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naoki0613のレビュー・評価・感想 (2/2)

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
9

清々しいほど素直な主人公

2018年10月から始まった「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」という作品。
最初は女の子ばかりが出てきて「コイツもただのハーレム野郎か。」なんて思いつつ、まずは1話を視聴。
石川界人演じる、主人公の梓川咲太(あずさがわさくた)は一見、ただの「ダルそうにしながらも何でも余裕でこなしちゃうチート系男子」に見えるのですが、そんなことなくて「不器用に生活してるただの変態のブタ野郎男子」でした。
ある事件がきっかけで学校中から「ヤバい奴扱い」を受けており、親友の男友達と根暗に見える理系女子しか話す友達がいない不自由な生活を過ごす咲太。「1人で行動したほうが楽だし…」なんていう考え方を持っているらしく、「ああ、厨二病入ってるね~」て感じるシーンもしばしば。
そんなある日、たまたま通っていた図書館に「かわいく、それでいて綺麗なバニーガール」が平然と図書館の中を歩き回っていたのです。
そのバニーガールは同じ高校の先輩で女優の桜島麻衣(さくらじままい)だった。そんな桜島麻衣と、いろんな問題をかかえる女の子たちとで、キャッキャウフフの生活風景とちょっとした事件が起こります。

見所としては咲太の清々しいまでの本音や変態な言動、麻衣先輩の咲太のこと好きなのに上から目線の口調に合わない行動ですね。
変態心をオープンにみると楽しいです。

風が強く吹いている / 風つよ
7

これからの展開に期待したい

今第4話まで観ている。元々の原作本や実写版を見ていないので新鮮な気持ちで観れている。
仲間と共にスポーツを通して目標に向かって歩んでいく、というよくあるストーリーだが、素人には輝かしい部分しか分からない、箱根駅伝の芯の部分を知る事が出来る作品だと思う。
4話までの時点ではまだ全員の心はバラバラだし、これからどんな風に絆が深まっていくのかが見物である。
最初はやる気が無かったメンバー達が、手伝いの女子高生が出て来た瞬間に俄然にやる気が出るというお決まりの展開も、ベタが好きな人にはアリだと思う。
マラソンは他のスポーツと違い、専門的な用語や知識が必要な訳では無いので、マラソンの知識が殆ど無い状態でも理解は出来る。
ボロアパートで生活するメンバー達とスポーツを懸命にやる姿は少し昭和時代を感じさせるが、メンバーの一人が漫画好きで、趣味仲間と漫画の事を沢山話しているシーンを観ると現代的に感じる部分もある。
この作品を観ていると、懐かしさもありつつ現代的でもあるような不思議な時代背景を思い起こさせる。だからこそ原作が出たのも少し前だが、アニメでも色褪せないで観ることが出来る。
まだ4話目なので今後の展開に期待する事もあり、最上位の評価にはしていない。

バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海
9

GC屈指の名RPG

完全新作RPGという事前情報だけで発売日に購入。今でも忘れられない作品の一つ。
最初はカードゲームの一種か?と苦手意識があったんですが、そんなことはなかった。RPGでいうところの「コマンド」をカードにしただけ。
慣れてくるとサクサクと進めていけます。面白いのはカードを出す順番で新しいカードができること。
例えば「何も書いてない本」と「鉛筆」をバトル中に使うと「ノート」が出来たりします。
ダジャレ、慣用句、オカルトで色々なものができますので「あれ、もしかしてできるんじゃね?」という思い付きで思わぬものができたりします。
「エビで鯛を釣る」「〇〇って確かプリンと醤油でそんな味になるってあったよね?」などなど。カードの説明も作りこまれていて思わずくすっとくるものもあります。
世界観やストーリーは、文句なし。王道なのに度肝をぬく展開が待っています。ネタバレなしで遊ぶのを推奨します。
この世界は各国が空中都市のようになっていて、それぞれ文化が大きく異なっています。機械都市、雲に包まれた都市、絵本のような町。ファンタジーならではのディティールは最高峰だと思います。
惜しむらくは、このゲームはGCでしか遊べないことです。リメイクしてほしいゲームの堂々第一位です。なのでおすすめできるかと言われると☆マイナス1です。

