ISLAND(第1話『またあえたねあなたと』)のあらすじと感想・考察まとめ

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離島の浦島に流れ着いた青年・切那は、「世界を救う」という使命以外の記憶を失っていた。彼は浦島御三家の一つである御原家の跡取り娘・凛音の家で使用人として働くことになる。凛音と刹那は昔会ったことがあるようだが、凛音も5年前以前の記憶を失くしていた。二人の出会いにより、失くした記憶の謎が深まる。
今回は「ISLAND」第1話『またあえたねあなたと』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ISLAND」第1話『またあえたねあなたと』のあらすじ・ストーリー

記憶をなくした青年

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離島・浦島の海岸に打ち上げられていた謎の青年

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青年は交番に連れて行かれる

本土から離れた島である浦島に住む高校生・夏蓮は、夏のある日、海岸に打ち上げられた一人の青年を見つける。
夏蓮は意識を取り戻した青年を交番に連れて行き、警察官である播守に彼を預ける。
身元を尋ねられた青年は、「世界を救う。その為に時を超えて過去へ戻ってきた気がするんだが…それ以外まったく記憶がない!」と答える。「それから…誰かを…」と言いかけるが、続きの言葉が出ない。
その時、青年に突然フラッシュバックが起きる。それは先ほど会ったばかりの夏蓮が座り込んで目をつぶっており、青年が口づけをしようとしている光景だった。
思わず青年は、「おいおい、エロ親父か俺…」と一人ごちてしまう。

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突然、頭に蘇ったフラッシュバック

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「またしても嵐の後…あの島と共に謎がもたらされた」と謎の言葉を発する播守

青年がフラッシュバックを起こしていた間、播守は目を海の方に向けていた。
播守「またしても嵐の後…あの島と共に謎がもたらされた」
青年「島?」
その謎の言葉を青年は理解することができなかったが、播守は青年に微笑むだけだった。
その時、交番に電話がかかってくる。播守が電話に出てみると、相手は村長である守継だった。
守継「また遭難者が打ち上げられたと聞いたが…」
播守「はい、二十歳前後の少年で今事情を聞いたところなんですが…記憶をなくしているようで。本署に照会して情報が得られるまで、とりあえずこちらに滞在してもらおうかと…」
播守「ダメだ!よそ者は直ちに退去!くれぐれも島のしきたり通り処分するように!」
守継は電話口で一方的に怒鳴り、電話を切る。浦島はよそ者を受け入れないというしきたりを持つ排他的な島だったのだ。
播守は青年に向かって「申し訳ないけど、すぐに本土に移ってもらうよ。個人的には未来の話を聞きたかったけど。君が本当にタイムスリップしてきたならね。」と言う。

港に向かう途中、播守は青年に何か思い出したかと尋ねる。
青年「全然。でも居なきゃいけない気がしてさ。」
播守「君はこの島の人間じゃない。それだけでこの島を退去させられるのに十分な理由になるんだよ。」
青年「めちゃくちゃ排他的だな。」
そんな会話をしながら二人は港に着く。
しかし青年は隙を見て逃げ出し、近くに停泊していたクルーザーに隠れようとする。そこには何故か夏蓮がいてうたた寝をしていた。その夏蓮の姿が先ほど青年に起きたフラッシュバックと同じ姿であったため、青年は「もしかして…」と思い夏蓮の顔に自分の顔を近づける。すると、夏蓮が急に目を覚まして悲鳴を上げたため、青年は慌てて自分の手で夏蓮の口をふさぐ。

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夏蓮に謝罪する青年

「人ん家のクルーザーに上り込んで何しようとした!」と怒る夏蓮に謝る青年。
そこへ「夏蓮!そこに居るのか?」と夏蓮の父・守継の声が聞こえ、夏蓮は「この船で自由になるつもりだったのに…」と呟く。船に入った守継は青年を見て「貴様、流れ着いたよそ者だな!娘に何をした!?」と激怒し、夏蓮の「違うよ親父!ギリギリ何もされてないから!」の発言で守継の怒りは更にヒートアップする。「あーもうウザい!」と駆け出した夏蓮。夏蓮の姿を見失った守継は、播守と共に夏蓮を探しに行く。

