稀代の嘘つきが出てくるおすすめ映画10選！『スティング』『ユージュアル・サスペクツ』など

監督：ブライアン・クック
脚本：アンソニー・フル―ウィン
音楽：ブライアン・アダムズ
主演：ジョン・マルコヴィッチ

詐欺師のアランは、世界的に有名な映画監督、スタンリー・キューブリックの名を騙って夢を持ったアーティストを始め、様々な人間から金を騙しとっていた。いくら名前だけ偽っても所詮偽物。当然ながらやがてアランは逮捕されることになるが…。
もうマルコヴィッチが憎らしすぎて溜まりません。何回か赤っ恥をかいてもどこ吹く風。他人を破滅させることを屁とも思わない悪逆非道っぷりには爽快感すら覚えます。「イぃ～っ！」ってなりたいときに見る映画。

監督：リドリー・スコット
脚本：ニコラス・グリフィン他
音楽：ハンス・ジマー
主演：ニコラス・ケイジ他

詐欺師のロイは病的な潔癖症に悩んでいた。あるとき相棒のフランクのすすめに従って精神科医に掛かることに。心の問題は前妻との別れに起因するものが大きいとされ、フランクによる勧めもあって実の娘と会うことになる。ロイは娘とは初対面だったが、血のつながりもあって、少しずつ絆を深めていく。やがて娘がロイの詐欺師としての仕事に興味を持ち始め…。
最後の最後まで身が詰まっています。なるほどただ驚かせただけでは終わらないのね、という。

監督：ドミニク・セナ
脚本：スキップ・ウッズ
音楽：クリスファーヤング他
主演：ヒュー・ジャックマン他

逮捕され、二度とPCに近づくことを許されない天才ハッカー、スタンリー。離婚し、トレーラーハウスで惨めな生活を送る彼の下に、謎の女性がやってくる。女性はスタンリーをある男に引き合わせる。男、ガブリエルは麻薬捜査局の口座のハッキングをスタンリーに強要し…。2転3転するストーリーが見物の作品。それからジョン・トラボルタかっこいい。悪役をやらせたら彼の右に出るものはいませんね。

監督：デイヴィッド・フィンチャー
脚本：ジョン・ブランカトー他
音楽：ハワード・ショア
主演：マイケル・ダグラス他

48歳の誕生日を迎えた超セレブな投資家ニコラスは、弟から誕生祝いにある会社の招待状を貰った。なにやらすごい体験ができるという。ニコラスがその会社に赴くと、脈絡もなくゲームに参加するかと問われる。会社の真意がわからないまま有耶無耶に受諾し、帰宅。その夜から、ニコラスは超現実的な出来事に次から次へ襲われていく…。普段何気なく生活している現実の脆さを体感できる映画です。怖ろしい。果たして嘘つきはだれ？

監督：ブライアン・シンガー
脚本：クリストファー・マックァリー
音楽：ジョン・夫マン
主演：スティーブン・ボールドウィン他

コカインの密輸船が大爆発を起こし、少なくとも25名余りが死亡。大量のコカインと1億ドル弱の現金も紛失しており、FBIはただ一人の生き残りであるヴァーバルに入念な尋問を開始するのだった…。事件の結果から原因を辿るというストーリー構成。冒頭からチラチラ影を覗かせる裏社会の大物、カイザー・ソゼが誰なのかを推量しつつ、5人の犯罪者が麻薬取引現場の襲撃計画を立て、実行に移すまでの展開をスリリングに楽しめます。メインのオチだけでなく、細かい伏線を楽しむのも一興ですよ。