ドラゴンクエストIV 導かれし者たち / DQ4 / ドラクエ4 / Dragon Quest IV: Chapters of the Chosen / Dragon Warrior IV
9

いつプレイしても面白い

ドラゴンクエストシリーズの中でも、ドラゴンクエストⅣをおすすめします。ドラクエシリーズ初となる勇者に導かれしものたちのエピソードが4章あり、それぞれの物語でやりこみ要素があり、何度プレイしても楽しめます。また、各章でプレイしたものたちが5章の本編で集合していく流れがドラクエシリーズの中でも斬新的です。また、ラスボスの位置にいるデスピサロに隠された過去やデスピサロを倒した後は、ピサロとして仲間にできる点もドラクエシリーズでは初のシステムで、ドラクエⅣから取り入れた要素が多くあります。
現在では天空シリーズとして、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵとつながっていく点からも、まずドラクエⅣをプレイすることにより、ドラクエⅤ、ドラクエⅥをプレイすることの楽しさがより一層味わえることからもドラクエⅣの重要性は、ドラクエシリーズをプレイしていく中でかなり高くなっております。個人敵に一番好きな章は3章でトルネコの物語ですが、唯一お金を貯めることでクリアできる物語となっています。どのようにお金を貯めるかは、プレイヤー次第で地道に貯めるもよし、レベル上げを一切せずにクリアするもよしと何度もやりこみたくなる要素がつまっております。

A.B.C-Z
9

幅広い年齢層にハマる、ジャニーズ魂を引き継ぐグループA.B.C-Z

A.B.C-Zはジャニーズのデビューグループの中で一番下積み時代の長いグループだ。2012年2月1日デビューの5人組で、アクロバットを得意とするパフォーマンスが魅力的である。
グループの結成は2008年8月29日。もともとはAcrobat Boys Clubの略称「A.B.C.」という4人組グループとして活動しており、最後の1人が加入した時点でアルファベットの完結とゼロからスタートの意味を込めてZがつき「A.B.C-Z」となった。
メンバーは、橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一からなる。
橋本良亮は愛称「はっしー」と呼ばれる最年少メンバーである。フットワークが軽く、先輩後輩とすぐに仲良くなる傾向にある。最後に加入したメンバーが彼である。ファンの間では大きなワンコと呼ばれるくらい人懐っこく、負けず嫌いで、グループ1おバカキャラで愛されている。時々、過激な減量によりビジュアルが大きく変わることがある。ハワイ好きを公言していて、年間に何度もハワイに行くらしい。
戸塚祥太は愛称「とっつー」と呼ばれている。おそらくグループの中で1位2位を争うくらい顔が整っている。しかし、そこからは想像できないくらい独特な感性の持ち主であり、度々彼の奇行が話題となる。本や映画が好きで、書籍「ジョーダンバッドが鳴っている」も発売されている。好きな著者は伊坂幸太郎さんで、映画や音楽は洋画、洋楽を好んでいる。身なりも海外スターに寄せることがある。
河合郁人は愛称「ふみきゅん」と呼ばれている。ジャニーズ大好きジャニーズと公言しており、ジャニーズモノマネのレパートリーも多い。幼少の頃、松本潤に似ていると言われ、18歳まで木村拓哉になれると信じていた。しかし、タッキーに「そっち路線じゃない」と言われてバラエティ路線に変更した。ジャニーさんに「顔の下半身ブサイクだね」と言われた過去を持つが、それをもネタにして楽しませてくれている。密かに静止画の帝王とも呼ばれていて、その実力は雑誌などの写真からイケメンだとわかる。
五関晃一は愛称「ごっち」と付けられている最年長メンバーである。ロイヤル感溢れるオーラから「五関様」とファンの間で呼ばれることの方が多い。ジャニーさんから「振り付けさん」と呼ばれたり、グループだけでなく先輩後輩の振り付けを担当するほどのダンスの実力の持ち主。感情に波風たたない性格で、見ていると癒される。しかし、適当さもあり、隠れた面白キャラ感が強い。
塚田僚一は愛称「塚ちゃん」で親しまれている。バラエティ番組や体力系番組を中心に出演し、持ち前の明るさや根性強さ、礼儀正しさが評価されている。アウトな一面がよく取り上げられて。突発的で破天荒な発言があることがわかる。しかし、A.B.C-Z全員、個性が強くグループでいるときはあまり気にならない。
幅広い年齢層に愛されるグループであると思うので、A.B.C-Zは一番おすすめのジャニーズグループだ。

