ブラッククローバー(ブラクロ)の黒の暴牛まとめ

『ブラッククローバー』は『週刊少年ジャンプ』連載の田畠裕基によるファンタジー漫画である。魔法が存在する世界で、魔法の源となる「魔力」のない少年アスタが魔法使いの頂点「魔法帝」を目指して奮闘する姿を描いている。
「黒の暴牛」は魔法帝が束ねる魔導士集団「魔法騎士団」の1つで、「魔法帝」を目指すアスタが所属することになる。物語開始時は「魔法騎士団の中で最低最悪の団」と呼ばれていたが、アスタや彼に影響を受けた団員の活躍で周囲から認められていく。

エルフとの戦いが終わった後、アスタの魔導書に宿る悪魔が問題になった。しかし黒の暴牛の団員や、アスタを認めたフエゴレオンや銀翼の大鷲団長ノゼルたちのおかげで魔法帝から「黒の暴牛に、悪魔と繋がりし疑いのある者の国外への追放と監視及び、国外での悪魔の調査探索」という任務を受ける形で、国外へ出ることに。
アスタたちが向かったのはハート王国だった。そこで修業期間に入る。
それから半年後、クローバー王国とハート王国はスペード王国に進軍を受ける。スペード王国では悪魔を擁する漆黒の三極性による恐怖支配が行われていた。

クローバー王国の防衛

クローバー王国に進軍してくるスペード王国。黒の暴牛をはじめとする魔法騎士団は彼らを迎え撃つが、悪魔憑きの魔導士たちの力はすさまじかった。この戦いで最強とされる金色の夜明けは半数の団員が殺害される。黒の暴牛もゴーシュが致命傷を負うが、グレイの魔法で一命をとりとめた。しかし一瞬の隙をつかれてヤミが拉致されてしまい、また金色の夜明けの団長であるウィリアムも拉致されてしまった。2人は悪魔を呼ぶ冥府の門を開くために利用されようとしていた。
ヤミが拉致されたことで激しく落ち込む団員たち。そこに今まで姿を見せなかった副団長のナハトが現れ、団員にきつい言葉を投げかけて叱咤する。団員たちは彼の言葉に触発され、自分にできることを模索し始める。アスタはナハトとともに、魔導書に宿る悪魔との契約に挑む。本来、悪魔との契約は従えることで果たされるのだが、アスタは悪魔リーベと友達としての契約をし、共闘の道を歩むことを選択した。これにより悪魔と同化する「ユナイト」を身につける。ナハトは「愚かだが正しい」と笑顔でアスタの考えを認めた。

ハート王国の防衛

クローバー王国がスペード王国に侵略されたのと同じころ、ハート王国もかの国の襲撃を受けていた。ハート王国には修行のためにノエルやネロが滞在しており、防衛の任務に参加する。ノエルたちは漆黒の三極性の紅一点であるヴァニカと交戦、ヴァニカにダメージを与えるものの終始圧倒され、ハート王国の王女ロロペチカを拉致されてしまう。そしてノエルたちはヴァニカ配下の悪魔憑き魔導士たちの自爆に巻き込まれ、意識を失った。その後はパトリ達によりエルフの里へ運ばれ、そこで更なる修業を積むことになる。

スペード王国との激突

ついにクローバー王国の魔法騎士団はスペード王国に乗り込むことになる。スペード王国の「漆黒の三極性」には団長でも苦戦する中、マグナはゾラと共にリーダー格のダンテとの激闘を繰り広げ、弱者なりの戦い方を編み出して大金星をあげた。これにはアスタやラック、ジャックも認めるほどだった。
「漆黒の三極性」の紅一点、ヴァニカの身体を乗っ取る形で顕現した悪魔メギキュラとはノエルが戦った。メギキュラはノエルにとって、母を奪った因縁の相手だ。アスタの助力やノゼルとの共闘の結果、どうにかメギキュラを倒すことに成功した。
そして「漆黒の三極性」の最後の1人ゼノンとはフィンラルが交戦。弟のランギルスとの共闘も及ばなかったが、覚醒したユノの手によって倒された。

無事にヤミとウィリアムを助け出すことができたがこれで一件落着とはならず、不完全ながらも悪魔ルチフェロが顕現してしまう。ルチフェロは団長たちが束になっても敵わないほどの強さを誇っていた。しかしアスタ、ユノ、ヤミ、ナハトとの激闘の末、ルチフェロは敗れ去った。

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