シュタインズ・ゲート ゼロ(第3話『双対福音のプロトコル』)のあらすじと感想・考察まとめ

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レスキネン教授の発案により、紅莉栖の記憶をベースとしたアマデウスのテスターを引き受けた岡部だったが、まるで紅莉栖がそこにいるかのような錯覚に陥っていく。一方、岡部と鈴羽の仲を案じたまゆりは、彼女のコスプレ仲間とともにクリスマスパーティの計画を立てる。
今回は「シュタインズ・ゲート ゼロ」第3話『双対福音のプロトコル』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「シュタインズ・ゲート ゼロ」第3話『双対福音のプロトコル』のあらすじ・ストーリー

まゆりは彼女のコスプレ仲間の由季、フブキ、カエデたちと共に、秋葉原に出かけていた。道中、まゆりは彼女たちをクリスマスパーティーに誘う。パーティー用のコスプレ衣装も作ると張り切るまゆりだが、作るの専門で着るつもりはないと言う。フブキはそれに異議を唱え、由季も彼氏の岡部も喜ぶだろうと説得する。岡部との関係を否定しても信じない彼女たちにまゆりは、岡部には好きな人がいると説明する。
まゆり「だからまゆしいとオカリンは、幼馴染の仲良しさん、なんだよ」

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クリスマスパーティーの話をするまゆりたち

"紅莉栖"からの着信にまた居留守を使っていた岡部だが、大学のサイトで授業のタイムテーブルを確認していた「彼女」には見抜かれていた。咄嗟に言い訳も思い付かない岡部に、「彼女」はラボに連れて行けと言う。オリジナルの自分も行ったことがあるのだろう、と。
そこにまゆりから電話があり、「彼女」からの通話を一度切った岡部はまゆりの電話に出る。まゆりからは、フブキたちもクリスマスパーティーに来ることと、そのためのコスプレ用の材料を運ぶのを手伝って欲しいことを伝えられる。岡部は講義が終わればラボに向かうと伝えた。

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岡部に文句を言う"紅莉栖"

通話を切ったまゆりは、岡部が来ることを喜ぶが、鈴羽がちゃんと来てくれるかを心配する。まゆりの心配をよそに、フェイリスはあっけらかんと「なんとかなる」と言う。
フェイリス「フェイリスに、まっかせとくにゃ〜!」

"紅莉栖"を秋葉原に連れて来た岡部は、歩きスマホはマナーが悪いと通話を切ろうとする。「彼女」はカメラが見えるようにするだけでいいと言い、岡部はスマホをカメラが見えるように胸ポケットに入れる。秋葉原を巡る道中、ラジ館の手前で立ち止まった岡部は、紅莉栖が死んだ場所を見せぬようカメラを隠してそっとその場を後にした。
ラボの外では、一階のブラウン管工房の経営者でありビルのオーナーでもある天王寺裕吾と、その娘の天王寺綯が何やら作業をしていた。真面目になった岡部を、変われば変わるもんだと鼓舞する裕吾。イヤホンから聞こえる「彼女」の小言に怒る岡部の様子を、綯は首を傾げて見ていた。

ラボの様子を見た"紅莉栖"の一言目の感想は「汚すぎ」だった。この「汚部屋」は真帆の下宿といい勝負だと言う。
"紅莉栖"「あなたからも先輩に言ってあげてくれませんか?部屋はちゃんと片付けたほうがいいって」
そんなことを言ったら噛み付かれそうだと言う岡部に、「彼女」はこういうルームシェアみたいなのに憧れていたと微笑んだ。その様子は、α世界線での紅莉栖を想起させた。
そこへまゆりが帰って来る。まゆりと話したそうにする「彼女」との通話を、岡部は強引に切る。クリスマスパーティーに由季たちも来ることに岡部が驚くと、まゆりはダルと由季がいい雰囲気だと言った。

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鈴羽に差し入れを持ってきたフェイリス

ラジ館の屋上にいた鈴羽のもとに、フェイリスが現れる。フェイリスは、心配だからたまには顔を見せて欲しいことを鈴羽に伝える。一人の方が落ち着くと言う鈴羽に、フェイリスは差し入れだと言ってケーキが入っているらしき箱を手渡す。
ラジ館屋上のタイムマシンを隠すため、フェイリスは屋上とその下の空間を借り上げていた。そのことを改めて感謝する鈴羽は、岡部をシュタインズ・ゲートの入り口に連れて行くための決意を新たにする。