されど罪人は竜と踊る 輪舞
7

二度目の漫画化は好印象。アニメはやはり厳しい作品

本作は浅井ラボのライトノベル「されど罪人は竜と踊る」の漫画化作品である。2018年四月にアニメ化もされたが、やはり原作の世界観をよく表現できているのはこの漫画版であると言わざるを得ない。というのも原作は戦略や、思考、主人公の理屈といった見えない部分の文章量が非常に多い作品だからだ。いっそ説明的と言ってもよい。そういった原作の面白いところを、アニメという分かりやすい動きしかできない媒体ではどうしても表現できなかった。
しかしこの漫画版においては原作のいっそ過剰とも言える文章量を、絵の動きで表しつつ、動きを見ただけでは理解できない主人公の心の動きや、駆け引きなどを上手く書き込めている。もとより思考と戦闘を同時に行うような作品だ。漫画という文字と絵のハイブリッドな表現媒体にこれほど適したライトノベルもそうはないだろう。
アニメを見て、この作品はいったい何が面白くてアニメ化されたんだ、と疑問を持つ方は一度手に取ってみてはいかがだろうか。原作の煩雑な文章量が解消されて読みやすい一作に仕上がっている。
また原作のファンにも確実にお勧めできる稀有な漫画化作品だ。それは一原作ファンとして強く言える。ただ、絵としては宮城絵よりもザイン絵寄りで、宮城絵のされ竜が好きだったというファンはそこに抵抗を覚えるかもしれない。

らんま1/2 / Ranma 1/2
10

私が大好きなアニメです。

乱馬が父(玄馬)と一緒に中国の「呪泉郷(じゅせんきょう)」に修行しに行き、誤って呪泉郷に落ちてしまった所から始まります。
玄馬とその友人・天童早雲が過去に、「お互いの子供を許嫁同士にする」という約束をし、水をかぶれば女になる乱馬と、水をかぶるとパンダになる父(玄馬)が元に戻る方法が分からないまま天道家へやって来る。
早雲は「天道道場」をかまえており、3人の娘かすみ、なびき、あかねの4人家族で暮らしていた。
乱馬の許嫁はあかねと決まってしまうが、あかねは男が大っ嫌いで乱馬を敵視してしまう。
乱馬もいつも自分を敵視してくるあかねを「可愛くねー色気がねー」と言って尚更あかねを怒らせてしまう。
そんな時、乱馬と同じ中学だった響良牙が乱馬とあかね、なびきが登校してる高校にやって来る。
良牙もまた乱馬を倒すべく乱馬と父(玄馬)を追って呪泉郷へ行くが乱馬に踏まれ呪泉郷に落ちてしまい、水をかぶると子豚になる体質になってしまう。
乱馬のせいで子豚になってしまった良牙は乱馬を倒そうとするが、雨が降り出し子豚になってしまった良牙をあかねが広い「Pちゃん」と名付けペットにする。
あかねの優しさに惹かれてしまった良牙。
そんな良牙をきっかけに徐々に惹かれあっていく乱馬とあかね。
他にも乱馬を好きなキャラクター、あかねを好きなキャラクターがたくさん出てくるので是非アニメ(漫画)を見て頂ければと思います。
ハラハラドキドキ(恋関係で)が好きな方は特にオススメです。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 / About Time
9

