ドリフターズ(Drifters)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドリフターズ』とは、月刊誌『ヤングキングアワーズ』にて2009年6月号より連載中の歴史ファンタジー漫画である。作者は平野耕太。
世界中にその名を残す歴史上の人物が、時代も国も超えて集まる異世界。彼らは「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、すべてを滅ぼそうとする「廃棄物(エンズ)」たちと壮絶な戦いを繰り広げる。
関ヶ原の合戦に加わっていた島津豊久は、突然その異世界へと飛ばされた。彼はそこで織田信長や那須与一と出会い、武士の本能に従って、血で血を洗う戦へと身を置き、やがて「国盗り」を志す。

『ドリフターズ』の概要

『ドリフターズ』とは、月刊誌『ヤングキングアワーズ』にて2009年6月号より連載中の歴史ファンタジー漫画である。作者は平野耕太。中世ヨーロッパ風の世界に、時代も国境も超えた偉人たちが集まって、互いの本能に従い国奪りの戦へと進んでいく物語である。
迫力ある絵柄や主人公の島津豊久が話す薩摩弁の生々しさ、また同作者の前作『HELLSING』でも見られた独特の言い回しなどが高く評価されている。単行本は5巻の時点で350万部を超える発行部数を記録している。戦のみならず、そこへ至る経緯や戦略なども細かく描かれ、世界各国の偉人たちの人間臭さも物語の魅力を押し上げている。アニメでは、戦闘シーンの凄惨さなどが賛否を分けたものの、全体として内容の深さ、展開の面白さなどが大きな話題となった。一方で、休載が多く連載がなかなか進まないこと、単行本の発行が遅いことなどがファンを悩ませている。

『ドリフターズ』のあらすじ・ストーリー

時は戦国時代。最後の動乱・関ヶ原の戦に臨む島津豊久は、突然異世界へと飛ばされる。そこには、様々な時代の、あらゆる国々の歴史に名を残す人々が、彼と同じように飛ばされてきていた。そこで豊久が最初に出会ったのは、彼が生きる時代よりも18年も昔に故人となった織田信長と、数百年昔にその名を世に知らしめた弓の名手・那須与一であった。彼ら別の世界からやって来た者たちは「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれていた。
豊久は、近くに住むエルフたちの村が襲われたことをきっかけに、この世界の戦いに関わることになる。エルフたちは、東方からやってきた「オルテ」という国の人間に虐げられ、苦しい生活を強いられていた。豊久はエルフを救い、村を治めるオルテの騎士を倒す。そんな豊久たちを、遠くから眺める人がいた。

豊久らが送り込まれたはるか北の地・カルネアデスでは、謎の人物「黒王」を頂点とする軍勢が進軍していた。その大半は竜などの人ならざる生き物だが、新選組の土方歳三や、百年戦争の英雄ジャンヌ・ダルク、最後のロシア皇帝の末娘アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァらの姿もあった。彼らは漂流者と同じくこの世界に突然送り込まれた人々だが、彼らと違ってすべてのものを憎み、滅ぼそうとしていた。そのため漂流者と区別して「廃棄物(エンズ)」と呼ばれていた。
一方、黒王と相対する勢力には、「十月機関(オクト)」と呼ばれる組織が関わっていた。彼らはその戦いに巻き込まれてしまった漂流者・カルタゴの将軍ハンニバルとローマの軍人スキピオら漂流者を脱出させ、豊久らと合流させようとしていた。
黒王は、廃棄物と化物を指揮し、漂流者を含む人間すべてを滅ぼそうとしているようである。そんな黒王の暴挙を止めるべく、漂流者を集め立ち上がろうとしているのが十月機関であった。十月機関を先導するのは「大師匠」と呼ばれる人物である。彼らの仲間は、豊久たちのすぐ近くにも現れていた。

豊久たちは、十月機関のオルミーヌと出会う。彼女は、豊久たちが漂流者と呼ばれていること、その漂流者を集め監視するのが十月機関であること、また漂流者たちは廃棄物と呼ばれる人たちと戦うためにこの世界へとやって来たことを告げる。廃棄物である人たちは、すべてを滅ぼさなくては気がすまないほど、世界の何もかもを憎んでいるという。
信長は、黒王軍を止めるためには、十月機関や漂流者にも軍が必要であると説く。しかしこの世界の国々が、そう簡単に漂流者に従うはずもない。そこで漂流者がまず行うべきことは、「国を奪る」ことである。豊久を頭目とし、国盗りを開始する。信長はそう宣言し、十月機関とオルミーヌはそれに協力することをほぼ無理やり約束させられた。

