思わず「あ」と叫んでしまった、ピクサーの「ピンチ」シーンまとめ(ネタバレあり)

Pixar studios

映画でなくとも創作においてピンチシーンは必要不可欠。ピクサー作品の場合、それが顕著に思えます。「いや、どうやっても助からないっしょ、どうすんの!?」と思ってしまったシーンをまとめました。

『トイ・ストーリー』シリーズ

世界観:命、意思をもって人間の見ていないところでは自由に動き回るおもちゃたち。「ルール」として人間の前では動いてはいけない模様。

一作目・あらすじ

引っ越しを控えたアンディ少年の家。一番のお気に入りにしておもちゃのリーダー、カウボーイ人形のウッディはアンディの誕生会のプレゼントとしてやってきたバズ・ライトイヤー(以下バズ)によりその地位を奪われる。意趣返しが元で、隣家の悪ガキの家に二人揃って持ち去られるわ、自分が「宇宙飛行士ではなくおもちゃ」であることを知ってヤケになったバズが悪ガキによっておもちゃのロケットに括りつけられるわ・・・。

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何だ、あんな奴・・・。

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悪ガキことシド・フィリップス。おもちゃの敵です。

一作目ピンチシーン・引っ越しトラックに乗れなかった

引っ越し先がどの程度の場所にあるのかは分かりませんが、人間だって車両を使い移動しなくてはならない距離。おもちゃが走ったところで何年かかるやら。この段階で「どうすんの」感が出ます。しかし、勘のいい人は気づくはず。バズはロケットに括りつけられたままで、ウッディの腰にあるホルスターにはマッチ棒が差し込まれていることに。

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一作目ピンチシーン2:みんなに誤解されたまま

どうにかロケットに追いついても、皆ウッディを「お気に入りの座をバズに取られたから殺そうとした」という誤解を抱えたまま。ラジコンカーでバズを救出しようとするウッディを、妨害。

二作目・あらすじ

実はプレミア人形だったウッディ。おもちゃ屋の主人のビジネスのため連れ去られて、日本にあるおもちゃ博物館に展示されることに。バズが救出隊を作り、助けに向かうが、ウッディはおおもとの人形劇に登場していたキャラクターの人形(捨てられた人形が一体、遊んでもらったことすらない人形が一体)が倉庫送りになること、いつかはアンディに遊んでもらえなくなり忘れられることを恐れて日本行きを決意。

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二作目ピンチシーン・執念の日本行き

一作目ではまだ国内、州内のことだからまだしも、今度は飛行機に乗って海を越えるんです。おもちゃにどうこうできる状態ではなく、飛行機離陸前に救出しなくてはならなくなりました。ウッディは他の仲間を説得して「アンディなら遊んでくれる」と博物館で鑑賞されるのではなく遊んでもらう選択肢を勧めます。しかし納得しないキャラクターが。「一度も遊んでもらったことがない」炭鉱夫のプロスペクターでした。何度も彼の妨害に遭い、舞台は空港へ。

二作目ピンチシーン2・飛行機離陸開始

子供との幸福な時間と、成長後それが裏切られた経験から気持ちが揺らいでいたジェシーは、そのままの状態で飛行機に積み込まれてしまいます。ウッディも乗り込んで「アンディには妹がいる」と言ったら急に「じゃあ行く」。しかし、周囲には人間がおり、迂闊に飛び出せません。物陰に隠れて合図で飛び出そうとした瞬間、ハッチが閉められて、離陸準備開始。

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ジェシーの過去は涙なしには見られません・・・。

素で「あ・・・」と声が出ました。

三作目・あらすじ

アンディがおもちゃで遊ばなくなって幾星霜。ウッディ以外は勘違いから「捨てられた」と思い込んで保育園へ。毎日子供と遊べる上、毎年新しい子がやってくるため捨てられることはない、おもちゃにとっては天国のような場所。しかし、新参者は年少クラスで「遊んでもらう」というより「弄ばれる」と言った方が近い扱いを「役目」として押し付けられる存在。しかも、抜け出せることは非常にまれだという。一旦は脱走に成功したウッディだったが、皆の運命を知り、救出に向かう。

三作目ピンチシーン:バズが敵陣に堕ちる。

保育園のおもちゃを陰で取り仕切っているのはロッツォというピンクの熊のぬいぐるみ。一旦はバズを「仲間」にしようとしますが、言うとおりにならないと知るや、冷酷な本性が露わに・・・バズの説明書を読んで彼の記憶等をリセット。今までの友達を「敵」と認識させ、囚人として扱わせるなど卑劣な行為に出ました。しかしバズの戦闘力、高いです。

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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