出会った二人

島に留まることができた青年は、海岸に寝転んで夜空を見上げる。そして「綺麗じゃねーか…。疲れた。」と呟いて目を閉じた。
ウトウトとしていた彼に再びフラッシュバックが起きる。
それは鼻歌を歌いながら何かをしている一人の少女の姿だった。青年は「それ…何の歌だ?」と少女に問いかけ、少女は青年の方に振り向く。しかし、青年はそこでハッと目を覚ましてしまう。
すると、フラッシュバックの光景の中で少女が歌っていた鼻歌と同じ歌が聞こえてきた。青年が起き上がって歌が聞こえる方向を見てみると、歌を歌っている一人の少女が青年の方に歩いてくる。その少女は何故か先ほどの青年のフラッシュバックに出てきた少女によく似ていたが、髪が長かった。
少女は青年がいることに気づいて歌うのを止める。
青年は「凛音…お前…凛音か?」と反射的に尋ねていた。
凛音「あなたは…。」
青年「俺は…刹那。」
青年は凛音という少女と出会ったことで、なぜか凛音の姿と名前、自分の名前を思い出した。

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歌う少女のフラッシュバック

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左が凛音、右が刹那

凛音は浦島で御三家と言われる名家の一つ・御原家の跡取り娘だった。
浦島御三家とは神代(紀元前660年)以前から続く家系で、様々な形で島に貢献したとされており、島民の尊敬を集めていた。御原家、枢都家、伽藍堂家が御三家にあたる。
凛音は刹那を家に連れて帰る。御原家はちょうど新しい使用人の募集をかけていたため、凛音は刹那のことを本土から来てもらった新しい使用人だと播守に説明する。
凛音「いきなり初日から転がり落ちて、アホになっちゃって」
「それで記憶が…」と納得する播守。
刹那「思い出したぜ。俺の名前は刹那!」
だが、播守の「名字は?」と言う質問には言葉を詰まらせた。
凛音「とりあえず三千界刹那にしときます。まだ名字は思い出せないみたいだから。」
播守が帰った後に、刹那は凛音に「俺たち知り合いなのか?」と尋ねる。
凛音「分からない。刹那は知ってるけど、それがあなたのことか分からないから」
刹那は凛音に自分がタイムトラベラーであることを話す。信じなくてもいいという刹那に、凛音は「信じるよ。だって私も同じだから。私も5年前に海に溺れて…それ以前の記憶がないの。」と明かす。
二人は昔の詳しい記憶を失った者同士であるが、お互いの名前は何故か覚えていたのだ。

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凛音の母親・玖音との会話手段

凛音は母親の部屋の前に食後の食器を回収しに行く。その時、新しい使用人の刹那のことを扉越しに報告する。
すると、何故か紙をドアの隙間から出して会話をしてくる母親。刹那が凛音の母親に挨拶をすると、紙でのやり取りで「セツナ?」「メイドさんなのに偉そうね。」「でも好き。」「御原玖音です。よろしくね。」と玖音は刹那に話した。玖音は部屋に引きこもっており、主に外にいる人との会話はドアの隙間から紙を出して答えることで行っているようだ。ちなみに紙を出すスピードはあらかじめ文字を書いていたのではないかと思うくらい早い。
凛音の父親の姿は見えず、どうやら家にいないようだ。
その後、凛音は刹那を使用人用の部屋に連れて行く。凛音が部屋を出たため疲れていた刹那は寝るが、凛音は外の景色をじっと見て意味深な表情をしていた。

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外を見つめて意味深な表情をする凛音

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刹那の夢の中でフラッシュバックが起きる

男性の声「俺は殺す…刹那を必ず」
夢の中のフラッシュバックで目を覚ます刹那。
ふと横を見ると、凛音がベッドの傍で刹那の顔を見ることができる角度で寝ている。凛音を起こして「お前なんでこんなところで…俺に惚れたか?」と刹那がからかうと、「ば、ばっかじゃないの!?あ、あんたが何か盗んで逃げたりしないか見張ってただけよ!」とツンデレ発言をする凛音。
刹那「その割には俺の寝顔を見守るようなポジショニングのような気がするが?」
凛音「自惚れないでよね!とっとと起きて仕事始めて!」

深まるタイムトラベルの謎

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浦島神社の宮司・伽藍堂沙羅が刹那を訪ねて来る

刹那は朝食を作り出すが、凛音は「また寝るから朝食はいらない」とのこと。どうやら凛音は昼夜逆転の生活を送っており、刹那の部屋で寝てしまっていたのはうたた寝で今から本格的に眠るようだ。
そこへ浦島神社の宮司・伽藍堂沙羅が突然、刹那を訪ねて来る。
沙羅「あなたが未来の国からやって来た知恵と力と勇気の子ですか?」「良いこと教えてあげます!一緒に来てください!」「時を超えた宿命にまつわる貴重なお話です。」
言葉をまくし立てる沙羅に引っ張られて刹那は外に連れて行かれる。
凛音は「待って!」と言ってついて行こうとするが、途中で悲しそうな顔をして立ち止まる。

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沙羅の家兼浦島図書館兼浦島神社臨時庶務所

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