魔入りました!入間くん(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔入りました!入間くん』とは『週刊少年チャンピオン』2017年14号から連載している西修のファンタジー漫画作品。主人公の鈴木入間はクズな両親に売られ、魔界の大悪魔・サリバンの孫となり、彼が理事長を務める悪魔学校・バビルスに入学する。非力な人間の少年なのに非偶然と勘違いで天才扱いされる事に困惑していた入間だが、バビルスで出会う個性的な仲間と絆を育むうちに、彼らと肩を並べる一人前の悪魔を目指すという目標ができる。

「メロメロにしてやるぜ」と入間に宣言するクララ。

自分に色気がない現実を思い知らされ、すっかりしょげてしまうクララ。ポツンと落ち込んでいると入間が迎えに来て、「1人ですぐどっかに行っちゃうけど、女の子だから危ないよ」と心配する。入間に女の子扱いしてもらって舞い上がったクララは、将来「メロメロにしてやるぜ」とキュートな笑顔で宣戦布告し、入間は不覚にもドキリとする。
アメリと互いに高みを目指す約束をした入間は、位階を上げる為に処刑玉砲の特訓を始める。これは魔界のドッジボールだが、ただの人間の入間は悪魔と比べて体力が劣り、自分の役立たなさを痛感する。アリスは入間を地下運動場に連れて行って特訓を施す。1週間後に行われる処刑玉砲の試験に合格すれば位階が上がるかもしれないのだ。アリスとクララが呪いの傀儡人形を何体も用意し、入間とドッジボールをしていると、問題児クラスの面々も面白がってやってくる。
彼らが投げたボールで危うく大怪我しかける入間。処刑玉砲では魔力の使用が禁止されておらず、一歩間違えば命を落とす危険な競技だった。
帰宅した入間は、どうすれば処刑玉砲で勝てるかサリバンに相談する。サリバンは自分が悪食の指輪に込めた魔力を使えばいいと仄めかすが、入間はズルを拒む。ならばとサリバンは入間の手に魔力をこめ、悪魔が投げるボールを受け止められる程度に強化する。

学校ではアリスとクララ、屋敷ではオペラに処刑玉砲の特訓を受ける入間。

サリバンが去った後はオペラがコーチとして入間をしごく。特訓の内容は過酷だが、スポーツの楽しさに目覚めた入間の顔は生き生きと輝いていた。
学校と家で練習浸けの毎日を送る入間。そんな彼の頑張りに対し、悪魔らしくないと感動するアリスとクララ。悪魔とは本質的に飽きっぽく気まぐれな生き物で、入間のように1つの事に打ち込めるのは非常に稀有な資質だった。
いよいよ位階昇級試験を兼ねた処刑玉砲の試合当日、入間は「恐怖を感じたら前へ出るのです」というオペラの言葉を胸に、気合十分で出陣する。試合前にカルエゴがルールを説明する。大枠はドッジボールと一緒だが、外野が内野を当てても内野に入れず、魔術はボールのみにかけると制限されていた。昇級の評価はチームの勝敗やあてた悪魔の位階の高さで決まる。Aチームはサブロやアリス、クララ。Bチームは入間をはじめ位階の低い生徒ばかりだった。入間を補佐したいアリスはチーム分けに抗議するが取り合ってもらえず、ならばと敵陣から入間を助けることにする。試合は進み、Bチームは健闘していた。お互いの内野も減っていき、遂にアリスと入間の1対1の対決となる。

