YUKI(音楽)の徹底解説まとめ

YUKIとは、1993年にJUDY AND MARYのボーカリストとしてメジャーデビューした日本の女性歌手。
2001年にバンド解散後、2002年からソロでの活動を開始する。
幅広い年齢層に絶大な人気を誇りキュートな姿からは想像出来ないパワフルな歌声と独創的な世界観、奇抜なファッションで90年代以降の多様化するJ-POP音楽シーンの中で今もなお、変わらない存在感を放つ。

YUKIの概要

YUKIとは、1993年にJUDY AND MARYのボーカリストとしてメジャーデビューし、1990年代に絶大な人気を誇ったJUDY AND MARYのボーカルとして社会現象を巻き起こした女性アーティスト。
バンド時代に2回、ソロとしてデビュー10周年を迎えた2012年にもNHK紅白歌合戦に出場。
"JUDY AND MARY"としては4回、"YUKI"としては7回、週間オリコンアルバムランキングで1位を獲得している。

楽曲の作詞に強いこだわりがあり、YUKI自身が嫌いな言葉を歌詞に使わないと決めている。ほぼすべての楽曲をYUKI本人が作詞をおこなっている。
常に新たな音楽を追求し続け、YUKIが日々生きている中で感じている事や発見から楽曲やCDタイトルが生まれる事が多くその個性的な詞の言葉遊びや独自の世界観を確立し、ファッションや楽曲、歌唱、ライブパフォーマンスに至るまで音楽界に与えた影響は計り知れない。

いくつ年を重ねても少女のような輝きと無防備なエロティシズムが混同している唯一無二の異形な存在で和製シンディ・ローパーと呼ばれた事もある。

歌手としてデビュー以降に多くの音楽が生まれ続ける中で、今もなお30代40代はもちろん、若者にも絶大な支持を受けている。
バンドとしてだけではなく”YUKI”個人としての人気も凄まじかったためにソロ活動開始後も人気はとどまる所を知らずCM曲やドラマ、映画の主題歌にも多くの楽曲が起用される。

数多くの音楽活動を精力的に続けバンドとしても”YUKI”としてもGIRL'S POP音楽シーンに与えた影響は大きい。
日本音楽界で今もなお、輝き続ける女性のカリスマ。

YUKIのプロフィール

1972年2月17日に北海道函館市深堀町で生まれる。
2017年の15周年ツアーで地元の函館でライブをした際には『私の核は函館でできている』と地元への強い愛を語っている。
旧姓は磯谷有希。 ”希望が有りますように”という意味を込めて、祖父が『有希』と名付ける。
血液型はA型。
幼少期から人一倍に目立ちたがり屋で自信家であった。
歌うことが大好きで音楽に触れる機会が多く、小学生の頃からレコードで様々な音楽を聴いておりピアノ教室にも通っていた時期がある。

小学校5年生から中学1年生にかけてまで、人生最大のモテ期だったと語っており、靴箱の中にラブレターとデモテープで男子に告白される事が日常茶飯事であった。
中学、高校時代はバレーボール部に所属しており、サボり気味であったが、周囲からの信頼は厚く高校ではキャプテンを務めた。
高校生の時に、友人から誘われた文化祭に出演するためにYUKIとして初めてのバンド『アブノーマル』を結成。
高校卒業と同時にバンドは解散し、母親の影響でバスガイドに就職するも性に合わず退職。その後に短期大学へ通い栄養士の資格を習得。

1991年6月、後のJUDY AND MARYのリーダーとなる恩田快人が『いつかギラギラする日』撮影のために函館市を訪れていた際、エキストラとして参加していたYUKIと出会ったことがきっかけで1992年2月にJUDY AND MARYを結成した。
短期大学を卒業後、上京し翌1993年にJUDY AND MARYのボーカリストとしてデビューを果たしヒット曲を連発。

1994年から2年間『YUKIのオールナイトニッポン』のパーソナリティを務める。(ソロになってからも2009年以降シングル、アルバム発売ごとにwebラジオの配信を行っている。)
2000年に真心ブラザーズのYO-KINGこと倉持陽一と結婚し、本名が倉持有希となる。

2001年3月にJUDY AND MARYが解散。
2001年10月にはCHARA(ドラム)、ちわきまゆみ(ギター)、YUKARIE(ベース)と、女優の伊藤歩(ボーカル)を迎えたガールズバンド『Mean Machine』でデビューしYUKIもドラムを務める(2001年の1stライブをもって活動休止。)
その他『NiNa』『CHARA+YUKI』のユニットが結成された。

『NiNa』は1999年に元四人囃子でJUDY AND MARYのプロデューサーの佐久間正英らと結成したバンド。
The B-52'sのケイト・ピアソンとのダブルヴォーカル、ギターは佐久間正英と島武実で、ベースは元JAPANのミック・カーン。シングル2枚とアルバム1枚を発表している。

『CHARA+YUKI』は1999年にCHARAと結成したユニット。
シングル『愛の火 3つ オレンジ』を二人で共作した。アレンジはCHARAのアレンジャーだった浅田祐介が担当。

どんな状態に見舞われても決してめげない強い女性としての底知れない芯の強さ。どこまでもポジティブで、正直に生き、何があっても自分の想いを貫き通すストレートな生き方が多くの人の希望となっている。

