進撃の巨人 / Attack on Titan

『進撃の巨人』(しんげきのきょじん)は、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月9日発売の10月号(創刊号)から連載を開始し、2021年4月9日発売の5月号をもって完結した。略称は「進撃」など。
突如出現した「巨人」により人類は滅亡の危機に追いやられた。生き残った人類は「ウォール・マリア」「ウォール・ローゼ」「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁を築き、壁の内側で100年の平和を実現した。
しかし、突如として出現した「超大型巨人」と「鎧の巨人」により壁は破壊され、100年の平和は終わりを迎える。
壁の外の世界を夢見る主人公の少年、エレン・イェーガーは壁が破壊されたことにより「ウォール・マリア」の中に侵入してきた巨人に母を目の前で食い殺されてしまう。その光景を前に、エレンは母の敵である巨人を「一匹残らず駆逐する」ことを誓う。
ダーク・ファンタジーという位置づけの本作だが、ファンタジー要素は少なく、科学やそれに沿った軍事など、現実的な面が多い。
国内外から人気を得ており、2010年12月には既刊2巻の累計のみで発行部数が100万部を突破し、アニメ放送開始後はさらに売上が伸び、同年の8月初頭時点で10巻までで2300万部を突破。2019年12月時点では1億部を突破している。

進撃の巨人 / Attack on Titanのレビュー・評価・感想 (5/5)

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進撃の巨人 / Attack on Titan
10

歴代最高の漫画

自分が読んだ中で一番好きな漫画である。舞台は700~800年代で、人々は巨人に襲われないように3つの巨大な壁を築き、平和に暮らしている。しかし、物語の序盤に主人公エレンが住んでいる町の壁が破壊され、巨人に襲われて町が滅ぼされた末に母が巨人に食われてしまう。そして、エレンは巨人を全滅させることを心に誓う。エレンは巨人を殲滅させるために日々訓練を行い、巨人の殲滅を目標とした調査兵団に入隊し物語が進んでいく。
ここまで書いた内容からして単純な物語に見えるが、そうではない。この物語はとても深いのである。なぜ巨人が生まれたのか。なぜこの町を巨人が襲ったのか。どこから巨人がやってきたのか。どうやって人々は3つの巨大な壁を築いたのか。などの細かい設定があるのだ。そこまで設定しているのか!と思うくらい細かい設定となっている。また、漫画の1巻の謎だったことが10年越しに解明されたり、伏線の回収がとても気持ちよく、作者は天才なのではないかと思ってしまう。というか天才である。物語の続きは全く予想できず、考察のしがいがあり友達の間でも盛り上がるのだ。
まだ完結まで読んでないが、どんな終わり方になるのかワクワクで、こんな作品を作ってくださった作者に感謝の気持ちでいっぱいである。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

アニメ史の歴史を変えた大作

対人類という作品は多く存在しますが、「進撃の巨人」は同じ人間の形をした巨人が、人類に襲い掛かかってくるという今までにないアニメになっています。
序盤は母親を巨人に殺された主人公エレンが巨人に復讐することを決意し、ミカサやアルミンなどと共に兵士を目指すという形で描かれています。
序盤の流れとしてはよくある流れなのですが、途中から物語は大きく進展し、 巨人に姿を変えることのできる人間が出てきたり、味方だと思っていたキャラが実は敵だったりと視聴者を飽きさせないストーリーとなっているのがとても魅力です。
ストーリーもとても素晴らしいのですが、見ていてとても驚かされたのが人間と巨人が戦っている時の迫力のある戦闘シーンです。本当に自分がその場にいて実際に巨人と戦っているような感覚を味わうことができ、戦闘シーンでは画面から目が離せなくなりました。キャラクター1人1人の個性もしっかりと設定されているので、戦闘シーンだけではなく主人公を中心とした以後の展開を左右するような人間関係にもとても惹きつけられました。
数あるアニメの中でも「進撃の巨人」は目が釘付けになるシーンがとても多く、自分の中でとても特別なアニメになりました。

