三科栄吉(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

ミッシェル/三科栄吉(みしな えいきち)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「春日山高校(通称:カス校)」に通う、色白なヴィジュアル系の格好をした少年。「死神番長」と名乗り、カス校の不良達を監視している。喧嘩相手のパンツを脱がす事から「パンツ番長」というあだ名もある。本編開始前からペルソナを持っていた。何故か巷で噂の「ジョーカー」に恨まれており、その原因を探る為、彼が仕向ける「復讐」に立ち向かっていく。

噂の怪人・ジョーカーに狙われる事になったミッシェル

子分達が女子生徒を人質にして周防達哉/P2罪主人公を呼び出した事を知り、怒るミッシェル。

珠閒瑠市内にある寿司屋の息子として生まれたミッシェル。寿司屋の息子として店の跡を継ぐ事を強要させられながら育つが、本人はミュージシャンになりたいという夢を持っていた。だが、「武道の達人」である父親相手には頭があがらず、本音を言えない日々が続いていた。

その傍ら、地元の高校「春日山高校(通称:カス校)」に入学したミッシェルは、そこで番長として名をあげていく。いつからか手にしていた不思議な力、ペルソナを使って問題を起こす不良を締め上げ、不良達のまとめ役となったミッシェルは、自らを「死神番長」と名乗り始める。そうしてカス校の番長として子分らを率いて学校生活を送るようになる。

そんなある日、子分らがミッシェルのライバル(と勝手に認定している)、珠閒瑠市内の高校「七姉妹学園(通称:セブンス)」に通う周防達哉(すおう たつや)/P2罪主人公を呼び出す。要件は、ミッシェルと自分達が組むバンドに達哉もメンバーとして入れ、というものだった。セブンスの生徒を人質に子分達が達哉を呼び出した事を知ったミッシェルは、彼らの卑怯なやり方に怒る。だが、ロックをやりたいという自分の為にしてくれた事だというのも理解ができたミッシェルは、やってきた達哉に「死神番長のバンドメンバーになってもらうぜ」と告げる。だがその言葉に、達哉の身を案じて、彼と共にミッシェル達のところまでやってきていたセブンスの生徒・ギンコ/リサ・シルバーマンが「死神番長じゃなくて、パンツ番長の間違いでしょ」とツッコんだせいで、事態は激変する。
「パンツ番長」とは、巷で囁かれているミッシェルのもう一つの番長としての名前だった。喧嘩で負かした相手のパンツを脱がすという変わった特徴を持っていたミッシェルの喧嘩スタイルに、周囲が勝手につけた名前で、ミッシェルはそれを不本意に思っていた。

呼ばれたくない名前で呼ばれた事で、ミッシェルは激怒。ペルソナの力を使って2人を叩きのめそうとする。しかしその時、ギンコと達哉の中にあったペルソナ使いとしての能力が覚醒。ギンコはペルソナを召喚するが、気を失ってしまう。達哉もかろうじて攻撃技を放った後に気絶。さらにミッシェルの方も達哉のその攻撃技をくらった事で、2人と共に気を失い、その場に倒れてしまう。

意識を失ったミッシェル達は夢の中で、不思議な空間を訪れる事になる。そこにはフィレモンと名乗る謎の男がおり、珠閒瑠市で異変が起き始めてる事、このままでは滅びの未来が待っている事を教えられる。さらにフィレモンは、まるで過去に一度ミッシェル達と会った事があるかのような態度を取るが、ミッシェル達には彼と会った記憶がなかった。

その後、フィレモンに現実世界へ帰還させられたミッシェル達。すると目が覚めた矢先、ギンコが今起きたことが嘘ではないと証明する為に、珠閒瑠市で流行っている噂「ジョーカー様」を試してみようと提案してくる。「ジョーカー様」とは「自分の携帯から自分の携帯へ電話をすると呼び出せる怪人」と噂されている人物であり、どんな願い事も叶える力があるとされていた。しかし、呼び出しても願い事を告げなかった場合は、「夢見る心」を奪われ、「影人間」にさせられるという話も存在していた。