1対1の勝負に挑むアリスと入間。

手抜きをして入間を勝たす事を考えるアリスだが、正々堂々挑む入間の真剣さを受け、自らの浅はかさを恥じる。「自分はなんと馬鹿なことを思っていたのだ、全力には全力で戦うのが礼節だ」と思い直したアリスの殺気に圧倒される入間だが、オペラのアドバイスに背中を押され、恐怖を克服して前に出る。アリスが放った火球を体当たりでキャッチして投げ返す入間。そのボールは見事アスモデウスへ命中し、入間のBチームが勝利する。完敗したアリスは「やっぱり入間様には叶いません」と清々しく笑い、入間は晴れて位階2に昇級した。
バビルスには師団が存在する。これは人間界の部活にあたり、バビルスには個々人の趣味や野望の数だけ師団があった。優秀な人材を獲得したい師団はルーキーハントに力を入れる。首席入学した名門一族のエリート・アリスには当然勧誘が殺到するが、それを炎のバリアで弾く。アリスとクララは入間と同じ師団にすると最初から決めていたのだ。
上級生が勧誘のチラシを配る中、アリスは入間に群がる先輩たちを撃退していく。問題児クラスの面々は「それだけ魔力があるから引く手数多だよな」と入間を羨むが、それはサリバンが指輪に込めた魔力のおかげだと入間は後ろめたくなる。その時急に指輪が光り、入間が引っ張って行かれる。指輪に導かれたのは魔具研究師団だった。物置のようなボロい師団室を覗くと、緑髪の先輩が吐血して倒れている。彼の名前はアミィ・キリヲ。不思議な器具や装置を発明・収集する魔具研究師団の、現在1人きりの団員だった。

魔具研究師団の現在1人きりの団員、アミィ・キリヲ。

入間はキリヲの看病をする。回復したキリヲは、入間に魔具の説明をする。魔具とは魔力をエネルギーとして動かす道具であり、魔力が少ない悪魔の補助装置なのだそうだ。彼は魔力増強魔具「ガブコちゃん」を開発したが、試運転中の爆発に巻き込まれて倒れていたのだ。入間は周囲に散らばった部品集めを手伝い、あっというまにガブコちゃんを修復する。人間界にいた頃壊れている部品を集めたり、家電の修理で実践を積んでいたのだ。
生まれ持った魔力が弱いキリヲは、魔具を介する事で高位階の悪魔との差をな埋め、上下関係がなくなればいいと考えていた。魔界では魔力の弱い悪魔が差別・迫害される傾向にあり、名門と言われるキリヲの一族内でも例外はない。自身に魔力がないことを引け目に感じていた入間は、平等を尊ぶキリヲの精神に共感し、魔具研究師団への入部を決める。アリスとクララも便乗して入部する。バビルスでは新入生を歓迎するバトラパーティーというイベントがある。これは人間界の文化祭に似たもので、各自の師団が特色を押し出した催しを考えるのだった。魔具研究師団も勿論これに参加する。
一方サリバンは魔界塔(バベル)の665階で行われる十三冠の集いに出る。これは魔界を統治する13人の高名な悪魔が集まる会議なのだが、魔王の座が空位なので、実質12人での会議となる。十三冠の集いでは次代の魔王決めが議題になる。魔王は十三冠の中でもトップ3の三傑から選出されるが、最有力候補のサリバンはのらりくらりと逃げまくる。

十三冠の中でも上位の実力者、三傑。

三傑の他2人は孫を溺愛しており、会うたび孫自慢をくり広げる。サリバンは仲間外れにされるのが嫌で、入間を孫に迎えたのだった。互いの孫写真を見せびらかして盛り上がる三傑だが、「面倒くさい」とぼやいて誰も魔王になりたがらず、会議はお開きとなる。
そこへアメリの父親であるアザゼル・アンリが登場、サリバンに人間界への不正渡航の容疑をかけ引っ立てていく。サリバンは魔界の警察署にあたる魔官署に拘留され、オペラが入間の面倒を見ることになる。
翌日バビルスでは新入生がそわそわしていた。バトラパーティーには父兄が見学に来るのだ。人間界にいた頃は両親が授業参観に来ず、そもそも学校にすらまともに行けてすらいなかった入間は、サリバンが来ると思って緊張する。
サリバンが不在の間、理事長代理として指名されたカルエゴは、バトラパーティーの準備に大忙しの師団を見張る。
魔具研究師団でも催し物の準備が進んでいた。魔具研究師団は廃部寸前の弱小師団なので、バトラパーティーでは是非とも目立って存続を叶えたいと抱負を語るキリヲ。入間・アリス・クララも、先輩の意志に賛同する。キリヲは魔力が弱い落ちこぼれ故親に見放され、前回のバトラパーティーには親代わりが来てくれたらしい。
バトラパーティー数日前、魔具研究師団に与えられたスペースを見にきた入間たちは唖然とする。そこは他師団と比べ1/5ほどの面積しかない。師団としての実績がなく部員も少ないので、露骨に扱いが悪いのだ。入間たちは額を突き合わせ、どんな催しをするか相談する。そこで入間は打ち上げ花火を提案する。打ち上げ花火なら狭いスペースを有効活用できるし、魔界には存在しなから目立てるというのが理由だ。しかし入間以外のメンバーは花火を見た事がない為、作り方がわからない。入間は「初恋メモリー」8巻に花火を打ち上げるシーンがあるのを思い出し、貸してくれないかとアメリに直談判する。父からの預かり物だと最初は渋ったアメリだが、花火を見たい誘惑には勝てず、入間を信頼して漫画を渡す。
学校に泊まりこんで花火を作る入間。アリス・クララ・キリヲと怪談や枕投げをし、楽しい一夜を過ごす。途中でキリヲが抜けて電話に出る。