進撃の巨人 / Attack on Titan
9

進撃の巨人は面白い

進撃の巨人は人類対巨人の戦いを描いた諫山創による漫画です。アニメや映画にもなっており、ご存知の方も多いかもしれませんが、この作品の魅力は何よりも先が読めない展開や、次々と明らかになる世界の真実についてです。
また、個性的なキャラクターもこの作品を光らせる一つの要素でもあります。主人公であるエレン・イェーガーや、ヒロインであるミカサ・アッカーマン、主人公の友人であるアルミン・アルレルトなどがこの作品のキャラクターとして有名ですが、私個人として一番推したいキャラクターは、作品内で人類最強と言われた男、リヴァイです。リヴァイはこの作品の人気を押し上げていると言っても過言ではないでしょう。
別冊少年マガジンで2009年から2021年まで12年間連載された、全34巻の長編漫画です。
展開が読めないストーリーや魅力的なキャラクターが売りの素晴らしい作品であることは間違いありません。ぜひ自信を持ってこの漫画をおすすめしたいと思います。

進撃の巨人 / Attack on Titan
9

予測不能のシナリオ

進撃の巨人はまず舞台設定が今までに無いものだった。この世界の人間は、自分たちより大きな巨人に食われないようにするため、大きな壁の中で暮らしている。
その壁が物語の冒頭から簡単に壊され、主人公の男の子の母親がエグい食われ方をしてしまう。こんな過激な始まり方でこの後どうなるの?巨人って何?などの疑問が次々と出てくる。
導入部は謎の連続で、次は何が起こるのか?ハラハラドキドキするし、そもそも展開が全く読めない。しかし序盤に感じた疑問などは後半でサラッと伏線回収してくれて、そういうことだったのか!とかなりスッキリさせてくれる。
こうなると面白くて続きが気になって仕方なくなる。具体例として、なぜマルコは死んだのに漫画の登場人物の欄にずっと出てきているのか?疑問だったが、これも後にきちんと回収してくれた。
この漫画のすごいところは、毎回毎回全く展開が読めないので、この後どうなると思う?とファン同士でいくら話し合ったとしても、予想を軽く裏切る展開が盛りだくさんなところだろう。
唯一欠点があるとすれば巨人に食われて人が死ぬ時などがエグすぎるところ。頭と胴体をちぎって食べられたりするので、感受性の強い子どもにはあまり見せたくない。
大人が展開予想しながら見ていくのは十分過ぎる程面白い。また、漫画が嫌な人はアニメもやっているので、こちらからなら入りやすいと思うのでおススメする。

進撃の巨人 / Attack on Titan
9

奥が深い作品

「圧倒的ストーリーの面白さ」読者、視聴者の裏をかく、良い意味で裏切られる、というプロットはやりすぎるとうざいのですが、この作者は本当に天才なので、そのやり方がとにかく計算されていて、あぁ面白っ!!という風になります。「声優の演技」下手では通じない、危機迫る世界観。自分の大切な人が生きたまま食べられる。エレン役の梶裕貴さんの演技からは、少年ボイスなのに、深い怨念、断固とした決意、意志、が感じられます。キャラの濃い人たちが多い作品ですが、声優さんたちが上手く命を吹き込み、キャラ立ちを助けています。また、この作品に多く見られる絶望ボイスも必見。「作画」原作で多少分かりづらかった動きが躍動感溢れるアクションシーンに昇華。作画、声優、ストーリー、と三拍子そろった完璧なアニメ作品。「音楽」サントラが素晴らしい。巨人の脅威、立体機動装置の跳躍感、絶望的局面、悲哀に満ちた曲、世界のロマンと神秘のテーマ、などなど、どの曲を切り取っても美しく、作品全体の完成度を上げています。特に、文字通り、進撃の巨人のテーマ曲とも言える、‘Attackontitan‘からは巨人の脅威と「全ての巨人を駆逐する」というエレンの強い意思が伝わってくる、闘志に火がつき、士気が高まる作品です。ボーカル曲‘TheReluctantHeroes‘‘CallYourName‘もおすすめ。人間が生きて声を発する状態で「不快」の権化とも呼ぶべき容姿の巨人に食い散らかされるというグロテスクな描写が多くあり、その手の表現が苦手な方にはもちろんおすすめできません。ただ、そんな事されて、許せない、「ぶっ殺したい」という気持ちになれる人なら、主人公のエレンや、調査兵団の仲間達に共感し、激しく感情を揺さぶられながら、物語を深く楽しむことが出来ると思います。