オルテは、エルフのみならずドワーフやホヴィットらの村も滅ぼし、彼らを奴隷に貶めて、人間至上を宗として一帯を占領している国であった。勢力はやや衰えているようだが、今も領土を広げるべく戦っているとのこと。信長は、近くのエルフの村を解放し、そこからオルテを乗っ取ることを画策していた。

豊久らは信長を中心に戦略を練り、またたく間にエルフの村近くにあるオルテの城塞をひとつ落としてしまう。その噂はたちまち他の村のエルフたちにも伝わり、また信長が彼らをさらにあおったことにより、豊久の元には多くのエルフが集まることとなった。
オルテの支配者たちは、反乱の芽がどれほど恐ろしいかを知らない。彼らの元にはルイ15世に仕えた貴族サン・ジェルミ伯がいたが、彼はいち早くオルテの終わりを予感し、豊久たちに近付こうとしていた。

次なる道を探す豊久を、突如黒王軍が襲撃した。現れたのはジャンヌ・ダルクと、彼女の協力者であるジルドレである。ジャンヌ・ダルクは豊久により退けたが、ジルドレと戦う与一は苦戦。あわやというところへ、西部開拓時代の無法者・ワイルドバンチのキッドとキャシディ、そして十月機関の大師匠こと安倍晴明が現れる。彼らの参戦によってジルドレは命を落とし、その姿は塩となって砕け散った。

キッドたちから銃やガトリング砲を教わった信長は、兵器の量産のためにドワーフの力が必要だと考える。一行の次の目的は、オルテに支配されているドワーフの居住地・ガドルカ鉱山に決まった。オルミーヌの呪術やハンニバルの知恵もあって、戦いは優位に進む。ドワーフを解放し、オルテの軍勢を退けることに成功した。

その頃、廃棄物たちの動きにも変化があった。黒王配下のゴブリンたちが、農耕を行っていたのだ。黒王は、ゴブリンやコボルトなど多様な種族に共通の文字を教え、統一宗教を作って教化し、地上に彼らだけの文明を作ろうとしていた。

廃棄物たちは、漂流者と違い、それぞれが特別な力を持っていた。ジャンヌは炎を出し、アナスタシアは氷を操る。彼らの主導者である黒王の力は「生命の増殖」である。黒王は怪我を治癒することも、細胞を無制限に増殖させて死を与えることも、食料を無限に増やすこともできる。

ドワーフにより銃の量産が可能になった豊久たちのもとに、サンジェルミ伯が現れる。彼は、オルテの支配をこのまま今の指導者たちに任せていたら、やがて国は滅んでしまうと考えていた。指導者たちは、国力が弱っていることに気づかず、まだ領土拡大のための戦争を続けている。このままでは、国内の反乱によって国がボロボロになったところを、他国に攻められて国土がバラバラになってしまう。それならばいっそ、エルフやドワーフを従える反乱軍である豊久たちにオルテの全権を渡し、内乱を終わらせて他国との戦争に備えた方が良い。そう考えたサンジェルミ伯は、豊久らに国を売り渡しにきたのだった。彼の導きに従い、豊久たちはオルテの首都ヴェルリナに潜入する。
サンジェルミ伯はオルテの上層部を集め会議を開き、その場でオルテの支配権を豊久に渡すと宣言。すでに会議場はサンジェルミ伯と豊久の軍勢に支配されており、上層部はただ彼らの決定に従うしかなかった。サンジェルミ伯は戦わずして豊久たちにオルテを明け渡すつもりだったのだ。

しかしその会議に、廃棄物となった帝政ロシアの祈祷僧・ラスプーチンが忍び込んでいた。彼ら黒王軍もまた、時同じくしてヴェルリナに忍び込んでオルテを手に入れようとしていたのである。ラスプーチンは指導者の一人を操り、国の全権を黒王に渡すことを考えていた。しかしサンジェルミ伯や豊久らの出現によってそれが無理だとわかると、密かに連れてきた黒王軍をヴェルリナの市街で暴れさせる。豊久たちはサンジェルミ伯の軍とドワーフ、エルフらを率いて彼らとの戦いに挑んだ。そんな中、現れたのは廃棄物の土方である。豊久と土方の一騎打ちが始まったが、両者の力は拮抗しており、なかなか決着がつかなかった。
やがて、ハンニバルが信長にそれとなく策を与える。市街で暴れる黒王軍は、みな会議場であった中央の建物を目指して進軍していた。そこで敵をあえて会議場へと呼び込み、オルミーヌの石壁で閉じ込め、まとめて倒すという策だった。与一やエルフらの活躍もあって見事ハンニバルの策は成功し、軍としての敗色が濃厚になると、土方らは撤退していった。