キリヲと共謀しバビルスの破壊を企てる十三冠の1人・バール。

その相手はキリヲの親代わりの人物だが、なんとキリヲと共謀し、バビルスを潰す計画を立てていた。しかも電話の人物は魔官署に手を回し、理事長のサリバンを足止めする徹底ぶりだ。
遂にバトラパーティーの開催日がやってきた。バトラパーティーとは師団に入会した1年生のお披露が主旨で、前夜祭・本祭・後夜祭の3日に渡って行われる。参加は全学年可だが、上級生は実習などで多忙で、実質は3年生までが活躍する祭典だ。主役は勿論1年生で、場所は前庭と中央庭に決まっている。素晴らしいパフォーマンスをした師団には豪華特典が進呈されるとのことで、盛り上がりぶりは尋常ではない。
魔具研究師団では花火作りが大詰めに入っていたが、キリヲは隠し部屋にこもり、バビルスを吹き飛ばす準備をしていた。そこへひょっこり入間が迷い込む。またしても悪食の指輪に導かれたらしい。
隠し部屋にはマジックミラーのような窓がある。キリヲは人だかりのできた校庭を見下ろし、
「上から見てたら誰がランクが高くて低いかなんてちっとも分からない。みんな同じ。差なんてない。そんな綺麗な世界を無性に見たい」
と呟く。

バトラパーティーで特賞を狙おうとキリヲに力説する入間。

それを聞いた入間はキリヲの手を掴み、「特賞を狙いませんか」と持ちかける。弱小師団である魔具研究師団が特賞をとれば、位階など関係なく努力は実を結ぶのだと、周囲に認めさせることができる。
前夜祭当日、入間・アリス・クララは作戦会議をする。本祭へのカウントダウンの鐘が鳴り終わると同時に花火を打ち上げるのが彼らの計画だった。最終チェックをしていた入間は、花火の核となる玉が抜かれているのに気付く。入間・アリス・クララは常に3人一緒に行動していたので、消去法で犯人はキリヲとなる。
魔官署ではサリバンの取り調べが行われていた。人間(入間)を魔界に連れて来て、手元においている疑いをかけられるサリバン。それをタレこんだのは十三冠の1人、バールらしい。
入間たちは玉を持ち去ったキリヲを必死に探す。早くしないとカウントダウンに間に合わない。アリスはキリヲへの不信感を口にするが、入間はどこまでもキリヲを信用し、「きっとなにかわけがあるんだ」とアリスを宥める。
キリヲの共犯はバールだった。彼とキリヲはバビルスを破壊する為に裏で暗躍していた。
日が暮れたのを合図に大規模な爆発が起き、透明な壁で廊下が分断される。生徒たちは不可視の壁の内側に閉じ込められる。消えたキリヲの怪しい行動と校内の異状をすぐさま結び付けた入間は、この透明な壁こそ彼の能力だと見破る。