進撃の巨人 / Attack on Titan
7

巨人と人間の関係性

突如出現した巨人により、残された人類はウォール・シーナ、ウォール・ローゼウォール・マリアの三重の壁の中で100年の平和を保った。しかし845年に出現した超大型巨人、鎧の巨人によりシガンシナ区の壁が破壊され、人類は残された領土の1/3を放棄する事となった。主人公のエレン・イェーガーは母親を巨人に喰われてしまい、心の中で、この世の巨人を全て駆逐する事を熱望した。その後エレンは訓練兵となった。しかし、訓練卒業日また突如として出現した長大型巨人により、ウォール・ローゼの外門が破壊されてしまった。訓練兵であるエレンも兵士として戦闘に参加。しかし同僚のアルミンを守るため自ら巨人に喰われてしまった。しかしその中で突如巨人を倒す巨人が出現。その正体はエレンであった。人間が巨人化するなど考えてもいなかった人類は、調査兵団を筆頭に巨人化する人間を炙り出す、人類の進撃が始まった。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

ただ巨人と戦うだけじゃない、結末がまだまだわからない面白さ

巨人が人を喰べるというグロさがあり、なかなかホラー系が苦手な人はとっつきにくいかもしれません。しかし、それが気にならない程内容が濃くて面白いです。
初めは「巨人対人類」で展開されるストーリーのように思いますが、そんな単純の話ではおさまらず、(アニメではSeason3辺りから)実は「人類対人類」の構図があり、主人公のエレンたちがどんどん知らない世界に進撃していく様子が本当に興味深いです。また、原作だとどうしても平面的でよくわからなかったシーンもアニメ化され、臨場感のある映像でストーリーがわかっていても2倍楽しめるのが「進撃の巨人」です。LinkedHorizonの主題歌は、アニメSeason1の「紅蓮の弓矢」が圧倒的に有名ですが、Season2の「自由の翼」「心臓を捧げよ」も最高です。主題歌からファンになる人がいるほどかっこいい曲です。主題歌の入っているアルバムも全て続けて聞くと、そのSeasonのストーリーに沿った内容になっているので、「進撃の巨人」を読むなら絶対に聞いてほしいです!原作もアニメも観ていますが、ストーリーに差異がなく、原作だけではストーリーがわからない箇所もアニメで補完することができるので、LinkedHorizonの音楽も合わせて、見るのがオススメです。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

伏線が回収され始めた進撃の巨人

連載が始まって、長くなった進撃の巨人ですが、最近ようやく伏線が回収され始めています。例えばミカサの頭痛は、アッカーマンの血が関係していて、主従関係となった主(ミカサにとってはエレン)を守らなければならないと遺伝子レベルで反応してしまうのですが、その反応をかつての力に目覚める前のミカサ自身が拒否したくなると、頭痛が起こるのだそうです。てっきり、ミカサの頭痛はループ発動条件と関係している、と思っていました。進撃の巨人がループものなのでは?と前から言われてきましたが、伏線が回収されていくたびに、その説は薄くなってきているようです。別冊少年マガジン最新話では、「2000年」というワードが頻繁に出てくるようになったので、ついに「2000年後の君へ」という大きな伏線が回収される日も近いのだと感じています。2000年後の君へ、というのは、誰から誰へのメッセージなのか?とても気になるところですよね。そして、今の一番の関心は、重傷を負ったと思われるリヴァイが生きているのかどうか?というところです。ここらへんからまた読み始める、というのもおすすめです。連載が長くなってきて離れてしまった読者も、今一度別冊少年マガジンで最新話を読むことをおすすめします。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

もうすぐ終わってしまうかも!

人気作品である進撃の巨人、いよいよ終わりに向かっていて、ああついに、終わってしまうんだな...という気持ちになっています。
最新号で、ずっと謎だった獣の巨人ジークの目的が明らかになりました。ジークが何がしたいのか分からないままずっとストーリーが進んで、どういうことなんだろう...とモヤモヤしていたので、最近すごくすっきりしました。
ジークの目的は「エルディア人の安楽死」だったのです。エルディア人から子供が産まれないようにする、そもそも生まれてこなければ良かったんだ、というぶっとんだ思想の持ち主だったのです。ジークがエルディア人を救いたいなら、そもそもエレンを取り合ったりせずにジーク側に渡してしまっていれば良かったのでは?なんてモヤモヤしてましたが、やっぱり!今までパラディ側がエレンにこだわってきたのは間違いじゃなかった!と思えました。
エレンは安楽死なんか望むタイプじゃないですし、これでジークとは絶対違う考えだろうと思えて、それも良かったです。エレンはジークを騙せるほど達観できているはず。きっとエルディア人が生き残る世界にしてくれると信じてます。そうなると、地ならし以外に方法がないですが。絶望視エンドでも、エレンが仲間たちを生かすために何かしてくれると信じて最終回まで見守りたいです。

進撃の巨人 / Attack on Titan
8

残酷すぎる世界観と巨人の謎にハマる!