大切な人に会いたくなる作品

過去へと時間を戻ることが出来る不器用な田舎町の男の子が主人公です。その中で亡くなった父親に会って、幼い頃よく父親としていた卓球をしながら語り合ったり、事故にあって死んでしまった妹を時間を戻すことによって命を救ったり。ある日、主人公は出会いを求めて真っ暗な中で知らない女性と食事をして話をする場所へと友達と出かけます。そこで運命の人と出会い恋に落ちてデートをします。彼女が好きだと言うモデルの写真展へと出かけますが、上手くいかずもどかしいくらいに時間を何度も戻します。そこがなんとも可愛いのです。そして愛を育み結婚して子供を授かり家族になります。その中で悩みながら不器用な男の子が大切なものを見つけながら成長していきます。主人公が恋をするヒロインの女の子が可愛くてとてもいい子でこの作品を見て大好きになりました。今ではこの作品と同じようような赤いドレスの結婚式の衣装を着てガーデンで行うナチュラルな結婚式も人気ですよね。作品の中で結婚式当日に大雨が降ってきますがみんなが雨に濡れながらとても幸せそうなのも見所です。とにかく見終わった後に暖かい気持ちになって大切な人に会いたくなります。そしてすぐに感謝の気持ちを伝えたくなり、今まで以上に大切にしていこうと思える作品です。

Kis-My-Ft2 / キスマイ
10

テンションが上がり元気になる楽曲や心が温かくなる楽曲が魅力

私が最初にkis-my-ft2を知ったのは、デビュー時2011年に放送されていたドラマでした。
たまたまテレビをつけた時にドラマが放送されていて、そこで流れていた挿入歌がkis-my-ft2のデビューシングル「Everybody Go」でした。
アップテンポでノリの良い曲調が、デビューしたての勢いあるkis-my-ft2にとても良く合っていて、そこからよく聴くようになりました。
私はkis-my-ft2の音楽で、テンションが上がり元気になる楽曲や心が温かくなる楽曲が魅力的に感じます。
特におすすめしたい曲は「AAO」、「SNOWDOMEの約束」の2曲です。
AAOは、ナオトインティライミさんが作詞作曲していて、"エイエイオー"の言葉が歌詞の中にふんだんに出てきて、落ち込んでいるときも何だか応援してもらっている気分になり、明日も元気に頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
SNOWDOMEの約束は、かじかんだ手やスノードームなど、冬を連想させる言葉が多いのでクリスマスの時期などにぴったりの一曲です。
歌詞の主人公は男性で、男性から見た彼女に対する温かい気持ちが歌詞となって綴られています。
曲調も音階の広い力のあるバラードなので、曲と歌詞が合わさると、ラブストーリーの映画を見ている気持ちになる素敵な曲です。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
10

任天堂初のオープンワールド!遊び尽くせない神ゲー!