レスキネン教授からクリスマスイブに岡部の報告を聞くと伝えられた真帆。「24日に予定が無いということは、倫太郎に恋人はいない」という話をされ、"紅莉栖"のように恋愛沙汰に結びつけようとする教授に真帆は憤る。アマデウスのセキュリティーについては心配ないというレスキネン教授だが、真帆は、心配なのは岡部倫太郎だと言った。

教授たちと待ち合わせの時間まで"紅莉栖"と散歩していた岡部は、「彼女」に一昨日の合コンでの岡部の様子を聞かれていたことを知って狼狽える。アプリを落とさないままだったため、合コンでの醜態の数々がログとして提出されることになるのだ。更に、会話内容も全てログ化されており、「彼女」は岡部に最初に会った時になぜクリスティーナと呼んだのかと再度問う。人の記憶は曖昧で、時間が経つほど物語が構築されていくが、アマデウスには曖昧な記憶の変化、いわゆる忘却は無いと言う。デモンストレーションのアマデウスは、データ上不必要と判断した記録を機械的に読み込めない様にしているだけで、ログは残っているのだ。しつこく質問する理由は、そこに「紅莉栖」自身の性格もあってのことだった。

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合コンでの様子を聞かれていた岡部

そんな話をしていると、レスキネン教授が声をかけて来た。既に待ち合わせ時間を過ぎていたのだ。

喫茶店に入り、アマデウスの感想を聞くレスキネン教授に岡部は、不思議な気分だと答える。教授は、この後大学の施設でデータを受け取るつもりだがディナーでもどうか、と岡部を誘うが、彼はクリスマスパーティーの予定があるからと断る。教授は岡部の「パーティー」の言葉に食い付く。

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屋上入り口を振り返る鈴羽

ラジ館の屋上で街を眺めていた鈴羽のもとに、ダルが現れる。

ラボに教授たちを連れて来た岡部は、ラボメンに二人を紹介した。真帆は岡部の仲間内のパーティーに参加することに抵抗があるようだが、レスキネン教授はほとんど取り合わない。そんな真帆を見た綯が彼女に「何年生?」と問う。真帆の「これでも成人している」と言う言葉に一瞬間が空いた後、綯の驚く声が上がる。教授は美しい女性ばかりで華やかだ、特に彼女はセクシーだとるかを見る。
岡部「だが男だ」

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レスキネン教授に社交辞令は通用しない

鈴羽のことを尋ねる岡部に、まゆりはダルが騙して連れて来ると言う。パーティーと言うと遠慮してしまうかもしれないから、黙って連れて来る作戦のようだった。ちょうどそのタイミングで、ダルからもうすぐ来ると連絡が入り、一同は準備に取り掛かる。

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いつものからあげを用意しているまゆり

鈴羽を連れて帰って来たダルがラボのドアを開けると、部屋の異変を察知した鈴羽が勢いよく部屋に入り、暗闇の中誰かに飛びかかる。明るくなった部屋に現れた光景は、サンタのコスプレをした由季と彼女を押し倒した鈴羽の姿だった。サプライズで用意したことを説明された鈴羽だが、遊ぶためにここにいるわけじゃ無いからと遠慮しようとする。
岡部「いいじゃないか、それくらい」
その言葉にダルも同意し、鈴羽を納得させる。

クリスマスパーティーの途中、岡部は"紅莉栖"と会話するために部屋を出て、屋上に向かった。そこで「彼女」からクリスティーナと呼ばれた理由の推論を聞かされる。ラボではレスキネン教授が綯と真帆の写真を撮っていた。そんな中、岡部が戻って来ないのを心配したまゆりが、彼を探しに部屋を出る。そこでまゆりは、岡部と"紅莉栖"の会話を聞いてしまう。岡部は、クリスティーナと呼んでしまった理由を「素直に名前を呼べなかったからあえて茶化した」といった。それを聞いたまゆりは、すぐにその場を立ち去る。照れて赤くなる「彼女」に、岡部は思わず笑ってしまう。
岡部「俺は……俺は、お前のそんなところが……」

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岡部からスマホを取り上げた真帆

言いかけたところで、真帆が岡部のスマホを取り上げる。真帆は厳しい口調で岡部に言う。
真帆「言ったでしょ、錯覚に陥るって。勘違いしないで。ここにいるのは、アマデウス。牧瀬紅莉栖じゃない。牧瀬紅莉栖は、死んだの。死んだ……彼女は、もういないの」
その瞬間。岡部を、世界線が移動する感覚——リーディングシュタイナーが襲った。

「シュタインズ・ゲート ゼロ」第3話『双対福音のプロトコル』の感想・考察

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