東京ミュウミュウの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『東京ミュウミュウ』とは、『なかよし』で連載されていた少女漫画で、アニメ化もされている作品だ。主人公の桃宮いちごを始めとする5人の女の子たちが、絶滅危惧種の動物の力を持つ戦士である『ミュウミュウ』に変身し、宇宙から東京の街へとやってきたキメラアニマと呼ばれる怪物から日々街を守っている。
戦う女の子たちのかわいらしくもカッコイイセリフの数々が、当時の読者である女の子や女性たちに勇気や感動を与えた。今回は、そんな『東京ミュウミュウ』に登場する名言や名セリフを紹介する。

7巻で赤坂が白金に言ったセリフである。

白金はいちごたちを守るため、ミュウミュウとディープブルーが戦う戦場へと向かった。赤坂は白金の無事を祈りつつ、白金を送り出す。
エイリアンとの戦いはいちごたちの手によって終結した。これにより、高校生でありながらずっと両親のあとを継いで「μプロジェクト」の成功のために奔走していた白金も、ようやくミュウミュウをサポートして地球を救うという役目から解放されることとなった。

見出しのセリフはすべての戦いを終えてカフェへと帰ってきた白金に対して赤坂が言ったもので、すべての戦いを終えた白金への労いの気持ちや「無事でよかった」という感情が込められた名台詞である。

キッシュの名言・名セリフ

出典: www.youtube.com

キッシュはいちごたちと敵対するエイリアンのひとりで、いちごに対して恋心を抱いている。

ボクの名前はキッシュ。とりあえずごちそうさま♡

見出しのセリフは、2巻で宇宙からやってきたミュウミュウの敵であるキッシュがいちごに対して言ったものだ。

キッシュは、自分たちが生みだした怪物であるキメラアニマを倒す敵がどんな相手かを見るためにいちごの前に現れた。
いちごを見たキッシュは「ぼくたちの計画を邪魔しようっていうからいったいどんなヤツかと思ったら、けっこーかわいい女の子じゃん。」と言って、突然いちごのくちびるを奪う。

見出しのセリフはキッシュがいちごにキスをしたときに言ったもので、キッシュの大胆不敵さが表れた名台詞だ。

こんなにも⋯⋯イチゴのことが好きなのに。どうすればいい?⋯どうすればいい?どうしたら、ボクのコト好きになってくれるの?

出典: twitter.com

6巻でキッシュがいちごに言ったセリフである。

ミュウミュウに変身して自分たちの生み出したキメラアニマと戦ういちごはキッシュの敵だが、キッシュはいちごを一目みて無理やりキスをしたときからいちごへの愛情が募っていくばかりだった。

キッシュたちエイリアンは、自分たちのボスであるディープブルーが目指す理想郷を作り出すことを目指して戦っていた。ディープブルーがいう理想郷とは、地球を破壊して自分たちの世界にしてしまうことだった。

キッシュはいちごに対して、「あいかわらず気が強いね。まっ、そこは好きなんだけどさ♡大丈夫、キミだけは助けてあげるよ。好きだよ、イチゴ。だから⋯⋯キミだけは連れてってあげる、あのかたの理想郷へ⋯」と伝える。
ところが、いちごは「だめだよ、あたしはいかない。あたしが好きなのは⋯青山くんだけだから⋯⋯」とキッシュの告白をキッパリと断った。

いちごの答えに怒ったキッシュはいちごに攻撃を仕掛け、「いうことを聞けよ!!ちくしょう、ちくしょう!なんでいつもボクの思いどおりにならないんだ!!ボクを見ろよ!あいつのことなんて忘れちまえ!!なんで、なんであいつじゃなきゃだめなんだよっ!」と激しい憤りをぶつける。

見出しのセリフは、キッシュに戸惑ういちごに対して、キッシュが涙を流しながら静かに言ったもので、いちごに対するキッシュの純粋な恋心が表れた名台詞である。

あいしてるよ、イ⋯チゴ。とりあえず⋯⋯ごちそう⋯さ⋯⋯ま

キッシュは自分を心配して涙をながすいちごにキスをする。

7巻でキッシュがいちごに対して言ったセリフだ。

エイリアンを束ねるボスの正体は、青山のもう一つの人格であるディープブルーだった。

ディープブルーは地球を破壊して自分たちだけの国を作り出すためミュウミュウを襲う。ディープブルーは、青山の恋人であり、キッシュが片思いの感情をよせるいちごを「自分に歯向かうもの」として殺そうとしていた。

