パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』とは、ウォルト・ディズニー・モーション・ピクチャーズ制作の実写映画作品で、全5作あるシリーズの最終章。主演のジョニー・デップは、シリーズ全作品通じて海賊ジャック・スパロウを演じ、作品の代名詞的存在となっている。ジャックの策略で、「魔の三角海域」に幽閉されていたアルマンド・サラザールが解き放たれた。復讐を誓うサラザールから逃れるため、ジャックたちはどんな呪いも解くことができる「ポセイドンの槍」を手に入れようと奮闘する。
日本語吹き替え:栗山千秋
生まれてすぐに孤児院に預けられて育った過去をもつ女性。形見である「ルビーのついたガリレオの日記」を調べ、父親の影を追っていた。女性が十分な教育を受ける権利のなかった時代、天文学と数学に詳しかったため魔女のレッテルを貼られてしまう。劇中で明らかになるが、実の父は海賊バルボッサである。
ジャック・スパロウの仲間たち
ジョシャミー・ギブス(演:ケヴィン・マクナリー)
日本語吹き替え:青森伸
ジャックの右腕的存在の航海士。元英国海軍の軍人で、酒好き。博識で海の伝説を数多く知っており、その解説役も兼ねている。どんな時でもジャックの味方であろうとするが、本作では一時的にジャックを見捨てた。しかし、すぐに仲間に戻っている。
マーティ(演:マーティン・クレバ)
日本語吹き替え:稲垣拓哉
第1作の途中からジャックと共に同行する小柄な海賊。ブラックパールでは主に見張りをしている。自分の3倍の背丈もある敵に強烈なパンチを繰り出すなど、非常にタフ。
スクラム(演:スティーヴン・グレアム)
日本語吹き替え:加瀬康之
第4作から登場する「アン女王の復讐号」の船員。本作ではいつの間にかジャックの手下となっているが、ジャックやギブスからはぞんざいな扱いをされる事が多い。
バルボッサ一味
ヘクター・バルボッサ(演:ジェフリー・ラッシュ)
出典: www.disney.co.jp
日本語吹き替え:大塚明夫
全5作に登場するジャックのライバル的存在。今作では共通の敵サラザールの出現により、ジャックたちと手を組む形でチームに加わる。今作では初めて明らかになる娘の存在と親子愛など、温かい一面も描かれる。
マートッグ(演:ジャイルズ・ニュー)
日本語吹き替え:後藤敦
ポートロイヤルにてイギリス帝国の船舶の警備をしているユーモラスな海兵。緊迫する雰囲気を和ませるのに一役買っている。
本作ではバルボッサの手下で、凄腕の海賊として登場。しかしユーモラスさは変わっていない。
ムルロイ(演:アンガス・バーネット)
日本語吹き替え:石住昭彦
ポートロイヤルにてイギリス帝国の船舶の警備をしているユーモラスな海兵。緊迫する雰囲気を和ませるのに一役買っている。
本作ではバルボッサの手下として登場。凄腕の海賊となっているが、ユーモラスさは相変わらずである。
ヴィラン
アルマンド・サラザール(演:ハビエル・バルデム)
出典: www.disney.co.jp
日本語吹き替え:壤晴彦
「魔の三角海域」に囚われた亡霊。海賊に家族を殺害された過去を持つサラザールは、生前はスペイン海軍で海賊狩りをしており、「海の処刑人」として恐れられていた。青年期のジャックに嵌められて「魔の三角海域」の呪いにかかってしまった恨みから、解放されてすぐにジャックを狙って動き出す。
ヘンリー・ターナーの家族
ウィリアム・ターナー・ジュニア(演:オーランド・ブルーム)
日本語吹き替え:平川大輔
第1作から第3作の準主人公。「靴紐の(ブーツストラップ)ビル」として知られる海賊のビル・ターナー。エリザベスと恋に落ち、結婚。息子のヘンリーをもうける。
剣術に長けており、エリザベスがさらわれた際には自ら海賊船に乗るなど勇敢な一面を見せた。実直、真面目な性格のため、ジャックに利用される事もあったが、両者は固い絆で結ばれている。
第3作で「フライング・ダッチマン号」の船長になったため、10年に1度しか陸に上がることができない呪いを受ける。息子・ヘンリーが「ポセイドンの槍」を破壊し、呪いを解くことに成功したため、フライング・ダッチマン号から解放された。
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目次 - Contents
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の概要
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のあらすじ・ストーリー
- ヘンリー・ターナーと父の呪い
- 魔の三角海域と海の死神サラザール
- 3人の出会いと「ポセイドンの槍」
- 槍探しへの出発とサラザールの追跡
- 「ポセイドンの槍」の破壊とバルボッサの死
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ジャック・スパロウ(演:ジョニー・デップ、アンソニー・デ・ラ・トーレ)
- ヘンリー・ターナー(演:ブレントン・スウェイツ)
- カリーナ・スミス(演:カヤ・スコデラリオ)
- ジャック・スパロウの仲間たち
- ジョシャミー・ギブス(演:ケヴィン・マクナリー)
- マーティ(演:マーティン・クレバ)
- スクラム(演:スティーヴン・グレアム)
- バルボッサ一味
- ヘクター・バルボッサ(演:ジェフリー・ラッシュ)
- マートッグ(演:ジャイルズ・ニュー)
- ムルロイ(演:アンガス・バーネット)
- ヴィラン
- アルマンド・サラザール(演:ハビエル・バルデム)
- ヘンリー・ターナーの家族
- ウィリアム・ターナー・ジュニア(演:オーランド・ブルーム)
- エリザベス・スワン(演:キーラ・ナイトレイ)
- その他
- シャンサ(演:ゴルシフテ・ファラハニ)
- ジャックおじさん(演:ポール・マッカートニー)
- ジョン・スカーフィールド(演:デヴィッド・ウェナム)
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の用語
- ポセイドンの槍
- ジャック・スパロウのコンパス
- ブラッドムーン
- 魔の三角海域
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アルマンド・サラザール「死人に口なしでな」
- ヘクター・バルボッサ「俺はキャプテンだ 星をたどり帰路に就く」
- ジャック・スパロウ「海賊はつらいな ヘクター」
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- タイトルの意味
- 「10年に一度」と「10年ぶり」
- 「ポセイドンの槍」は「魚を突くための三つ又の矛」
- 監督の出演シーン
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の主題歌・挿入歌
- 挿入曲:Geoff Zanelli「Dead Men Tell No Tales」
- 挿入:Geoff Zanelli「Salazar」
- 挿入曲:Geoff Zanelli「She Needs the Sea」
- ED(エンディング):Geoff Zanelli「Beyond My Beloved Horizon」