ナンバーガール(NUMBER GIRL、ナンバガ)の徹底解説まとめ

単純な楽曲でありながら、他のバンドにはない騒やかな演奏で90年代後半から00年代前半を駆け抜けたロックバンド・ナンバーガール。
衝動をそのまま音に乗せたかのような激しい演奏は、多くの人に衝撃を与え90年代の伝説とまで言われた。
短い活動期間ではあったが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONや凛として時雨といった後続のバンドに強い影響を与えた。

概要

1995年、向井がバンドを組もうと決意し、中尾を誘った。中尾はライブを観て是非バンドを組みたいと思っていた田渕を引き込んだ。さらに向井が昔からドラムスタイルにほれ込んでいたアヒトが誘い、メンバーが揃った。
結成当初から地元福岡でのライブイベントに積極的に参加するなど、精力的に活動をした。
1997年、福岡のレーベルautomatic kissから1stアルバム『SCHOOL GIRL BYE BYE』をリリースした。
1998年、バンドは上京し、1年に40本ものライブを行った。

1999年、東芝EMIと契約し、メジャーデビューシングル『透明少女』、メジャー1stアルバム『School Girl Distortional Addict』をリリースした。
2ndシングル『DESTRUCTION BABY』からは、ウィーザーやフレーミング・リップスなどのプロデュースで有名なデイヴ・フリッドマンをプロデューサーに起用している。
メジャーデビュー後も精力的なライブ活動は続き、eastern youth主催の対バンライブやbloodthirsty butchersとのツアー、ROCK IN JAPAN FESTIVALへの参加、さらには自身のワンマンツアーなど多数のライブを行った。
2001年末、スタジオアルバムとしたは最後となった『NUM-HEAVYMETALLIC』のレコーディングを開始し、二度に渡る渡米の末に完成させる。

2002年4月、『NUM-HEAVYMETALLIC』のリリースとともに全国ツアーを開始する。
同年9月、ホームページにて突然の解散を発表する。
解散の理由は、「中尾が脱退を希望したため。かつ、4人でナンバーガールという意思が強かったため」と説明されている。
解散発表前から計画されていた全国6か所のツアー『NUM-無常の旅』を行い、最終日の札幌でのライブをもって解散した。

メンバー

向井秀徳

ボーカル、ギター担当。
元々映画監督を志望しており、ナンバーガールのPVには向井が監督したものが多数ある。
現在は、ZAZEN BOYS、KIMONOSのバンド活動のほか、向井秀徳アコースティック&エレクトリック名義でソロとしても活動している。

田渕ひさ子

ギター担当。
ナンバーガールの楽曲「I'm a lonely girl?真っ昼間ガール」ではボーカルを担当することもあった。
現在はLAMA 、bloodthirsty butchers、toddleなど多数のバンドに在籍している。

中尾憲太郎

ベース担当。
バンド結成前はライブハウスで照明のアルバイトをしていた。
現在は、Crypt CityやSEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HERなどでサポートを行うほか、MASS OF THE FERMENTING DREGS、dry as dust、The SALOVERSなどのプロデュースも行っている。

アヒト・イナザワ

ドラム担当。
モンゴル地方に伝わる特殊な発声法であるホーミーができ、『NUM-HEAVYMETALLIC』に収録されている『黒目がちな少女』で披露している。
解散後は向井とともにZAZEN BOYSを結成したが脱退。現在はVOLA & THE ORIENTAL MACHINEで、ギターボーカルとして活動している。

オリジナルアルバム

『SCHOOL GIRL BYE BYE』

1. omoide in my head
2. 大当たりの季節
3. センチメンタル過剰
4. September Girlfriend
5. Iggy Pop Fan Club
6. 水色革命
7. 渚にて
8. Summer Of California '73
9. mini grammer
10. 我起立唯我一人
11. 4 track professional

1997年にリリースされた1stアルバム。
バンドの代表曲『omoide in my head』が収録されている。
『我起立唯我一人』の読みは「アイスタンドアローン」である。

『SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT』

1. タッチ
2. PIXIE DU
3. 裸足の季節
4. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
5. 桜のダンス
6. 日常に生きる少女
7. 狂って候
8. 透明少女
9. 転校生
10. EIGHT BEATER

1999年にリリースされたメジャー1stアルバム。
シングル『透明少女』を収録している。
またライブでの定番曲『日常に生きる少女』も収録されている。

『SAPPUKEI』

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