爆裂して発散!ムシャクシャした気分の時におすすめのちょっぴり元気にしてくれる曲まとめ!The Posiesなど

ちょっとイヤな事があってモヤモヤ・ムシャクシャした気分の時に、爆裂して発散できるおすすめの楽曲を紹介する。メタルやラウド・ロックよりはヤワめに感じるかもしれないが、爽快な曲を選曲した。The PosiesやDinosaur Jr.など、ぜひ聴いてみてほしいアーティストばかりである。

▼THE POSIES(ポウジーズ)

出典: www.last.fm

1986年にソングライター&ヴォーカルの抜群のコンビネーションを誇るふたり、ジョン・オウアとケン・ストリングフェロウを中心に結成。インディから1枚、メジャーから3枚のアルバムをリリース。当時のグランジ・ムーヴメントとは一味違うパワー・ポップ・サウンドで人気を博すが、1998年に活動休止。2005年から再び活動を再開している。

The Posies - Dream All Day

アメリカン・パワー・ポップ好きなら嫌いな人はいないんじゃないか?って程の名曲が詰まった傑作、3rdアルバム「Frosting on the Beater」の冒頭を飾る曲。プロデュースはティーンエイジ・ファンクラブなどを手掛けたドン・フレミング(ガムボール、ヴェルヴェット・モンキーズ)!

▼DINOSAUR Jr. (ダイナソーJR.)

出典: www.lastfm.jp

1983年にボストンでJ・マスシスとルー・バーロウを中心に結成。インディ・レーベル"Homestead"と”SST”からとアルバムをリリース。ポップにひしゃげたメロディとヘロヘロなヴォーカル、ラウドなギター・サウンドで人気となった。メジャー移籍とほぼ同時にルー・バーロウが脱退してセバドーを結成、ドラマーのマーフも脱退して実質的マスシスのソロプロジェクトとなるが、1997年に解散。2005年にオリジナル・メンバーで再結成された。

Dinosaur Jr - Freak Scene

恐竜ジュニアの代表作であり、インディ最後の作品であり、ルー・バーロウとJ・マスシスの亀裂が決定的となったアルバム『Bug』の冒頭の曲。全編ヘロヘロでポップなメロディとラウドでジャンクなギター・サウンドに彩られた今にも壊れそうな危うさが魅力だった。余談だが、同時期に出たシングル「Just Like Heaven(ザ・キュアーのカヴァー)」も凄い!

▼MINISTRY(ミニストリー)

出典: www.last.fm

1981年にシカゴで結成されたエレクトロニック・ボディ・ミュージック~インダストリアルの重鎮。基本的には天才・怪人・獣人のアル・ジュールジェンセンとポール・ベイカーの2人を中心に、地元やベルギーやドイツの凶暴ミュージシャンを巻き込んで活動。凶暴で危険極まりない暴走するサウンドと、鉄網ライヴ(ビデオは必見!)で人気を博した。天才アルは、イアン・マッケイ、ジェロ・ビアフラといった面々と組んだ覆面ユニットでの活動も。ドラッグの渦にハマり、2008年に解散、2012年に再結成。

Ministry - Thieves

ダンサブルなエレクトリック・サウンドに注入したノイズを増量させ、インダストリアルとスラッシュ・メタルを掛け合わせたかのような凶暴で暴走するサウンドが繰り広げられる、悪夢のような1989年の名作アルバム『The Mind Is a Terrible Thing to Taste』から。ひたすら突進する曲もイイですが、ジワジワ~ドカーンなこの曲の、有り余るエネルギーを分けて欲しい!このビデオはPVじゃないんですが、映画『フルメタル・ジャケット』とのマッシュ・アップがナイスな編集版!

▼BUSH(ブッシュ)

そのサウンド・スタイルからアメリカ出身っぽく思われているバンドですが、実はイギリス出身。ヴォーカルのギャヴィン(妻は元ノー・ダウト~ソロ・シンガーのグウェン・ステファニー)を中心に結成された4人組。ノイジーでちょっとミステリアスなサウンドとポップなメロディ、男っぽいヴォーカルでジワジワと人気を高め、デビュー・アルバム「Sixteen Stone」はロング・セラーとなった。その後も3枚のアルバムをリリース。2001年に解散状態となるが、2011年10年ぶりに復活した。

Bush - Machinehead

1994年のアルバム『シックスティーン・ストーン』からの1曲。ノイジーな中にも、比較的タメとフックを用いた変化のあるサウンドが多い彼らの中で、特に疾走感のあるサウンドが魅力的な1曲です!痛快で爽快な名曲!

▼TEENAGE FANCLUB(ティーンエイジ・ファンクラブ)

出典: www.last.fm

スコットランドのギター・ポップ聖地、グラスゴーのローカル・バンドを経て、地元の仲間たちで1989年に結成されたバンド。伝統的なスコティッシュ・ポップとノイズギターが混然一体となったサウンドで、米オルタナティヴへのイギリスからの回答なんて言われた。初期はダウナーな、中期はくっきりしたノイズ・ポップを、その後はフォーク・サウンドへと回帰。現在もマイペースで活動している。

Teenage Fanclub-Interstellar Overdrive

1991年にリリースされた名作の誉れ高いアルバム『バンドワゴネスク』の直前に限定リリースされた変則アルバムながら、カルト的な人気を誇る作品『The King』から。彼らって基本的に爆音ですがメロディが切ないんで、爆裂したいときは他の人の曲の方が...って事で、ピンク・フロイド『星空のドライヴ』のカヴァー。このグチャグチャなカオス感!しかもインスト、でもTFCっぽくなってるのだ!

▼BROCCOLI(ブロッコリー)

UKメロディック・パンクの重鎮バンド、スナッフ、レザーフェイスの良質な後継者として圧倒的な完成度を誇ったバンド。ではあるが、一部の熱狂的な支持を受けたものの、大きな成功を収めることは出来なかった。2004年に解散。湿った硬質なパンキッシュ・ギター・サウンドと、しわがれた声で歌われるキャッチーなメロディがパーフェクトな、イギリス産メロディック・パンク・バンドだった。

Broccoli - Chestnut road

1998年にCrackle Recordsからリリースされたシングル曲。これぞUKメロディック!と言える良質なメロディとギター・サウンド、そして何よりもこのしゃがれたヴォーカルがイイのだ!

▼DEATH FROM ABOVE 1979(デス・フロム・アバヴ1979)

出典: grimygoods.com

カナダはトロント出身の2人組バンド。2002年に結成された。ギターを探すのが面倒だったため、ギターレスの編成となったという異色のバンド。元々はDeath From Aboveを名乗っていたが、DFAからクレームが来たため"1979"を追加した。ビシバシと激しいビートを刻むドラムスと、ギターを弾くかのように激しく爆裂するベース・ラインによる、個性的なノイジー・ガレージ、ネジの外れた早すぎたディスコ・パンクが凄まじかった。2006年に解散したが、2011年のコーチェラ・フェスにて再結成している。

Death From Above 1979 - Blood On Our Hands

2004年にリリースされたデビュー・アルバム『You're a Woman, I'm a Machine』から。ジャスティスがリミックスして腰砕けなグルーヴになったヴァージョンもイイですが、やはりオリジナルのダンサブルなパンキッシュ・ヴァージョンが良い!

▼THE GET UP KIDS(ゲット・アップ・キッズ)

1995年にカンザスシティで結成された5人組バンド。疾走感溢れるパンク・サウンドとスマートでキャッチーなメロディとヴォーカルが特徴で、いわゆる初期エモーショナル・コアの代表的バンドとして人気を博した。その後のエモ・コア・シーンの活性化と王道路線の変化(ゴスが入ってきた)と共に、バンドは2005年に解散。2009年に再結成した。

The Get Up Kids - Holiday

1999年にリリースされた2作目のアルバム『Something to Write Home About』からの1曲。イントロから疾走する青春エモーショナル・パンク、切ないヴォーカルとコーラスが堪えられない名曲中の名曲!

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