ツルネ ―風舞高校弓道部―(ラノベ・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ツルネ ―風舞高校弓道部―』とは、綾野ことこの部活青春小説。『夜多の森弓道場』というタイトルで、第7回京都アニメーション大賞小説部門審査員特別賞を受賞している。テレビアニメは2018年10月から2019年1月までNHK総合テレビにて放送された。鳴宮湊は中学最後の弓道部の大会で「あること」を理由に試合で負け、もう弓道はしないと心に決めていた。しかし、「夜多の森弓道場」で凄腕の射手滝川雅貴と知り合い再び弓道をすることになり、風舞高校弓道部に入部する。

如月 七緒(きさらぎ ななお)

出典: tsurune.com

声:矢野奨吾
風舞高校1年生で、弓道部員。弓道の腕前は経験者なだけあって的中率は高く、湊は柔らかく力みのない射だと評価している。海斗の従兄弟で、学校では女子に人気がありファンクラブまである。「メッハー」という独特の挨拶をする。制服の下にパーカーで、派手な風貌の軽い男に見えるが物事を冷静に見て判断できる。人間関係が不器用な海斗のために今は弓道をしていると湊に打ち明ける。

小野木 海斗(おのぎ かいと)

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声:石川界人
風舞高校1年生で、弓道部員。弓道の腕前は、繊細でメンタル面において不安定になりがちなため的中率は今ひとつだが、いつも真剣で弓道への愛が強い。そのため、弓道での「勝ち」への執着もかなり強く、早気だとわかりながら団体戦のチームに加わろうとする湊の入部を最初は認めていなかった。強面で性格も愛想がなくきつい物言いのため敵を作りやすく、人には嫌われたり喧嘩へ発展しやすい。しかし理不尽に怒ることはなく、いい加減な気持ちで弓道をすることや仲間である風舞高校弓道部員が悪く言われると黙っていられない熱い漢。猫を飼っており、動物に好かれやすい。

森岡 富男(もりおか とみお)

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声:鈴木勝美
風舞高校弓道部顧問の年配教諭。湊たちが入学した同じ年に風舞高校に赴任されてきた。愛称は「トミー先生」で、弓道の腕前は「鬼の射手」と呼ばれる弓道6段。腰痛がひどいため、弓を引く機会は少ない。赴任早々に長らく休止中だった弓道部を再興した。性格や風貌も穏やかで弓道部員たちを見守り、時々助言をくれる存在。雅貴とは知り合いで、雅貴がコーチを引き受けてからは何度も生徒や弓道のことで相談を受けたり話をしている仲である。

白菊 乃愛(しらぎく のあ)

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声:七瀬彩夏
風舞高校1年生で、弓道部員。弓道は経験者だが、公式戦には出たことがない。育ちのいいお嬢様気質で、口調もどこか品がある。お好み焼きは食べたことがなく、弓道部員たちで店に行った際は、興奮した様子でメニュー表を見ていた。

妹尾 梨可(せお りか)

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声:大地葉
風舞高校の1年生で、弓道部員。弓道は経験者で、公式戦にも出たことがある。男子が団体戦で優勝した大会では、個人戦に出場して何勝かすることができていた。そこらへんの男子より背が高く、さっぱりした顔つきのため同じ女子部員にはかっこいいと言われている。発言や振る舞いも大人っぽい。

花沢 ゆうな(はなざわ ゆうな)

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声:島袋美由利
風舞高校の1年生で、弓道部員。弓道は経験者だが、公式戦には出たことがない。明るく、元気があり弓道を楽しんでいる。雅貴が事故をした知らせに動揺し、試合に身が入らない男子たちに白菊と一緒に物申して今に集中できるよう尻を叩く。小柄で色素の薄い髪をしており、可愛らしい風貌。

桐先高校弓道部

藤原 愁(ふじわら しゅう)

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声:小野賢章
桐先高校の1年生で、弓道部員。祖父がイギリス人のクウォーターで、見目がいい上に弓道会の権威者である西園寺の弟子であるため「貴公子」と呼ばれている。湊と静弥とは中学時代の弓道部のチームメイトで一緒に団体戦にも出場していた。湊の射に特別なものを感じており、良きライバルとして認識している。

本村 宏樹(もとむら ひろき)

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