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voice0215のレビュー・評価・感想

おジャ魔女どれみ / Ojamajo Doremi
10

笑いと感動の神アニメ

おジャ魔女どれみは女子児童向けに放送されたました。
幅広い年齢層に支持されており放送から20年経った後にも映画化されるほどの大人気アニメです。
このアニメは、普通の小学生の女の子が魔女見習いになるお話です。
見どころは、リアルな対人関係が等身大で描かれており、笑いと感動の割合もとてもバランスが良いところです。
そして何より、主人公の純粋な思いや言葉にを受けて、大切なことに気づかされるところが多いということです。

主人公のどれみちゃんは、憧れている先輩に告白をしようおまじないをします。
この時私なら「告白をしていい返事がもらえますように。」と願うと思います。ほとんどの人がそうなのではないでしょうか。
でもどれみちゃんは「告白する勇気が欲しい」と願ったのです。
このセリフを聞いた時正直少しギクっとしました。
おまじないでそう願うのは当たり前のことだと思っていましたが、少しズルをしていた気分になりました。おまじないに頼るなんて少し覚悟が甘い気がしますよね。

ここからは少しネタバレになりますが、主人公を含めた5人の魔女見習いはみんな魔女になるために試験を受けて成長をしていきますが、みんなは結局魔女にはならないという選択をし、バラバラの進路をいきます。
そこに行き着くまでのみんなの葛藤や不安。みんなにどう相談するのかというところもすごくリアルに描かれています。
他にも病気や死に対することも子供向けのアニメなのにしっかり描かれており、本当に色々なことに気づかせてくれるアニメです。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

何かをあきらめたくないときはスラムダンクから学べ!

挫折を経験した方は三井寿に学べ!
「もう駄目だ、続けられない」と思ったことはおありですか?スラムダンクの作中には一度バスケットをあきらめた三井寿の復活について熱く語られます!私たちも何かに挫折したことがあるのではないでしょうか?三井寿が追い詰められたときに名将安西監督が三井に述べた「あきらめたらそこで試合終了だよ」という言葉が挫折した三井を支え、そしてこの言葉が三井だけでなく主人公のチームが強敵に立ち向かううえで支えとなっていきます。
バスケ部に復帰した三井寿は自分が一度はバスケをあきらめたという後ろめたさと2年間のブランクを背負いながら前へ進む決心をし、バスケットプレイヤーとして成長していきます。そして、作中最後の対戦相手となる最強の相手山王工業戦では体力の限界を迎えながらもスリーポイントシュートを連発、そして試合終了間際には相手のファウルを誘う4点プレーを成功させ、チームの勝利に大きく貢献します。
熱い心をもって何かを始めたものの挫折を経験してしまうことがあるでしょう。もういいやとあきらめてしまいたくなるかもしれません。たとえ挫折を経験してもあきらめなければきっといいことがある。大事なのは前へ進むこと、スラムダンクはそんな熱い思いを読者に与えてくれます。まさに人生の教科書といっても過言ではありません。

ALI PROJECT / アリプロジェクト / 蟻プロジェクト / アリプロ
9

カッコ良すぎる!!!

アリカ様カッコ良すぎます!!
奇抜で濃すぎるも世界観あふれる魅力的なメイク、想像を絶する派手な衣装、こんな素敵なセンスを持ち合わせているのは彼女以外にいません!
アリカ様、かなりド派手なメイクをされていて、こんな人街中で見たらびっくりしてひっくり返るくらいなんですが、その派手メイクに負けないくらいに衣装も毎回迫力満点なんですね。でもそれを着こなしてしまうのがアリカ様。流石すぎます。
メイク姿も美しいですが、すっぴんも実年齢からは想像できないほど綺麗ですよ。美魔女とはまさに彼女のこと。

また彼女が歌う曲の歌詞、曲調ともに素晴らしいです。
洗練されたヴァイオリンとピアノを基調としたメロディが持ち味だと思います。荒ぶるものからしっとりとしたメロディまで、見事に仕上げてきています。可愛らしい曲調を「白アリ」、ダークネスで畏怖を感じるものを「黒アリ」なんて区別していますね。
彼女の奏でる音楽はそこらの駆け出しアーティストなんかは足元にも及びません。
アニソンにも多数起用されているため、厨二病だとかオタクっぽいだとかのイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、アリプロの魅力はそんなチープなものではありません!
彼女の溢れる知性が生み出す高尚なものです!
歌詞の節々から彼女の博識さが伺えます。今後の活躍も楽しみです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

鬼滅の刃最高!