人を食らう巨人のいる世界で暮らす人間のストーリー。
主人公の少年・エレンたちは巨人から身を守るために、高さ50メートルほどの壁で囲まれた町で暮らしている。その巨人たちの謎を解くために、壁の外に出て巨人を操作する「調査兵団」が、巨人の謎を解いていくというストーリー。
主人公エレンも調査兵団の一員である。巨人と人間の戦闘力格差は圧倒的で、一度壁の外に出ると殆どの人間が死んでしまうという世界。この漫画では「主人公と仲の良い人物は死なない」なんていうお約束は通用しない。ストーリーに深く関わって来た愛着のあるキャラクターも、あっけなく1コマで死んでしまう。読み進めている方としては残酷すぎて本当に悲しい気持ちになるが、その残酷さが漫画の中の世界観に入り込めて、主人公たちの未来をつい追いかけたくなってしまう!
また、残酷で重いストーリーではあるが、随所にギャグ要素が入っているのが救い。主人公エレンのことを好きな幼なじみのミカサの愛が重すぎて、本人たちは真剣なのにギャグになっているところは、束の間の休息という感じで見ていてホッとする。
本当に容赦なくキャラクターが死んでしまうので、そういうのが苦手な人には向かないと思うが、ストーリーがしっかりある漫画が読みたい人には心からオススメできる作品!

進撃の巨人 / Attack on Titan
6

アニメ版進撃の巨人について

原作の漫画版「進撃の巨人」を読んだことはないが、アニメは一期から見続けているので、この作品の良さはよく分かる。まず、その設定がオリジナルで斬新だ。
巨人の跋扈する世界観は、平穏な日常が常に死と隣り合わせであることを示している。実際に第一話もそういう日常の崩壊から始まるわけだが、これは是非作品を観てほしい。
多少グロテスクなシーンはあるものの、それがむしろ巨人自体の恐怖を視聴者に喚起させ、これがただのアニメーションではないことを教えてくれる。緊張感という意味では「テラフォーマーズ」に近いものがあるので、好きな人は一見の価値あり。
ただ、三期に入り、どうもストーリーがだれているように感じる。物語の核心に触れるため過去の描写に終始しているというのは分かるのだが、あくまでこれは「進撃の巨人」であり、巨人と人間との命を賭した戦いが魅力である。ストーリーの進行上仕方ないとはいえ、巨人成分がいささか足りないとは感じた。
しかしそれも、裏を返せば物語転換前の下ごしらえみたいなもので、巨人との手に汗握る死闘は今後待ち受けているだろうから、その意味では楽しみでもある。それでも個人的に、物語自体の掘り下げ期間(これももちろん必要不可欠なことなんだけれども)が少し長いようには感じた。

進撃の巨人 / Attack on Titan
8

リアルな設定とストーリー

進撃の巨人の魅力はリアルな世界観、細部まで考えられた設定、読者を引き込むストーリーだと思います。
調査兵団、駐屯兵団、憲兵団で構成された軍団の設定が特に好きで、それぞれの兵団のマークや制服、使う武器や道具等、すべてがリアルで説得力に満ちています。
巨人のような現実離れした怪物は、漫画としてやり過ぎていないリアルな設定があって初めてその存在の恐怖を感じれます。
バトル漫画にありがちなぶっ飛んだ設定はそれはそれで気分爽快だし楽しさはありますが、この先どうなるんだ、本当に助かるのか、みたいなドキドキ感は薄いと思います。
例えば立体機動装置はほんとうによく出来ていて、体にベルトで装置を固定し、モリのような刃がついたロープをガスで飛ばして建物や木、巨人の体などに飛び移ります。
どこか原始的で実際作れそうなこの装置は(作れても上手に使える人はいないだろうが)この漫画の象徴的な存在です。
現実と漫画のギリギリのラインを狙ったと思われるある意味控えめな設定のこの道具は、風の谷のナウシカのメーヴェのようで、個人的にとても大好きです。

