おジャ魔女どれみ / Ojamajo Doremi

おジャ魔女どれみ / Ojamajo Doremi

『おジャ魔女どれみ』とは東映アニメーション制作の1999年に放送された『おジャ魔女どれみ』シリーズの第1作。東映アニメーションによるオリジナルアニメである。
テレビ朝日系列でニチアサ(日曜朝8:30〜9:00)の時間帯で放送され、1話完結型のストーリーとなっている。
続編は第6シーズンまであり、シリーズごとにテーマが設けられており、当作品のテーマは友情である。また、この第1作は「無印」と呼ばれることが多い。
主要キャラクターは春風どれみ、同級生の藤原はづき、転校生の妹尾あいこ、チャイドルの瀬川おんぷである。どれみはひょんなことからマジョリカと出会い魔女見習いとなる。
同じ魔女見習いの友人たちと共にマジョリカの呪いを解くために、魔女修行に励んでいくという内容となっている。
どれみ、はづき、あいこの通う学校も舞台となっており、学校生活を送る彼女らの日常生活にも焦点が当てられている。
魔法を使って人助けをするという内容が多く、魔法が上達するのみでなく、彼女らが精神的にも成長していく過程を楽しめるようになっている。

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おジャ魔女どれみ / Ojamajo Doremi
10

笑いと感動の神アニメ

おジャ魔女どれみは女子児童向けに放送されたました。
幅広い年齢層に支持されており放送から20年経った後にも映画化されるほどの大人気アニメです。
このアニメは、普通の小学生の女の子が魔女見習いになるお話です。
見どころは、リアルな対人関係が等身大で描かれており、笑いと感動の割合もとてもバランスが良いところです。
そして何より、主人公の純粋な思いや言葉にを受けて、大切なことに気づかされるところが多いということです。

主人公のどれみちゃんは、憧れている先輩に告白をしようおまじないをします。
この時私なら「告白をしていい返事がもらえますように。」と願うと思います。ほとんどの人がそうなのではないでしょうか。
でもどれみちゃんは「告白する勇気が欲しい」と願ったのです。
このセリフを聞いた時正直少しギクっとしました。
おまじないでそう願うのは当たり前のことだと思っていましたが、少しズルをしていた気分になりました。おまじないに頼るなんて少し覚悟が甘い気がしますよね。

ここからは少しネタバレになりますが、主人公を含めた5人の魔女見習いはみんな魔女になるために試験を受けて成長をしていきますが、みんなは結局魔女にはならないという選択をし、バラバラの進路をいきます。
そこに行き着くまでのみんなの葛藤や不安。みんなにどう相談するのかというところもすごくリアルに描かれています。
他にも病気や死に対することも子供向けのアニメなのにしっかり描かれており、本当に色々なことに気づかせてくれるアニメです。