸眼鏡姿が印象的。笑みを浮かべて丁寧な口調で話すことから優しそうな印象を受けるが、実は腹黒な一面があり、試合では、わざと追い詰められている演技をして相手の精神を揺さぶったり、相手の思考や行動を読むことで弱点を突くといったプレイスタイルを披露している。5番コートシャッフルマッチでは跡部と対戦し、跡部を試合続行不可能にまで追い込んだ。

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毛利寿三郎(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

毛利寿三郎(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

毛利寿三郎(もうり じゅさぶろう)とは、『新テニスの王子様』にて登場するキャラクターで、U-17日本代表の高校1年生である。播州弁を話すのが特徴で、四天宝寺中学校に在籍していたが、途中で立海大附属中学校へと転校している。自身の才能に甘えて練習を怠っていたため、関東大会で越知に敗北したことで一度は挫折を味わった。試合の後で病院へ行った際に目撃した幸村精市のリハビリ姿に心を打たれ、日本代表に選ばれるほどの努力を重ねた。越知とのペアは「超高校級ダブルス」とも言われてる。

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竜崎桜乃(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

竜崎桜乃(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

竜崎桜乃(りゅうざきさくの)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、本作のヒロイン。青春学園中等部1年生。ロングヘアのみつあみがトレードマーク。ドジでおっちょこちょいな性格で、リョーマに道を聞かれた際には逆方向を教えてしまった。青学テニス部顧問の竜崎スミレは祖母にあたる。運動神経はあまりよくないが、リョーマに憧れて女子テニス部に入部。大会で入賞するほどまでに上達した。

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宍戸亮(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

宍戸亮(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

宍戸亮(ししどりょう)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部3年テニス部のレギュラーである。元はシングルスプレイヤーだったが、2年の鳳長太郎(おおとりちょうたろう)とダブルスを組んでおり「氷帝最強ダブルス」と呼ばれている。都大会で惨敗し、一度レギュラー落ちを経験した。レギュラー落ち以前は長髪だったが、レギュラー復帰の際に自らハサミで短髪にし青いキャップを後ろ向きに被っている。男気溢れる性格で、口癖は「激ダサ」。

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千石清純(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

千石清純(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

千石清純とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、山吹中学校テニス3年生。初登場は都大会2週間前、青学へ偵察に来た他校生として登場。ジュニア選抜経験の実力者として知られ、都大会では青学・桃城と、関東大会では不動峰の神尾と対戦している。オレンジ色(原作では茶色)の髪にゲジゲジとした眉毛が特徴。性格は飄々としており、人懐っこい。無類の女好き。千石が試合にいるとラッキーなことが起こることから「ラッキー千石」という異名で呼ばれている。

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向日岳人(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

向日岳人(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

向日岳人(むかひがくと)は『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部3年のテニス部レギュラーである。アクロバティックプレイを得意とし、コートの上で軽快に動き回る。だがスタミナ不足という欠点があり、短期決戦を得意としている。そのためダブルスを組むことが多い。小柄で赤いおかっぱ頭という一見女の子のような見た目だが、短気でせっかちでまっすぐな性格。意外と男らしい一面があり、強気に対戦相手を挑発することもある。また、特徴的な「〜(して)みそ」という口癖を度々発する。

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