トクサツガガガ(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トクサツガガガ』とは、丹羽庭により描かれた日本の漫画である。特撮オタクな会社員・仲村叶が特撮嫌いな母親に自分の趣味をどう隠すか、カミングアウトするのか、を軸に他の仲間とのオタクライフを描いている。仲村たちが関わっていく作中作も魅力的なのが見どころのひとつ。今まで着目されがちな漫画・アニメ系ではなく、特撮という新しいジャンルに注目している。

カラオケ屋の店員。おそらく松本と同じくらいの年齢である、ラブキュートファンの青年。松本がラブキュートショーに行くのをためらっていたところ、複数人なら恥ずかしくないだろいうとのことで誘ってくれたりする気遣いができる人。仲村の誕生日会では、「まんまだと商標の侵害にあたるから」という理由でエマージェイソンのモチーフにとどめたケーキを作成してくれた。

吉田さんの彼氏

撮影のバイトで吉田さんと出会った。中国の俳優であるチャン・シウンが好きな35歳で、チャンに顔が似ている。特撮ファンというわけではないが、派手な映画が好き。実家は写真店を営んでおり、それを継ぐために写真の学校に通い始めた。本名が判明していないが、吉田さんには「タツ君」と呼ばれている。

田宮拓(たみや たく)/ダミアン

左にいるのがダミアン

仲村がガチャガチャをひきに行ったビルに入っている塾に通う小学生。隠れてガチャガチャをひいていたところを田宮くんに見られた仲村にとっては悪魔の使者に見えたらしく、勝手に「ダミアン(ホラー映画・オーメンに出てくるキャラクターの名前)」と名付けている。中学受験のために塾通いをしているが、私立中学に行くと友人と離れないといけないため受験を嫌がっている。「ジュウショウワン」が好きで、推しはトライガー。吉田さんに一目ぼれをし手紙などを送ったりしていたのだが、仲村に吉田さんには彼氏がいることを暴露されて落ち込んでいる。最近「ダゴン」という怪獣映画のリブートによりダゴンにもハマっている。

仲村の同僚

小野田くん

仲村の同僚。いつもニコニコして仕事を片付ける仲村(このとき彼女は特撮のことを考えているだけ)のことを好きで、なんとか会話をしたり一緒に帰ったりしようと努力している。仲村が特撮のことを思い出して行動したり発言したりしたことを、周りの人を思いやっての言動ととらえていつも幸せそう。大人しめの性格で上司に無茶ぶりされることも多く、仲村たちにたまに心配されている。実家に住んでいて、庭に迷い込んできたイヌをタロと名付けてそのまま飼っている。

白石さん

仲村の部署の同僚。ゆるふわ系女子で典型的なモテる女だが、仲村の気づかない角度からの意見をくれることがある。カフェや買い物に仲村や藤井さんを誘って度々出かけている。実家暮らしなのでお裁縫は得意だが料理があまり得意ではなく、イケメンでハイスペックの彼氏(運転うまい、料理できる、晴れ男等)と最近結婚が決まったため料理を練習している。妊娠したため寿退職を希望したところ、上司や同僚のハラハラした目が少し辛いと感じている。

藤井さん

右にいるのが藤井さん

仲村の部署の同僚。白石さんよりしっかりした女性。仲村、白石さんとつるんでおしゃれカフェなどに行くこともある。小顔に見せる写真術が得意で、白石さんが彼氏に自分の写真を送るときに協力した。虫が比較的得意で、仲村がカブトムシが部屋に飛び込んできて困っていたときに「家に行って捕まえようか?」と言ってくれる優しい面もある。手先がとても器用で、かなり凝った髪型を簡単に作ってしまう。

川島くん

右にいるのが川島くん

仲村とは別部署(北代がいる部署)の同僚。チャラい言動が目立つが、前向きな言動に周りが救われることも多々ある。人と関わりたくない人にもグイグイ絡んでいくため、北代さんが心を閉ざしていたときにはかなり彼女に嫌われていた。
彼はこの言動を直す気はなく、「得意なことをして、それで間違ったら真摯な対応をとれば良い」というポジティブな考え方で生きている。

ユキちゃん

北代の部署の同僚で、メガネ女子。イケメン俳優が好きで、俳優を追いかけて特撮ヒーロー番組のDVDを仲村から借りる仲になった。しかしヒーローが好きなわけではないので、借りたDVDは特撮パート(ロボットやスーツ姿での戦闘シーンなど)を早送りして見ている。実は海外ドラマ沼にも足を突っ込んでいて、今は「イン・ザ・フォレスト」というドラマを視聴中。イケメンを餌に、北代によりアイドル沼にも引きずりこまれそうになっている。食いしん坊でケーキ場バイキングに仲村やミカちゃんと一緒に行ったり、一緒にアイスを食べているときに仲村のアイスを狙ったりしていた。

luck_pluckz2
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