はじめはテレビとかネットで話題になっていたから何となしに見ていたけど…気付いた時には夢中になって時間も忘れてしまうほどはまってました!!
ジャンプコミックならではの友情と絆が描かれていて、『ワンピース』、『ドラゴンボール』、『るろうに剣心』などが好きな方にオススメです。

キャラクターたちにも魅力があって主人公・炭治郎の古代風とも現代風ともいえるようなチェック柄の服とピアスがカッコいいですよ!
旅の目的もはっきりしていて、とても内容がはいってきやすいです。
小学生とか中学生のような子供たちにも人気な理由がわかります!大人が見ても楽しめます!
アニメだと少しグロテスクな戦闘シーンなどあったりするけど、見られないレベルじゃなくて、その多少のグロテスクさもこのアニメの魅力!
最後まで一気見しましたがだれる所などなく、とにかく妹の禰󠄀豆子が可愛いです。
癒されます!
シリアスなシーンもありますがキャラクター間のギャグ要素も多めで、涙あり笑いありで飽きないです。
映画版も公開されていて、アニメを見た方なら絶対みたくなると思います!
映画版はアニメ版の続きを描いているようなのでアニメを見終わった人はそっちを見ましょう!
鬼滅の刃のアニメでは主題歌や挿入歌とかもめっちゃ良くて一回聞いたらどハマり間違い無し!
あー続きが気になる!

ジョジョ・ラビット
10

可愛らしさと残酷さが素晴らしいバランス

冒頭部分は、少年の目を通したナチスエージェントの異常なキャンプの様子で、不安な気持ちにはなった。可愛らしい演出とジョジョ少年の愛らしさ、カメラワークとブラック・ジョークで悪趣味なゆるふわ映画だったらどうしよう…。
しかし、その心配も強くて美しい母親・スカーレット・ヨハンソンの登場で拭われた。ダサ可愛い衣装もスタイリッシュに着こなす、硬そうな筋肉と強い目をもった美しくて明るい母親。様々な葛藤も、少年の前では見せずに堪え、でも恋のすばらしさを語る色気ある女性像にくぎ付けになる。

きちんと世の中は狂っていて、悲惨なことが起きていて、その中でも信念を貫く母親と、家に隠れていたユダヤ人の少年。どんな時代でも人は恋をする。どんな時でも恋はつらくて、でも素晴らしくて人に強さを与えてくれる。
悲しい別れと恋を通じて急激に大人にならざるをえない少年を取り巻く残酷すぎる環境。せめて、少女が隣にいてくれたらいいのに。。。とこちらも、亡くなった母親に代わって少しぐらいジョジョ少年を甘やかしたくなる。それもすべて最後に出てくるリルケの詩とデヴィット・ボウイのherosで全てが昇華されていく。大丈夫、大丈夫って、少年と自分に言い聞かせてしまう。

PSYCHO-PASS サイコパス 3
8

世界観が素晴らしかった

前作のサイコパスとは登場人物も代わり、新しいサイコパスでした。これまで映画化もされ、作品としては素晴らしいものでした。
今期放送されたサイコパス3は常守朱がいない公安局のストーリーで、話はこれまでとは似ても似つかない物語です。次々に起こる事件を解決していくのですが、解決していくごとに黒幕が浮かび上がり、その人物を主人公の慎導灼、炯・ミハイル・イグナトフが力を合わせて追っていきます。慎導灼のメンタルトレースという能力が事件の詳細を導き、イグナトフがそれをサポートする見事なタッグで解決していきます。
これまで仲がよく、二人三脚で行動していた二人ですが、最終話では慎導灼がイグナトフの妻を危険な目に遭わせたとして、仲が悪くなります。イグナトフは慎導灼のせいではないと心ではわかっているにしても、怒りをぶつけずにはいられませんでした。
最終話終盤では黒幕が公安局の関係者を暗殺し、結局黒幕は逃げおおせてしまっているところから、気持ちよく終われていないなと個人的に思い、評価は8にしました。
サイコパス3はアニメではめずらしい1時間放送で、満足に視聴することができました。世界観も前作同様素晴らしく、進歩している文化の中に荒廃している雰囲気がしっかりと伝わってきました。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
8