こうして、豊久らは紆余曲折あったものの、オルテを支配下に置くことに成功したのだった。

一方、オルテより西の海上には、商業ギルド連合グ=ビンネンがあった。これは7つの巨大ギルドが運営する海洋疑似国家である。そこには、漂流者である海軍軍人・山口多聞の姿もあった。彼らはこれまでオルテと対立していたが、新たな体制となったオルテとは和平を結ぶことになった。

その頃、カルネアデスの北壁を拠点にする黒王配下の化物たちは、農耕を始めてからまだわずかしかたっていないにもかかわらず、すでに文明を築き社会を形成していた。彼らは人間を家畜とし、使役したり食料にしたりしていた。その様子を目撃した安倍晴明は黒王と対峙する。人間滅ぶべしとする黒王と、人を信じる晴明の主張は相いれず、晴明は退却する。

その頃、信長はオルテの残る勢力を黙らせ、また西方諸国との戦いを終わらせる策を講じ、サンジェルミ伯とともに実行する。サンジェルミ伯はグ=ビンネンとの交渉も無事に済ませ、オルテ平定へと乗り出す。
またオルテの北では、太平洋戦争において追撃王と呼ばれた菅野直が、スキピオとともに犬族・猫族を率いて戦っていた。黒王が進軍を再開したら、真っ先に標的にされるのは彼らである。そこで十月機関は、彼らに豊久らと合流するように促していた。
そんな中、菅野の元にグ=ビンネンの多聞から手紙が届く。興味があれば会いに来い、という内容だった。菅野はスキピオとともに、多聞の元を訪れる。多聞の元には日本海軍が持つ空母や戦闘機、銃などがあった。時代の移り変わりに驚くスキピオは、多聞にこれまでの歴史を教わり、新たな知識を得ていく。

そして、ついに黒王が進軍を開始する。そこには、まだこちらの世界に来たばかりの明智光秀の姿もあった。光秀は、信長の家臣でありながら彼を裏切り、謀反を起こした人間である。光秀は信長を殺したつもりでいたが、こちらの世界に来て生きていると知り、よりいっそう彼への憎しみをつのらせていた。また源義経も傘下に加わっていた。巨人なども加わった黒王の軍に、オルテの北方を守る人々はなすすべなく蹂躙される。彼らは漂流者を頼り、南へと逃亡。ヴェルリナには避難民があふれることになった。豊久は彼らの前で演説し、オルテの人々は黒王を敵とし立ち上がる。

ついに黒王軍がオルテへと攻め込んできた。巨人や竜の強さは圧倒的で、豊久配下の者たちはおもわず恐れおののいてしまう。しかし、信長が張り巡らせた策は巨人を打ちたおし、豊久は竜を奪って暴れる。この戦いは、豊久らの優勢のように思えた。
しかしハンニバルは、一方からしか軍勢がやって来ないことに違和感を感じていた。それに気づいた信長も、恐怖を感じ始める。彼らの悪い予感は的中していた。オルテの軍の一方が、ラスプーチンの手によって黒王軍に寝返ったのだ。思いもよらぬ襲撃により、豊久の軍は一気に敗色が強くなった。

負けを悟った豊久は、兵に撤退を命じる。ヴェルリナを諦め、最初に落としたエルフの村近くの廃城へ逃亡することに決めたのである。さらに豊久は、殿を務めると宣言した。彼は信長やエルフの兵たちらを逃がすため、その場に残ったドワーフとともに、生命を賭けた戦いに挑む。
しかし豊久たちの戦いの結果は見えている。ドワーフたちは次々と命を落し、豊久も満身創痍。そんな彼の前に、土方が現れた。土方は豊久と戦うためにここへ来ていた。しかし瀕死の豊久にとどめを刺そうとしたとき、彼のかつての同志である沖田総司の亡霊が現れる。沖田は土方に「それでいいのか」「豊久を殺して良いのか」と問いかけ、消えていった。また彼の同郷の仲間である近藤勇も現れ、土方に微笑みかけて消えてしまった。懐かしい2人の姿を見た土方は思わず涙を流す。そして、黒王軍の兵たちが豊久に攻撃しようとしたのを見て、思わず兵を攻撃し、豊久を助けてしまう。

そんな中、上空から豊久の窮地を救うべく、菅野が現れた。

『ドリフターズ』の登場人物・キャラクター

漂流者 / 漂流物(ドリフターズ)

島津豊久(しまづ とよひさ / CV:中村悠一)

