BE BLUES!〜青になれ〜(ビーブルーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『BE BLUES!〜青になれ〜』とは、田中モトユキ原作の本格サッカー漫画。サッカー少年の一条龍は、将来の日本代表を夢を見る。しかし、小学生6年生の時にアクシデントにより手足と腰椎の骨折という重傷を負い困難な状況となってしまう。それでも未来の日本代表の夢を目指し、サッカー選手として復活する姿が、幼馴染で双子の青梅優人、優希と共に描かれている。

元木(もとき)

元サッカー部員 Fチーム所属 2年生。鼻っ柱の強い性格。謹慎期間中にFチームに加入していた桜庭とポジショニングを巡って言い争う場面も見られた。

赤城中央高等学校

藤原 乃亜(ふじわら のあ)

ポジション MF(ミッドフィールダー) DF(ディフェンダー)
ボランチとしての展開力、高い身体能力が特徴。通称フィジカルモンスター。武蒼高校の橘怜音と同様にU-17日本代表に選出されている。完全に抜き去られた相手に追いつくスピード、ターゲットと定めた相手を執拗にマークすることを可能とするスタミナと心肺機能、相手を挑発し反則を誘発させるマリーシアを得意としている。「出る杭はブッ潰す」を信条としており、怜音からは「身体能力は国外の選手と比べても遜色なく、味方になれば心強いが、敵に回せば鬱陶しい相手」と評されている。選手としての高い能力の反面「チャラチャラした」言動が特徴で、坊主頭にする以前にはモヒカン刈りにしていたこともある。監督の湯端からは「総合的にはユースの選手を上回っている」と評されている。

曽我 達流(そが たつる)

ポジション FW(フォワード)
接触プレーは苦手だが、高いトラップの技術とトリッキーな動きを生かして得点機に絡む。藤原乃亜とは対照的にクールな性格で人の汗が苦手で得点を決めた後も、見方からの祝福を逃げる。潔癖症で常に長袖のアンダーウェアを着用している。

湯幡(ゆばた)

赤城中央の監督。元武蒼高校監督の黒部とは大学時代の同級生。乃亜の素行には手を焼いている様子だが、一方で乃亜が入学してきたときは日本の宝を預かったと身が震えたと言っている。

聖和台高等学校

小早川 忍(こばやかわ しのぶ)

ポジション MF(ミッドフィールダー)
聖和台高校の10番を背負う選手。
中盤の中央やや下がり目にポジションを採りつつ、機を見て前線へとオーバーラップしキラーパスを供給する。味方からの信頼度は極めて高く、彼がボールを保持すると一斉に攻撃へと転じる。武蒼の友坂からは「臨機応変の判断が抜群に上手く、嫌らしい」と評されている。フリーキックの名手でもあり、前年度の高校選手権ではベスト16で敗退したものの、3試合連続で直接フリーキックを決めている。高校卒業後の進路について複数の大学から誘いを受けているが本人はあくまでプロ志望で、誘いを断って最後の全国高校サッカー選手権出場に賭けている。薫という双子の姉がいる。

保志 光一(ほし こういち)

ポジション FW(フォワード)
足元のテクニックもなく、スピードもあまりないが、豊富な運動量で前線からプレッシングをかけ、得点機にはルーズボールにいち早く反応し得点を決める。
通称ハイエナ。
中学生時代までは無名の存在だったが聖和台では1年夏のインターハイ予選までに出場機会を得ると、インターハイでは得点王を獲得している。
武蒼高校の矢沢とは小学校時代の同級生で彼からは「ポチ」と呼ばれている。

『BE BLUES!〜青になれ〜』の用語

全日本少年サッカー大会

小学生年代(第4種)の大会。
「子どもたちのサッカーへの興味・関心を深め、サッカーの技術・理解を向上させる 」を趣旨として、1977年に創設された。
47都道府県の代表に前回優勝チームを輩出した都道府県の1チームを加えた48チームで全国大会が行われる。
2010年まで11人制の大会として実施されてきたが、2011年の第35回大会から8人制へと移行されており、2015年からは冬季開催となっている。
作品内でも8人制のルールを採用している。

ゴールデンエイジ

9歳から12歳ごろまでの年代を指す言葉。
自分が思ったように身体を動かせるようになる時期。
今まで出来なかったことが突然出来るようになるなど、テクニック、センス、共に大きく成長が見込まれる。
そして、「ポストゴールデンエイジ」といわれる年代(12歳から14歳)では、脳、脊髄、視覚器などの神経系が発育発達し、大脳の運動神経系が最も発達する。
つまり、9割型神経系統が完成される。
この時期では、現状の技術レベルを維持しながら、反復練習等を入れ基本動作の質を高めていくことが重要と言われている。

全国中学校サッカー大会

中学生年代(第3種)の大会。
中学校の部活動に限定した大会である。
各地域の予選を勝ち抜いた31チーム(北海道2、東北3、関東7、北信越2、東海3、近畿5、中国2、四国2、九州5)に開催都道府県の1チームを加えた32チームで全国大会が行われる。選手交代については、登録選手の中で自由な交代が認められており、一度ピッチを退いた選手でも再び出場することが出来る。

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