大切な人と世界最大のショーを見に行こう

19世紀に活躍した興行師P・T・バーナムの半生を描くミュージカル大作。
主演のバーナム役を油の乗り切ったベテラン俳優ヒュー・ジャックマン、ビジネスパートナーのフィリップ役を若々しい歌声が魅力のザック・エフロン、また一躍注目されたキアラ・セトルが圧巻の歌声で髭女役を演じている。製作はアカデミー賞で数々の賞にノミネートされた『ラ・ラ・ランド』のスタッフ。芸達者な役者達と有能な製作者が揃った本作。面白くないわけがない。
人間味あふれ魅力的なバーナムが、世界中の珍品を集めた博物館や、髭女や小人や巨人といった人々を集めたフリークショー(見世物小屋)など、興業の世界で失敗と成功を繰り返しながら、仲間や家族との絆を深めていく人生と、当時偏見にさらされていたマイノリティーの悲しさや辛さが美しい音楽とともに描かれていく。
特にキアラ・セトルが「This is me」を歌うシーンは息を呑む。白い目に晒され傷付きながら生きてきた者たちが自分の輝ける場所や生きる意味を知り、力強く「これが私よ!」と声高く叫ぶシーンは見る者の心に響き、先が見えない世の中へのエールとなる。彼女らが背負った辛苦や孤独といった深みがあるからこそ、ショーはより華々しく輝き、人々の心を捉えて魅了する。それをバーナム演じるヒュー・ジャックマンが厚みのある歌唱力と安定感のある演技力で「世界最大のショー」に仕上げた。
ある意味堅苦しいコンプライアンス的な現代では絶対にありえない展開に、見る者は一気にショーの世界に引き込まれ、まるで自分も見世物小屋の観客になったような錯覚に陥る。家族や友達と、出かけずして素晴らしいショーを味わえる逸品だ。

IS<インフィニット・ストラトス> / Infinite Stratos
10

七つの個性と白い影

このアニメは普通の高校生である織斑一夏が高校入試の時に誤って試験用IS<インフィニット・ストラトス>を起動してしまったことによって、本来は女性しか起動させることができないISを起動させた男性として強制的に女性しか入学できないIS学園に入学させられてしまうところから始まります。その学園で出会う個性豊かな7人の女性と片思い道中が魅力的な作品であります。
7人のヒロインは日本と中国のダブル幼馴染、イギリスのご令嬢、フランスのボクッ娘、ドイツの俺様系、学園生徒会兼最強のIS戦士とそのヒーローオタクの妹に好意を寄せられながらも裏の世界に暗躍する秘密結社亡国機業との戦いに身を投じる物語である。
この作品の見どころは、一人の男をめぐって7人の個性ある魅力的なヒロインがお互いを欺きあいながら主人公の男性に言い寄るも全く気付いてもらえないもどかしい恋愛を描いている点がおすすめできるポイントです。7人一人一人の個性がこの作品の魅力的であり最大のみどころである。この作品の一番の謎である、なぜ男性である主人公がISを起動させることができたのかが物語を進めていく中で一つ一つ紐とかれていくのが気になる点でもありますので、その謎を知りたければアニメを見ていくうえでも重要な点ではないでしょうか。

グリーンブック / Green Book
8

実話に基づいた心温まるヒューマンドラマ

第91回アカデミー賞にて作品賞、助演男優賞、脚本賞の3部門を受賞したことで話題の「グリーンブック」。

この映画はナイトクラブで用心棒をするイタリア系アメリカ人のトニー・バレロンガが、黒人のピアニスト、ドン・シャーリー率いるトリオの8週間にも及ぶコンサートツアーに運転手として雇われたことから始まる。元々黒人に差別的な感情を抱いていたトニーだったが、長旅を通じて、ドンと衝突しながらもやがては心を通わせていく心温まるストーリーだ。
1960年代というまだまだ黒人差別が残るアメリカで、特に差別のひどい南部に進んでいくにつれ、ドンがひどい目に遭うことが増えていく。夜に車を走らせていただけで、黒人は夜で歩いてはいけないと言われ警察につかまる、コンサートをするために来ているレストランで、その地域のしきたりだからといってレストランで食事をすることを許されない、など日本人の自分には考えられない差別のシーンが描かれ改めて黒人差別の理不尽さを思い知った。ただ全体を通して悲惨な場面は少なく、ドンとトニーが衝突し合いながらもお互いを思いやりあいながら心を通わせていく場面やクスリと笑える場面などが多いため、最後まで心穏やかに優しい気持ちで見終わることができ、見終わった後も温かい気持ちになるとてもいい作品だった。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild
10

ゼルダシリーズ初!見渡す限りの世界がある!

