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原因不明の感染症にかかった人間で、読み方は“ズキュン”。所謂ゾンビによく似た状態になり、全身の血管が浮き上がって白目も充血し、怪力になる等驚異的な身体能力でもって非感染者を襲って感染させる。
言葉は喋るが、人間らしい理性は失われコミュニケーションはほとんど取れない。心音や呼吸、脈はないが、女性は生理になる等、生殖機能は生きている可能性が示唆されている。音に反応し、より大きな音がする方を優先して襲う他、非感染者の匂いにも反応する。生前の生活習慣をなぞって行動し、非感染者を見つけると襲うのが基本的な行動だったが、物語が進むにつれて大量のZQNが融合した、何らかの目的を持つ集合体の巨大ZQNが登場する。

基本的には噛まれて感染するか、例えばZQNの血液がついた刃物で傷をつけられるなど、血液を媒介して感染する場合もある。発症までの速度は人によって違い、数日かけて発症する者もおれば噛まれてすぐにZQN化してしまう者もいる。頭部を破壊するか、首から上を切断するなど身体から頭を切り離せば活動を停止するが、切り離された頭部を別の個体に取り付けて活動したり、頭部だけで動く個体も確認されるなど、この作品最大の謎の存在である。

物語の重要なキーとなる“感染しても理性を保つ存在”

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ZQNに噛まれた者は、基本的にZQNとなってしまうが、例外的に噛まれても理性を保ったまま行動できる存在がいる。代表的なのが、ヒロインの早狩比呂美と謎の存在・来栖(クルス)である。


早狩比呂美は歯のない赤ん坊のZQNに噛まれて発症してしまうが、通常のZQNと違い、血管は全身ではなく一部で浮き出た状態で英雄ら非感染者を襲わず、ある程度言葉でコミュニケーションが取れる。また、現実の世界ではなく心象風景の様な世界で、現実に目の前にいるZQN・非感染者が巨大なぬいぐるみの様な姿で見える様になっていた。ZQN特有の怪力などの身体能力は持っていて何度かZQNと戦い英雄たちの窮地を救っている。感染後、アウトレットモールにてボウガンから発射された釘が頭部に刺さり重体に陥るが、後に小田つぐみの処置で回復。感染前と同じ様にコミュニケーションが取れる様になる。
また、来栖と離れた距離でも会話を行なったり、他人の視界を共有したり、近くにZQNがいると存在を感知できたりと特殊な能力が備わっている。

来栖は“狂巣”とも呼ばれ、非常に高い戦闘能力を持つ上に何故かほとんどのZQNに襲われることがない。しかも、ZQNの大群と並んで歩いた時には、来栖を襲おうとするZQNがいてもそれを守るZQNが現れるなど謎が多い存在だ。また物語が進むにつれて、特定の人物だけを指すのではなく、半感染状態で戦闘力が高い者、何故か服装は白ブリーフ一枚である等の特徴を持つ者が時々現れ、来栖と呼ばれている。

また、主人公英雄も歯がない徹子に噛まれていたが、特に変化がなかった為に感染していないと思われていた。しかし、後に比呂美の様に他人の視界を共有する描写があり、半感染していることが示唆されている。巨大ZQNの集合体の中でZQN化した人々の意識が会話しているが、その中で心を閉ざしている人は感染しにくいと指摘され、英雄、比呂美、来栖はその条件に合致している。

ZQNの集合体“巨大ZQN”

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物語が進むにつれて現れたもう一つの謎の存在が、ZQNの集合体である巨大ZQNである。巨大ZQNは感染の広がっている世界各地で現れており、スペインではサグラダファミリアを跨ぐ程の超巨大な存在が確認されている。

単行本16巻に収録されているイタリアでの描写では、登場人物たちの間で重要な会話のやりとりが行われている。そこでは、巨大ZQNは“巣”だと例えられ、ある人物は今回のZQNパニックは地球外生命体によるテラフォーミングで、ZQN化はインフラを壊さず人間だけをコントロールするのに合理的な方法だと話す。“巣”は何かを求め街を彷徨っており、その何かとは宇宙人とのハイブリット生命体を生み出す女王蜂の様な存在だとされ、イタリアでは幼い少女、そして東京では早狩比呂美がそうであると示唆されている。

来栖は離れた所から比呂美に呼びかけ、「俺達はお前のものだ」、「お前がどうするか決めるんだろ」と語りかける。また、後に比呂美は“巣”の行動をコントロールし、自らの意思で“巣”に取り込まれる。巣にいるZQNになった人々の意識と交信も出来る様で、2ちゃんねるの掲示板の様なイメージで会話を行なっていた。また比呂美の感情が“巣”に影響を与えるような描写がある等、ZQNパニックに関わる重要な秘密となっている。

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