トクサツガガガ(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トクサツガガガ』とは、丹羽庭により描かれた日本の漫画である。特撮オタクな会社員・仲村叶が特撮嫌いな母親に自分の趣味をどう隠すか、カミングアウトするのか、を軸に他の仲間とのオタクライフを描いている。仲村たちが関わっていく作中作も魅力的なのが見どころのひとつ。今まで着目されがちな漫画・アニメ系ではなく、特撮という新しいジャンルに注目している。

作者の丹羽庭自身もかなりコアな特撮ファンであり、特撮(特に子供向けの)は隠れて嗜むものという意識が強かった。そのためタイトルに「特オタ」という言葉を絶対入れたくないとタイトル決めのときに主張した。特撮は隠れて楽しむとう意識が強かったためか、主人公・仲村の言動にもそれが顕著に表れている。丹羽庭は沖縄のご当地ヒーローもデザインした。
沖縄のご当地ヒーローの「闘牛戦士ワイドー」は、丹羽庭がデザインした。デザイン的には、ジュウショウワンの悪役(ゲンカ将軍やカブトウン)に似ている。

カブトウンとアガタの名前

中央がアガタ、右がカブトウン

カブトウンは阿吽の「吽」と「カブトムシ」から、アガタは阿吽の「阿」と「クワガタムシ」から名前が生まれた。仲村が虫が嫌いという設定が元にあり、そこから「敵キャラは虫」という発想に至った。

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