キッシュは「いまのボクにとって、イチゴよりも大事なものなんてない!ディープブルーさま⋯お手合わせ願えますか?」といちごを守るために自分の頭領であるはずのディープブルーに刃を向ける。

ディープブルーとキッシュの戦いは、ディープブルーが勝利した。
「ちぇっ、まけちゃった」と言うキッシュにいちごは心配して駆け寄る。キッシュは「あーあ、ほんとうだったらディープブルーさまに勝ってイチゴに喜びのキスをしてもらうはずだったのに⋯⋯。でも、オンナノコに抱いてもらうのもなかなか悪くないね。イチゴの胸の中、気持ちいいよ。あたたかくてやわらかくて⋯」と伝える。

見出しのセリフは、自分を守って傷ついたキッシュに涙を流すいちごに対して、キッシュがキスをしてから言ったもので、いちごへの深い愛情や恋心が表れたキッシュの名台詞である。

「とりあえず、ごちそうさま」は、キッシュがいちごに初めて会っていきなりキスをした時に言ったセリフだ。

パイの名言・名セリフ

パイはエイリアンのひとりで、クールで冷徹な性格をしている。

われわれも自分たちの星をもう一度美しくしてみせる。⋯⋯この星のようにな。

7巻でエイリアンのひとりであるパイが白金に言ったセリフだ。

キッシュやパイ、タルトたちエイリアンの祖先は、3億年ほどまえは地球に住んでいた。ところが、突然の環境の変異により地球に住むことができなくなり、やむなく他の星へと移住する。

移住先の星は、地獄のように荒れ果てた環境をもつ場所だった。キッシュやパイ、タルトたちは祖先がたどり着いたこの星で青い空や澄んだ水、緑が溢れる地球に住むことを夢見た。

キッシュたちが地球を訪れると、人間たちは自らの手で環境破壊を進めていた。そこで、地球の環境を破壊する人間を滅ぼして地球を我が物とするため、エイリアン達は地球を襲う決意をする。

エイリアンとミュウミュウの最終決戦が終わり、ミュウミュウたちと和解したエイリアンたちは祖先が住んでいた星へと帰ることになった。
白金は星に帰ろうとするパイに「おい、これをもってけ。残りのミュウアクアだ。」と、ミュウアクアを渡す。

ミュウアクアとは再生の力を持った雫のことで、ミュウアクアを汚染された環境にふりかけることでもとの綺麗な環境に戻すことができる効果を持つ。
いちごたちも、ミュウアクアを使って汚染された環境を元に戻していた。
パイは白金に「⋯いいのか?」と聞くと、白金は「おれたちにはもう必要無い。これからはおれたちの手で地球を守っていくさ。」と答えた。

見出しのセリフは白金の言葉を受けてパイが言ったもので、自分たちの星を自分たちの手で良くしようとするパイの決意が表れた名台詞である。

タルトの名言・名セリフ

出典: ameblo.jp

タルトは地球を襲うエイリアンのひとりで、小学生くらいの風貌をしている。子供っぽくて素直な性格だ。

ほんとは⋯ほんとはさ、オイラ⋯⋯おまえのこと、キライじゃなかったよ。

出典: www.instazu.com

歩鈴に自分の本心を告げるタルト

7巻でタルトが歩鈴に言ったセリフである。

エイリアンのひとりであるタルトは以前、ミュウミュウのひとりである歩鈴を人質にとったことがある。ところが、タルトは歩鈴のマイペースさに振り回される結果となった。タルトは人質にとった歩鈴と話す時、どこか楽しそうな様子だった。一方の歩鈴は、会話からタルトは「ほんとうは良い子」だと見抜き、飴玉をプレゼントする。
敵であるはずの自分に飴玉を渡す歩鈴に戸惑うタルトは「なんなんだよっ、バカ!おまえなんか死んじゃえーっ!」と言うが、歩鈴と別れた後は「ちくしょー、つぎこそ⋯つぎこそ!あいつら全員泣かしてやるー!!とくにあいつ⋯歩鈴ってやつ⋯」と言いながらも歩鈴にもらった飴玉を見つめてくすくすと嬉しそうに笑った。
その後、エイリアンとミュウミュウとの最終決戦でタルトは歩鈴と戦うことになった。

見出しのセリフは歩鈴に敗北したタルトが笑顔で言ったもので、歩鈴に対するタルトの愛情や友情が表れた名台詞である。タルトの言葉に、歩鈴も大きく涙を流した。

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