本作の主人公。関ヶ原の合戦に参加し、父と慕う義弘を逃がすため敗戦の殿を務めた際に、紫によって異世界へと飛ばされる。たどり着いた先でエルフに拾われ、信長や与一と出会う。
戦しか知らず、信長のように戦略を練ったり、策を講じたり、相手の顔色を伺ったりといったことを一切しない。物事を深く考えないため、「バカ」と言われることもしばしばである。信長に言わせれば、「空気を読まぬ(読めないのではなく、読まない)」人間である。しかし、戦に役立つであろうことには鼻が利き、自然と周囲の人々を奮起させ、納得させる。そうした能力を信長に見込まれ、彼ら漂流者の頭領に立てられる。威張らない、飾らない人柄で、信長や与一をはじめ、エルフやドワーフたちにも好かれている。
かなりきつい薩摩弁で話すため、たびたび発言にルビが振られ、説明が入ることもある。戦の際には敵の大将に向かい「首置いてけ」と繰り返していた。

織田信長(おだ のぶなが / CV:内田直哉)

言わずとしれた天下布武の戦国武将である。本能寺の変の際、森乱丸を連れて逃げていたところ、この世界に飛ばされた。豊久がやってくるしばらく前に来ていたようで、エルフと交流があり、与一とともに森の奥の廃墟で暮らしていた。隻眼で、右目の眼帯が特徴である。
策略家で、切れ者である。戦わずして人を従わせる術にも長けている。豊久を頭領に仕立て、自らは参謀として知略を巡らせる役割を担う。エルフの村を解放したのも、オルテを手中に収めたのも、基本的には彼の戦術が優れていたおかげである。豊久が思いもよらぬ行動をとることに頭を悩ませているが、彼の能力や人間性は認めている。豊久が殿を務めると言い出したときは、殴って止めようとした。明智光秀が大嫌いである。息子の信忠を光秀に殺されたことを知ってから、その憎しみはより深くなった。顔を合わせたときは大声で罵倒し、怒りを顕にした。豊久を息子・信忠に重ねて見たことがある。
戦略以外にも知識が豊富で、銃がこの戦には欠かせないと早くから見抜き、ドワーフたちを使って量産を行っている。キッドやキャシディが持つ銃を見て、銃のさらなる可能性を見つけた。

那須与一(なすのよいち / CV:斎賀みつき)

扇の的を射るという平家物語の一節で知られる、平安時代の武士である。どういった経緯でこの世界にやって来たのかは不明だが、信長とともに廃城で暮らしていた。頭も切れるようで、周辺で暮らしているエルフの言葉をわずかながら理解していた。しかし後に十月機関の持つ札により通訳が不要になったことにがっかりしていた。信長から鎌倉幕府が終わったことを知らされ、世の無常を感じている。弓の名手であることは言うまでもなく、手先が器用なエルフでさえ驚く腕前である。
今なおかつての主君であった源氏に忠誠を誓っているのか、エルフたちに発言のたび語尾に「ゲンジバンザイ」と付け加えることを命じている。しかし、源義経に対しては言いようのない恐怖を感じており、彼に従い凄惨な戦いに身を置いていた過去をたびたび思い出しては苦しんでいる。黒王軍に義経がいることを知ってまた畏怖を感じていたが、今の主である豊久の存在に救われたようである。
容姿端麗で、出会う人の多くが女性と見間違うほどの美形である。しかし、彼に言わせれば兄弟の中で自分が一番ブサイクだとのこと。兄弟喧嘩も多かったようである。

ハンニバル・バルカ(CV:青山穣)

カルタゴの将軍で、紀元前200年前後に活躍した人物である。司令官として軍を率い、連戦連勝を重ね、ローマにとって最大の敵と呼ばれた。豊久の前後にこちらの世界へとやって来たようで、同時期に没したライバル・スキピオと出会っているようである。荒野で大喧嘩をしているところ、十月機関に拾われた。黒王軍がカルネアデスの北壁へ進行した頃、その地に居合わせたが、キャシディやキッドらによって逃されている。去り際に、晴明に「黒王軍相手に勝ち目はあるか」と問われ、「ゼロじゃないさ」と答えている。このことが、晴明に大きな希望を抱かせたようである。
豊久らがエルフの村近くの城塞を落した後、彼らと合流する。しかしその直前にスキピオとはぐれてしまったせいか、痴呆が進んでしまった。ぼーっとしている時間が長くなり、その場と無関係のことばかり喋っていて、食事のことを頻繁に気にしている。戦いがないときは、豊久とともに人々の中に混ざり、ぼーっとしている。しかし信長の戦略が窮地に陥ると、それとなく知恵を貸し、彼らの勝利に貢献している。豊久に対し、信長の「タガ」であるべきとアドバイスしたこともある。黒王軍との戦の際にも、背後で動きがあることを早くに察知していた。
サンジェルミ伯の部下は彼を「ヒゲで歴戦のナイスシルバー」と表現している。

スキピオ・アフリカヌス(CV:家中宏)

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@urio2n7

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