YUKIの活動経歴

JUDY AND MARY時代

JUDY AND MARY

YUKI(ボーカル) TAKUYA(ギター)恩田快人(ベース) 五十嵐公太(ドラムス)ら4人でロックバンド・JUDY AND MARYを結成する。
明るくポジティブな女のコ“ジュディ”と、ひねくれ者のネガティブな女のコ“マリー”という女の子の二面性を表していて「女の子が歌うポップで切ないサウンド」がバンド名の由来とテーマになっている。

1996年に発売された『そばかす』(アニメ『るろうに剣心』主題歌)が100万枚以上売り上げオリコンシングルチャート1位を獲得し、NHK紅白歌合戦にも初出場。
以降にも『クラシック』『くじら12号』『散歩道』などのヒット曲を連発し、社会現象を巻き起こす。

絶大な人気を誇っていながらも1999年に活動を一旦休止。
翌年の2000年2月に活動を再開するも、2001年1月9日に全国紙の朝刊で3月に解散することが発表され、3月7日〜8日の東京ドーム2Days公演にて解散ライブを行いファンに惜しまれつつバンドとしての活動は終了した。

”ジュディマリ”の愛称で多くの人々に親しまれ、活動期間は決して長くはなかったが、間違いなく日本音楽シーンにおいて”記録”にも”記憶”にも残るバンド。
解散から時が経っても”復活してほしいバンド”がテーマの記事には、必ず”JUDY AND MARY”の名前があり日本音楽業界における伝説的バンドなのは間違いない。

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東京ドームで行われたJUDY AND MARY解散ライブでのYUKI

ソロ時代

ソロデビュー10周年東京ドーム公演にて

JUDY AND MARY解散後にYUKI本人は、ソロで活動したいという強い想いがあり翌2002年にデビューシングル『the end of shite』をリリースし本格的にソロとしての活動をスタートさせる。
2003年には第一子となる男の子を出産。2006年に次男、2009年に三男を出産している。

しかし、2005年3月に長男が乳幼児突然死症候群(SIDS)により急逝。予定していた全国ツアーを延期するが最終的にツアー完走を果たし最終日には、ソロ初の武道館公演を行う。
アンコールMCでは、『本当は、今回ライブができるかどうかわからなかったです。33年間生きてきた中で1番辛かった。でも今が1番幸せです。』と辛かった心境と支えてくれたファンへの感謝を想いを涙ながらに語った。

日本最大級のロックフェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』にも5度出演し2010年には、女性アーティスト初の大トリを務める。
バンド、ソロ両方で、NHK紅白歌合戦に出場した女性歌手はYUKIが史上初であり2012年には、ソロデビュー10周年記念公演の東京ドーム公演では5万人を動員しJUDY AND MARYとしても解散ライブを東京ドーム公演で行っている。
バンドとソロ両方で実現させた女性歌手もYUKIが初で、ソロ活動10周年の感謝の想いを涙ながらに『ありがとう。ありがとう。』と何度も何度もファンに伝えた。
これまでに、33枚のシングルとベストアルバムを含む14枚のアルバムをリリースしている。

YUKIのディスコグラフィー

PRISMIC

1.眠り姫
2.the end of shite
3.66db
4.サヨナラダンス
5.惑星に乗れ
6.I U Mee Him
7.忘れる唄
8.愛に生きて
9.プリズム
10.呪い

2002年3月27日に発売した1stアルバム。週間オリコンアルバムチャートでは3位を獲得。
YUKIがソロデビュー後の記念すべき初めてのアルバムとなる。アルバム名の意味は『光の音』。
シングル『the end of shite』でのソロデビューから2ヶ月足らずでリリースされていることから、デビュー前から制作が進んでいた事がわかる。
その他、収録されている『プリズム』は、JUDY AND MARY解散後に初めて自身で作詞を行った楽曲でありYUKIが当時抱えていた強い決意の想いが綴られており楽曲の歌詞に『咲くのは 光の輪 高鳴るは、胸の鼓動』 光の輪=光。胸の鼓動=音。とあるようにアルバム名の”光の音”と意味が重なっている部分があり、『プリズム』がこのアルバムの大きなテーマであることが分かる。

commune

1.SWELLS ON THE EARTH
2.泣きそうだ
3.Good Times
4.ストロベリー
5.ロックンロールスター
6.スタンドアップ!シスター
7.ハミングバード
8.センチメンタルジャーニー
9.ファンキー・フルーツ
10.恋人よ(version)
11.コミュニケーション
12.砂漠に咲いた花

2003年3月26日に発売され前作の『PRISMIC』以来、1年振りとなる2ndアルバム。シングルとして発表した『スタンドアップ!シスター』『ハミングバード』ほか全12曲を収録。
本作は『70's』『SLOW』をコンセプトに制作が行われた。『70's』は、YUKIが1番音楽性の影響を受けた時代が1970年代であることからキーワードになっている。
『SLOW』は、時代の中で消費されてしまう音楽ではなく、長く噛み締めて末永く聴かれるような想いを楽曲に込めてというテーマになっている。

オリコンアルバムチャートでは、11位を記録した。
妊娠前から出産を控えた時期に作られたこのアルバムは、少女の歌声に女性、母性、人間性が宿っていく様を感じさせるアルバム。
大切な人と聴くには、ピッタリの愛が溢れた1枚。

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