「単なる噂であるジョーカー様を試し、噂通りの事が起これば、今見た不思議な夢もただの夢じゃないって事になる」と言うギンコ。ミッシェルは最初こそ乗り気ではなかったが、「怖いんだ」というギンコに煽られ、ジョーカー様を試す事になる。

ミッシェルの子分達も共に参加し、皆でジョーカー様の噂を試みるミッシェル達。すると噂通りジョーカーと名乗る怪人が現れる。ミッシェル達は噂通りに現れた怪人に驚き、言葉を失ってしまう。するとジョーカーは願いがないと判断し、ミッシェルの子分らを影人間にしてしまう。
さらにジョーカーは、なぜかミッシェル達に深い恨みを持っており、復讐をしようと突然ミッシェル達に攻撃をしかけてくる。恨まれる覚えがないミッシェル達は、混乱しながらもジョーカーと戦闘を開始するも力不足で負けてしまう。

ジョーカーはミッシェル達を殺そうとするが、そこでミッシェル達が自分との因縁を覚えていない事を知る。ショックを受けたジョーカーは「こんな状態での復讐には意味がない」と彼らを殺すのをやめる。そして達哉達に、復讐の為に悪魔を差し向ける事を告げ、「自分達のしでかした「罪」を思い出せ」と言い残して、その場を去っていく。

予想外の事態に驚くミッシェルだったが、影人間になってしまった子分達の姿に悲嘆する。こうなったのは自分のせいだと思ったミッシェルは、子分達の仇を討つ為、そして自分とジョーカーの間にある因縁を知る為、達哉達と共にジョーカーが差し向けてくる敵と戦っていく事を決めるのだった。

街に蔓延る噂を追いかけていく中で判明したジョーカーとの因縁

忘れていた過去の出来事を思い出し、泣くミッシェル。

ミッシェル達がジョーカーと立ち向かう事を決めた頃、珠閒瑠市内には「噂が現実になる」という異変が起き始めていた。「噂」に関連のあるジョーカーもその異変に関係があると思ったミッシェル達は、ジョーカーが差し向ける悪魔達と戦いながら、ジョーカーとの因縁を探る為に街で起こる様々な「噂」関係の事件を追っていく事になる。

「噂」を追う最中、ミッシェル達は新たに2人のペルソナ使い・天野舞耶(あまの まや)と黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)を仲間にする。2人とは初対面の筈だったが、ミッシェル達はなぜか舞耶を見た瞬間に懐かしい気持ちにかられる。その理由はわからないままに、ひとまず2人と共「噂」を追いかけていくミッシェル達。様々な「噂」を追いかけ続けた結果、ミッシェルは自分が「夢」だと思っていたある出来事が、過去本当に起きた出来事だという事を知る事になる。

それは10年前の夏、ミッシェルがまだ小学生であった頃。彼はある3人の子供と知り合う事になる。その内の2人は、幼い頃の達哉とギンコだった。3人と仲良くなったミッシェルは、彼らと戦隊モノの仮面をかぶりながら「仮面党」と名乗り、遊ぶようになる。さらにそこへある時から近所の中学生ぐらいの「お姉ちゃん」こと天野舞耶も加わるようになり、ミッシェルは彼らと共に楽しい日々を送っていく。だがそれも舞耶が自分の父が亡くなった事をきっかけに街から引っ越す事になるまでの事だった。お姉ちゃんにいなくなってほしくなかったミッシェル達は、彼女を遊び場であった神社の社に閉じ込める。しかしその晩、神社に放火魔が現れ、神社を焼き払ってしまう。翌日、その事を知ったミッシェル達は驚愕。お姉ちゃんは死んだものだと思い込み、ミッシェル達は自分達の仮面を神社裏に封じ「もう二度と会わない」という誓いのもと、別れる事になる。その後、ミッシェルは当時の記憶を心の奥底に封じ込み、忘れてしまう。だが完全に忘れきる事はできず、時々「夢」として見るようになる。