オープンワールドのゲーム自体、実は初めてプレイしたのですが、楽しすぎて現実に戻ってこられなくなるかと思うほどでした。
まず美麗なグラフィック。景色が非常に美しく、時間経過により青空、夕焼け、星空など様々な風景が楽しめます。時間により天気も移り変わり、雨の時は壁などをよじ登りにくくなったり、雷の時は落雷の危険があったりと、本当の冒険のような様々な障害が立ちはだかるところもリアルで滾ります。
ちなみに、そういったリスクが嫌な場合は薪に火をつけて焚き火をしたり、宿で泊まるなどして時間を選んで変えられますので、実際に雨宿りして待たなくてはいけないわけではありません。
ストーリーはしっかりと作られているのですが、自分の好きな順番、好きな速さで進めることができます。同じゲームを遊んでいても、人によってダンジョン攻略の順番がまるで違うのです!
さらに、ゼルダの伝説シリーズお馴染みの謎解きも自由度が高く、例えば従来なら「他の謎を解いて手に入れた重しをスイッチに置く」ことで通れるようになるはずの扉が、ブレスオブザワイルドでは、持ち物からリンゴを数個置けば謎解きを無視していてもクリアしたことになってしまうのです!
これが本当に素晴らしく楽しいです!抜け道を探すのはもちろん、これまでの「現実ならわざわざこんなやり方しないのに」という気持ちを解消してくれます。
このような積み重ねが、自分自身が冒険をしているような錯覚をもたらしてくれるのだと思います。
本当に楽しくて、いくら遊んでも終わりが見えません。

火垂るの墓 / Grave of the Fireflies
5

戦争という事実を知ることが出来る。

正直、絶対に観るべきだと強くオススメ出来るほど楽観的に観れる作品では無いと思います。但し、この作品を観ることによって戦争というくだらなく、酷い争いがあったという事実を知ることが出来ると思います。

戦争によって両親を亡くした14歳の兄である清太と、清太の妹である4歳の節子が一生懸命に過酷な時代を生きる姿が描かれています。
幼い兄妹が一体何をしたのだろう、一切の罪もない人たちを巻き込んで争いあう日本とアメリカに対して悪寒を感じました。
終始、観ていて胸が詰まるような想いになる作品でありながら、これだけ苦しみながらも、一生懸命に生きた人たちがいたのだと思うと、今の私たちはとても恵まれているのだと思いました。今は、食料が溢れていてダイエットをする人たちがいる、自ら命を絶とうとする人たちがいる、そういう話を耳にしている今になると、清太さんや節子ちゃんに申し訳ない気持ちになりました。
二人は生きたくても最後まで命を全うすることが出来なかったのに、美味しいものをお腹いっぱいに食べることも出来なかったのにと思うと、自分たちは贅沢過ぎる暮らしをしているのだと反省の気持ちになりました。平和ボケをしている人たちが多い現代、絶対に同じ過ちを繰り返してはならないと思いました。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

まだ見てない人はラッキー

あんまり漫画を読まない自分ですが、友人に進められて軽い気持ちで読んだスラムダンク。
一巻からあら?ヤンキー漫画かな?と思いきやすぐにバスケット漫画とわかりました。バスケット自体にも全く興味はなく、ルールもわからない自分ですが、この漫画はそんなど素人でもわかりやすくルールや雰囲気が伝わります。
主人公桜木の努力はさることながら、周りにいたメンバーや監督が奇跡的に揃い、最終的に事実上の優勝(でも優勝していない)するストーリーは、何度見ても爽快です。
ヒロインの晴子さんと付き合って終わりとかではない儚いラブストリーもちょうどいいです。
また女子の意見ですが、各チームにいるキャプテン、エースがまたイケメンで…笑。スラムダンクは完全版も出ているのですが、その表紙が各チームメンバー一人一人になっていてその表紙だけの為に集めたいくらいです。
だいたいの試合が、漫画か!というくらいチート感がある試合が多いのですが、唯一一試合地味な試合がありまして、陵南vs海南という試合で、わたし的にはあまり面白くなかったのですが、バスケをやっている友人的には一番面白くてリアルな試合らしいです。
とりあえず、スラムダンクを知らない若い世代に見て欲しいです。