巨人の硬化能力や相手を食べて能力を奪うとか奇抜な部分もありますが、最近の漫画では飛び抜けて面白い漫画だと思います。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

タイトルなし

私が紹介するのは、アニメ「進撃の巨人」です。進撃の巨人は漫画を原作としていますが、今回はアニメを紹介させていただきます。
なぜなら映像が美しい、そして声優さんたちがすごい!からです。
進撃の巨人とは、壁で囲まれた世界に生きるは人間と、壁の外にいて人間を食べる巨人と戦う話しです。「エレン・イェーガー」という主人公を中心に、巨人に立ち向かっていくのですが…主人公は初っ端から巨人に食われて死にます。初めて私が見たときは衝撃的でした!「え?主人公もう死ぬの?この先どうなんの?」と…またその食われるシーンが最高なんです。「アルミン・アルレルト」という親友を助けるために巨人の口をこじ開けて、食われるとアルミンに伸ばした手が噛みちぎられて飛んできます。そのシーンがゾワッとしたのを覚えています。
グロイのが苦手という方は好きではないでしょうが、この作品のいいところは人間の本質をキーワードにしているところだと思っています。巨人と戦うとかグロイとかよりももっと奥に深想いがあるので是非気づいて欲しい!
そしてアニメなので声優さんがカッコいい!エレン役の梶裕貴さんは常に死ぬ気でやってるとおっしゃっていましたし、実際手を噛むシーンでは自分自身に歯型がくっきりとか…。
リヴァイ役の神谷浩史さんもイケボで最強感満載。
見た人にしかわからないこのアニメだからという感動を是非味わっていただきたいです!

進撃の巨人 / Attack on Titan
8

今更ながらハマってしまいました!進撃の巨人が面白い‼

数年前から話題になっていて、実写映画化、アニメ化もしている進撃の巨人。
話題になっているのだから、きっと面白いのだろうけど、巨人がグロテスクだし、人がたくさん食べられる場面が取り上げられていて、気持ち悪くなりそうで見るのに抵抗があったのですが、最近第三期のアニメが始まり、いろいろなところでアニメの再放送や漫画の無料化がされていたので、試しに漫画を読んでみたら、止まらなくなってしまいました。
メディアで取り上げられている人間対巨人の戦いではもちろんありますが、それだけでは語り切れない背景があり、巨人が人を食べるシーンは確かにグロテスクですが、そんなこと気にならなくならないくらい内容が深いです。100年もの間壁の中で平和な生活を送れていたのに、なぜ超大型の巨人が突然現れ、侵略を許すことになってしまったのか。そもそも壁はどうやって築かれたのか。巨人はなぜ存在するのか。たくさんある謎が少しずつ解明されていくストーリー展開に引き込まれ、いくつもの予想を裏切られ、先を読まずにはいられなくなります。
それでも、グロテスクなものはできるだけ見たくないという方には、漫画がおすすめです。アニメと漫画の話の違いはほとんどないので、早く先が見たい!という方には、アニメのほうがおすすめですが気持ち悪さは倍増です。話が進むにつれ、グロテスクなシーンは減っていくので始めを乗り切れれば後は大丈夫だと思います。読まず嫌いになっている方も一読の価値のある作品だと思います。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

普通のマンガとは一線を画す、良作

とにかく世界観が素晴らしい。連載が開始されたのはもうかなり前だが、アニメ第三期を放送していたり、コミックの発行部数も良好。長くファンから支持され続けているのだ。おおよその人がご存知の通り、巨人から自由を取り戻すため、主人公のエレンたちが死に物狂いで戦う物語である。調査兵団兵士長リヴァイのことを好きな人も多いのではないだろうか。
この漫画の面白いところは、簡単には主人公たちにとって都合のいい状況にしてくれないところだ。一つの真実にたどり着くまでに、まあ人が死ぬ。面白いぐらいあっけなく死ぬ。「おっ、この子可愛いな」なんて思った次の瞬間には死んでいるため、推しキャラが作りづらい。じゃあ絶対に死にそうにない主要メンバーを好きになればいいんじゃね?と思うかもしれないが、いっそのこと死んだ方が推しちゃんのためじゃないの…(泣)なんて展開になる。救いがない。