世界的に有名な任天堂のゲーム「ゼルダの伝説」シリーズを皆さんはご存知でしょうか。
簡単な概要としては、強大な敵の前に捕らわれてしまったゼルダ姫を主人公であるリンクが、様座なアイテムを駆使して救い出すというような物語になります。
今までにゼルダの伝説シリーズをやったことのある人であればご存知の通り、このシリーズは一本道のゲームです。第1のダンジョンをクリアしたら、次は第2のダンジョンに挑む、というように順番が決まっていました。
しかし、新作「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」は一味違います。一本道のゲームではなくりました。自分の意思で、好きな所に好きな時に行くことが出来るのです。そして、行ける範囲がとにかく広い。この世界を端から端まで冒険しようと思ったら、長い時間遊ぶことが出来ます。マップが広すぎて移動が面倒くさいんじゃないかと心配なさる方もいるかもしれませんが、各拠点にワープポイントが設定されているので、移動もスムーズです。
また、前シリーズまでの主要武器は剣でした。ですが、今作は剣の他にも槍や斧など、主要武器が追加されています。そのほか、今作では武器や盾に耐力が設定されています。これにより、その場その場での武器の使い分けをする等、戦略を考えたり、遊び方に幅があります。
とにもかくにも、未プレイの方はぜひともプレイしてみて下さい。ベタですが、時間を忘れるくらいにとても面白かったです。

暗殺教室 / Assassination Classroom
9

生き辛さを抱えた中学生たちの成長物語

アニメ化、映画化もされた松井優征先生の漫画作品です。暗殺教室というインパクトの強いタイトルと、特徴的な絵から最初はとっつきにくい印象を受けるかもしれませんが、しっかりと作りこまれたストーリーに夢中になること間違いなしです。
主人公の潮田渚が所属するのは、名門私立中学校の落ちこぼれクラス。そこに新学期から突然謎の黄色い化け物が現れます。謎の黄色い化け物は月を爆破した怪物だと名乗り、卒業までに自分を暗殺して見せろ、と言うところから物語が始まります。実際にその化け物は高額の賞金が掛けられた暗殺対象なのですが、なぜか化け物は渚たち落ちこぼれクラスの教師となり、勉強や人生に大切なスキルをたくさん教えてくれます。
この作品はそんな化け物と落ちこぼれクラスの学生、そしてその周りを取り巻く親や教師、暗殺者たちの群像劇です。主人公の渚以外にもクラスのメンバー全員にスポットが当てられ、作品を読み終わるころには、落ちこぼれクラスの全員の名前を覚えるほどに、キャラクターに愛着が湧きます。
また、伏線の張り方や小ネタ、時事ネタの挟み方が素晴らしく、読み返すたびに新たな発見がある作品です。単行本は全21巻で無駄な話はなく、最後まで軸を保ったままきれいに完結しています。読んで後悔することはないとてもおススメの作品です。

バットマン:ダークナイト・リターンズ
10

年老いたバットマンのその後

あのバットマンがもしも55歳の中年男性になっていたら?というifのもと作り出された本作。
80年代後半に生まれた本作は「ウォッチメン」などとともにアメコミ史上に残る最大最高の傑作として君臨しています。
45歳を機に引退し隠居生活をしていた55歳のバットマン。しかし自身がいなくなったことで街の治安は悪化し、ギャングや半グレ集団などが街で大きな顔をしていました。かつて親友だったスーパーマンは政治的な戦いばかりにしか目を向けず治安維持には全く貢献せず、警察は役に立たないそんな中、心臓病に苦しむ体に鞭を打ちバットマンが立ち上がりました。しかし、そこへかつての宿敵ジョーカーも彼に誘われるように戻ってきて…という内容の本作。

