御意見無用っ!!(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『御意見無用っ!!』とは『月刊少年ギャグ王』『月刊ガンガンWING』にて連載された、よしむらなつきによる和風ギャグ漫画である。
干支時代の鹿子前町では、人間達が度々妖怪に襲われて困っていた。そんな妖怪達と戦う力を持っている符術使いの主人公、草薙宿禰は町を守る為「初代・妖怪妖魔改め方」に任命される。相棒の岡っ引きロボット助六と稲荷神社の巫女である榊原紫苑の協力を得て、妖怪退治をしていく物語である。

年齢:150歳(推定) / 身長:155cm / 体重:38㎏
猫又の女性。
大きな猫耳を生やしている。猫又は本来尻尾が2本ある妖怪とされているが、彼女の尻尾は1本である。
非常に天然で天真爛漫な性格をしており、友達の羽生を連れまわしてトラブルを起こすことがある。ネコ缶が大好物。
57話で1匹のオス猫に惚れて貢がされたことがあるが、羽生の説得のおかげで正気に戻りオス猫との関係を断ち切った。

黎牙(れいが)

水龍の男性。
水龍であるが、人型をしており、頭から2本の角を生やしている。鹿子前湖の湖底に手下3人と一緒に暮らしている。湖から外に出たことがないので、人間の女に会ったことがなかった。
九十九と一に宿禰を倒すよう依頼された際に、人質として連れてこられた紫苑の美しさと力強さに惚れて求婚をする。紫苑を助けにきた宿禰との勝負に負け、一時は紫苑を諦めるが、柘榴からもらったシオンロボ1号を本物の紫苑と思い込んで宿禰達を見逃す。
それから1年半後、紫苑ロボが壊れたことで本物の紫苑でなかったことに気付き、触れた者の願いをなんでも叶えてくれる「水龍の角」を餌に鹿子前湖で大舞踏会を開催する。宿禰を倒して紫苑を手に入れようと企むが、大会に出場した柘榴と柘榴の作った巨大なシオンロボ2体の前に敗北してしまう。
再度紫苑を手下達にさらってくるように指示するも、間違えて小六を連れてこられて意気消沈するも、小六の可愛さに情が移りなんだかんだで気に入った様子を見せる。

白(ハク)、發(ハツ)、中(チュン)

黎牙の手下の小さな水龍。
いつも3人で行動し、見た目もよく似ている。黎牙の命令には逆らうことなく尽くしている。
小六をさらってきた際には、一緒になって遊んだりラーメンを食べたりして仲良くなった。

淡海(おうみ)

元人間の海に住む妖怪の男性。
姿は人間の頃とほとんど変わらないが耳の辺りが魚のヒレの様に変化しており、津波を起こす能力を持っている。
恋人の千鳥と2人だけの結婚式を挙げようと約束し、東白浜で待ち続けていたが千鳥が来なかった為、絶望して入水自殺を図る。しかし、千鳥への未練が強く残り、妖怪の姿になっても東白浜で待ち続けている一途な性格。
宿禰達の協力もあり、同じく入水自殺を図り妖怪となった千鳥と再会したことで、2人は海で幸せに暮らすことになる。
黎牙の開催した大舞踏会では、2人の愛を永遠にする為に出場し、千鳥と強力な合体技を使うが、宿禰の執念の前に敗北する。

千鳥(ちどり)

元人間の海に住む妖怪の女性。
姿は人間の頃とほとんど変わらないが耳の辺りが魚のヒレの様に変化しており、津波を起こす能力を持っている。
恋人の淡海と2人だけの結婚式を挙げようと約束し、西白浜で待ち続けていたが淡海が来なかった為、絶望して入水自殺を図る。しかし、淡海への未練が強く残り、妖怪の姿になっても西白浜で待ち続けている。一途な性格故か、嫉妬深い一面もある。
宿禰達の協力もあり、同じく入水自殺を図り妖怪となった淡海と再会したことで、2人は海で幸せに暮らすことになる。
黎牙の開催した大舞踏会では、2人の愛を永遠にする為に出場し、淡海と強力な合体技を使うが、宿禰の執念の前に敗北する。