しかし、その救いのなさが、人を惹きつけるのかもしれない。私はもともと、かなりのハピエン厨だった。まさに進撃の巨人とは水と油だが、主人公のエレンの凄惨な境遇や「これからどーなんの!?」というハラハラ感が私を進撃の世界へと誘った。
ネタバレしては面白くないため、詳しくは書かないが、これはもうぜひ単行本を買ってほしい。そして救いのなさに泣いてほしい。
絶対につまらない思いはさせないことを誓う。

進撃の巨人 / Attack on Titan
9

また盛り返してきた!

単行本5巻ぐらいまでは私の周りの人はほぼ読んでいたといっても過言ではない『進撃の巨人』。(ちなみに、周りはみんなリヴァイ兵長のファンでした。今も兵長は健在で、みんなを引っ張っていてくれています)
途中で読むのを辞めてしまった人にもぜひ戻ってきてほしい驚きの話の展開となっています。
この後どうなるのか、ラストはどうなっていくのか…
そして、誰が生き残るのか。世界は救われるのか。
作品中ではエレンたちが新兵となってから年数が経過しており、新世代のキャラも出てきています。
彼らが今後どう作品世界に関わっていくのか、それもとっても楽しみです!
現在はアニメの第三期がNHK総合にて毎週日曜24時35分から放映されているので、それも要チェックですね☆
ちなみに、パズルのアプリゲームもリリースされて一周年を迎えましたが、ツムツムやぷにぷに系のゲームが好きな方にはぜひおすすめです!
私は無課金勢ですが、かなり楽しくプレイできています。
ゲームはライフ制(15分にひとつ回復する)で、ネット上の攻略掲示板で友人を募集して、ライフを送ってもらえるのがありがたいところです。
ちなみに、回復アイテムは芋です(笑)

進撃の巨人 / Attack on Titan
9

美しく残酷な世界

漫画原作派なのですが、とにかくクセのある絵・ストーリー。全ての登場人物が端役に至るまでキャラ立ちしまくっています。巨人もいちいち気持ち悪いし怖すぎます。こんなのに食われて死ぬなんて絶対嫌だと心底思います。でもつい、続きが気になってページをめくり、早く来月号出ないかなーと待つ日々を過ごしています(笑)
最大の魅力は伏線に次ぐ伏線、謎の嵐。ひとつのコマに描かれている情報が非常に多く、最初はなんとなく流して読み始めても、いつの間にか1ページ読むのにすごく時間をかけている自分に気づくことでしょう。
善と悪、敵と味方、嘘と真実、さらには過去と現在が絶えず入れ替わり、複雑に混ざり折り重なる独特の世界観がヒリヒリしたリアリティを感じさせます。
どの登場人物にもそれぞれの物語があり、命の重さを感じます。が、皆いきなり残酷なかたちでどんどん死んでいきます。こんなに大量に人が死ぬ漫画もなかなかないんじゃないでしょうか。雰囲気としては、風の谷のナウシカ原作の後半のダークで救いのない感じが似ていると思います。
とはいえ、ちょいちょい笑っていいのかわからないタイミングでギャグやらおふざけが入り、メインキャラの104期生と調査兵団のメンバーは、みんなクセがスゴいけどそれぞれにカッコよくていい奴らです(それだけに世界の残酷さがより際立つのですが)
決して読みやすくスカッとするような漫画ではありません。ただ、生々しく、いろいろと考えさせられる中毒性のある作品です。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

残酷さの中に隠れる希望

マンガに全く興味のない私は、最初全くと言っていいほど進撃の巨人に興味を持ちませんでした。それから何年か経って、暇つぶしにぱらぱらとマンガをめくってみましたが、絵がきれいではなく、巨人に人が食べられるシーンがあり、怖くなって読むのをやめました。それから何年か経って読んだ時、主人公が巨人に食べられてしまうシーンに衝撃を受けた私は、そのまますべて読んでしまったのです。そして進撃の巨人の驚くべき深さに気がついたのです。
一つ目は物語の展開が予想できないことです。読者は、きっとこれはこうなるだろうという少年漫画お約束の展開を考えますが、見事に裏切られ、物語がとんでもない方向に進むのです。しかしこれが今までの漫画にはなかったような展開を見せるので非常にわくわくします!二つ目は何回読みなおしても発見があるということです。Wミーニングという、セリフに複数の意味を持たせています。そのため、二回目読むと違った解釈ができます。そして三つ目は100人以上のキャラクターが描かれているのに、一人ひとりのキャラクターの性格や顔立ちを丁寧に描いていることです。

