ボディガード(1992年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ボディガード』とは、1992年にアメリカ合衆国で制作されたラブサスペンス映画である。脅迫状を送りつけられたスーパースターのレイチェル・マロンと彼女を命懸けで守る元シークレットサービスでプロのボディガードであるフランク・ファーマーとの甘くて切なく、ほろ苦い恋が描かれていく。主演は『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でオスカーを獲得したケビン・コスナー、共演は本作が女優デビューとなった歌手ホイットニー・ヒューストンが務めた。監督は『ボルケーノ』、『理由なき発砲』などで知られるミック・ジャクソンが務めた。
フランク・ファーマーの家族
ハーブ・ファーマー(演:ラルフ・ウェイト)
日本語吹き替え:小島敏彦(ソフト版)/大木民夫(フジテレビ版)/加藤精三(テレビ朝日版)
フランク・ファーマーの父親で、オレゴン州に住んでいる。命を狙われるレイチェルを守るために自身が住む湖畔の家を提供する。
フランク・ファーマーの関係者
グレッグ・ポートマン(演:トーマス・アラナ)
日本語吹き替え:千田光男(ソフト版)/若本規夫(フジテレビ版)/金尾哲夫(テレビ朝日版)
フランク・ファーマーの元同僚で、シークレットサービスに所属していた経歴を持つボディガード。マイアミのホテルでフランクと久しぶりに再会を果たす。アカデミー賞授賞式の会場にも姿を現すが、実はレイチェルの命を狙う犯人であった。カメラマンに扮して彼女の命を狙うが、身を挺して銃弾を受けたフランクによって射殺される。
レイ・コート(演:ジェリー・バマン)
日本語吹き替え:藤本譲(フジテレビ版)/塚田正昭(テレビ朝日版)
レイチェル・マロンに送りつけられてきた脅迫状を分析する元FBI職員。脅迫状を送りつけていた男ダンの取り調べを担当する。
ミネラ(演:ジョー・ユーラ)
日本語吹き替え:小野健一(フジテレビ版)/小室正幸(テレビ朝日版)
元FBI職員で、レイ・コートと共にレイチェル・マロンに送りつけられてきた脅迫状を分析していく。その状況を電話で逐一、フランクに伝える。
脅迫状を送りつけた男
ダン(演:トニー・ピアース)
日本語吹き替え:中田和宏(フジテレビ版)/古澤徹(テレビ朝日版)
レイチェル・マロンに脅迫状を送りつけ、マイアミのホテルに滞在するレイチェルに脅迫電話を掛けた男。サイン入りのブロマイドや彼女の手袋を集めるなど、完全に取り憑かれている。ロサンゼルスで逮捕されて取り調べを受けるが、証拠がないと言い続ける。
アカデミー賞授賞式の関係者
スキップ・トーマス(演:リチャード・シフ)
日本語吹き替え:小島敏彦(フジテレビ版)/堀部隆一(テレビ朝日版)
アカデミー賞受賞式放送を担当するプロデューサーの補佐役。アカデミー主演女優賞にノミネートされたレイチェル・マロンに主題歌賞プレゼンターの段取りを説明する。会場側で警備を付けていることを理由に、フランクとトニーの警護が本当に必要なのかどうか疑問を持つ。
大御所女優(演:デビー・レイノルズ)
日本語吹き替え:高村章子(フジテレビ版)/瀬畑奈津子(テレビ朝日版)
アメリカ人女優で、本人役として出演している。
16歳の時にワーナー・ブラザースと契約し、2本の映画で端役を演じた。1950年にフレッド・アステア主演の映画『土曜は貴方に』に出演し、1952年にジーン・ケリー主演の映画『雨に唄えば』に抜擢されて、一躍有名になった。1964年の映画『不沈のモリー・ブラウン』ではタイタニック号の実在の生存者モリー・ブラウンを演じてアカデミー主演女優賞にノミネートされた。実の娘は『スター・ウォーズ/新たなる希望』のレイア・オーガナ姫役で知られる女優キャリー・フィッシャー。
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目次 - Contents
- 『ボディガード』の概要
- 『ボディガード』のあらすじ・ストーリー
- 新しい警護の依頼
- スーパースターとの対面
- ナイトクラブでの出来事
- 過ちを犯した夜
- 身に迫り始める危険
- 束の間の平穏
- 衝撃の告白
- 切ない別れと新しい出発
- 『ボディガード』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- フランク・ファーマー(演:ケビン・コスナー)
- フランク・ファーマーの警護対象者
- レイチェル・マロン(演:ホイットニー・ヒューストン)
- レイチェル・マロンの家族
- ニッキー・マロン(演:ミシェル・ラマー・リチャーズ)
- フレッチャー・マロン(演:デボーン・ニクソン)
- レイチェル・マロンの関係者
- ビル・デバニー(演:ビル・コッブス)
- サイ・スペクター(演:ゲイリー・ケンプ)
- トニー・シペリ(演:マイク・スター)
- ヘンリー・アダムス(演:クリストファー・バート)
- フランク・ファーマーの家族
- ハーブ・ファーマー(演:ラルフ・ウェイト)
- フランク・ファーマーの関係者
- グレッグ・ポートマン(演:トーマス・アラナ)
- レイ・コート(演:ジェリー・バマン)
- ミネラ(演:ジョー・ユーラ)
- 脅迫状を送りつけた男
- ダン(演:トニー・ピアース)
- アカデミー賞授賞式の関係者
- スキップ・トーマス(演:リチャード・シフ)
- 大御所女優(演:デビー・レイノルズ)
- ロバート・レアドン(演:ロバート・ウール)
- 音響賞プレゼンター(演:ロブ・サリバン)
- 音響賞受賞者(演:パトリシア・ヒーリー)
- クライヴ・ヒーリー(演:ナサニエル・パーカー)
- その他の人物
- ロータリークラブ会長(演:バート・レムゼン)
- 少女(演:エイミー・ルー・デンプシー)
- 少女の母親(演:シェリー・A・ヒル)
- エマ(演:エセル・アイヤー)
- 『ボディガード』の用語
- シークレットサービス
- ヘンリー・フォード
- アレクサンダー・グラハム・ベル
- 『ボディガード』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- レイチェル・マロン 「撃つかと思ったわ」
- レイチェル・マロン 「心配しないで。私が守ってあげる」
- フランク・ファーマー 「これじゃ君を守れない」
- 『ボディガード』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- デートで鑑賞した映画は『用心棒』
- スティーブ・マックイーン主演を想定して書かれた脚本
- 続編が企画されていた
- 主題歌はカバーソング
- 映画のポスターに写る女性はホイットニー・ヒューストンとは別人
- 『ボディガード』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ホイットニー・ヒューストン 「I Will Always Love You」
- 挿入歌:ホイットニー・ヒューストン 「Run To You」