白瀧(しらたき)

ヘビ妖怪の女性。
冬眠中に宿禰に掘り起こされ、ナンパされたことで一目惚れして押しかけ女房となる。スタイルが良くて非常に美人ではあるが、ヘビが苦手な宿禰からは避けられている。
ヘビ妖怪の為、脱皮ができる。
一時は宿禰と紫苑の仲の良さに諦める素振りを見せるが、宿禰への愛を捨てきれず、隙あらば宿禰の自宅に入り込む様になる。

白瀧の両親

2人ともヘビ妖怪。
母親は人型をしており人語を話すが、父親が大きなヘビの姿をしており「うごうご」しか喋れない。
娘の白瀧が人間と結婚するつもりだと知り、里に連れ戻すつもりで鹿子前町にやってくる。宿禰に様々な試練を与え、白瀧との結婚を諦めさせようとするも、試練をいろんな意味でクリアしていく宿禰の心意気に負け、娘との結婚を許す。
夫婦仲は非常に良く、人前でも新婚の様にいちゃつくことがよくある。

羅紗(らしゃ)

稲荷神社の蔵の奥に置かれた壺の中に封印されていた女の妖怪。
女でありながら女の子好きという同性愛者で、「男は醜い生き物」という認識である為、男性を可愛い女性の姿に変化させる術を持つ。この術は人間だけでなく、妖怪にも通用する。
何の妖怪なのか明確には明かされていないが、人間から生気を奪うことができるので、淫魔の類と思われる。
人類を皆女性にしてしまおうと企むも、人類が滅びることを懸念した宿禰達に勝負を挑まれる。争いごとは苦手であった為、素直に壺の中に戻って際封印された。

綾音(あやね)

宿禰の妹として両親が送ってきた女の子。
最初は赤ん坊だった為、本物の妹だと思い込んだ宿禰が世話をすることになる。しかし、日に日に成長と巨大化する為、人間ではないことがすぐに判明する。
その正体は海の向こうにあるとされる巨人の国の子供。鳥に連れ去られて海を渡ってこの国にやって来たところを宿禰の両親に拾われた。母親が迎えにきたことで素直に巨人の国に帰っていった。

澪(みお)

鹿子前町郊外の山にあるほこらに閉じ込められていた少女。
たまたまこの山で修業していた神威に助け出され、神威の自宅に居候することになる。日光を極端に嫌がり、日中外を出る時は日焼け対策を万全にしないといけない。
その正体は150年前に宿禰の先祖に封印された吸血鬼。
宿禰の血を吸ったことで一時的に本来の姿と力を取り戻すも、宿禰と神威の活躍により封印された。

その他

助六(すけろく)

体長:45cm / 体重:30㎏ / 電源:AC・DC両用(太陽発電も可)
宿禰の子分を務める岡っ引きロボット。
メカオタクの柘榴が作った割には非常にまとも。紫苑と共に常識人で宿禰の暴走をあらゆる手を使って抑えている。
空中を浮遊して移動し、口からミサイルを出したり目からビームを出したりして攻撃がする。その他にもおみくじ機能等の戦闘に関係ない機能がたくさんつけられている。
ロボットだが、しっかりふんどしも着用している。
妖怪退治の他に、炊事、洗濯、掃除といった家事全てを器用にこなすので、主に宿禰のお世話係でもある。
柘榴の人間サイボーグ化計画で宿禰達がサイボーグの体になってしまった時は逆に人間の体を手に入れたことがある。

小六(ころく)

助六の子分。
柘榴が助六の為に作った小さな子分ロボット。助六のことは「おやびん」、宿禰のことは「大親分」と呼び慕っている。試作品ではあるが、人語をしっかり理解して助六の役に立とうと努力している。
姿形は助六の子供バージョンで体も小さい。
中身も幼い子供の様で何事も信じてしまう純粋な性格。

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