王立宇宙軍 オネアミスの翼
10

タイトルなし

簡単に言うと、有人人工衛星(ロケット)を打ち上げる物語。
主人公のシロツグ・ラーダットの声を森本レオが担当した。音楽は坂本龍一。エヴァンゲリオンで有名なガイナックス社が出来る前の作品。僕がまだ小学生時代に公開された作品だったと思う。
個人的にはジブリの作品である『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』よりも好き。様々な宗教観や、哲学的な要素も入っているので観ていて飽きない。キャラクターの位置づけもはっきりとしている。90年代になってCGを駆使したデジタルリマスター版がリリースされた。シロツグの人間的な成長にも注目。
僕にとってはまさに人生の聖書のような作品である。中でも一番好きなシーンはロケット打ち上げ間近になって紛争が激化し、打ち上げを中止してしまった時のシロツグの言葉。『今日の今日までやって来た事だぞ。下らないなんて悲しい事言うなよ、立派だよ。皆、歴史の教科書に載るぐらい立派だよ。俺、まだやるぞ。死んでも上がってみせる。やんなったヤツは帰れよ。俺はまだやるんだ。十分、立派に元気にやるんだ。』当時、何に対しても無関心で、汗水をたらして頑張ることをカッコ悪いと思っていた僕の価値観は粉々に砕かれたのを今でもはっきり覚えている。

自虐の詩
10

映画・原作共に素晴らしい作品です。

こちらの作品は映画版を先に観ました。
序盤から阿部寛の演じるイサオが、ちゃぶ台をひたすらひっくり返しまくるところからはじまり、その後も働かず機嫌を損ねるたびにちゃぶ台をひっくり返し、またギャンブルや酒好きでありイサオの内縁の妻である幸江から金をせびるヒモで、幸江はこんなダメ男との不憫な生活を送っていて不幸であると感じました。中盤になると二人の過去や、幸江と同じ境遇である極貧家庭に育つ熊本さんという親友の存在が明らかになってきます。そこからイサオの印象やこの映画がただのコメディ映画ではないと思いました。
終盤に幸江が言った「幸や不幸はもういい どちらにも等しく価値がある 人生は明らかに意味がある」というセリフがあります。人それぞれ解釈が異なるだろうと思える言葉だと思います。私は人生というものには価値、意味はないのではないと思っています。でもそれは決してネガティブに考えているのではなく、生きている時間の中に無駄なことであるように感じることはあります。その時間から価値や意味などを見出さなくても、無駄だと感じている時間こそが人間らしくて愛しく感じられる日々であると思いました。
原作も読んでみたいと思い調べてみたところ、業田良家さんという漫画家の存在を初めて知りました。自虐の詩の原作が4コマ漫画であり、映画にはない細かいシーンにもイサオのさりげないやさしさがときおり描かれており、笑えて泣ける4コマ漫画はほかにはない作品ではないかと思います。

凛として時雨 / Ling tosite sigure
10

これ以上無いスリーピースバンド

最初に知ったのは今から8年程前。Sadistic Summerという曲をYou Tubeで聞いて衝撃を受けました。邦楽といえばありきたりな言葉が並べられているのにも関わらず、このバンドはこんな刺激的な言葉を使うのか、と。「ナイフで刺してぐちゃぐちゃにして」なんて歌詞、言葉、どちらも思いつきません。
またハイトーンのツインボーカル、高度なギター、ドラム。そこから彼らの世界にぐっと惹き込まれました。彼らのメンバーの名前を使用した曲があるのも、またこのバンドの面白さだと思っています。
曲のタイトルもまた斬新で、こういうタイトルを付けるのはすごいな…けど曲と合っているな…と絶句しています。
少し前にボーカルのTKがソロ活動を行いましたが、そこでアニメとタイアップを行い一気に知名度が上がりました。それでも彼らの前進は止まりません、彼らのスタイルは崩れません。
2月14日に#5というアルバムを発売され、聞いていますがどこにも誰にも流されず、凛として時雨という道を歩んでいると思っています。
TKがソロ活動することによって音楽の方向性が変わるのではないか、アニメとタイアップしたから万人受けする曲を作るようになってしまうのではないか、という危惧をしていましたが一蹴してくれました。
彼らは彼らの音楽を、その時その時奏でたいものを奏でてくれます。また歌詞やハイトーンツインボーカルも曲の一部として聞いています。それらが噛み合って、凛として時雨というバンドであると思っています。
決して万人受けするバンドとは思ってはいません。ですが、私の中ではずっとずっと好きなバンドです。

