SUPER BEAVER(スーパービーバー)とは【徹底解説まとめ】

SUPER BEAVERとは、2005年に結成された4人組ロックバンド。2009年にメジャーデビューし、2011年にインディーズへと活動の場所を移した。順風満帆に見えた彼らには様々な苦労があった。だが自分たちのやりたい音楽と向き合った結果、今でも日本のロック界を走り続けている。2020年に結成15周年を迎え、同時にメジャー再契約を発表。今までの経験と日本語をフル活用した真っ直ぐな歌詞は、彼ら最大の魅力である。

2021年3月31日リリース

1. 歓びの明日に
2. それでも世界が目を覚ますのなら
3. あなた
4. ありがとう(ドラマver.)
5. ありがとう(バンドver.)
6. らしさ
7. 証明
8. 愛する
9. ことば
10. うるさい
11. 青い春
12. 青い春 〜10th Anniversary ver.〜
13. 秘密
14. 美しい日
15. 全部
16. ひなた
17. 正攻法
18. ラヴソング
19. 閃光
20. 予感
21. ハイライト
22. ひとりで生きていたならば
23. 自慢になりたい
24. 突破口
25. アイラヴユー
26. パラドックス
27. 東京流星群

SUPER BEAVER初のミュージックビデオ作品集である。2012年リリースの「歓びの明日に」を始め、最新ミュージックビデオの「パラドックス」までを網羅しており、結成15周年を締めくくるにふさわしい作品集になっている。

SUPER BEAVERの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

人として

アルバム『27』の収録曲。松岡茉優主演のドラマ、『その「おこだわり」私にもくれよ!!』のOPテーマ。人としてかっこよく生きていたい、というシンプルな歌詞だが、聴く人の心に刺さるバラード。ライブでも人気のある楽曲。

ひとりで生きていたならば

2020年6月10日にSony Recordsから発売。メジャー再契約とともにリリース情報が解禁された。ストリングスアレンジを加えた壮大なミディアムバラード。中条あやみ主演映画『水上のフライト』の主題歌に決まり、MVにも本人が出演している。「SCHOOL OF ROCK!」にゲスト出演した際、作詞作曲を担当した柳沢は「一度メジャーを離れて4人で活動しているときに、躍起になって4人でやろう!と思えば思うほど、4人だけで成り立つことって全然ないんだな、ということをすごく感じたんですよね。僕らの歩みというのは、そういう中で出会ってきた人と紡ぎあげてきた時間だと思っていて、いろんな人の顔が浮かぶというか。それって本当に嬉しいことだよなというのを、今一度声にしたくて、歌にしたくて作ったのがこの曲です。」と語っている。

らしさ

2014年に発売された通算6枚目のシングル。アルバム『愛する』に収録されている。テレビアニメ『ばらかもん』のOPテーマ。この曲について「自分たちが今歌いたいことを歌っただけ」と渋谷はインタビューで答えている。メジャーデビュー当時、周りの大人たちに従うのが正しいと思っていた彼らは、「自分らしさ」が分からなくなってしまった。そんな当時の経験が反映されている歌詞は、アニメの内容とリンクしているため、"泣ける"とアニメファンにも人気の曲である。

27

アルバム『27』の収録曲。作詞作曲を担当した柳沢は、ジミ・ヘンドリックスやカート・コバーンなどのロックスター達が他界した、同じ27歳になった時の心情をこの曲に描いた。大人になった自分を唄う歌詞に共感する人も多い。

突破口

2020年10月21日にメジャー再契約第2弾シングルとしてリリース。テレビアニメ『ハイキュー!!TO THE TOP』第2クールOPテーマに起用され話題となった。今を大切にしたいという力強い意思が歌われるアグレッシブなロックチューンになっている。

SUPER BEAVERの名言・発言

渋谷龍太「努力は時としてしっかり人を裏切るし、叶わない夢だっていくつもいくつもある。そういうことではなくて、やりたいんなら、続けてないと」

ボーカルの渋谷は、熱く力強くファンひとりひとりに語りかけるようなライブMCをする。その言葉に涙するファンも多い。「京都大作戦2019」では「諦めなければ夢は叶うだとか、努力は人を裏切らないだとか、その類のことを言いにきたわけではありません。努力は時としてしっかり人を裏切るし、叶わない夢だっていくつもいくつもある。そういうことではなくて、やりたいんなら、続けてないと。そういうことを音楽と姿勢で表せたらと思ってます」という言葉を残した。

渋谷龍太「目の前にあなたがいてくれるというこの事実は、俺たちにとってはかけがえのない宝物です」

「都会のラクダ"ホール&ライブハウス"TOUR2019〜立ちと座りと、ラクダ放題〜」では、「目の前にあなたがいてくれるというこの事実は、俺たちにとってはかけがえのない宝物です」とファンに感謝の思いを伝えた。「"生きてて良かった"と思わせてくれた、あなたの"生きてて良かった"になりたいです。そうやって繋がれていることが何よりも宝物です。財産です。それしか持ってません。地に足つけて精進して、バチバチかっこいいバンドマンやってきますんで、安心してついてきてください」とファンにメッセージを送った。今までの経験や出会いから紡がれる言葉だからこそ、ファンの心に届いている。

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