ギンコと達哉、さらには舞耶もジョーカーを追うまでその事をすっかり忘れていたのだが、全て思い出した彼らはジョーカーが仮面党の残る1人、淳という少年である事に気づく。そうして淳が自分達と同じように「お姉ちゃんが死んだ」と勘違いしており、その罪をミッシェル・ギンコ・達哉に償わせようとしている事を知り、彼の勘違いを正す為、そして過去に縛られている彼の心を助ける為、ジョーカーのもとへ向かう事を決意する。
その時、フィレモンが再び不思議な空間と共に彼らの前に現れ、ミッシェル達に力を貸すようにペルソナの力を強化してくれる。フィレモンはジョーカーが蝸牛山にあるカラコルに居る事をミッシェル達に教え、現実世界へ帰還させる。

ジョーカーとの対決

ジョーカーと対決するミッシェル達。

現実世界へ帰還したミッシェル達はフィレモンに言われた通り、カラコルへ向かう事にする。だが、その最中に大変な事が起こる。なんと珠閒瑠市に「ナチス・ドイツ」の政治家アドルフ・ヒトラーの残党だといわれている「ラストバタリオン」が街に現れたのだ。ラストバタリオンは、淳の父であったセブンスの世界史教師・橿原明成(かしはら あきなり)が書いた本「イン・ラケチ」に記載されていた存在だった。イン・ラケチは、明成が自分と同じ歴史好きな仲間と共に作り上げた本で、「マヤ文明との繋がりで人類の文化の発祥点が珠閒瑠市に存在する」というとんでもない内容が記されていた歴史書だった。しかしその内容がかつてアドルフ・ヒトラーが考えた「人類は滅びの危機に瀕してこそ進化を遂げる」という考え方に近しい点がある事に気づいた明成は、共に本を作ったセブンスの教師・イデアルと共にそれを封じる。その後、明成はラストバタリオンに狙われているという妄想を発症し、それが原因で事故死してしまう。

だが、その「イン・ラケチ」がジョーカーこと、明成の息子の淳により珠閒瑠市の出版社で本にされてしまう。珠閒瑠市内全域にその本が広まった事で、人々が本の内容に関する「噂」を行い、その結果、それらが全て現実となってしまったのである。ミッシェル達はラストバタリオンと戦いながら、カラコルがある蝸牛山へ向かう。しかしその山頂で待っていたのは、カメラマンであった黛ゆきのの師・藤井俊介の死だった。藤井はカメラマンとしてラストバタリオンの行動を写真に収めようとしていたのだが、彼らに見つかり失敗。やってきたゆきのの腕の中で亡くなってしまう。ゆきのは絶望するが、ミッシェル達に励まされ、彼らと共に戦いを続ける事を決意する。

カラコルにたどり着いたミッシェル達は、待ち受けるジョーカーからの差し金を倒しながら、奥へ進む。そうしてようやくジョーカーのところへたどり着く。だがそこに、ラストバタリオン達も到着。敵対勢力が全て揃う事になってしまう。一触触発の空気が場に漂うが、ジョーカーはそんな事を気にした様子はなく、それどころか「父が言っていたことは正しかったのだ」と喜びながら、珠閒瑠市地下に眠っていた巨大宇宙船シバルバーを起動。珠閒瑠市ごと、空へと浮上させる。ラストバタリオン達はシバルバーを手に入れようとシバルバーの中枢へ向かってしまう。ミッシェル達はジョーカーこと、淳の正気を取り戻す為、彼との戦闘を開始する。

想い人との再会、自分のシャドウと向き合うミッシェル

自分の心の闇から生まれたシャドウ(画面真ん中)と対峙するミッシェル(画面左、ギターケースを持った少年)。

激しい戦闘の結果、なんとかジョーカーに勝利するミッシェル達。我に返った淳は、自分がしてきた過ちを悔やむ。するとそこへ亡くなった筈の明成が現れる。しかしそれは本人ではなく、淳ことジョーカーが使っていたペルソナ・ニャルラトホテプが化けた明成だった。実は淳は、ペルソナ・ニャルラトホテプを使っているように見えて、逆に利用され操られていたのである。街で起きていた「噂」の異変もニャルラトホテプが仕組んだ事だった。ニャルラトテップは「仮面党は私が率いる」と言ってミッシェル達の前から去っていく。