烈火の炎
8

わかりやすい能力バトルマンガ

話もわかりやすく、バトルも迫力がある能力バトルマンガです。
女の子は可愛く、男の子はかっこよく描かれており、男女共に人気がある作品です。
主人公以外の大半の登場人物が、それぞれ能力を持った道具使って戦闘を繰り広げて、個人が持つ信念や守りたいものを掲げてぶつかっていくお話です。
最初はあまり登場人物は多くないのですが、話が進んでいくごとに登場人物や能力を持つ道具が増えていきます。
登場人物が多すぎて最初は覚えれないと思っていたのですが、一人一人キャラが立っており、個人的な意見ではありますが、「〇〇って誰だ?」と数ページ戻って読み直すことはなかったです。
能力を持っている道具も様々な能力があり、「この道具が本当にあったらなー」なんてものもあったので、よくある能力から意外な能力まであり、次はどんな道具が出てくるのかも楽しみに読み進められます。
ですが少々お色気もあり、グロテスクな描写もあるので、そういったものが苦手な人は注意したほうがいいです。
単行本全33巻、約7年連載していた作品なのもあってか1巻と最終巻でかなり絵柄が違います。その間でも結構絵柄が変わったりしてるので、作者の上達の過程が見れて楽しめるところも良いです。

スーパードンキーコング / SUPER DONKEY KONG / DONKEY KONG COUNTRY
8

スーパーファミコンながらグラフィックの美しいスーパードンキーコングの初代ゲームについて

「スーパードンキーコング」はイギリスのレア社が開発、1994年に任天堂から発売されたスーパーファミコンのアクションゲームです。
ドンキーが自宅のバナナ倉庫に大量に貯蔵していたバナナをクレムリン軍に盗まれました。クランキーに話を聞いたドンキーは、樽に閉じ込められ、ジャングルに捨てられていたディディーを救出し、バナナを取り戻す旅に出るのでした。
本作は基本的には横スクロールのアクションで、一つ一つのステージをクリアして各エリアに一人ずついるボスを倒すと、そのエリアをクリアとなります。エリアは全部で7つあります。各エリアは特色があり、雪山のエリアの中に海のステージがあったり多彩な風景が島に広がっています。中でも「マインカートコースター」「マインカートコースター2」のみに登場するトロッコは、一度走り出すと自力で止めることはできず、金属のレールの上をゴールまで走り続けることになります。
エリアが進むにつれて難易度が高くなり、慣れない頃はエリア4辺りからつまずいていました。エリア3のボスを苦労した末に倒しても、エリア4のいくつかのステージをクリアしないとセーブポイントへたどり着けないことがきつかったです。エリア6のステージもくせ者揃いで、燃料が切れるとリフトが落下してしまうので、ジャンプしながら燃料を補充しながら進むステージ、ボーナスステージが分かりにくいステージなど様々でした。そしてラスボス、キングクルールを倒せば終わりではなく、全てのボーナスステージを見つけ出して達成率を101%にしなければなりません。
本作は1994年当時には目を見張るほどグラフィックが綺麗でした。古い作品ですがドンキーコングシリーズの原点なのでオススメです。