キリヲが出した透明な壁を破壊するカルエゴ。

教師陣も当然この異状に気付き、カルエゴは自身の使い魔、「番犬の鉤爪(ケルベロビュート)」で壁を破壊する。しかし即座に修復される。
生徒たちの混乱を避ける為、カルエゴはこの異常事態を魔術開発バトラとゲームバトラの共同サプライズゲームと称し、見えないバリア迷路に挑戦して一番に中央広場に到着した生徒に景品を贈るとアナウンスする。続々と校庭に避難する生徒たち。
キリヲは隠し部屋から校庭を見下ろし、ガブ子さん改め学校ぶっ壊すさんのスイッチを入れようとする。
そこへ入間が乗り込み、「何故こんなことを」と立ち竦む。キリヲは入間を歓迎し、嬉々として身の上話を始める。
キリヲは魔界有数の名門の生まれだが、魔力が少ない落ちこぼれだったせいで、母親にすら忌み嫌われていた。キリヲはスパルタで知られる小学校「悪童の園」に放りこまれたが、そこでも魔力が弱い子供はいじめられた。しかしキリヲは1人の女の子と親しくなる。ある日いじめっ子がキリヲと女の子を捕まえ、女の子が大事にしているイヤリングを奪い、断崖から投げ捨てる。魔力のバリアでキャッチしたキリヲだが、成功した途端に気が抜け、イヤリングは谷底に落下していった。ショックと絶望で凍り付く女の子。キリヲはその表情にたまらなく興奮し、他の悪魔が嘆き悲しむ表情をもっと見たいと望むようになった。彼は生粋の変態だったのだ。
やがてバビルスに入学したキリヲは魔具研究師団に足を運び、当時在籍していたバールと出会うのだが、キリヲが入部を希望した動機は「同類がほしい」というものだった。他人の絶望した表情に興奮するキリヲの異常性癖を知ったバールは、「それのどこが異常なんだ?元祖返りだ」と嘯く。元祖返りとは悪魔本来の残忍で冷酷、人の血や涙を好む性質をさし、稀にこの傾向を持った悪魔が生まれる。「今の魔界は生温くて吐き気がする。だから魔具研メンバーともう一度魔界をカオスにしたい」と豪語するバールに共感し、キリヲはまず手はじめに、高位階の悪魔を数多輩出するバビルスを潰そうと決めたのだ。
バトラパーティーが蹂躙された生徒たち、さらには彼らを見に来た保護者たちの絶望の表情を妄想し、うっとりと涎をたらすキリヲ。しかしキリヲの予想に反し、入間は全く絶望していない。
「絶望はしない。絶望しても何も変わらない。お腹も膨れない」
過酷な人生を歩んできた入間は絶望の無意味さを痛感していた。入間はキリヲを止める決意をする。中庭では本祭へのカウントダウンが始まっている。爆弾は日付変更と同時に爆発する。

「パンドルーラ」は悪食の指輪の魔力を全開放する禁断の呪文だった。

入間は「パンドルーラ!」と禁断の呪文を唱え、校舎を覆う透明なバリアを打ち破る。それは悪食の指輪の力を最大限引き出す言葉だった。爆弾は不発に終わり、代わりに魔道具研究師団の花火が打ち上がる。初めて見る花火に感動するバビルスの生徒と教師たち。
カルエゴと共に行動していた新人教師のバルスは魔術「一射集中」の使い手であり、狙ったものに必ず命中させる弓の達人だった。バルスはサリバンが拘留されてる魔官署に矢文を送る。手紙を読んだサリバンは魔官署から脱走し、バビルスへ到着。生徒の避難誘導を終えた教師陣に召集をかける。
キリヲの計画は失敗に終わったが、彼は全く反省の素振りなく、自分自身の絶望した顔もなかなかよかったと悦に入る。キリヲは自分みたいな元祖帰りはまだまだいるから気を付けろと入間に警告し、魔官署へ連行されていった。
入れ代わりに隠し部屋に訪れたサリバンは、「実害が出てないから減刑もありえる」とキリヲを心配する入間を慰め、窓辺へと連れて行く。
中庭は花火のサプライズに大盛り上がりだった。喜ぶ生徒たちの様子に嬉しさがこみ上げる入間。入間が花火の仕掛け人だと知った生徒たちは、盛大な歓呼で彼を迎える。入間は中庭に向かい、ここぞと師団のアピールをするが、彼が紹介したメンバーの中にはキリヲもしっかり含まれていた。入間の中ではキリヲはまだ先輩だった。彼が帰ってきた時の為に、魔具研究師団を守り続けようと入間は誓うのだった。