中年になったバットマンが現実の問題と向き合いながら、ジョーカーやスーパーマンとの最後の決戦に向かっていく本作。恐らく数あるバットマン物のコミックでは本作こそが間違なくナンバーワンなのではないかと思います。
一番の名場面は引退したはずのバットマンが蘇った姿を見て、ただの負抜けた男になっていたはずのジョーカーが笑顔を取り戻し「バットマン、ダーリン…。」とつぶやきながらその狂気を取り戻すという場面でしょう。狂った男たちの最後の戦いを描いた本作、ぜひ読んでください。

鍵泥棒のメソッド
10

予測できない娯楽作品

堺雅人さん演じる35歳で役者志望の自殺まで失敗するダメ男と、香川照之さん演じる見るからに勝ち組のゴンドウという男が、入れかわる設定です。香川さんが記憶をなくす前後で、こんなにも人が変わるのかという面白さがあります。努力によって、人の信望を集め、役者として成功しようとしていくゴンドウをつい、応援したくなります。
殺し屋というぶっそうでスリリングなサスペンスを含んだ背景も、どきどきさせますが、誰も死なず、爽快感さえ残る作品です。ゴンドウは几帳面で、部屋もとても素敵です。贅沢な家具や見せる収納は、憧れる部屋です。こんな部屋に住みたいなと思います。ヒロインの広末涼子さんがとても美しく個性豊かです。これまでの役柄と違い、天然な女性を演じています。「私、結婚することにしました。」という唐突なセリフも、彼女のキュートさを倍増させています。婚活や二人の男とのコメディタッチのからみもからんできて、観ている人の予想をどんどんかわしていくリズムとテンポのある展開は見事です。
伏線が随所にちりばめられており、「そういえば」と記憶をたどっているうちに、「えっつ!」と、次の事案が起きているので、ぼっとしている暇がありません。

PandoraHearts / パンドラハーツ
8

抗えない運命の物語のその先とは

漫画「PandoraHearts」は望月淳によって「月刊Gファンタジー」で連載されていた漫画です。アニメ化もされました。
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」といった童話をモチーフにしており、キーとなる少女の名前もアリスです。主人公のオズ=べザリウスは、成人の儀と呼ばれる儀式の最中に突然現れた「バスカヴィルの民」によって身に覚えのない罪を宣告され、「アヴィス」と呼ばれる監獄に落とされます。オズはアヴィスで人形の形をしたチェインといわれる者たちに襲われますが、そこに現れた記憶をなくした少女「アリス」に助けられ、またチェインでもあるアリスと契約することによって、アヴィスからの脱出に成功します。しかしオズたちが戻った世界は、オズが成人の儀を行い、アヴィスに落とされたあの日より10年もの月日が経過した世界でした。オズとアリスは、かつてのオズの従者であるギルバート、またアヴィスについて研究している政府機関「パンドラ」に所属しているシャロン、ブレイクらとともに、アヴィスとは何なのか、アリスの失われた記憶とは何か、そして自身がアヴィスに落とされる原因となった自らの罪とはいったい何かを追求するため歩みだします。

moon
9

もう、勇者しない。

今でもプレミア価格で取引きされている、知る人ぞ知るゲーム、「moon」。
なぜこんなにも長い間、たくさんの人から愛されているのでしょうか?その理由は、やはり「ストーリー性」にあると思います。まるで絵本を読んでいるかのような気持ちにさせてくれるこのゲームは、今までのRPGとは違った魅力があります。

悪いモンスターを倒す英雄であるはずの"勇者"が、町で暴走したり、罪のないモンスター(動物)たちを次々と殺していきます。プレイヤーはそんなモンスターたちの魂を救い、「ラブ」を集めてレベルアップしていきます。
一見、闘いのないほのぼのとしたストーリーに見えますが、ムーンワールドと呼ばれるこの世界には誰も気づかない真実があります。
プレイヤーは町の住人たちと少しずつ関わりながら、そしてモンスターたちの魂を救出しながらラブを集め、勇者を追っていきます。ストーリーを進めるごとにムーンワールドや宇宙のこと、そして愛のことを知り、段々と"真のエンディング"を見るためのヒントを掴んでいきます。

そして最大の見せ場はエンディング時の選択です。
住人たちの声に耳を傾け、ムーンワールドの真実に気づき、ゲームで手に入れた以上のラブがプレイヤーの心にあれば真のエンディングにたどり着けるはずです。
このエンディングにたどり着いたとき、キャラクターたちへの愛しさと、彼らの行く末の切なさで胸がいっぱいになります。
やり込み要素も多数ありながら、ストーリーの奥深さとはっとさせるエンディングに心を揺さぶられました。ぜひともプレイしてほしい作品です。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
7