ミッシェル達はひとまず、シバルバーをどうにかする為に、それの源動力であるイデアルエナジーを解き放つ事にする。イデアルエナジーは淳がジョーカーの力を使って人々から奪った「夢見る心」の事で、それらは4つの水晶髑髏にしまいこまれ、それぞれ別々の神殿に置いてあるという。ミッシェル達は水晶髑髏がある神殿へ向かう。ナチス軍と仮面党が争う中、なんとかして神殿へ向かうミッシェル達。それぞれの神殿には、ミッシェル達の心の闇から生まれた「シャドウ」が居た。ミッシェルの影は、かつてのミッシェルの初恋の人であるハナジー/華小路雅(はなこうじ みやび)と一緒にいた。ハナジーはセブンスに通う体型がふくよかな女子生徒だったのだが、そこに居たのはスラリと痩せた体型のハナジーだった。驚く達哉とギンコ。そこで実はハナジーが、昔、ミッシェルの事を心無い言葉で傷つけた事が発覚する。ミッシェルとハナジーが出会ったのは小学生の頃。その頃のミッシェルは、太った少年でその事を周囲に馬鹿にされていた。しかし想い人であったハナジーからもその事について言われてしまった事が悲しく、ハナジーに見合う人間になる為に痩せる事を決意する。そうして過酷なダイエットの末、今の自分を手に入れたのである。そしてハナジーの方は、ミッシェルを傷つけてしまった事を後悔し、罰としてミッシェルとは逆に太る事を決意。達哉とギンコが知る体型になってしまったのだ。

しかしミッシェルが今も自分が綺麗に痩せている人間である事を耳にしてしまった彼女は、ジョーカーの力を使って痩せる。それが今のハナジーだった。ハナジーの想いを知ったミッシェルは、彼女を助ける為、シャドウと戦う。自分の振り返りたくない過去を突いてくるシャドウの言葉を振り払い、仲間達と共にシャドウを撃破する。そうしてハナジーに自分の想いを告げる。ハナジーがミッシェルの想いを受け入れた事で2人は結ばれるが、ミッシェルにはペルソナ使いとして、まだやらねばならない事があった。全てが終わったら帰ってくる事をハナジーに約束し、ミッシェルは仲間達と共にイデアルエナジーの解放に戻る。

ニャルラトホテプとの戦闘、待ち受けていた衝撃の終わり

シバルバーの秘密を知り、驚愕するミッシェル、ギンコ(金髪の少女)、達哉(茶髪の少年)、淳(黒髪の少年)。

全てのイデアルエナジーを解放した後、ミッシェル達はシバルバーに乗り込む。シバルバーの中は「人の思考」に左右される作りになっており、道が長いと思えば道が長くなり、罠があると用心すれば罠が生まれる、といった仕組みになっていた。さらには「イン・ラケチ」に記載されていたコールドスリープ中の宇宙人ボロンティックや、神の力を手に入れるべく「噂」の力でもって復活したヒトラーが、ミッシェル達の前に立ちふさがる事態が発生。彼らを撃退しながら、なんとかシバルバーの奥にやってきたミッシェル達は、そこで自分達が訪れるのを待っていたニャルラトホテプとの戦闘を開始する。

激闘の末、ミッシェル達はニャルラトホテプに勝利。するとそこへフィレモンが現れる。フィレモンはニャルラトホテプが自分の半身であり、「人は完全な存在となり得るか」という命題について常々議論を続けていた事を教える。フィレモンはその命題に対して肯定派で人類の営みを見守り続けていたのだが、ニャルラトホテプは反対に否定派だった。そうして人類を破滅に導くことで、人は完全な存在になどなり得ないことを証明しようとして、淳の心に付け入り、今回のような事態を引き起こしたのだった。

するとそこへ突然、イデアルが現れる。イデアルの手には「イン・ラケチ」によって、アンチ・ペルソナ能力を身にまとった聖槍が握られており、「イン・ラケチ」に記載されていた世界の滅びの予言を現実化させようと、それを使ってペルソナ使いである舞耶の胸を貫く。舞耶はその身体を支えようと手を伸ばした達哉の腕の中で亡くなってしまう。その光景を前にしたニャルラトホテプは、「お前達は一つ大きな事学んだ」「どうにもできない事もあるという世の中の理だ」と笑いながら、その場を去っていく。