サリバンやオペラとバトラパーティーを満喫する入間。

翌日、入間はサリバンと一緒に屋台巡りを楽しむ。アリスには母親が、クララには家族総出で、それぞれ父兄が見学にきていた。入間はサリバンやオペラとの団欒を楽しむ。
最優秀師団は後夜祭で発表された。3位から順に読み上げられるが、魔術研究師団の名前はない。発表が終わると同時にカルエゴがスピーチに立ち、「本来教師に相談すべき危険なことを、自分たちの力だけで何とかしようとしたバトラがある」と発言。校則に照らせば懲罰に値するが、学校中から称賛を得た為に、その師団には新たに設けられたトリッキーで賞が授与された。
トリッキーで賞に輝いたのは魔具研究師団だった。大喜びする入間・アリス・クララ。入間の位階は2→3に上がる。
その後入間は問題児クラスの1人クロケル・ケロリが悪魔のアイドル、アクドルとして活動しているのを知り、熱で倒れた彼女の代理にライブで女装して唄ったり、バビルス2年生のエリゴス・シネルが「おしとやかなアメリを見てみたい」という欲望からアメリに魔法をかけてしおらしいヒロインに生まれ変わらせたせいで翻弄されたり、立て続けにトラブルに見舞われるものの、それらを仲間と力を合わせ乗り越えていく。アクドルとして頑張るケロリを応援し、魔法が解けて元に戻ったアメリと距離を縮める中で、周囲の悪魔の事をもっと知りたいという欲求が芽生える入間。
入間が2→3に昇級すると同時に、悪食の指輪との会話が可能になる。指輪から現れた単眼の紳士はアリクレッドと名乗り、指輪の化身だと入間に告げる。

アリクレッドの魔法で尊大な俺様キャラに豹変した入間。

ある朝目覚めた入間は性格が180度変わっていた。傲岸不遜、唯我独尊な俺様キャラに豹変した入間に驚く周囲。入間の性格改変の原因はアリクレッドがかけた魔法だ。悪魔の本質を知るには悪魔に近い行動様式になるのがいいというのが理由だった。悪魔には悪周期というものが存在し、これは破壊衝動や犯罪行為など、悪意への欲求が高まる定期的な発作をさす。アリクレッドの存在を知らない問題クラスの面々は、入間に悪周期が来たと誤解する。
一方問題児クラスでは異臭騒ぎが持ち上がっていた。問題児クラスの教室はゴミ処理場の近くに位置していたのだが、それ故ゴミ処理場まで行くのを面倒がったよそのクラスの生徒が、教室の前にゴミを置いていくのだった。おまけに他の教室と隔離され不便だと、問題児クラスの面々の間で不満が噴出する。そこで入間が提案したのはロイヤルワンへの移動だ。ロイヤルワンとは魔王が学園在籍時に使っていた特別に豪華な教室だが、現在は伝説化され、学園に徹底封鎖されていた。それというのもロイヤルワンには次代の魔王にふさわしい選良しか入れず、そんな逸材はまだバビルスにも現れていなかった。
入間はクラスメイトを引き連れ担任のカルエゴに直談判にいく。入間はカルエゴにアブノーマルの全員でロイヤルワンへ移動したいと訴え、それに対しカルエゴは教職員全員の許可証を3日以内に集めたら承諾する、と条件を出す。
しかしクラスメイト達はロイヤルワンへの移動にそれほど乗り気ではなかった。許可証を集めるのは怠いし、ゴミの悪臭には参るが今の教室でも然程困ってないというのが理由だ。そんな向上心に欠けるクラスメイトらに、入間は「見下されてるアブノーマルクラスがロイヤルワン入りしたら、学園中があっと驚くぜ」と発破をかける。アブノーマルクラスというだけあって問題児ぞろいのクラスメイトらは、自分たちの行動が学園中をひっくり返すと入間に説かれ、許可証集めに俄然意欲を見せる。
入間のクラスメイトのアンドロ・M・ジャズことジャズは、『盗視(ピット)』という家系能力を持っていた。盗視を使えば対象が何をどこに隠しているか、どんな風に手を動かせばそれをバレずにスレるかわかるのだ。

『魔入りました!入間くん』の登場人物・キャラクター

主要人物

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