主人公の名前に伏線があった

後半になっていくに連れ面白くなるアニメです。
若くして死んでしまった若者達が、死後の世界で、学校に集められ真面目に学校生活を送ると消えて(成仏して)しまうという世界観のもと、消えないために、なぜか学校の生徒の食券を巨大な扇風機で吹き飛ばしたり、ものすごく強い天使と呼ばれるヒロインと登場人物たちが戦ったりします。主人公に関してはアニメの第1話で速攻で死にます(死後の世界なので死んでも時間が経てば生き返ります)。そんな中、真面目に学校生活を送っているわけでもないのに、主人公の仲間の1人が消えてしまいます。その辺りからこの世界の謎や、この世界に集められた登場人物の共通点などが次々に明らかになっていきます。
特に記憶喪失の主人公が死んだ理由や、ヒロインと主人公の関係については驚かされました。そして、主人公の名前に伏線を仕掛けていたと気づいた時には、作者にやられたなと感じました。このアニメは基本的に主人公達がバカだなと思うような(実際バカなのですが)ことをしたり、その中でもシリアスな場面や感動するシーンもあり、とても面白かったです。私の場合は声を上げて、思わず笑ってしまうような場面もありました。ただ、戦闘シーンが雑すぎだなと感じるところがあり、この評価にしました。

fripSide / フリップサイド
10

アップテンポからバラードまで!神ユニットfripside

プロデュース&キーボード担当satさん、現ボーカル担当南條愛乃さんによるユニットfripside(以前はnaoさんがボーカル担当を担当していらっしゃいました)。シンセの効いたsatさんサウンドに、南條さんのクリアな高音が乗り、最高のハーモニーを奏でています。
fripsideと言えば、まず皆さん思い浮かべるであろうキーワードはアニメでしょう。「とある科学の超電磁砲」opの「only my railgun」、「ブラック・ブレット」op「black bullet」などがとても有名ですね。ライブやフェスでもとても盛り上がるため、アップテンポなノリの良い曲が凄いユニット…そんなイメージを抱いている方が多いではないでしょうか?それだけでは、このユニットの真の魅力を知ることはできません。
実はオリジナル曲には切ないバラードが多く、思わず涙が流れるような曲も。オススメはアルバム「infinite synthesis 2」収録の「Secret of my heart」。伝えたくても伝えられない、切ない片想いを描いた曲です。この曲を聴けば、皆さんのユニットに対するイメージは一変する事でしょう。また、このアルバムはアニメ「とある科学の超電磁砲S」op「sister's noise」も収録されており、fripsideをあまり知らない人でも聴きやすい一枚となっています。
千変万化の表現を持ち、一つのユニットとは思えない程の幅広いカバー範囲を持ったユニット、それがfripside。どの曲も本当に魅力的です!皆さんも是非、この機会にfripsideの世界に触れてみてください。

本田雅人
7

超絶技巧サックスプレイヤー!

本田雅人氏は1962年高知県生まれ。両親が音楽教員であったことから楽器に親しむようになり、その後、国立音楽大学サクソフォン科に入学します。同大学を首席で卒業したあとはスタジオ・ミュージシャンとして活動を開始し、安全地帯・渡辺美里・角松敏生等のサポートをしていました。
そしてフュージョン・グループ、T−スクェアのフロントマンにしてサックス奏者の伊東たけしが退団することになった代わりに1991年T-スクェアに加入します。
作曲、アレンジ面において同バンドに新風を巻き起こし、当然伊東がいたときと違うスクェア・サウンドになったことにより賛否はあったかもしれませんがスクェアの人気に翳りが生じることなく90年代のスクェアに貢献したといえるでしょう。
難易度の高い本田氏の楽曲はバンドのレベル・アップになったのではないでしょうか。
そして’98年T-スクェアを退団(後釜には宮崎隆睦が加入)、ソロ・アーティストとして活動を開始します。同年「グローイン」を発表し、T-スクェアで垣間見れた作曲とプレイが遺憾なく発揮れたフュージョンの王道をいくサウンドを届けてくれました。
彼のアルバムのなかで触れておきたいのが翌’99年に発表された「キャリー・アウト」です。このアルバムでは全ての楽器を本田一人でプレイしたものになります。様々な楽器をプレイするアーティストとしてはマーカス・ミラーやスティー・ビーワンダーなどいますが、日本人アーティストとしてここまでする人はなかなかいないのでは?
2000年には村上”ポンタ”秀一率いるポンタ・ボックスとジャズ・テイストな「イリュージョン」を発表します。その後も数々のアルバムをリリースしますが、ここ数年はかつてのようなペースで作品が発表されることがありません。おそらくスタジオ・ミュージシャンとしての活動で多忙なのかもしれませんね。

ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。
8

男子中学生たちのほのぼの?!学園物語。

主人公の小雪芹くんは、ツッコミ精神が異常に高く、登場してくる周りのクラスメイトや幼馴染、下級生はみんな一癖ある人物で、毎回いろいろと巻き込まれて突っ込まずにはいられない毎日。小雪くんのキャラも的確なツッコミやら猫耳のような寝ぐせが可愛くて素敵ですが、準主人公枠?の自称暗黒破壊神と名乗るミゲル(本名 花鳥兜くん)がとても純粋でそのうえ異常な程の中二病持ちで可愛いです。女性人気が高そうなのは、小雪くんの気持ちが何をするわけでもなく、すぐに分かってしまう月宮ウツギくんです。見た目はいつも笑顔でほのぼのしていますが、人を虜にさせようとする時だけ、その風貌がイケメンの様に変わります、そうした才能?のせいで、ある女の子にまとわりつかれる訳ですが。

1巻のみコミックアプリにてお試し読みもできる作品ですので、これを機会に気になれば
是非お読みになられてはいかがでしょうか?
男子中学生の日常って楽しいもんなんだな~と思えてきますよ。

嫌われ松子の一生
9

何度も観たくなる

タイトルからのイメージに反して、ハッピーな気持ちになれる不思議な映画。
何度も観たくなります。
自分は、劇中の歌を自然に口ずさんでしまうほどリピートしました。

主人公の松子が、懸命に生きながらも散々な目にあい転落していく悲劇ではあるのですが、歌あり踊りあり、全体を通してコミカルで、最後まで楽しく観ていられます。
どんなにボロボロになっても松子から気品が消えないのは、中谷美紀さんならではでしょうか。
この映画で中谷さんのファンになりました。とにかく美しいです。
他のキャストも豪華で、登場人物ひとりひとりキャラクターが濃いです。
こんな人リアルには居ないよね、と分かっていても自然に受け入れてしまう。
カンニングの竹山さん演じるセクハラ教頭とか。。嫌なやつでもなんか憎めないです。
芸人さんがところどころ起用されているのもポイントかもしれないですね。

個人的には、社長役の黒沢あすかさんがかっこよくて、素敵でした。
松子と同じく服役していながら、松子とは対照的に、成功した人。
松子の最後は切ないけど、ひとりこんな親友が居たことは救いだったと思います。

仕事やら日常のあれこれで疲れているとき、エネルギーをチャージしたいときにオススメです。

[Alexandros]
8

反骨精神ROCK

ワタリドリという曲がアサヒビールのCMのタイアップにより、一躍有名になった[Alexandros]。ちなみに以前はchampagneというバンド名で活動していました。
私もワタリドリで[Alexandros]と出会い、曲を聴くようになりライブにも足を運ぶようになりました。
ボーカルの川上洋平さんの書く歌詞がとても好きです。特にchampagne時代の曲は世の中へ向けた曲が多く、聴くたびに励まされます。
中でも一番好きな曲は「starrrrrrr feat. GEROCK」。これは川上さんがフェスでサカナクションを見ていたときに浮かんだ曲です。今の自分の立場と自分より上の人たちとの違いや葛藤について歌っています。憂鬱な毎日を奮い立たせるように目の前を光照らしてくれるような、そんな曲です。
この曲の他にも自分自身の幼少時代や、サラリーマン時代、苦労した時期があったからこそ書けた曲がたくさんあります。
またライブではアレンジが多く、知っている曲でも初めて聴く曲に感じられることが多いです。
歌詞もですが、ALEXANDROSの魅力はやはりボーカルの川上さんで、ライブで鋭く射抜くような目線で歌う姿はとてもかっこよく、魅力的です。
メンバー同士も仲がよく、ライブやライブDVDでもその仲の良さがよく表れています。
曲を聴いてひとつでも好きな曲があったならライブにも一度足を運んでほしい、そんなバンドです。