舞耶を死なせてしまった事に絶望するミッシェル達。するとそんな彼らへ、フィレモンが「一つだけこの現実をどうにかする方法がある」と告げてくる。それは時を戻し、10年前の出会いをなかった事にする、というものだった。そもそもの出来事は、10年前の夏の出来事にあり、それがきっかけとなって淳がニャルラトホテプに取り憑かれる事となってしまった。つまり、あの日の出来事をなかった事にすれば、今までの出来事は起きなかった事になる。しかしそれは、ミッシェル達が共に戦った日々も消えるという事だった。

ミッシェル達は迷った末に、フィレモンの提案を受け入れる。そうして、フィレモンの力を使って10年前の出来事をなかった事にするのだった。

『ペルソナ2 罰』

「JOKER化」し、「新世塾」に捕らえられてしまった同校生・杉本を助けに敵地へ乗り込んだ、罰の世界のミッシェル。

10年前の夏をなかった事にしたミッシェルは、新たな現実世界(通称:こちら側)で生きる事になる。もちろん、罪の世界(通称:むこう側)での出来事は何一つ覚えていない。さらにハナジーとは恋人同士として仲良く過ごしていた。カス校の番長としても名をはせ、ペルソナが使えない事以外は罪の世界と何も変わらない生活を送る。

だが一方で、世間には「JOKER」と呼ばれる怪人の存在が噂されていた。JOKERは「自分の携帯から自分の携帯にかけ、出た相手に殺して欲しい相手の名前を告げると代わりに殺してくれる」怪人として噂されており、実際にいくつかJOKERのものらしき殺人事件が世間では発生していた。ある日、カス校の生徒・杉本が逆恨みでミッシェルをJOKERに殺してもらおうとする。だがその頃、街にはテレビワイドショーのせいで「JOKERという存在は唯一の存在ではなく、不特定多数の存在である」という新しい噂が広まっていた。むこう側の珠閒瑠市と同じく「噂が現実になる」異変が起きていた珠閒瑠市では、新たなJOKERに関する噂が現実化。JOKERに殺害を依頼した人間が「JOKER化」する異変が起こるようになってしまっていた。

JOKERになってしまった杉本は、新世塾と呼ばれる機関にさらわれる。そこはむこう側の世界の出来事を繰り返そうとするニャルラトホテプが人々を操る為に拠点としていた場所だった。ミッシェルは、杉本を救う為、新世塾の研究所へ1人乗り込む。しかし、ペルソナ能力もないこちら側のミッシェルは、直ぐに研究所の人間に捕まってしまう。そこへJOKERを追いかけていたこちら側の舞耶とその仲間達がやってくる。ミッシェルは彼女達に助けられ、事情を話、杉本の救出へ向かう。だが時既に遅く、杉本はJOKERに飲み込まれ化け物になってしまう。杉本と戦闘をし、彼を倒す事になる舞耶達。倒れた杉本の姿に彼が死んだと勘違いしたミッシェルはショックを受けるが、杉本はまだ息があり、病院へ運ばれる事となる。

その後は再び元の生活に戻る事になるミッシェルだが、しばらくした後、かつてむこう側の重要人物であったギンコ・淳と共にニャルラトホテプに捕らえられる事態が発生する。その頃、舞耶と達哉だけは、むこう側の記憶を持ってこちら側の仲間達と共にニャルラトホテプを倒そうとしていた。そこでニャルラトホテプがミッシェル達を捕まえた事を知り、舞耶達は彼らの救出に向かう。おかげで、ミッシェル達は無事に舞耶達に救出される事になる。

その後、達哉と舞耶達はニャルラトホテプと最後の戦いを行う。彼らに破れたニャルラトホテプは消滅。だが、全てはそれで終わりではなかった。実は世界で起きていた異変の原因には、達哉自身も関わっている部分があった。むこう側で記憶を失う寸前、全てを忘れる事を恐怖してしまった達哉。そのせいで、むこう側の達哉の「意識」がこちら側の達哉の意識を乗っ取ってしまう。本来ならありえない事象の影響から、こちら側にいる人々のむこう側での記憶がデジャヴするようになる。その結果、むこう側のパラレルワールドとして存在していたこちら側とむこう側の境界が曖昧になる事態が発生。このまま達哉がこちら側に残り続けていれば、いつかこちら側がむこう側に飲み込まれてしまう可能性があった。