進撃の巨人 / Attack on Titan
9

お勧めできるアニメ進撃の巨人

最近日本のアニメ業界は一段と賑わっています。世界各国からも注目されるほど日本のアニメはアツいです。ワンピース、エヴァンゲリオン、NARUTOと、世界中から愛され、数えきれないほどの作品がある仲、今一番自分的にオススメなのがいわずとしれた進撃の巨人。アニメではサード・シーズン、単行本では26巻と、長くファンに愛され続けています。
壁の中に人が住んでいて、その周りは巨人がいるから外には出れないなど、これまにない斬新な発想と、巨人が人を食べるなど、アニメとは思えないリアルな現状も書き出されています。
中でも主人公のエレン・イェーガーは、壁の外にいる巨人みたいに、巨人化にすることができ、壁の中に侵入してきた巨人と戦闘することになります。ここがこのアニメの見どころで、なぜ巨人化出来るのか、どこまで強いのか、他のキャラクターは巨人化できないのか、外の巨人はどこから現れてくるのかなど、色々な疑問を推論することもこのアニメの面白さとも言えます。
そのエレンの周りには幼馴染のミカサ、友達のアルミン、兵長のリヴァイなど、面白いキャラクターがもりだくさんいることも楽しさの秘訣です。これからの展開が非常に楽しみなアニメ進撃の巨人です。

進撃の巨人 / Attack on Titan
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美しき世界を夢見るが残酷な世界だけを見続ける少年少女たち

残酷な世界を非道なほどに辛辣に描き切った作品です。
原作は漫画で、作者の少々荒々しいタッチが残酷な世界観を後押しし、緊迫した情景が上手く伝わってきます。
砦の中でしか生きられない人間と、人間を食らう巨人の長きに渡る闘いの話ですが、最初は巨人からいかにして生命を守るかに焦点が当てられていましたが、物語が進むにつれ、巨人側の歴史に触れ、砦の中だけしか描かれていなかった世界から飛び出し、とても広い世界に発展していきます。話が広がると破綻を来たすことがありますが、この作者にはそれが無いのが、何とも舌を巻くところです。一つの謎が更なる謎を呼び、ミステリアスな物語にどんどん深みが増して行くのです。
主人公であるエレンは、生死をかけた死闘を何度も繰り広げますが、仲間たちの協力により、生き延びる続けます。果たしてそれが、良かったのかどうかは、物語が進めば進むほどに分からなくなっていきます。より、残酷な世界を見聞きすることになるエレンたち、命を失っていく仲間たち、この世は美しいはずだと思い続けても、美しさに浸る時間を与えてはくれません。見る人を選ぶかもしれませんが、エンターテイメント作品としてかなりの大作と言えるでしょう。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

何度でも楽しめる作品です

古くからの友人に勧められて、アニメを1期から2期まで全部視聴しました。すでに漫画で読んだことがあったのですが、ずいぶん熱く「絶対にアニメのほうがおもしろい」というもので、再度一から見直しました。
これがまた友人の言った通りでして、非常に面白かった、というのが率直な感想です。
まず、作画がよかったです。漫画では把握しきれていなかった部分もわかりやすく描かれていて、とても見やすく仕上がっていました。また、のどかな状況であったり、凄惨な状況だったりと現状の雰囲気がとても分かりやすく表現されています。

内容についてですが、伏線が非常に多く張られており、漫画で一度見て、物語の先を知っていましたが、ストーリーを知っていても、二回目はまた違った視点から楽しむことができます。
この部分の言い回しにはこういう意味があったのかとか、この時のこの人にはこんな感情が隠されていたのか、という新しい発見が次々と出てきます。友人は「最初に漫画で見てしまって後悔している」と言っていましたが、何回見ても楽しめる作品に仕上がっていると感じました。これからアニメの3期が始まるとのことなので、見逃すことなく、作品を楽しみたいと思っております。