3D彼女(リアルガール)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『3D彼女(リアルガール)』とは、2011年から那波マオが講談社の漫画雑誌『デザート』で連載していた恋愛漫画。オタクの男子高校生・筒井光が、同級生の美少女・五十嵐色葉から交際を申し込まれたことをきっかけに、他者とのかかわり方を学びながら少しずつ成長していく姿を描いている。また2018年には『3D彼女 リアルガール』というタイトルで、テレビアニメ化と実写映画化された。少女漫画のカテゴリーには珍しく、主人公が男であり、ストーリーも男目線で描かれている。

CV: 津田美波
筒井と伊東と同じ高校のクラスメイトの女子生徒。桃色のストレートロングヘアを高い位置でポニーテールにしているのが特徴的。世話焼きなところも相まって、誰とでもすぐになかよくなれるが、人を見る目がない。筒井に恋愛相談をされたことをきっかけに筒井や色葉、伊東と友達になり、彼らの恋愛模様にアドバイスをするようになる。同級生と付き合っていたが、金銭目的でしか見られておらず、破局してしまう。高梨に猛烈にアピールしまくるが当初まったく相手にされていなかったものの、次第にその人柄が伝わり、徐々に親しくなっていく。

綾戸純恵(あやどすみえ/演:上白石萌歌)

CV:上田麗奈
筒井たちの2つ下の学年の女子生徒で園芸部に所属している。黒のマッシュボブヘアに眼鏡をかけており、地味な見た目ではあるがスタイル抜群である。筒井が落としたアニメ雑誌を拾ったことで彼と知り合う。アニメ好きという筒井との共通点がある。次第に筒井へ想いを馳せるようになり告白するが、失恋する。その後伊東に告白され、恋愛することに戸惑いを覚えるが、ありさに背中を押され付き合うことになる。

高梨ミツヤ(たかなしミツヤ/演:清水尋也)

CV:寺島拓篤
筒井とクラスは違う同級生の男子生徒。桃色のふんわりとした短髪のイケメン。プライドが高く筒井に対して高圧的な態度をとっていた。妹のあんずを溺愛し、母と妹を支えるために大学を目指すなど家族思いな一面ももつ。色葉に思いを寄せていた。筒井にロリコン疑惑を被せて周囲から孤立させる。その企みを引き起こしたのが自分だと色葉にばれたことで失敗に終わる。筒井にロリコン疑惑をかけたことを引け目となる。そのことをきっかけに、筒井たちと次第に仲良くなっていく。

筒井家

筒井紀江(つついきえ/演:濱田マリ)

CV: 橘U子
筒井の母。明るく朗らかでオープンな性格で息子たちと性格は似ていない。20年前は美人で多くの恋愛を経験してきたが、充の一途さに胸を打たれて結婚した。充の浮気騒動が起きた際、筒井は実家がある北海道の長万部に帰らされそうになっていた。

筒井薫(つついかおる/演:荒木飛羽)

画面右が薫

CV: 青木志貴
筒井の弟。小学生。クールで大人びた雰囲気を持つ。兄とは対照的にミツヤの妹あんずと付き合うなど積極的で、毒舌家な一面がある。兄のオタク気質やコミュニケーション下手なところを心配している。

筒井充(つついみつる/演:竹内力)

CV: 堀内賢雄
筒井の父。とある企業で部長を務める、接着剤の研究をしている中年男性。癖のあるショートヘアに眼鏡をかけている。息子の筒井光同様、内向的な性格だが、愛妻家で家族のことを真っ先に考えている。浮気の疑いをかけられても、説得が無理だと思ったらあっさりと弁明を諦めたりする。

その他の人物

高梨あんず(たかなしあんず)

CV: 小岩井ことり
高梨の妹で筒井の弟薫と同級生の小学生。ロングヘアをツインテールにした髪型が特徴的。兄とも仲が良い。迷子になった所に筒井と出会うが、兄に言われるままに声を上げる。そのため筒井にロリコン未遂容疑をかけてしまう。のちにロリコン疑惑をかけた相手が同級生の薫の兄だと知る。その疑惑をはらすため高校に来たことにより色葉が真相を知るきっかけとなる。

五十嵐千夏(いがらしちか)

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