達哉は自分の犯した罪を償う為、向こう側の世界へ帰る事を皆に告げる。皆は達哉を止めようとするが、達哉はその制止をやんわりと拒んで1人むこう側の世界へ去っていくのだった。

ミッシェル/三科栄吉の関連人物・キャラクター

周防達哉(すおう たつや)/P2罪主人公

2枚ディスクで構成されている『ペルソナ2』において、1枚目のディスク『ペルソナ2 罪』の主役を務める少年。2枚目のディスク『ペルソナ2 罰』でもキーキャラクターとして登場する。『ペルソナ』シリーズにおける主人公にしては珍しく、ゲーム内でのデフォルト名が存在しているキャラクター(なお、名前を自由に変更可となっている)。
『ペルソナ2』の舞台「珠閒瑠市」にある「七姉妹学園」の3年生。年は18歳。兄が1人いる。幼い頃、大切な友人から貰ったジッポライターを常に持ち歩いており、作中では時々開け閉めをして遊んでいるさまが見られる。文武両道な上にルックスも良い為、女子生徒からの人気は高い。クールな性格で、過去に尊敬していた父が冤罪を着せられた事で失望した事をきっかけに、家族やとの馴れ合いを嫌い1人で居る事を好んでいる。だが本当は非常に仲間想いな心優しい少年であったりする。そのような「完璧人間」の代名詞のような人物からか、ナルシストな一面を持つミッシェルからは「ライバル」として認定されている。

renote.jp

ギンコ/リサ・シルバーマン

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黛ゆきの(女神異聞録ペルソナ・P1)の徹底解説・考察まとめ

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ゆきのさん/黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「御影町」にある「聖エルミン学園」に通う姉御肌な女子高生。物語展開が2パターン存在する『女神異聞録ペルソナ』において、「雪の女王編」と呼ばれる物語のメインメンバーとなっている。恩師・高見冴子の身体を乗っ取り、聖エルミン学園を凍りつかせた「雪の女王」を倒す為、ペルソナ使いの力を使い、「雪の女王」の用意した「塔」の守護者達との戦いに挑んでいく。

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ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

『ペルソナ』とは、株式会社アトラスより発売されているジュブナイルRPGシリーズである。全世界累計売上本数が1300万本越えの大人気ゲームとなっている。その人気の理由の1つにあるのが、ゲーム本編を彩る楽曲達の存在がある。魅力的な楽曲で多くのファンの心を掴んでいったペルソナの音楽は、人気が高まった結果両国国技館を舞台にライブを行ったり、リズムゲームまで発売するまでに至っている。ペルソナの魅力を語る上で外せない要点である。

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隠れた名作!ペルソナ2 罪・罰の徹底解説・考察まとめ【P2】

隠れた名作!ペルソナ2 罪・罰の徹底解説・考察まとめ【P2】

『ペルソナシリーズ』はシステムや世界観が一新された『3』以降の作品が有名だが、『ペルソナ2』も負けず劣らず名作である。『罪』と『罰』の2部作で構成された本作品は、珠閒瑠市(すまるし)で起こる不可解な出来事を中心に描かれる。事態の解決にあたる主人公たちは、ニャルラトホテプという集合的無意識におけるダークサイドの化身に翻弄されていく。

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ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

『ペルソナシリーズ』では、主人公や仲間が困難に立ち向かい、成長していく様子が描かれる。主人公はストーリーの導入として序盤から不幸な目に遭っている場合が多い。中でも『ペルソナ2』の周防達哉は最後まで報われないことで有名である。 ここでは『ペルソナシリーズ』歴代主人公の不幸な要素をまとめた。

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ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

『ペルソナシリーズ』に登場する重要な用語である「ペルソナ」や「シャドウ」は、ユング心理学に由来する言葉だ。ペルソナ4では仲間たちが自身のシャドウと向き合うことでペルソナを獲得するという流れになっており、これらの語句がストーリーと密接に関わっている。 ここではユング心理学ではどのように説明されているのかを交えて、「ペルソナ」や「シャドウ」について解説を行う。

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