Cutie Honey Universe(キューティーハニー)のネタバレ解説・考察まとめ

『Cutie Honey Universe』とは、永井豪原作の伝説のアニメ「キューティーハニー」のリメイク版アニメの第4作である。
聖チャペル女学園に通う女子高生・如月ハニーが変身する愛の戦士、キューティーハニー。彼女は多彩な姿と能力を使い、空中元素固定装置を狙う邪悪な犯罪組織パンサークローと戦っている。
そんなハニーにパンサークローの首領・シスタージルは捜査官ジュネとして接近、頼もしい味方を装ってハニーと空中元素固定装置の秘密を探るのだった。

CV:茅原実里

パンサークロー怪人。鞭を武器に戦うほか人間を材料にしたマネキン人形を操り、またサーカス場に類似した戦闘用空間を行使する。
タランチュラパンサーの糸によって箱浜市長の寺田倫子に変装し公金横流しや武器製造販売などを行っていたが、多大な貢献にも関わらずシスタージルからの寵愛を得られないことに苛立ちを感じていた。
マネキン人形たちを人質にして変身できないハニーを徹底的に痛めつけるが、頭部の鞭を団兵衛に切断されマネキン人形のコントロールを失ったことで形勢逆転。戦闘空間で操る猛獣もハニーに支配権を奪われ、手詰まりになったところをハニーに両断され絶命した。

スネークパンサー

CV:小島幸子

両の頬から鋭い鏃の付いた鞭を生やしたボンデージ姿のパンサークロー怪人。功名心が強く人の話を聞かない。
第6話で聖チャペル学園壊滅作戦のために多数のパペットパンサーを率いて出陣。手柄を焦って独断専行し、その結果ハニーを爆撃してしまった。そのことでスネークパンサーがハニーを殺したと思い込んだシスタージルにより制裁を受け、最後は自身の鞭のコントロールを奪われ腹部と頭部を貫かれて殺された。

シザーズパンサー

CV:斉藤貴美子

蟹のような姿をした巨体のパンサークロー怪人。右手の鋏は連装マシンガンになっている。
第4話でパンサークローの研究所に囚われたふりをして潜入したキューティーハニーと交戦。トマホークパンサーとの戦いでエネルギー切れを起こしたハニーを追い詰めるが、銅像に変身したハニーに気付かず逃げられてしまう。
第11話で再登場し、心を乱されて戦えないハニーをジャンボパンサーと共に痛めつけたがシスタージルによってそのジャンボパンサー共々合体怪人の素材にされてしまった。

ドラゴンパンサー

CV:たかはし千秋

巨大なトカゲのような生物の背中に女性の腰から上が生えているパンサークロー怪人。
冷静沈着かつ強者との戦いを好む武人肌であり、自身の戦いにはたとえ誰であっても口を挟ませない。
三叉の槍を武器とし、また自身の下半身に合体している生物から翼を出して飛行する能力も持つ。
第6話で聖チャペル学園壊滅作戦に出陣。独断専行するスネークパンサーをよそに命令通り学園壊滅作戦を遂行した。
第7話ではトラウマに苦しむハニーを見て好機と思い早見家の襲撃を試みるがシスタージルに制止され、自分たちはハニー奪取のための捨て駒だと知らされたことでジルに怒りを覚える。タランチュラパンサーに対して特別な感情を持っており、第10話で黒いタランチュラを守るために無断で出撃。そのまま黒いタランチュラと共に早見家に居候することになった。その際に黒いタランチュラの糸によって人間の姿に変身している。
第11話では黒いタランチュラを巻き込まないためにハニーと共にパンサークローの本拠地である幻城に乗り込み共闘。その中でハニーとの信頼を深めていくが最終話でシスタージルに敗れて死亡した。

オクトパンサー

CV:伊倉一恵

タコのような外見のパンサークロー怪人。「パンサークローの切り札」を自称する。
太った中年女性のようなユーモラスな風貌とは裏腹になかなかの実力者で、巨大な吸盤付きの触腕で一度はキューティーハニーを捕獲することに成功する。しかしタランチュラパンサーの言葉で戦意を取り戻したハニーに触腕を切り裂かれ、墨を吐いて逃亡を図るも逃げ切れずに倒された。
なお、シスタージルには名前すら覚えられていなかった模様。

ジャンボパンサー

CV:松井菜桜子

第11話に登場。その名の通りまるまると太った巨体と髭面のように毛むくじゃらな顔が特徴的なパンサークロー怪人。シスタージルがハニーの目の前で作り上げた。
体格に見合わぬ敏捷さが武器で、戦う力を失ったハニーを巨体から繰り出す体当たりで痛めつけた。しかしジルによってシザーズパンサーと共に合体怪人の素材にされてしまった。

再生パンサークロー怪人

CV:浅川悠・寺田晴名・橘えみり

正確には再生怪人ではなく色違いの別個体である。第10話のEDクレジットでは名前の頭に「Re:」が付いている。
夏子を失いパンサークローへの復讐に燃えるハニーによって片っ端から倒されていった。

ギルパンサー

CV:高乃麗

第11話より登場。
シザーズパンサーとジャンボパンサーにシスタージルが呼び出したパンサークロー怪人たちの霊魂を注入することで生まれた巨大な怪人。タランチュラパンサーとドラゴンパンサー以外の全ての怪人の能力を持っており、しかも背中にも目があるため巨大怪人の弱点としてありがちな死角を持たないという強敵である。ハニーとドラゴンパンサーが協力しても倒せなかったが、最終話でハニー軍団によって倒され元のパンサークロー怪人たちに分裂。その後は各個撃破されてしまった。
全体的なシルエットは「グレートマジンガー対ゲッターロボ」に登場した宇宙怪獣ギルギルガンに似ている。

パペットパンサー

CV:白石稔ほか

パンサークローの下級戦闘員。
幹部や怪人はみんな女性であるが彼らは男性で、黒覆面にソフト帽、緑色のジャケットという格好をしている。
銃火器で武装しているほか、指から鋭い爪を出して攻撃することもできる。
オリジナル版では人造生命体であり倒されると消滅していたが、「~Universe」では改造された人間であるらしい。

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