みそララ
9

最高の穀物トリオ

四コマ漫画です。アニメにもなった同作者の「恋愛ラボ」と世界観が同じで、みそララの中に恋愛ラボのキャラが登場する回もあります。
平凡なOLだった主人公・麦田の会社が倒産するところから始まります。ずっと憧れていたデザイン業界への転職試験を破れかぶれで受けた所、有限会社マース企画の面接で社長から直接合格を貰って入社。最初は経理担当として入社したが、他の社員からライターの仕事を貰いだし、少しずつライターとして活動していくようになる。
この作品は登場人物が個性的なのと、ギャグセンスが好きで定期的に読みたくなる作品です。何度読んでも笑ってしまいます。麦田の同い年でデザイン担当の米原、学生時代にスポーツで慣らした足を駆使して走り回る営業担当の粟屋、もろいメッキの営業スマイルを振りまく梶原、過度なシスコンのイラスト担当の棚橋などのマース企画の面々はとても個性的です。
麦田が仕事で思い悩む、それらを先輩社員がサポート教育するといったペースで話が進みますが、様々な顧客や無理難題をギャグを取り込みつつ笑いながら解決していく姿が描かれておりライターや雑誌編集など目指している人の勉強にもなると思います。
たまに恋愛模様も描かれてますが、先が気になってます。6巻が出て以来休載になってしまっているので続きが読みたい!

遊☆戯☆王 / 遊戯王 / Yu-Gi-Oh! / Yu-Gi-Oh! Season Zero / 初代遊戯王 / 東映版遊戯王
10

ゲームを通して成長していくふたりの「遊戯」の物語

「遊戯王」と聞くと、OCG(カードゲーム)のイメージが強い、という方が多いかもしれません。私もコミックスを読むまでは、そういった印象でした。
しかし、実際にコミックスを読んでみると、物語の序盤はカードゲーム以外にも様々なカードが取り上げられていて、それがまたどれも面白いゲームばかりなのです。TRPGのような本格的なものから、何枚のお札をナイフで刺せるか、というような単純なものまで、様々なゲームを通して友情と絆を深めていく遊戯や、闇遊戯たちの姿にわくわくとした気持ちでいっぱいになります。
もちろん、カードゲームの方も激アツな展開です。どんなに不利な状況に陥っても勝利へと辿り着く闇遊戯の姿は格好良く、そんな彼をすぐ側で見ていた遊戯の心も成長していく過程がグッときます。好敵手の海馬とのデュエルやタッグデュエルも、手に汗握る展開の連続にハラハラドキドキしながら読みました。
物語が進んでいくごとに、闇遊戯の正体についても語られていきます。三千年前のファラオであった闇遊戯(アテム)と神官セトとの因縁には驚かされました。三千年前のアテムには倒せなかった邪神が、友情や絆という大切なものを手にしたアテムには倒せた、というところがまた素晴らしいと思います。邪神を倒した後、ふたりの「遊戯」がそれぞれの未来へと向かうために行った「闘いの儀」についても、感動しました。
様々なゲームを通して成長していくふたりの「遊戯」の物語を、是非多くの方に見ていただきたいです。

ONE PIECE / ワンピース
10

ワンピースは最高!!

私が小学生3年生から読み出してもう20年…今でも毎週楽しみに読んでいます。
読み出した時にこの歳になっても読んでいるとは思ってもおりませんでした。
性別、年齢、住んでいる国、関係なしに全世界の人が熱中している漫画だと思います。
主人公・モンキー・D・ルフィは、どんな事にもまっすぐで、自分の信念は絶対に曲げずにやり遂げる性格で、頼りになる男で凄くかっこいいのですが、それ以外にもルフィの仲間達もそれぞれ個性があり魅力的です。仲間だけではなく、同じく海賊王を目指すライバル達もかっこいい人ばかりです。いい歳してもワンピースを読んでいますと自分も海賊の世界に行きたいなぁなんて思ってしまうこともあります。
読んでる方はみんなそれぞれ好きなキャラクターなどがいると思いますが、私が特に好きなキャラクターはルフィの兄のポートガス・D・エースですね。血は繋がっていない義理の兄弟なのですが、血が繋がっている以上の絆を感じます。
残念ながらエースは海軍に捕まってしまい、死んでしまうのですが、捕まってしまったエースをルフィが助けに行く話は様々なストーリーがある中で一番面白い話でした。そして一番切ない話でもありました。
まだ読んでない寄って方はぜひ読んでもらいたいです。