オーバーロード / Overlord
9

異世界転生の走り

主人公が依存していたゲームが終了してしまう、というところから話は始まる。
一緒にプレイしていた仲間たちもいなくなり、ひとりぼっちで終了を迎える主人公。
だが、ゲームは終わらない。ゲームの世界に転移してしまった!というのはよくある話なのだが、それが人ではない異形たちの組織のトップとしてなのである。
中身は凡人。外面は魔王のできあがりである。
更にはNPC達まで意志を持ち、創造主として大崇拝してくれる。
主人公が絶対的で全てを兼ね備えた存在と信じて疑わないのである。
中身は凡人。平社員なのに!
そのギャップがたまらなく面白いのだ。
NPCは設定のせいで、優秀で個性的なメンバーが揃っており、それが更に主人公を悩ませる。
そして人間たちとは対極の立場にいるので、客観的に悪の要素が強く、残虐な行為なども行う。
ちなみに主人公の組織は人間と比べて、強力無比なので、主人公の気苦労を除けば、実際にえらいめに合うのは人間の方である。
ストーリーも主人公のギャップが面白いだけではなく、ゲーム設定要素満載で、しっかりと練られており、RPG好きならより楽しめるだろう。
小説の挿絵も非常に雰囲気がある綺麗なもので、異世界という世界観に入りやすい。

Fate/EXTELLA LINK / フェイト エクステラ リンク
7

タイトルなし

ストーリー展開としては、前回のFate/EXTRAを知っていた方がいいかもしれませんが、やっていなくてもプレイできます。でも、前作持っている人は、ダウンロード特典もあるので、是非!

今回も選択できる主人公たち、どっちも新ビジュアルで、衣装も格好いい&可愛いです。
登場キャラクターは、Fate/EXTRAメンバーから、前回よりも追加されて非常に多く登場してます。

キーパーソンになるキャラクターはシャルルマーニュ。アプリゲーム、FGOで関連したキャラクターが呟いていたキャラクターですが、ついにお目見えです。

プレイとしては、バトルものがそこまで得意でなくてもさくさくボタン操作出来るので楽しいです。むしろ、前作を思えば、少しラクになったかもしれないです。サクサクレベル上げが出来ます。
ただ、個人的にはアクションのひとつひとつがとても激しいです。油断すると、目がチカチカしてきて、あんまり長時間のプレイはできないです。

ストーリーはマルチエンディング仕様。ざっくりで3パターンのエンディングが確認出来ます。
でも、どれも必見な内容となっています。
是非ともプレイして、全てのエンディングを見ていって欲しいと思います。

四月は君の嘘 / 君噓 / Your Lie in April
10

泣けた…あの名作CLANNADに引けを取らない名作

実写映画化もされた作品。
主人公・有馬 公正(ありまこうせい)がヒロイン・宮園 かをり(みやぞのかをり)に影響を受けて、離れていた音楽の道を進む物語。全22話+OVAの作品である。この作品の特筆すべきところは、美しい演奏シーンと演奏家たちの心理描写である。
ピアノの演奏シーンが多いこの作品、美しく、しなやかな指使いが見事に表現されている。演奏者それぞれが音楽にかける思い、それが音にのって聞き手の心を揺さぶり、そして高め合っていく。このスポーツ漫画にありそうな流れが、汗臭さがなく、かといって冷めているわけでもない綺麗な研鑽が多くの人の心を動かしたのではないだろうか。
そんな彼らの研鑽の中で互いにこぼす言葉の数々…優しくて、厳しくて、甘えを許してくれない。自然と涙が溢れるのは彼らが作品の中で確かに生きているからである。
この作品の名作たる所以。それはヒロインの死である。宮園かをりは病気を患っており、有馬公正は彼女との再演を望み、音楽の道を再び歩き始めていた。しかし、コンクールを前に宮園かをりが手術を決意。その成功率の低さに公正は引く意味を見失ってしまう。
ここでかをりだけが公正の引く意味であったなら宮園かをりは生かされていただろう。しかし、公正は自分に関わった全ての人のために最後のコンクールを演奏した。そんな公正を見送るようにかをりは亡くなったが、あそこで死ななければこれほど衝撃の作品にはならなかっただろう。死んでほしくない、と視聴者に思わせた時点で制作側の勝利であったように感じた。