トクサツガガガ(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トクサツガガガ』とは、丹羽庭により描かれた日本の漫画である。特撮オタクな会社員・仲村叶が特撮嫌いな母親に自分の趣味をどう隠すか、カミングアウトするのか、を軸に他の仲間とのオタクライフを描いている。仲村たちが関わっていく作中作も魅力的なのが見どころのひとつ。今まで着目されがちな漫画・アニメ系ではなく、特撮という新しいジャンルに注目している。

仲村の会社の近くにあるカレー屋の店主。仲村が落ち込んでいたりするとチャイなどをサービスしてくれたりと、優しい。カレーはおいしいらしく、開店してすぐに繁盛し始めた。実は顔の似た三人兄弟で店を経営していて、夢はもっとお店を大きく展開すること。実は長男は頭髪が薄いことを少し悩んでいる。

高橋

川島の友達で、登山が好き。山基準で物事を考えており日課は山の天気のチェックで、チェックしすぎて「山のご機嫌ばかり見て!!」と彼女に振られた。川島や仲村が軽い登山に行ったときに山岳ガイドとして同行したあと、少し仲村のことが気になっていた。仲村は彼の名前すら覚えておらず、思い出すときには「山男」と呼んでいる。フィギュア作りのヒントを与えてもらってからは、「ダイダラボッチさん」に昇格した。

「おもちゃのゆめの」店主

仲村がたまにおもちゃをあさりに行くおもちゃ屋。「ジュウショウワン」はロボの見た目を攻めている方らしく、子供への売れ行きがいまいちとぼやている。プラモデルにも詳しく、仲村がプラモデルの背景などで悩んでいると助言をくれる。

野村さん

プラモデルの製作スタジオの常連さん。ぶつぶつとつぶやきながら制作するため妻に気味悪がられ、スタジオで制作することにしたらしい。フィギュアのポージングなど、独特だがポイントは押さえた助言を仲村にくれる。

カナちゃん

松本の駄菓子屋の常連さん。松本の顔がこわくて彼を無視していたが、松本がホラー嫌いと分かってから怖い話の本をいやがらせのために持参して打ち解けるようになった。可愛いものが大好きで、ピンクが可愛いということの同意を仲村(女の子らしいものに拒否反応をしてしまう)に求め喧嘩になったことがある。

じいばあ

仲村の高校の近くにあったレンタルビデオ屋の主人。女性なのか男性なのか分からない見た目のため、「じいばあ」と呼ばれている。閉店セールの際にエマージェイソンの最終巻を仲村にプレゼントしてくれた。このビデオを見返したことで、仲村は特撮の世界にもう一度足を踏み入れたのだ。
現在じいばあはレンタルDVDショップをまたオープンさせている。

『トクサツガガガ』の用語

救急機エマージェイソン

左がエマージェイソンで中央がロボター

仲村が幼いころにリアルタイムで放映されていた特撮作品。仲村が特撮オタクに戻るきっかけにもなった作品のため、彼女にとっては思い入れが深い。エマージェイソンというロボット戦士が、自分がロボットであることを隠しながら人々のために戦う話。相棒のロボター(フクロウ型のロボット)との掛け合いが可愛い。殺人ロボットとして作られた苦悩を持ちながら、それを隠して戦うヒーローの話なので、子供向けの中では少し暗めのテーマである。敵はネケッシタスというエマージェイソンの兄弟機。エマージェイソンを作った博士が作った戦闘特化型のロボットで、博士を「お父さん」と呼び従順。最終回近くではエマージェイソンとネケッシタスは共闘していた。

獅風怒闘 ジュウショウワン(獣将王)

赤がシシレオー、青がトライガー、黄がチェルダ、銀がセロトル

現在放映中の特撮作品。シシレオー、トライガー、チェルダ、セロトルの四人からなる戦隊ヒーローで、ゲンカ将軍率いる悪の組織と戦っている。戦隊ものにおなじみのロボットはタテガミ丸という名前で、子供向けにしては少しスタイリッシュな方のデザイン。敵の中では、ゲンカの部下であるアガタとカブトウンが仲村はお気に入り。

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