CHAOS;CHILD(カオスチャイルド・カオチャ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『CHAOS;CHILD』とは、2014年12月18日に発売されたXboxOne用のゲームソフトであり、2017年にアニメ化がされた。略称は「カオチャ」。「科学アドベンチャーシリーズ」の第4弾で、シリーズ第一弾の「CHAOS;HEAD NOAH」の後継作である。
渋谷は、6年前に起きた大災害『渋谷地震』から復興した。新しく設立された『碧朋学園』に通う宮代拓留は、所属している新聞部の活動の一環として街で起こった事件を追っていく。そして拓留は、渋谷の街を巻き込む事件へと足を踏み入れていく。

久野里澪(くのさとみお)

CV:真田アサミ

「ニュージェネレーションの狂気の再来」事件を追う碧朋学園の3年生。しかし、学校にはほとんど行っていない。常に白衣を着用している。誰に対しても威圧的な話し方をする。事件解決をするために神成刑事と協力している。ギガロマニアックスやディソードについても知識がある。かつては「STEINS;GATE」の牧瀬紅莉栖とも共同で研究していた。澪は紅莉栖のことを「天才」と称し、地震のことはあくまで「秀才」であると言っている。
金欠のため、ボロアパートに住んでいて、部屋の中は衣服などが散らかっていて汚い。かつてのギガロマニアックスのデータをもとに自作のディソードを作成したが、単なる金属の塊で、乱雑に部屋に置かれている。

香月華(かづきはな)

CV:仲谷明香

碧朋学園の1年生で、新聞部の情報管理を一手に請け負っている。ネットゲーム好きで、部室ではいつもPCに向かっている。ゲームで腹が立つと壁を殴る癖があり、その事で拓留たちが頭を悩ませていた。かつて、能力を利用して友人を傷つけたことがトラウマとなり、会話は「ん」だけで済ませるなど、トリガーとなる発語を自ら禁じている。前作「CHAOS;HEAD」の主人公である西條拓巳とも繋がりがある。

サブキャラクター

南沢泉理(みなみさわせんり)

CV:ブリドカットセーラ 恵美

乃々のクラスメートであった少女で、殻に閉じこもり、常に暗い表情をして何をやっても冴えない性格。AH東京総合病院の地下施設の被験者で、6年前の地震で死亡したと思われていたが、乃々の姿で現在も生きている。

『CHAOS;CHILD』の用語

ギガロマニアックス

ギガロマニアックスとは、妄想を現実に変える力を持つ者のことである。ギガロマニアックスとしての素質を持つ者が、極限状態の中で強いストレスを受けることで能力が覚醒する。妄想を具現化することを「リアルブート」と言い、自身の妄想するイメージを周囲の人間の盲点へ送り込み、共通認識させることで現実化する。

ディソード

ディソードとは、ギガロマニアックスとしての能力が覚醒した者が持つ剣。リアルブートすることで剣として使うこともできるが、本来の用途はディラックの海と現実世界を繋ぐことである。ギガロマニアックスが能力を発動するときにはディソードが必要になる。

カオスチャイルド症候群

渋谷地震で精神的な被害を受けた若者に多く発症するPTSDの一種で、症状は、幻覚やトラウマのフラッシュバック、記憶喪失などさまざま。

ニュージェネレーションの狂気

2009年9月から11月にかけて渋谷で起こった不可解な連続猟奇事件のことで、通称「ニュージェネ」と言われている。事件の犯人や動機は分かっていない。

ニュージェネレーションの狂気の再来

2009年に起こった連続猟奇事件「ニュージェネレーションの狂気」と同じ日に発生していた事から、「ニュージェネレーションの狂気の再来」と言われるようになった。

『CHAOS;CHILD』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

宮代拓留の名言

「噂は集団の中で憶測を呼び、ありもしない幻影、つまりは妄想を生み出していく。」

「昨今のリア充は、本当の意味で現実は充実しているかどうか。つまり、やりたいことが出来ているかどうかで判断されるんだ。そういう意味で、僕はリア充だ。だから、暇に任せてふざけているあいつらはリア充なんかじゃないんだよ。言葉は正しく使え。」

「得ようと思えば簡単に大抵の情報が得られる思春期を過ごしている、僕らさとり世代の人間にとって、一番の罪は情報に疎いことだ。物を知らない人たちは、簡単に流され、踊って、自分こそは正しいと思っている薄っぺらな世界を他人に押し付ける。」

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