歴代シャーロック・ホームズ役者には個性的なイケメンがずらり!

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シャーロック・ホームズ!彼がいなかったら、テレビドラマでの刑事物やバディ(相棒)物というジャンルはおそらく生まれていなかったと思います。彼を演じた役者の数もかなりのボリュームで、まだ映画に音がない(サイレント映画)時代から既にホームズ映画はありました。そんなホームズを演じた様々な俳優達を時系列で紹介します。

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ちなみにこれが、シドニー・パジェットの筆によるシャーロック・ホームズの「肖像画」です。

ウィリアム・ジレット(WILLIAM GILETTE)

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ジレットは「シャーロック・ホームズ」シリーズの作者、サー・アーサー・コナン・ドイルが存命中(20世紀初頭)からNYの舞台でホームズを演じていた俳優です。ホームズのイメージを決定づけたと言われる、シドニー・パジェットの挿絵のホームズよりは若干顎ががっしりとしていかつい感じがします。
しかし特にアメリカでは彼のイメージがホームズとして定着。また、「空き家の冒険」以降のホームズ物語の挿絵はフレデリック・ド・スティールという画家が担当。ジレットをモデルにホームズの挿絵を描きました。

ベイジル・ラスボーン(BASIL RATHBONE)

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1930年代後半から1940年代半ばにかけて(第二次世界大戦のさなか)活躍したホームズ俳優。もともとはその冷たい美貌から、悪役を演じることが多かったのですが、ホームズを演じるようになってからは、ラスボーン=ホームズという図式が出来上がってしまう程の当たり役になりました。ワトソン役のナイジェル・ブルースとは名コンビと言われ、原作とは異なったオリジナルストーリーで、スパイ活劇風な役柄を多数演じました。とにかくパジェットの挿絵のイメージを実に良く出しています。

ピーター・カッシング(PETER CUSHING)

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怪奇映画俳優として一世を風靡したピーター・カッシング。1959年「バスカヴィル家の犬」でホームズを演じました。広い額、尖った鼻、神経質そうな面差しなどが、パジェットの描いた挿絵のホームズに似ています。カッシングは「スター・ウォーズ」で、帝国軍の大物(悪役)に扮していましたが、そこでも冷たそうな雰囲気がよく活かされていました。

クリストファー・リー(CHRISTOPHER LEE)

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右側がクリストファー・リーです。左側はワトソン役のパトリック・マクニー。リーは前出のピーター・カッシング同様、怪奇映画で活躍した俳優でした。そんなリーとカッシングの二人ともがホームズを演じるとは面白いですね。1962年の映画でのホームズ、やや老けてる?と思わないでもないですが、これは設定が「50代半ばにさしかかったホームズ」だったからだそう。なお、この映画でホームズを演じたリーは、この後紹介する別のホームズ作品ではホームズの兄マイクロフトを演じています。よくよくホームズに縁のある人なんですねぇ。

ロバート・スティーブンス(ROBERT STEPHENS)

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1970年の「シャーロック・ホームズの冒険」でホームズを演じたロバート・スティーブンス。歴代のホームズと比べるとややエモーショナルでぴりぴり感が少なめ。でも映画自体は評論家筋からの評価も高い名作なのです。何しろ監督が、あまたの名作を手がけてきたビリー・ワイルダーだったのですから。ストーリーは全くのオリジナルで、謎解きというよりは冒険活劇の要素が強めの、エンタメ感たっぷりな仕上げになっています。

ワシーリー・リヴァーノフ(Василий Ливанов)

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現在のロシア、冷戦時代の旧ソ連で1970年代後半から1980年代の半ばにかけて制作された異色のホームズ物語「シャーロック・ホームズとワトソン博士」(TVムービー)。しかしその内容は驚く程原作に忠実で、ソ連にこんなにもヴィクトリア朝のイギリスに似た雰囲気の街があるのかとびっくりさせられます。(ロケは当然すべてソ連内で行われた)ホームズ役のリヴァーノフはロシアの名優。ややだみ声なのが気になりますが、雰囲気はホームズにぴったりです。また、相棒のワトソン役のヴィターリー・ソローミンはソフトな印象のイケメン。最近日本でも埋もれた名作として注目されています。

ニコラス・ロウ(NICHOLAS ROWE)

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1985年、スピルバーグ監督が製作総指揮をした「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」で、ティーンエイジャーのホームズを演じたのがニコラス・ロウです。ややのっぺりした感がありますが、スピルバーグが関わっているだけに、映画は特撮満載で楽しい冒険映画に仕上がっています。

ジェレミー・ブレット(JEREMY BRETT)

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1984年から始まったイギリスグラナダTV制作のホームズシリーズでホームズを演じたのがジェレミー・ブレットです。彼が登場して「ブレットはホームズそのもの」という評価が定着しました。非常に原作に忠実な描き方がされており、もともと舞台俳優だったブレットの演技力と、パジェットの挿絵から抜け出して来たかのような激似っぷりは圧巻。またワトソン役はデヴィット・バークとエドワード・ハードウィックの二人が担い、どちらもが温かみのあるワトソンを好演しました。日本での吹き替えが「太陽に吠えろ」の山さん役で有名な露口茂氏であることも話題を呼びました。なお、ブレットは1995年に心疾患で亡くなっています。

ロバート・ダウニー・Jr.(ROBERT DOWNEY JR.)

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相棒のワトソンよりも背が低く、ひげ面で、武闘派というこれまでにないホームズ像を打ち立てたロバート・ダウニー・Jr.。最初は「ホームズとワトソンの配役が逆じゃないの!?」と思ったけれど、見て行くうちにあら不思議、段々違和感がなくなっていきました。なんだろう、これ。ちなみにワトソン役のジュード・ロウは前出のジェレミー・ブレットがホームズ役だったグラナダホームズシリーズに若い頃ちょい役で出演していました。

ベネディクト・カンバーバッチ(BENEDICT CUMBERBATCH)

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ラストはもう説明の必要もないか?と思わなくもない、この方で。BBCの「シャーロック」シリーズで主役を演じているベネディクト・カンバーバッチです。もしも21世紀にホームズがいたら?というコンセプトで作り上げられたドラマは、古くからのシャーロッキアンも驚かす程、原作を緻密に活かした内容で、これまで3シリーズ映像化されています。今から第4シリーズが楽しみで仕方ありません。

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