御意見無用っ!!(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『御意見無用っ!!』とは『月刊少年ギャグ王』『月刊ガンガンWING』にて連載された、よしむらなつきによる和風ギャグ漫画である。
干支時代の鹿子前町では、人間達が度々妖怪に襲われて困っていた。そんな妖怪達と戦う力を持っている符術使いの主人公、草薙宿禰は町を守る為「初代・妖怪妖魔改め方」に任命される。相棒の岡っ引きロボット助六と稲荷神社の巫女である榊原紫苑の協力を得て、妖怪退治をしていく物語である。

シオンロボ

柘榴が作った紫苑に似せたロボット。
1号2号はそれなりに可愛い容姿をしていたが、徐々にメカっぽさが目立つ様になる。独自で意志を持っているかの様に買い物に出かけたり、紫苑の身代わりを買って出る等の行動を見せる。
ロボットの為、非常に怪力で妖怪相手でもその力を発揮する。
柘榴は面白半分で様々な能力を持ったシオンロボを開発製造しているが、モデルである紫苑本人は迷惑に思っている。
最終話で鹿子前町の窮地を救ったのは実はシオンロボであり、町の英雄扱いされる。

茜(あかね)

葵がいつも肩に乗せている相棒。
正体は不明。
葵の語尾を復唱するが、基本的には「キーキー」としか鳴かない。
羽が生えているので、飛ぶことができる。

萌(もえ)

神威が使役するキツネの式神。
神威が大好きな女の式神で、非常にやきもち焼き。紫苑を口説こうとする神威に殴りかかることが多い。
神威の命令はしっかり理解しているが、人語は話せず「こんこん」と鳴くことしかできない。

『御意見無用っ!!』の用語

鹿子前町(かしまえちょう)

宿禰達が住んでいる小さな町。
大きくはないが住民はそれなりに多く、基本的に皆平和に暮らしている。湖や森といった自然が近くにあり、度々妖怪や妖魔に襲われることがある。

鹿子前町の施設

稲荷神社(いなりじんじゃ)

鹿子前町の高台にある神社。
柘榴と紫苑の自宅。
普段は参拝客も少なく静かな場所だが正月になると初詣客で賑わう。宿禰がよく紫苑に会いに神社に訪れるので、度々妖怪との戦闘が繰り広げられる場所でもある。地下には柘榴の研究所があり、柘榴と紫苑の母はこの研究所にあるコールドスリープマシンで約18年間眠っていた。

あずき屋

宿禰が毎日の様に通っている団子屋。
女主人であるあずきが営んでいる。
羽替わりで妖力のほとんどを失った九十九と一が一時的にアルバイトしたことがある。夏になると海水浴場に「海の家」として出張営業も行う。

鹿子前湖(かしまえこ)

町から少し離れた森の中にある大きな湖。
水龍の黎牙とその手下達がこの湖の湖底で暮らしている。

東の森

鹿子前町の東に広がる大きな森。
人食い鬼の羽生や猫又の迦麟等、多くの妖怪や動物が住んでいる。

妖怪妖魔改め方

主人公である宿禰の職業。
鹿子前町に襲い掛かる妖怪や妖魔を、符術を使って退治し、町の平和を守ることを目的としている。

符術

霊力のこもったお札を使って様々な術を行使することができる技。
お札がボロボロだったり、ちゃんとした紙で作ったお札でない場合、術の効果は弱くなってしまう。
本来は妖怪や妖魔との戦闘で使う技だが、宿禰は私利私欲の為に無駄遣いすることが多い。作中では宿禰とその師匠である葵が使うことができる。

風神招来(ふうじんしょうらい)

風系符術の基本技。
妖怪等の邪念を持ったものを吹き飛ばす効果を持つ。
様々なシーンで多用される。宿禰が葵に師事する前から使うことができた。妖怪妖魔改め方になる前はスカートめくりやイタズラにしか使うことがなかった。

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