王様ランキング(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『王様ランキング』とは、十日草輔によるファンタジー漫画である。
最初はweb漫画投稿サイト『マンガハック』で毎週土曜日に更新されていたところ、徐々にその人気が認められ、現在は様々なweb媒体で読むことが可能であり、KADOKAWA書店(ビームコミックス)より書籍化もされている。絵本のようなやさしいタッチが魅力の作品。
主人公の耳が聞こえず、話すこともできないボッジ王子と友人のカゲが『王様ランキング』で1位になることを目指して奮闘する物語である。

ヒリング

ボッス王国の王妃。
ダイダの実母でありボッジとは義母の関係。
初当場時はきつい性格でヒステリックな言動が多く見られる、典型的な継母だが、その実態は心優しい女性。
元僧侶で回復魔法を使え、継子であるボッジに対しても惜しみない愛情を注いでいる。
嫁いできてすぐのころから、ボッジに対して愛情深く接し、ダイダを妊娠してからも「お兄ちゃん」と接していた。
回想シーンではボッジと仲良くなるためにいろいろ苦心したり、仲良くなって追いかけっこで遊んだり、泣き声に反応してすぐ駆けつけるなど。
普段のきつい物言いや、ボッスの死後の遺言に背いてまでダイダを次期国王に押し上げたのも、すべてボッジへの愛情から。
体も弱く耳も聞こえない、その上人望もないボッジではとても国王の重圧に耐えれないという慈愛の心からの行動だった。
ボッスが復活した後は息子(ダイダ)の体を取り戻すためボッスと決別する。
とにかく、聖母とはこの人のことではないかと思うほどに、息子たちを愛している。
実子はもちろん正妻との子であったボッジに対しても愛情深く接する。
それは息子たちだけでなく、関わり合う全ての人間動物、魔物にすら与えられる。
彼女の回復魔法のおかげで命を救われたものは多く、回復魔法を使うためには苦い薬を飲まなくてはならなくても迷わず飲み干す。

シーナ

ボッス王国の前王妃。
巨人族の女性でボッジの実母、作中ではすでに故人。
王妃として優しさを持ちつつ戦士としての勇猛さを持った彼女は、ミランジョ(後述)の合図で放たれた無数の矢からボッジを庇い死亡した。
物語後半には、賽の河原のような死者の生き別れの場所でミランジョと立ち会うことになる。

ドーマス

ボッス四天王の一人「ソードマスター」。
騎士団の剣術指南役であり、ボッスの強さに憧れた「剛の剣」の使い手。
その剣の腕を見込まれボッスからボッジの教育係に任じられるが、ボッジの非力さに諦めをついており放任状態であった。
ひょんなことからダイダと試合をすることになり彼の才能に惚れ込んでしまう。
そして次期国王の投票でダイダに投票する。
しかし、その事をボッジに対する不忠だとダイダにとられ、その失地回復のためにボッジ暗殺の令を下される。
かくして王位継承権を失い旅に出たボッジ王子を崖から突き落とすことに成功する。
その後は国を抜け、ホクロ(後述)と共に冥府に向かう。
ホクロにボッジ暗殺がバレた際には自責の念から手を差し出す。
後に強くなったボッジを目の当たりにし、今度こそ自分は間違えないと新国王に協力する。

ベビン

ボッス王国四天王のひとり「蛇使い」。
デスパー(後述)に師事を受けていたことがある、多数の蛇を使役して王国では諜報の任に就いている。
あきらかに悪人面だがその実は情に厚い性格で、蛇達にも愛情を持って接している。
ダイダの教育係であるがボッジのことも相応に評価している。
ボッジが旅立つ際にはデスパーへの紹介状をカゲに託した。
その後、ダイダの命を受けてアピス(後述)の暗殺を試みるが失敗。
返り討ちに遭って重傷を負い、瀕死のところを蛇に助けられ療養に入る。
後半は療養に入っているため大きな動きはないが、対ボッス戦には間に合い四天王が揃う。

アピス

ボッス王国四天王のひとり「王の槍」。
長尺の槍使いで、王の護衛を務めている。
元々臆病な性格だったが、ミランジョによって克服し四天王の地位まで登りつめたという過去がある。
そのため、ボッスとミランジョに大きな忠誠を誓っている。
だがそれは精神が繊細であるための依存でもある。
アピスはミランジョへの忠誠をすて切れない、最後の時も彼女の助命を懇願してしまう。

ドルーシ

ボッス王国四天王のひとり「王妃の盾」。
禿頭の巨漢で、四天王最強と称される実力者。
その力と性格を見込んだボッスより王妃の護衛に任命される。
常に鎧を着こんでいるためか足は遅い。
しかしパワー・タフネスともに高く、ヒリング暗殺のため送りこまれた魔獣を一人で撃退する。
ヒリングとボッジが仲良く遊んでいる思い出でもあるため、ヒリングの行動に一定の理解をしている。
遅い重い強いという重戦車タイプそのままで、王妃ヒリングをまもり、また彼もヒリングの回復魔法で助けられる。

ミランジョ

謎の女。
とある事情により肉体を失い精神のみが鏡として残っている。
ミランジョの精神が宿った鏡はボッスより幼少の頃にダイダに与えられる。
それ以来相談相手として巧みにダイダを操っていた。
ボッスの死後に、王様ランキングの大幅下落などで焦っているダイダに付け込むことに成功する。
そうしてダイダの肉体を使ってボッスを復活させた。
その後はヒリング暗殺を試みるなど野望の実現のために策を巡らせる。
ミランジョ、彼女に関してはボッスへの依存につきる。
彼女にとってはボッスのことが一番でボッスのために行動するのだ。
彼女は過去において凄惨な体験をしている。
その境遇から救い居場所をくれたボッスに依存し続けているのだ。
それは魂の状態になって鏡に宿ってもずっと続き、やがて狂気に向かう。
全てはボッス様のために、そんな過去を見た人間がもう一人いる。
それはダイダであり、ダイダはそんなミランジョを救おうとするのだ。

ホクロ

ボッス王国騎士団の兵士。
ボッジに助けられた過去があり、ボッジを大切に思っている数少ない一人。
手話が使えるのでボッジの旅にドーマスと同行する。
だが、ドーマスによるボッジ暗殺を阻止できず処刑される寸前だったところをダイダ(ボッス)に救われる。
その後国を追放され、ドーマスと共に冥府に向かう。
そこでたくましくなったボッジに出会い感動する。

デスハー

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents