魔界戦記ディスガイア5(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔界戦記ディスガイア5』とは、日本一ソフトウェアの開発によるシミュレーションRPG。PlayStation4専用のゲームとして発売され、その後Nintendo Switch版、PC版も発売された。舞台は魔界。テーマは「魔王集結、復讐と反逆」。全魔界消滅を目論む魔帝ヴォイドダーク率いるロスト軍を阻止すべく主人公「キリア」と5人がそれぞれの復讐のために力を合わせ魔界を救う。今作の魅力は「プレイの快適さ」。過去作をプレイしたことがある人や初めてプレイする人にも遊びやすい作品となっている。

『魔界戦記ディスガイア5』の概要

『魔界戦記ディスガイア5』とは日本一ソフトウェアが開発した史上最凶のシミュレーションRPGゲームである。2015年3月26日にPlay Station4で発売され、2017年3月16日には通常価格から大幅に値下げされた「The Best Price」版が発売され、これに伴いダウンロード版の価格も同様の値段に変更された。2017年3月3日にはNintendo Switch版、2018年10月22日にはPC版が発売された。ゲームジャンルはシミュレーションRPGでマス目状のマップで戦うゲームである。公式サイトでは「史上最凶のシミュレーションRPG」となっており、この史上最凶と表されている理由は「最凶のゲーム性、最凶の魅力的なキャラクター、最凶の魔奥義、最凶のやりこみ要素」とほかのゲームにはない、ぶっとんだシステムがあるからである。今作は「週刊ファミ通」2015年4月2・9日合併号(2015年3月19日発売)の新作ゲームクロスレビューにてゴールド殿堂入りを果たし、2015年5月27日時点でのPlayStation®Storeレビューでは星5つの評価を得るなど、評価の高いゲームとなっている。

舞台は銀河の闇よりさらに暗い漆黒の宇宙に点在する無数の魔界。各魔界には魔王が君臨し、魔王達によって魔界の均衡が保たれていた。しかし、この均衡を破り、魔界を滅ぼそうと目論む者がいた。その名は「ヴォイドダーク」。彼は魔将軍と軍団「ロスト」を率い目的を果たそうとする。そして、今作の主人公は「キリア」。彼はヴォイドダークには深い因縁があり、ヴォイドダーク倒すため一人立ち向かおうとする。しかし、ヴォイドダーク率いる軍団に復讐を果たそうとする魔王達がほかにも存在した。彼らはキリアと共に打倒ヴォイドダーク、魔界破滅の阻止という目的を果たすため「反乱軍」を結成する。

『魔界戦記ディスガイア5』のあらすじ・ストーリー

主人公キリアと共に戦う魔王達を表した場面
右から「セラフィーヌ」、「クリスト」、「レッドマグナス」、「ウサリア」、「キリア」、「ゼロッケン」

銀河の闇よりさらに暗い漆黒の宇宙に点在する無数の魔界。それぞれの魔界には血気盛んな悪魔どもを従える魔王が存在し、魔界全体は彼らのにらみ合いによって均衡が保たれていた。しかし、突如現れた極悪非道と呼ばれる軍団「ロスト」とロストの最高指揮者であり「魔帝」として恐れられている「ヴォイドダーク」により多くの魔界が蹂躙され、次々とその軍門に下っていった。それは有史以来最大規模の魔界戦争であるが、瞬く間に燃え広がり、一夜にして幕を閉じた、という事実に、後世の歴史家たちを悩ませることになる。

非常に乾燥した荒野で植物は動物の血を養分としている渇血魔界にてロスト軍と一人の魔王との戦闘が繰り広げられていた。その魔王とはシリーズおなじみの下っ端悪魔「プリニー」をこき使い、巨万の富を誇る「絢爛魔界」の王女で、「魔性の姫魔王」の二つ名を持つ「セラフィーヌ」。彼女自身は戦闘経験は一度もなく、紅茶より重いものは持ったことがない。プリニーたちは悪魔と言えど所詮下っ端。状況は圧倒的に不利だった。そこに割って入って飯を食い始めた青年、「キリア」によってそのロスト軍一個小隊が全滅するのを見たセラフィーヌは彼に惚れ、彼を強引に自分がプライベートで使っている小さな魔界「ミニ魔界」へと連れて行く。今作ではこのミニ魔界が活動の拠点となる。

一度ミニ魔界に戻ったキリアとセラフィーヌだったが渇血魔界にはまだロスト軍による侵攻が行われていた。二人はロスト軍の侵攻を阻止すべく、再び渇血魔界へと向かう。キリアの圧倒的な強さを目の当たりにしたロスト軍はキリアをロスト内の賞金首、かつ荒くれ者が集まる「灼熱魔界」の魔王で「灼嵐の魔王」の通り名を持っている「レッドマグナス」だと勘違いする。援軍を要請するために一時撤退したロスト軍。それを追いかけた二人はレッドマグナスとロストの戦闘を目の当たりにする。レッドマグナスはロストの一部を一掃したのち何故かキリアをロスト軍の将軍だと勘違いする。誤解は解けるもののレッドマグナスは強い相手とは戦いたくなる性分。キリア達がロスト軍に挑んでいることを知った彼はキリア達に戦闘を挑む。キリアとの戦いでレッドマグナスはキリアを同じロスト軍に立ち向かう者同士という事で、強引に仲間に加わる。セラフィーヌはレッドマグナスとは代々犬猿の仲であるが、キリアが受け入れたので、セラフィーヌも渋々承諾する。

キリアとセラフィーヌ、それにレッドマグナスはヴォイドダークへの手がかりを追って魔界最大の処刑場「葬霊地獄」へと向かう。そこで「さる巨大魔界」を治める魔王たちの一人「クリスト」と出会う。クリストは自分も魔帝ヴォイドダークに反旗を翻す者だと話し、葬霊魔界に現れた魔将軍の情報を教える。話を聞いたキリアは臆する事も無く、魔将軍と戦うべく歩みを進む。そんなキリアだからこそ利用する価値があると、クリストが仲間に加わる。歩みを進めていくと葬霊魔界にいる魔将軍と出会う。その正体は魔帝ヴォイドダークに忠誠を誓う魔将軍の一人「マジョリタ」であった。彼女は黄色いプリニーを連れている少女を探しているとのこと。しかし、キリア達はその少女について何も知らない。収穫がなかったマジョリタは彼らの倒そうとするが、彼女にとってはキリア達は弱く手を出すまでもないと考え、既に倒していた葬霊魔界の魔王を彼女の能力で蘇らせ、キリア達を倒すように命じ、その場所をあとにする。魔王を倒したキリア達は今の実力ではマジョリタには敵わないと思い知る。それでもキリアは性格上、一人でヴォイドダークへと立ち向かおうとするが、セラフィーヌやレッドマグナス、クリストが無謀だと止めようとする。そこで、クリストは反乱軍を結成してみてはどうかと提案する。反乱軍の存在を知り、同じようにヴォイドダークや魔将軍、ロスト軍に復讐したいと考えている者がいれば仲間に加え戦力が増強すれば、ヴォイドダークに勝てるかもしれないからだ。キリアは乗り気ではないが、セラフィーヌはクリストの提案に賛成し、反乱軍を結成することを決意する。

反乱軍が結成されたあと、表向きは知る人ぞ知る魔界のリゾート地の一つである毒楽園にロストが侵入したという情報を入手し、彼らはそこへ向かう。ロストと戦っている中、セラフィーヌがピンチに陥る。キリアはセラフィーヌを助けようと奥義を放つ。しかし、同時にある少年もセラフィーヌを助けようとし、奥義を放つ。二人の奥義によってセラフィーヌは助かるが、奥義を放ったキリアと少年は落ち着かない様子。なぜなら、キリアが放った奥義は超魔流といわれるもので、魔界では超有名な大魔拳「ゴルディオン」に教わった技だからだ。キリアは過去にゴルディオンの弟子であったため、この技を使える。しかし、ほかに弟子がいることは当時知らなかった。少年はキリアにその技をどこで盗んだと尋ねる。キリアは盗んでいないこと、また、どこで覚えたのかは答える気はないと返答する。すると少年は正体を暴くべく、最終奥義を放とうとする。しかし、練習中のため失敗し、ゴルディオンの意思を継ぐ者は自分一人で十分だと言い放ち、その場からいなくなる。

毒楽園をロストから救出したのち、キリア達はミニ魔界へと戻る。そこへ、ミニ魔界に侵入者が現れる。その侵入者は黄色いプリニーだった。魔将軍マジョリタが探している黄色いプリニーだが、プリニーを連れている少女はいない。黄色いプリニーはキリアが作ったイワシカレーを盗み、逃げる。どうやらこのイワシカレーはキリアが仲間のプリニーへと作ったものらしい。プリニーは大のイワシ好きであり、キリアの料理は美味しいと周知の事実であるため、プリニー、並びにセラフィーヌ達はどうしても食べたく、もう一度作ってもらうようキリアに頼む。しかし、米がないため作ることができない。それに怒ったキリアを除く反乱軍はカレーを盗んだ黄色いプリニーのあとを追うこととなる。黄色いプリニーはキノコだらけの魔界「魔ッシュルー夢魔界」へと逃げ込み、反乱軍もあとを追うが、そこにはロストが侵入していた。ロストを倒しながら、あとを追っていると黄色いプリニーとロスト軍が待っていた。ロストは黄色いプリニーを襲い、黄色いプリニーは何としてもカレーを持って逃げようとする。しかし、カレーはロストによって台無しになる。黄色プリニーが言うには盗んだカレーはご主人様に届けるべく、盗み、カレーがないとご主人様が大変なことになるとのこと。黄色プリニーはご主人様を助けてほしいとキリア達にお願いする。了承したキリア一行は先へと進み、ロストに囲まれているご主人様を発見する。助けようとするが、その様子は狂暴で口からビームを出すほど恐ろしいものであった。黄色いプリニーが言うにはご主人様は魔将軍の呪いのせいで狂暴化したとのこと。カレーを食べれば治まるがロストから逃げるのに必死で食べる暇がなく狂暴化してしまったが、普段は可愛らしくて、とてもおしとやかな女の子だと言う。狂暴化した少女を見たクリストは僕たちには関係のないことのため関わるのはやめよう、と皆に言う。しかし、ヴォイドダークに苦しめられている者を見たくないキリアと、キリアに助けてもらったことがあるセラフィーヌは助けることを決断する。ロストを倒すものの少女の暴走は止まらず、完全に変身してしまったら戻れなくなると黄色プリニーは言う。クリストは彼女を止めるにはカレーがないとダメ、やらキリアの行動は無駄だったと否定する。しかし、キリアはやるからには完璧を求めると言い、念のために作っていたもう一皿のカレーを取り出し、少女にカレーを食べさせる。少女の狂暴化は治まり、ひと段落し、少女の話を聞いていく反乱軍。

少女の名前は「ウサリア」で、彼女の呪いは魔将軍マジョリタにかけられたものだという。彼女の祖国であり平和主義の悪魔たちが集まる世界「兎兎魔界」へ突如侵略しに来たマジョリタ。兎兎魔界の魔王であり、ウサリアの父を脅迫すべくウサリアに呪いをかけたという。呪いの内容はカレーを食べ続けなければ死ぬというもの。当時のウサリアは辛いものが苦手でありカレーは一番の苦手とする食べ物だったという。しかし今、ウサリアは大のカレー好きである。それは過去に彼女が大好きである両親がいつも甘口なカレーを彼女に作ってくれいたからである。しかし、毎日のカレーにうんざりし、美味しいにも関わらず、まずいと言ってしまい、それが呪いの対象となってしまったのである。そして無事にウサリアを救った反乱軍は彼女を反乱軍へと誘い、新たな仲間を迎い入れる。

ウサリアを新たに仲間へと迎い入れた反乱軍はロストに侵略されている

キリア一行が各自抱えた問題を解決しながら一行はヴォイドダークと戦い、最終的に彼を撃破する。ヴォイドダークはキリア達に撃破されダークの部分(負の記憶や感情)を引きはがされる。ダークな部分が無くなった「ヴォイド」から彼の行いが彼の双子の姉である「リーゼロッタ」を生き返らせるために必要な魔奥義と魔力を集めるためだったと伝えられる。後を託されたキリアはヴォイドの負の記憶や感情(ヴォイドのダーク)が入り込んだせいで暴走した、リーゼロッタを止め、リーゼロッタは無事に復活。こうして一連の騒乱は幕を下ろした。

『魔界戦記ディスガイア5』のゲームシステム

戦闘要素の1つである連携技
右から「クリスト、ウサリア、セラフィーヌ、キリア」

世界観

ステータスやお金などの数値

ディスガイアシリーズはステータスやお金、攻撃値などの数値が桁違いである。1000は軽く超え、万単位や億単位などほかのゲームとは比較にならないほどの数値が存在する。

ユニット

ディスガイアでは物語に関わる「固有キャラクター」、物語には関わらない「汎用キャラクター」が存在する。また、その中でも人型を「人間型キャラクター」、魔物型を「魔物型キャラクター」に分かれる。

戦闘システム

戦闘エリアでの移動

戦闘エリアでの移動は全てマス目状での移動となっている。

行動登録

ディスガイアシリーズ共通の仕様として、キャラクターの行動指令で「攻撃」を指示してもすぐには攻撃を行わない。キャラクターへの攻撃指示は「行動登録」として記録され、総合メニューで「攻撃」を指示することで、行動登録を行った順に攻撃を行う。これは最大4人までの隣接した味方ユニットによる「連携」と、敵勢力に対する攻撃回数によって攻撃力が上がる「コンボ」を処理するためである。

連携

隣接する敵を攻撃する場合、自分に隣接している味方が参加してくることがある。 これを「連携」と呼び、最大で3人の味方が参加し、連携する確率は攻撃時に画面上部に表示される。

コンボ

同じ敵を連続で攻撃することで与えるダメージをアップさせるシステムで、ダメージがアップするのは直接攻撃のみ(特殊はアップしない)。同じ敵を連続で行動対象にするとコンボが発生。

持ち上げる

キャラクター、敵味方、オブジェクト問わず持ち上げることが可能。持ち上げることにより味方の移動範囲を大きくしたり、敵を味方から遠ざけることができ、戦術の幅が広がる。

ふじどん
ふじどん
@FujiDon

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